[CML 023620] 【報告】第722目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★
青柳 行信
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2013年 4月 11日 (木) 07:05:44 JST
青柳行信です。 4月11日。
本日● さよなら原発!福岡例会 ●
日 時:4月11日(木)18時30分〜21:00
場 所:福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)
【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第722日目報告☆
呼びかけ人賛同者 4月10日現在2803名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】4月10日1名。
新保達朗
★ さよなら原発!5・6福岡集会
ホームページ:http://bye-nukes.com/fukuoka
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>
★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
汚染水は 持っていくところが 無いようです。
早く 廃炉にするのが 一番いい選択肢だと思います。
自民の憲法草案についても、あちらこちらから、批判の声が
上がっています。 もっと、もっと声を大きくしないと、
自由の無い、暗闇の社会になってしまいそうです。
今日は、テントで、以前、原発で働いていた方の話しを聞きました。
汚染水は 日常的に 漏えいさせていたそうです。
汚染水が流される 海は 奇形の魚がたくさんいたとのこと。
原発で働く人は 原子炉内で働く人、炉の外側で働く人とで、1次、2次と
分けられていたそうです。 彼らは今、どこにいったんでしょうか?
あんくるトム工房
自民党の憲法草案 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2371
★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> から:
☆素人の目にも「収束」未了なり 専門家とは三百代言(左門 4・11−258)
※この政・官・財・学・電=利権複合体の「三百代言」が日本をダメにしてきた。
これを見抜き、暴く「民の知恵と力」が待たれる。賛同者を増やしましょう!
★ 前田 朗 さんから:
<経産省前テントひろばテント撤去提訴を許すな!4・12抗議集会>
4月12日 14時―バリカー撤去申し入れ行動
17時―経産省前抗議集会
5月初旬 我々の側から反撃の裁判を起こす。同日、仮称“脱原発テントと
民主主義を守る集い”(仮 称)を行う
5月23日 明け渡し訴訟、第1回裁判。同日、全国結集で“怒りの地裁包囲行
動”(仮称)を 行う
◆抗議のハンストを行う。
◆守る会(仮称)をつくりを行う。
◆4・12経産省前抗議集会を皮切りにテント撤去反対のキャンペーン を開始す
る。テント撤去抗議葉書(たんぽぽ舎)運動を広げる。
<裁判方針>
1)裁判(いくつかある)を総称し、その名前を“脱 原発テントと命を守る裁
判”とする。
●裁判はテントの正当性を争う。抵抗権、生存権、表現の自由など憲法論争を行
う。事態の根本 にある原発そのもの違法性を争う。必要な法律全て使う。金銭
が目的ではない。
●憲法学者や原発訴訟を闘う弁護士に協力を求める。
2)反撃に転じる裁判提訴の為に原告団を作る
3)大弁護団を形成する。
★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝は、福島第一の汚染水漏れーこれについて東電・規制委の対応の仕方に問題、次に、規制委の“骨抜き”の新基準作成と、その後の再稼動最有力に川内の理由を示す記事もあり
ます、先ず汚染水の続報から紹介します。
1.「移送先で土壌からも放射能=汚染水が漏出か、福島第1−東電」時事通信04/1009:04
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013041000148
1’.「タンク増設、汚染水移送=6月にも完了、福島第1−東電社長」時事通信04/1016:10
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013041000649
記事「・・・・今後も貯水槽を使用するかどうかについて、広瀬社長は『漏えいの原因が分からず、全く考えないとは言えないが、使用の可能性は低い』と述べた。東電はこれまで
一部の貯水槽は使用を続ける方針を示していた・・・」
・・・東電の当事者能力欠如が明確になったが、次の記事、規制委も同様のレベルのようです、
1”.「汚染水漏れ『全く予想外』=田中規制委員長、批判に反論も」時事通信04/1017:06
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013041000673
記事「・・・・汚染水漏れが判明した当初、原子力規制庁が別の貯水槽に移送するよう東電に指示した判断を記者が誤りと指摘すると、『他に持って行きようがないから』と反論し
た。・・・また、立て続けにトラブルが起きている現状について『誰でもそうだが、車をぶつけたりすると慌ててさらに大きな事故を起こしたりする。多分、東電の現場もそういう
状況』と推測した。」
・・・・この人がこの程度の認識であれば、第二の原発事故が起きたときに対処不能でしょう、ほんとうに危ない、次の記事でも、
1”’.「汚染水漏れ、対応強化指示=議論30分、有効策なく−規制委」時事通信04/1012:12
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013041000413
