[CML 023606] 殺人者...その括りなのか眞須美さん 違和感あるなあ佐木隆三

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2013年 4月 10日 (水) 09:49:57 JST


前田 朗です。
4月10日

マドモアゼル大山

私も20年くらい前まではよく佐木隆三さんを読みました。その頃は伊佐千尋さ 
んもよく読んで、というか呑み仲間でした。佐木さんと伊佐さんの 名前が少し 
似ていて、ともに刑事裁判について書いているので、両方よく読みました。

結局、佐木さんは「犯罪者」に焦点を当てたノンフィクション路線になり、「冤 
罪」には関心をあまりもたなくなっていきました。

他方、伊佐さんは「冤罪」への関心を持ち続け、刑事裁判の民主化のため、ずっ 
と陪審裁判論を展開し、裁判員制度には反対しています。



> 「わたしが出会った殺人者たち <http://www.shinchosha.co.jp/book/334902/>」 佐木隆三 新潮社
>
> 彼の本は、かなり昔に何冊か読んだ。
>
> 刑事事件について知らなかったので、当時は砂に水が沁み込むように受け取っていた。
>
> なにしろ「裁判傍聴業」を自称する著者。
>
> 最高裁判所の最高裁事務総局が発行する雑誌では、刑事局長と対談したんだって。
>
> 偉そうなんだね。本書は18章に亙る、回顧録。
>
> (はっきり云えば新潮社の宣伝誌「波 <http://www.shinchosha.co.jp/nami/index.html>
> 」に載せた、各単行本の使い廻し小文集)
>
> あれこれ学んだ今では、違和感を持ってしまう。
>
> とくに林眞須美 <http://masumi-shien.com/>死刑囚。←下線リンクに弁護団資料などあり。
>
> あと、細かいことだが115頁 故・庄司宏弁護士の記載あり。救援連絡センター<http://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2007_6/p14_15.pdf>
> の事務局長というのは誤り。代表弁護士をしていた。
>
> http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/ea234c4d16fadd9c67b20c6692e070b9
>



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