[CML 019847] お薦め番組 ドキュメンタリーWAVE「除染された故郷へ~ビキニ核実験・半世紀後の現実~」

Yabuta Tohru ynntx at ybb.ne.jp
2012年 9月 15日 (土) 15:55:04 JST


藪田です。今晩ドキュメンタリーWAVE「除染された故郷へ~ビキニ核実験・半世紀後の現実~」の放送されます。自分たちの故郷のロンゲラップ島に帰りたくても帰れない人々が描かれます。

被ばくした第五福竜丸は、このロンゲラップ環礁のすぐ北東部に停泊。マグロはえ縄を回収する予定でいた1954年3月1日の早朝に、米国の水爆実験ブラボー(広島型原爆の1000倍の爆発力)の放射能の灰を浴びます。

マーシャル諸島ロンゲラップ島の人々も、同時に大量の被ばくをすることになります。86人いた(胎児含む)島民は、約50時間後救出され、3月4日まで、270km南の米軍クワジュレン基地に隔離。3ヶ月後マジェロ環礁エジュット島に移される、3年後1957年6月米国「安全宣言」に、ロンゲラップ環礁の260人は、帰郷するが、その後、流産や死産、甲状腺異常白血病など、水爆実験以前にはなかった疾病に苦しむことになる。その後、1985年5月、325人の島民は、自分たちの意思で島民は、ロンゲラップ環礁の南1000kmのクェゼリン環礁のMejatto島とEbeye島に移住しますが、ロンゲラップ環礁のような、豊かな漁業環境に無いようで、輸入牛肉缶詰に頼る生活だそうです。

現在、米国から医療と食糧の援助を受けた生活をしているが、まさに流浪の民として苦難をしいられている。

ロンゲラップ環礁  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E7%92%B0%E7%A4%81

※(第五福竜丸の)乗組員は、ガンマ線の外部被ばくだけで、多い人ですでに5~7シーベルト、少ない人でも1.7~2.2シーベルトの被ばくをしていた。大部分の乗組員の、白血球数は、1マイクロリットル当たり3000以下に減少し、身体表面には紅斑、浮腫、水泡、ビラン、壊死、化膿、脱毛など典型的な急性放射線障害の諸症状が現れていた「放射線のはなし:野口邦和」、ということなので、ロンゲラップ島の島民も、これに相当するか、それ以上の被ばくを受けていたにちがいない。


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ドキュメンタリーWAVE「除染された故郷へ~ビキニ核実験・半世紀後の現実~」
[BS1]
2012年9月15日(土) 午後10:00~午後10:50(50分) 

内容 核実験で汚染されたマーシャル諸島ロンゲラップ島。近年、除染が進められたが、避難中の住民は帰島をためらっている。半世紀が過ぎても核被害に翻弄され続ける現実を描く。

詳細 かつて核汚染された故郷へ帰ろうとする人たちがいる。1954年、米国が行った水爆実験でマーシャル諸島ロンゲラップ島は汚染され、住民は移住を余儀なくされた。近年、除染が進められ、米国は安全宣言を出した。しかし、避難中の住民はためらっている。かつて米国はロンゲラップ島の汚染が深刻なことを知りながら住民に伝えず、被害が広がった。今も不信感が消えない。水爆実験から半世紀、今なお翻弄される人びとの現実を描く。 


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