記事「・・・会合では規制委として、汚染水を保管するタンクの増設前倒しを東電に要求することや、放射性物質を取り除く多核種除去装置の本格稼働を急ぐことなどが挙げられた
が、新たに有効な対策は示されず、議論は30分足らずで終了した。・・・・規制委で事故対応を担当する更田豊志委員は『過酷な現場で作業を進めている』と述べ、現場に配慮し
て警告が十分できなかったと反省した。」
・・・現場を見ないで指示するのでなく、現場に行って判断してはどうですか。
次に規制委の新基準について、これもおかしい、
2.「新規制基準で条文案=一部施設は5年猶予−規制委」 時事通信04/1013:00
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013041000416
記事「・・・・11日から1カ月にわたって一般から意見を募集。6月下旬〜7月上旬に公布し、原子炉等規制法で定められた期限の7月18日までに施行する。・・・・・また、
テロ攻撃などにより原発の中央制御室が使えなくなった場合に備える第2制御室など「特定安全施設」については、「さらなる信頼性向上を目的としたバックアップ対策」と位置付
けた。新基準施行時点での設置は義務付けず、5年間猶予する。」
そして、この記事に注目、
2”.「原発再稼働、防潮堤・防火強化求める 規制委新基準、伊方・川内が有力候補」日経新聞4/10 12:44
⇒http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0903I_Q3A410C1MM0000/
記事「原子力規制委員会は、7月から導入する原子力発電所の新規制基準の条文案をまとめ、10日の会合で了承した。巨大な津波に耐えられる防潮堤の建設や原子炉を離れた場所か
ら冷やす第2制御室の設置、火災対策の強化などを柱とする。11日から一般の意見を公募した後、修正を検討した上で正式決定する。電力各社は原発の再稼働に向けた審査の申請準
備を急ぐ。・・・・・放射性物質を取り除くフィルター付きベント(排気)設備の設置も義務づける。・・・・原子炉の格納容器が大きいため、圧力の上昇に強い加圧水型軽水炉
(PWR)では、対応に5年間の猶予を認める。伊方と川内はPWR型だ。・・・・・敷地が高く活断層も見つかっていない四国電力の伊方原発(愛媛県)や九州電力の川内原発(
鹿児島県)など西日本の一部原発が今秋以降の再稼働の有力候補になる。」
・・・・伊方・川内が先の理由からも再稼動の最有力候補とのこと。
2”’.「規制委が服用判断=ヨウ素剤配布で詳細規定−原発防災指針の改定案」時事通信04/10-11:38
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013041000372
記事「・・・改定案は、事故時のヨウ素剤服用は規制委が判断すると明記。原発5キロ圏内では、すぐに避難が必要な緊急事態と規制委が判断した時点で、国や地方自治体が住民に
指示し、事前配布してあるヨウ素剤を服用させる。」
・・・事故が起きたと同時に服用するぐらい機敏な対応しないと効果がないと思うが、果たして有効に活用できる情報はどのように伝えられる、まして、副作用のことなんかそんな
ときに判断可能か???
被災地フクシマでは、
3.「危機意識ない」首長・住民、怒りと諦め 福島第1トラブル」河北新報4/10 08:53
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130410t63035.htm
記事「・・・・福島県の原発周辺自治体や住民からは9日、怒りの声が上がった。全域で住民が避難を強いられている浪江町の馬場有町長は『これから復旧復興というところで水を
差される。(東電は)危機意識がない』と憤りをあらわにした。」
政府は、
4.「太田国交相、大型連休前開始を表明 『母子・父子避難』高速無料 暫定予算を充てる」福島民報4月10日
⇒http://www.minpo.jp/news/detail/201304107756
記事「・・・・平成25年度の政府予算成立の遅れで大型連休に間に合わない見通しだったが、地元自治体や対象世帯からの要望が強いことを踏まえて対応する。先月、成立した
25年度暫定予算を財源に充て、高速道路会社の減収分を補填(ほてん)する。・・・・」
・・・無駄なお金を他で湯水のように使っているのに、わずかな金額をでケチるな。
次に電力会社の動き、
5.「北海道電、24日にも値上げ申請 10%前後」西日本電子版[04月10日 10時43分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/15479/1/
記事「・・・9月からの実施を目指す。政府の認可を必要としない企業向けも引き上げる。」
6.「東北電 電気料金値上げ申請 再稼働を前提に原発維持費など計上 四国電 使用済み燃料再処理費も」しんぶん赤旗4月9日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-04-09/2013040915_01_1.html
記事「東北電力が、申請原価のなかに、現在、稼働していない原発維持費など383億円を計上していたことが分かりました。・・・・一方、平均10・94%の値上げを申請して
いる四国電力が3日、電気料金審査専門委員会に提出した資料によると、62億6700万円の使用済み燃料再処理費用を申請原価に含めていました。」
・・・再稼動費用、とんでもない。
7.「停止中の鹿児島・川内原子力発電所、報道陣に公開」西日本電子版[04月10日 03時00分 更新]
⇒http://qbiz.jp/article/15469/1/
記事「・・・・・再稼働はだれのため、そして何のため−。素朴な疑問を抱えたままの川内駅への帰路。県道の両脇に二つの看板があることに気付いた。・・・『原発のあるまちづ
くり推進』『原発反対』」と結んでいる。
・・・・・・・九電が、今、公開した意図は、2”.の記事にある“再稼動最有力”ということへの布石か?
