[CML 023650] テント日誌 4月7日(日)経産省前テントひろば 575日目
Maeda Akira
maeda at zokei.ac.jp
2013年 4月 12日 (金) 10:33:09 JST
前田 朗です。
4月12日
テント日誌 4月7日(日)
経産省前テントひろば 575日目
〜 爆弾低気圧が来襲した翌日、テントへは有難く無い訪問者が来襲 〜
この日は、前日からの雨が上がり、朝からよい天気となったが、風は引き続き
強いままだっ た。前日の土曜日は、終日雨模様で、夜から風雨が一層激しくな
り、深夜には大荒れの天気となっていた。金曜の段階で予め暴風雨に備え、テ
ントに張ってある横断幕を降ろし、テントのスタッフのFさんが水漏れなどの対
策を施していたが、無事乗り越える事が出来ただろうか。
昼間は暖かな陽気だったが、夜になって少し肌寒く感じられたので、念の為少し
暖かい格好を してテントへ向かい、21時半頃に霞ヶ関に着いた。経産省の一
角にある小さな3つのテントは、まだ横断幕を降ろしたままだったが、外観を
見る限り、大きなダメージはなかったようだ。第一テントをのぞくと、泊まり当
番のKさんとSさんがいらした。
第二テントのぞくと、日曜日の当番のHさんがいらしたので、「特に何かなかっ
たか」尋ねる と、18時半頃に以前テントへ来た事がある右翼の人間が来て、
テントの横断幕を引きちぎる等して、もめたという事だった。
テントに対して、「国有地の占拠はけしからん。直ちに撤去しろ」と言う主張を
繰り返しなが ら、横断幕を引きちぎり、テントの横幕の紐を切り、修繕のため
テントの外に出していた脚立を倒したりしたということだった。裁判所から来
た「裁判終了まで使用を認める」仮処分の公示の内容を説明して諌めようとした
らしいが、「こんなの関係ない」と言って、公示書が備え付け てある台を倒そ
うとしたらしい。
その場にいた人達が何人かで制止をしようとしたが、少し酒臭く、中々収まらな
いので、テン トにいらした方が110番通報したという事だった。その後、大
勢の警察官がやって来て、本人を連れて行き、テントの責任者の方の名前と連
絡先、当日の当番のSさんの名前を確認して帰って行ったという事だった。この
ところ、毎週のようにテントへの嫌がらせが行われるように なったが、テント
いらしている方の中には、高齢の方や、眼が悪い方、車椅子の方もいらっしゃ
る。何かあった時に、巻き添えで怪我をされる 可能性もあるので、くれぐれも
やめていただきたい。
その後、テントにいらした当番の方達で、テントの運営に関する事や裁判への対
応について深 夜まで話をした。不寝番のためにそのまま明け方までずっと起き
ていたが、この日は、深夜から気温が下がり、明け方は冷え込みが厳しかっ
た。不寝番を終え、いつもなら、テントで少し寝てから、翌日の当番の方へ引き
継ぎをしてから家路につくが、やらなければいけない事があっ たので、他の当
番の方にお願いして始発で帰ることにした。
今週は、原子力規制委員会でシビアアクシデント対策の一部に5年間の猶予期間
を設けるとい う田中委員長の私案を元に原発の再稼働を左右する規制基準が承
認される可能性がある。マスコミでは、あまり突っ込んだ報道は見られない
が、5年間のリスクを国民に許容する事を強いる由々しき内容である。テントの
裁判への対応もあるが、こちらの方にも眼を光らせ、監視をし なければいけない。
(Toku-san)
【案内】
国から、経産省前テント撤去の裁判がおこされました。
テントひろば場は徹底的に闘うことを決めています。
名指しされた2名による反撃は勿論のこと、全国に呼びかけ、
テントに関わる者皆で反撃に立ち上がることにしました。
4月12日(金)経産省前抗議行 動(17時より)を皮切りに闘いを開始します。
ご参加下さい。
4月12日(金)
14時―バリカー撤去申し入れ行動
17時― 提訴を撤回しろ! 経産省前抗議集会
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