[CML 020084] 小出先生最後の「たね蒔き」、「原子力ムラは無傷で再攻勢…」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2012年 9月 28日 (金) 00:04:53 JST


みなさまへ    (BCCにて)松元

事故直後の3月14日から始められた小出先生の「たね蒔きジャーナル」が、残念
ながら終了となります。
最後の、9月26、27、両日のお話を紹介させていただきます。

毎回貴重なお話を提供してくださった小出先生、引き出し役の水野さん、千葉さ
ん、近藤さん、そしていつも書き起こしてくださった永岡さん、ありが とうご
ざいます。小出先生のいっそうのご活躍をお祈りします。

●「小出裕章非公式まとめ」に 生の声がアップされています。
http://hiroakikoide.wordpress.com/

●小出裕章講演日程一覧
http://healing-goods.info/koide/
http://healing-goods.info/koide/category/%ef%bc%92%ef%bc%90%ef%bc%91%ef%bc%92%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e5%85%a8%e5%9b%bd%e4%b8%80%e8%a6%a7/

======小出先生、9月26日のお話======

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司
会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。

 原発のニュース、規制委員会、大飯原発の活断層の調査を来月実施で、関電も
調査しているものの、島崎氏が関電の調査に不備といい、委員会の現地 調査を
実施する、それも原発調査をしなかった人が当たる。田中氏、他の原発も疑義の
あるところは調査するというのです。

 田中氏、次に再稼動する原発、来年夏までに指摘するということで、基準を今
年度にまとめて、安全性OKなら少し考えたいと言うのです。安全性は 自治体
も春以降に出します。


 そして、小出先生のお話、水野さんと近藤さんがたね蒔きで小出先生とお話し
するのは、今日が最後です。

 小出先生も長い間ありがとうと言われて、3・11以降、小出先生1mでも風上に
逃げてくれと言われて、小出先生、当時のドラスティックな時期 に、日本で は
正確な情報が流れず、そんなときにたね蒔きが小出先生の発言を拾ってありがた
く、被爆を減らしたくての思いです。しかし事故は収束せず、自分の 非力を感
じておられるのです。

 放射能汚染に関して、3/12〜3/31に飛び散った放射能は、最大が3/12に北西
5.6km、二葉町で1590マイクロシーベルト/時間で あり、こ れは原発敷地以外
で最も高い数値で、小出先生、放射線管理区域にも入るが、0.6マイクロシーベ
ルト/時間以上は管理区域になる。20マイクロ以 上は高線 量で特別な許可がい
る、つまり、高線量区域の80倍!の数値で、放射線従事者にとっても気をつけな
いといけないものの80倍なのです。最大値は 3/12午 後3時(水素爆発の30分
前)で、水素爆発は原子炉が融けて水と反応して水素が出て爆発、水素と共に放
射能が出ていて、爆発前に放射能が出た、水 素が出 る=他の放射能も出る、環
境に漏れていたのです。それも猛烈な数字で、事故当時、ベントをやり、格納容
器の中のガスを抜く。放射能も入っているの に、格納 容器を守るためにベント
をして、外にフィルターがいるのに日本の原発にはフィルターなし、ベントした
ら放射能は環境に出る始末で、ベントをする前 に多くの 人を避難させないとい
けないのに、日本の国はパニックを恐れ、小出先生は住民の被爆を懸念するの
に、住民のパニックを恐れてこの始末です。

 この数字が今出る意義について、意味のないと思われる数値も公表すべき、日
本の国、電力会社は数字を公表すると住民がパニックになるので公表し ないの
です。モニタリングポストの数値はすぐに分かるもので、今頃出てくるのはおか
しいことなのです。

 当時、政府は直ちに健康に影響なしといい、近藤さん、人の命の上にあるもの
はないと言われて、しかし先輩は戦争の際に人の命に関ることでも虚報 が出
た。 震災後、正確な情報について近藤さん喋りたいとして、小出先生のそばに
いたら正確な情報が流せると思い、近藤さん、感謝されています。ありがとう
ございま したと言われて、この情報にビックリです。

 たね蒔きのスタッフが流してくれて、小出先生ありがとうございましたと言わ
れました。

 1590マイクロシーベルト、民主党代表選の日に伝えられたのです。もっと重要
な情報が隠されていないかについて、小出先生あると思われて、ま た食べ物 も
問題があり、長野のきのこで基準を超えるセシウムがあり、長野での出荷停止は
初、250km離れても汚染され、これについて、小出先生、みなさ んへの メッ
セージは、よく分からなく、データを握っている当事者がデータを見せないよう
にしており、しかし、日本は民主国家、国民が主権者であり、政 府、東電 (犯
罪者)にデータの公表を求めるべきなのです。

