[CML 020172] 精神障害者問題を巡って喫緊の問題

.SEKIGUCHI ryugan-myoue at kne.biglobe.ne.jp
2012年 9月 30日 (日) 18:40:58 JST


皆様

私の専門分野(笑)で起きている一般社会の在り方にも重大な影響があると思わ
れることを1つご報告しておきます。

8月28日付けで日本発達障害ネットワークは以下の「大阪地裁で判決のあったよう
なアスペルガー症候群等の被告人への対応についての意見書」を出しました。
http://jddnet.jp/index.files/archives2012/pdf/20120828_ikensho.pdf
私は医療観察法に反対していますが、その理由の1つに、その中で行われる内省プ
ログラムにより10人を超す自殺者を出していることがあります。
意見書はそうした実態を見ず、無批判に英国のブロードモア体制を賛美し、医療
観察法も評価しています。
英国では、地域強制精神保健システムが構築されており、事件が起きると地域の
責任者の責任が問われます。地域社会の医療化と監視が進んでいるのです。
イタリアではご存じのとおりバザーリアの精神医療改革ににより、精神病院はほ
ぼなくなり、更に現在司法精神医療病棟の廃止に向かっています。

今、日本は膨大な病床を持つ私立精神病院と医療観察法施設が同居しています。
強制的内省プログラムは拷問です。患者の権利法を含んだ医療基本法の制定は既
に提案されています。日本社会の行方にこれらの問題は大きな選択を迫っていま
す。

関口明彦 拝







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