Re: [CML 019876] その後の報告

Takebayashi tkbys at jca.apc.org
2012年 9月 17日 (月) 17:34:04 JST


浜田さん、CMLのみなさん、竹林です。

浜田さん、心情のこもったレスをありがとうございます。


>実は、僕も、会社の解雇予告通知以来、
あまりに仕事と家庭を犠牲にしていた活動を反省し
フツーに仕事して、家庭(僕の場合は同居する年老いた両親の家事手伝い)を大事にしながら
「余暇」で活動すると決めて以来
実はそれが凄くしんどくて
特に昨年末死にかけた母親のボケが観察していると、少しずつ日々進むのを感じながら 


>両親の死の瞬間を感じながらの家事・家庭生活がストレスで
なかなか外出どころか、ブログも遠ざかる結果に陥っていました。


こういった各人の家庭内の葛藤は、運動している者の間では、なかなか正面切った議論になりにくいのですが、実はみんな老老介護や施設探し、職場との軋轢など深刻な問題を抱えています。そういったことが気軽に語れない<社会変革>の運動ってなんだかなぁと思います。




>何よりも
東京での17万人集会への結集を呼び掛けた僕に対して
高濃度汚染地域へ行くことを呼びかけるのは間違いだと反発・批判されたことが
ショックでトラウマとなり
そういう人たちの考え方や世界観がどこから来ているのかを
ああでもない、こうでもないと、かれらの言説の中から読み解くのにかかりっきりでもありました。
脱原発で一致しているからと言って
そういう人たちと一緒に活動する気にはどうしてもなれなかったし、今でもまだ無理。 



私も17万人集会に参加しましたが、このような批判をした人は私の周囲にはいませんでした。でも、それは偶然そういうことであっただけで、反原発運動の中にはいるんでしょう。では、東京は高濃度であって大阪は高濃度でないと言い切れるのか、よくわかりません。


>先ずは「その後の報告」を頂けたこと感謝です。
そして民主党までが脱原発を言い始めている情勢の中で
反核の原則、我々の目標を高く掲げて
変に改良で妥協していっているかのような動きに抗して
本当に平和で安全な日本、世界のためにさらに奮起して闘いましょう。

>このままの流れでは、ドイツのようにおそらく脱原発はもう決まったこととされ
個々の課題は個々の課題として分断され、抑えつけられていってしまう気がしています。 



この部分の浜田さんのご意見はわかるようでよくわかりません。

「民主党までが脱原発を言い始めている」→そうは思えません。むしろ、「2030年代」という線を出すことで自分たちの世代での原発ゼロを彼岸化し、党内の反原発議員を切り捨てていき、こっそりと原子力政策と日米安保をリンクさせる法改悪をやって見せました。民主党のメインストリームは本気で原発ゼロにすることなどこれっぽっちも考えていないと思います。そうでなければどの面下げて原発輸出ができるのでしょうか。

「ドイツのようにおそらく脱原発はもう決まったこととされ」→これも同様で、私は、何度も揺り戻しがあると想像しています。早い話が、次期総選挙後政権を奪還すると予想される自民党も、多くの浮動票を奪うと目される維新の会も、いずれも脱原発を維持する意思も欲求もないでしょう。むしろ、早々に経済界と手打ちをして脱原発を封印する可能性が高いと思われます。万一民主党が政権を維持した場合でも、かろうじて「コンクリートから人へ」路線の幻想をわずかに残していた鳩山―菅政権から露骨な右旋回を果たした野田路線を再び戻す余力は残っていないでしょう。

端的に言って、現在の<脱・原発依存>方針は、妥協の産物でしかないと思います。

まあしかし、こういった議論を臆せず明るくできる雰囲気を運動体が維持することが大事ですね。

おたがいに頑張りましょう。




CML メーリングリストの案内