 水野さん、原発をいつまでにゼロという論議から、いつ再稼動になったと言わ
れて、小出先生、原子力村は無傷で、再攻勢をかけていると言われまし た。

 今日の小出先生のお話は以上です。明日、最終回をお届けいたします。


======小出先生、9月27日のお話=====

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は千葉猛さんの司会、
毎日新聞大阪本社論説委員の二木一夫さんの案内で放送されました。た ね蒔
き、 木曜の放送が最後で、千葉さんの担当は今日が最後です。木曜は大阪本社
論説委員が担当して、合計7人の方が木曜に出られたそうです。

 オスプレイ、台風を理由に沖縄への配備を延期(新たな日程は未定)です。地
元が反対し、二木さん、竹島、尖閣問題に目を奪われている間にオスプ レイが
来 て、政府は気づいているのか?日米同盟があるとは言え、住民は置き去り、
日本国民が何を望んでいるのか?安全性もなし崩しと言われました。住民の こ
とを考 えて欲しいとのことです。

 原発のニュース、福島事故による放射性廃棄物、横光氏は茨城の高萩市を選
び、地元は拒否です。橋本知事、大きな問題といいます。1kgあたり 8000ベクレ
ルを越えるもので、東北のそれぞれで処理をして、5つの県は最終処分場に同意
です。

 そして、小出先生の、たね蒔きジャーナルでの最後のお話です。今日は、時間
の許す限りのリスナーの質問特集です。ファックスで、9/25の新聞 で、原発 か
ら大気中に出るセシウムが1000万ベクレル出ているとあり、これについて、1000
万と聞くと膨大と思われると思うが、事故直後はその10億 倍!の放 射能(2週
間のトータル)、事故直後の1/100万なのです。それでもこの値で、これは大気
中に放出してはいけない、通常はあり得ず、今は原発が ボロボロ でこの程度の
放射能が出るのはやむを得ない、「これを止めるすべはない」、これ以上劇的に
出るのを防ぐしかないのです。

 人体への影響はあり、しかし事故直後には猛烈な放射能が出て大地を汚し、そ
の被爆に比べたら今出ているのはずいぶん少なく、すでに汚染している ものを
心配すべきなのです。それくらいたくさん出ているのです。

 ウランの原料の算出寿命は17〜70年、平均で30年と聞き、ウランがあと30年で
なくなるなら、原発は止めないといけない、ゼロは必然化と聞 かれて、 「ゼロ
は必然」、日本は70年と出し、いずれにせよ数十年でウランはなくなり、地球上
のウランは貴重な資源で、石油石炭の代替にはならない。その 後放射性 廃棄物
が残り、何十年か原発を利用した後の何十万年はごみを押し付けられる、倫理的
な問題で、それでいいのか、今の世代が考えるべきなのです。

 小出先生、原子力規制委員会に入れといわれたら、「絶対に受けない」、政府
も議会も信用していない、議会が原子力基本法を作り、原子力を推進し た。そ
の 中で様々な組織が作られて、原子力基本法の元であり、推進には逆らえず手
助けになるので、やらないのです。二木さん、2030年代ゼロについて は、政府
は 2030年の数値を国民に求めて、ゼロが圧倒的に多く、それも即刻であり、政
府は思惑が外れて、2030年代と言い始め、つまり2039年まで、 2040 年と同じ、
言葉の詐術であり、それも閣議決定なし。アメリカと財界の横槍で出来ずで、次
の選挙で自民が返り咲けばまた推進なのです。

 放射線測定器を購入して、測定器を見てそこで何シーベルトと騒ぐのはいけな
いと小出先生言われたことについての説明を求めて、言葉足らずで、小 出先生
放 射線測定は自分の仕事で、測定するのは大変難しく、知識と測る放射線の種
類にあわせて測定器も必要。皆さんの買われるものは測定した値はあまり正 し
くな く、10台の測定器を並べたら違う数値を示す。大きな誤差があり、出てき
た数値の絶対値は気にしないで欲しい。測定器を別の場所で測り、どちらが 高
い低い はOKなのです。どこが高いか比べるのは良いのです。

 最後に、不幸な出来事との引き換えで、原発の知識が増えた。小出先生の解説
は分かりやすかった。知った以上は責任を持って行動したいというメー ルもあ
り ました。小出先生、こういうリスナーとめぐり合えてよかった、長い間良い
番組を守ってきたスタッフ、リスナーに感謝します、とのことでした。

 昨年3月14日に小出先生初めてたね蒔きに出られて、私は3月21日より書き起こ
しを始め、1年半になりました。今日は小出先生、たね蒔きでの 最後のお話をお
送りいたしました。


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