昨夕の西日本新聞夕刊では、一面トップに、
8.「原発汚染水漏れ、移送先でも検出 経産相『貯水槽使用中止を』 」4月10日 14:55
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/357522
記事「・・・茂木敏充経済産業相は10日の衆院経済産業委員会で『最終的には汚染水をためる場所として使わない』と述べ、計7カ所ある地下貯水槽の使用をできるだけ早くやめ
る方針を示した。」
・・・・そうか、まだ東電は経産相の指揮下にあるのか・・・・。規制委とはどういう関係になる??ここらが今後のネックになるかも。
今朝の西日本新聞朝刊では、一面のトップは、
9.原発新基準案 自然災害対策を強化 夏までに施行 40年超は追加点検」
・・・ネットに記事があります、
9’.「原発新基準、7月施行へ 規制委 過酷事故や津波対策強化」04月11日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/15510/1/
3面に、この記事をトップにもって来るべきです、
9’.「原発規制 骨抜きの恐れ 新基準 施行5年は一部猶予 集中立地の議論置き去り」
⇒http://qbiz.jp/article/15510/2
9”「九電 対応時間必要」
⇒http://qbiz.jp/article/15510/3
31面
10.「川内、早期再稼働も 玄海は廃炉も視野 原発規制新基準案」04月11日 03時00分 更新
⇒http://qbiz.jp/article/15525/1/
記事「・・・・基準に照らすと、全国の原発50基のうち、四国電力伊方3号機とともに九州電力川内(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機が早期再稼働の有力候補になる可能性があ
る。ただ、川内には火山や断層に課題が残る。一方、老朽化が進み、注目を集めていた九州電力玄海(佐賀県玄海町)1号機は運転を継続するか廃炉とするのか、改修費の多寡が分
かれ目となりそうだ。・・・」
30面に、汚染水漏れ事故の記事、
11.福島第1 全汚染水 タンクへ 貯水槽は使用中止」
ネットにある関連記事、
11’.「東電、原発汚染水を地上タンクへ 2万3千トン、6月完了」 4月10日 21:08
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/357600
★ 水戸の木田 さんから:
脱原発ネットワーク茨城のメーリスに、
飯舘村の細川さんという方のことで投稿がありました。
転送します。
福島県相馬群飯舘村
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=436934796400131&set=a.171097882983825.40151.100002508448098&type=1&theater
山津見神社の鳥居から険しい参道を750mほど登ると本殿があり、豊かな自然に恵まれた美しい飯舘村が一望できました。
とあるTV番組が発端で山津見神社が放射線を食い止めたという噂がたったのですが、
神社の方にうかがうとまったくのガセネタ。
「あー、それですか」と一笑に付されてしまいました。
村を神社が守ってくれたなどという美談にでもしたかったのかもしれません。
あいにくの曇り空でしたが、映画にでも出てきそうな美しい村に震災以前は6000人の人が暮らしていたそうです。
しかし、今は数えるほど。
放射能の影響で全村避難を強いられていますが、この村にたった1人牧場に残り馬の世話を続けている人がいました。
細川徳栄さん、飯舘村で3代続く家畜商の方です。
細川さんは会うなり「この国は狂ってる。
大変なことが起こってるよ」と切り出すと、挨拶も早々に牧場へと案内してくれました。
この数週間で馬がバタバタと倒れはじめたんだそうです。
牧場には32頭の馬がいましたが、そのうちの4頭はヨロヨロと腰が立たない状態で、
一番症状がヒドい白いミニチュアホースは毛並みもボロボロ。
同行した獣医さんの診察では目に黄疸症状が出ていて、原因は不明ですが肝臓をやられているようでした。
何より膝がガクガクと崩れることを不思議がっていました。
細川さんは「こいつはもう今月もたないと思うんだ。かわいそうに」と言いながら横たわる馬を撫でていました。
牧場の脇を野生の猪が突っ切っていきました。
今年に入って15頭の馬が生まれたものの、14頭は1週間から1ヶ月足らずで亡くなったそうです。
「小さい頃から馬と暮らしてきたけれど、こんなことは初めてだ。
異常だよ。
それもこれも放射能だと思うんだ」と細川さんは放射能の影響を強調していました。
もちろん科学的な根拠はありません。長年、馬と触れ合ってきた感覚なんだと思います。
これまで避難区域で亡くなっていった牛たちのことは報道でも伝えられていましたが、
その多くは餌を与える人がいなくなったことでの栄養失調が原因でした。
この牧場の馬たちは十分ではないでしょうが餌は与えられています。
症状が出ていない馬たちは決してやせ細ってもなく、食欲もあるように見えました。
後日、保健所にお願いし血液検査を行ったところ、
結果は伝染病でも栄養失調でもないことは断定されました。
ですが、放射能の影響が懸念される白血病という判断もでませんでした。
もっと詳しい検査をしないと衰弱の原因はわからないそうです。
先日、飯舘村を含めた福島原発周辺で動植物の異常が相次いでいる
という4人の研修者の調査結果が東京大学で報告されました。
ですが、子どもが甲状腺癌になっても放射能の影響はないとする現在の基準では、
馬の異変を放射能の影響と断定するのは難しいでしょう。
仮にそうでも影響があるから避難地域なのだと言ってしまえばそれまでです。
でも、生き物が異常な状態で亡くなれば話の次元は変わると思います。
この馬たちにいったい何が起こっているのか。
細川さんは牧場を経営しながら、
「花塚ボランテイア活動」の会長を務め、これまでさまざまな機会に馬を提供してきました。
東京の神田明神、相馬野馬追など数多くの有名な神事イベントや、
水戸黄門、暴れん坊将軍、大河ドラマなどにも主人公を乗せた細川さんの馬が登場しています。
各地の小学校や盲人施設でのホースセラピーにも積極的に貢献してきました。
震災後、一度は避難したものの家族同然の馬や牛たちを見捨てられず、
奥さんと娘さんを残してすぐに村に戻ったそうです。
家畜商の仲間たちに頼まれて、自分の牧場以外の牛や馬までトラックで助けにいき、
以来、まさにたった1人で戦い続けています。
馬たちを他の地域に避難させたいと村や東電に訴えて来ましたが、
受け入れ先がないと断られ仕方なく村に1人残り世話を続け、
それどころかこれまで自ら全国の伝手をたどって、なんとか引き取ってもらった87頭の
補償に対する賠償請求も「飼育していた証拠がない」と東電から突っぱねられている。
「本当はもう限界だよ。だけど、今まで先祖代々自分たちを助けてくれた馬たちを置いていけない。
処分なんてできるわけもない。俺は馬と一緒にここで死んだっていいんだ」
細川さんは、
周りの説得も無視して健康診断もホールボディカウンターの検査も拒否しています。
細川さんにとって、その結果がどうあれ、今やるべきことは馬への恩返ししかないのだと思います。
牧場には1ヶ月ほど前に亡くなった馬の亡骸が、鳥や狐などに食べられ骨と皮だけになったまま放置されていました。
「違法なんだけど馬が死んでいった証拠を東電に見てもらうために残しているんだ。本当は埋葬したいんだけどね」
特に症状の重かった白いミニチュアホースは細川さんが言っていた通り、一週間後の3月末に亡くなりました。
亡くなるとすぐにカラスが目玉をくり抜いていったそうです。
僕らは鬼気迫る細川さんにただただ圧倒され、想像以上にシリアスな状況を前に呆然としてしまいました。
けれど何かが押し迫っていることは確かだとは思いました。
「この国は狂ってる。この先も大変なことが起こるよ」
細川さんは、誰に言うともなく、そう何度も何度もつぶやいていました。
4月1日。山津見神社が全焼しました。住宅部分から女性の遺体が見つかったそうです。
文:小林通孝/写真:中村治
【細川さんから皆さんへのお願い】
細川さんは、これまで人に迷惑がかかるからと馬の異常をほとんど他言してきませんでした。
ですが、異常がエスカレートしていくなか、お彼岸が過ぎたことを機会に公表することにしたそうです。
ご本人の希望により、細川さんの置かれている状況、名前、住所、電話番号を公表いたします。
関心のある方は連絡下さい、とのことです。
特に獣医畜産の関係者や放射能関係の専門家はぜひ細川牧場を訪れて、
本格的な調査を検討していただけませんか。
細川さんからのお願いです。
細川牧場 細川徳栄さん 福島県相馬群飯舘村臼石字町123-1 電話090-9742-3141
★ 黒木 さんから:
福島第一原発事故による低線量被曝について
東洋経済・岡田記者の貴重な報告記事
山崎久隆(たんぽぽ舎)【TMM:No1799】2013年4月8日(月)その2午後 10:22
生物への放射能の影響を調べる研究者たち
東洋経済が、たいへん重要な報道をしている。
http://toyokeizai.net/articles/-/13516
これは東洋経済岡田広行記者の貴重な記事が掲載されているURLである。
○ リード部を紹介する。
『福島市や全村民が避難を余儀なくされている福島県飯舘村など、福島第一原
原子力発電所からの放射性物質で汚染された地域で、動物や植物に異常が多く見
られることが研究者による調査で明らかになった。
3月30日に東京大学内で開催された「原発災害と生物・人・地域社会」(主
催:飯舘村放射能エコロジー研究会)で、東大や琉球大学などの研究者が、ほ乳
類や鳥類、昆虫、植物から見つかった異常について報告した。
原発事故による生物への影響についての研究報告は国内でもきわめて少ないう
え、4人もの研究者が一般市民向けに報告したケースはおそらく初めてだ。』
この記事では、原著論文の掲載場所をURLで紹介している。つまり、記事の元
になった報告論文のひとつを直接読みに行けるのだ。
それは「ヤマトシジミにおける福島原発事故の生物学的影響」(檜山 充樹、
野原 千代、金城 聖良、平良 渉、大瀧 丈二(琉球大学理学部 海洋自然科
学科)儀間 真一、棚原 朗(琉球大学 機器分析支援センター)である。
下記のネイチャージャパンのURLで読むことが出来る。なお、この論文は英文
であり、日本語訳は琉球大学の大瀧丈二准教授(琉球大学理学部生物系)「大瀧研
究室」のサイトにある。
ネイチャージャパンのサイト
http://www.nature.com/srep/2012/120809/srep00570/pdf/srep00570.pdf
日本語訳
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/kaisetsu.html
○ 他にもシンポでは、青森と福島のニホンザルを比較した、日本獣医生命科学
大学の羽山伸一教授による「福島県の野生二ホンザルにおける放射性セシウムの
被ばく状況と健康影響」と題した講演では、白血球や赤血球の減少、特に白血球
の大きな減少が見られた。
「本日の講演内容がにわかに人間の健康への研究に役に立つかはわからない。
ただし、現在の福島市内のサルの被曝状況は、チェルノブイリの子どもたちとほ
ぼ同じ水準。チェルノブイリの子どもたちに見られる現象がニホンザルにも起こ
ったことが明らかにできればと考えている」と語っている。
○ このシンポを詳細に紹介した新聞はなかった。他にも取り上げたメディアは
あるかもしれないが、東洋経済ほどちゃんと取り上げた記事は多分、ないだろう。
そもそも、このような生態系への放射能の影響を調査研究する人々を紹介する
メディアも少ない。本当のことを知りたくない、知られたくない。もう復興に向
かっているのだから「寝た子を起こすな」。今の主要メディアの記者に、こんな
心理が働いているとすれば、恐ろしいことだ。
この記事を書いた岡田記者を応援しよう。
○−−−−−集会等のお知らせ−−−−−○
● さよなら原発!福岡例会 ●
日 時:4月11日(木)18時30分〜21:00
場 所:福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)
地図: http://tinyurl.com/94fdcvh
福岡市博多区下川端町3番1号
博多リバレイン リバレインオフィス10階
● 沖縄と連帯し「4・28主権回復の日」に反対する福岡集会 ●
日 時:4月28日(日) 14時〜15時
場 所: 警固公園(福岡市中央区天神2-2)
地図:http://tinyurl.com/cm6yswz
15時〜デモ行進 警固公園→天神を周回 警固公園まで。
<沖縄からの声:知花昌一さん>
▲第二回実行委員会
4月12日(金)19:00 福岡市議会議会棟7階第四応接室
福岡市中央区天神1丁目8番1号
地図:http://tinyurl.com/brkkaxv
★ 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
2013 .4.9原告数 6060
ホームページ: http://no-genpatsu.main.jp/index.html
○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
<facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>
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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
青柳 行信
電話:080-6420-6211
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