[CML 019830] ■「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日

M.nakata gukoh_nt at yahoo.co.jp
2012年 9月 14日 (金) 23:22:31 JST


  M.nakata です。重複おゆるしください。
 メールをいつも送らせていただきありがとうございます。
     
 (以下転送拡散歓迎)
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 ●橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日
    http://www.snsi.jp/tops/kouhou/1587
 
  ●アルルの男・ヒロシ(中田安彦・副島隆彦氏の弟子)氏の文章のご紹介です。
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【副島隆彦の学問道場】のホームページに投稿掲載されていた、●橋下徹氏をとりまく人間関係。
 背景のブレーンが参考に書かれています。お読みください。
 
 安倍晋三・上山信一・慶応大学教授 、堺屋太一 大前研一、竹中平蔵、グリーン・スパン、
 橋下を支える財界人ネットワーク。 江口克彦・松下政経塾 ・マッキンゼー軍団 ・関西の経営者メンバー
 ジャパン・ハンドラーズのカウンターパートの北岡伸一や岡本行夫など、、、
 
 官僚主導政治を打破するということは一方で、こういう「憂鬱」な問題も抱える。
 すなわち財界が政治を支配するという構図である、、と述べられている。
 
(なお、本論に当たっては、
 ブログ「書に触れ、街に出よう」の中の●「選挙で選ばれぬ新自由主義者によって売りに出される大阪:
 大前研一と竹中平蔵の影」の中のリストも参考にしました)と、、、、、書かれている。
  
 アルルの男・ヒロシ(中田安彦)氏の投稿の元記事は長文で詳しいのでお薦め!
 全文をホームページhttp://www.snsi.jp/tops/kouhou/1587からお読みください。

  (貼り付け開始)
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副島隆彦の学問道場

http://www.snsi.jp/tops/kouhou/1587


今日のぼやき  広報ページ

「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日
アルルの男・ヒロシ(中田安彦)です。今日は2012年4月3日です。

 今日は、大阪市長・橋下徹(はしもととおる)をめぐる財界人ネットワークについて簡単に報告しておこうと思います。


 橋下徹という人を私はほとんど去年まで注目して来なかった。しかし、重要なのは、●橋下徹が、大阪府知事に選ばれた後の2009年に彼が●世界経済フォーラム(ダボス会議)の●ヤング・グローバル・リーダー(Young Global Leaders)の1人に選ばれているということです。橋下という人は、2008年の2月に大阪府知事になるまでは、弁護士とタレントに二足をわらじを履いた文化人に過ぎなかった。それが、大阪府知事になるや、●翌年にはダボス会議のグローバル・ヤングリーダーに選ばれている。これはなにかあると思って調べたわけです。

 ●ダボス会議の理事の一人はあの竹中平蔵が務めている。それから、●竹中は人材派遣会社のパソナの役員であり、今は取締役会議長(会長)です。竹中が会長になるまえのことですが、08年1月、つまり府知事選の直前に橋下を支える財界人として、●パソナ社長の南部靖之(なんぶやすゆき)が、●文化人の堺屋太一や、●JR西日本の井出正敬らと一緒に橋下を支援する「勝手連」を作っている。


パソナ社長の南部靖之と会長の竹中平蔵・元総務大臣

 橋下徹という人は、大阪府知事を3年9ヶ月やって、今度は自らが掲げる大阪都構想を実現しようと、府知事に自分の側近の松井一郎府議会議長を立てて、今度は自分が大阪市長に立候補して当選している。府知事としては、大阪府財政非常事態宣言を出し、コストカットを行った他、治安強化や教育改革と、彼が尊敬すると言われる石原慎太郎都知事の初期の都政改革とよく似た改革路線を打ち出しているが、今度は2000人の塾生を集めて、「維新政治塾」という勉強会を初めて、国会議員候補を育成するという。メディアによっては橋下は首相を狙っていると公然と書くところも出てきた。

 私は、この橋下徹が急速に注目を集めていく様子を見るにつけ、また、最近になって浮上してきた、橋下を支える財界人ネットワークの片鱗を垣間見るにつけ、この人物とアメリカ大統領である、バラク・オバマとの共通性を感じるようになった。オバマも奇しくも橋下と同じ弁護士出身である。

 オバマという政治家は、いわばあまり実績のない地方政治家がマスコミに持ち上げられて、上院議員のわずか一期目の途中であるにもかかわらず、いきなり大統領になっていったという事例であるわけだ。


オバマ大統領も失敗した

 だが、その成果はやはり惨憺たるものであった。他に有力な候補者もいないので、民主党は今年の大統領選挙では仕方なくオバマを現職ということで推すようだが、もともとオバマには国政経験がなく、やっていることといえば、スピーチライターが書いた演説の原稿をいかに効果的に読み上げるか、ということだけとすら皮肉られている。

 橋下市長だが、国政に意欲を見せている。



衆院選擁立「300とか200とか」橋下氏、報道番組で言及
産経新聞(2012年3月4日)

 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は4日、フジテレビの「新報道2001」に出演し、次期衆院選で擁立する維新の候補者数について「300とか200とか。ただ、僕らは政党交付金を受けていませんから、全部自己資金で出てもらう」と述べた。

 橋下氏は古川元久国家戦略担当相、自民党の林芳正政調会長代理らと議論。維新の国政進出について「国会議員が僕らの意思をくんでいただければ、国政に足をかける必要はない。そんなのは絶対やっちゃいけない」と述べる一方、「今の国政の状況では、国民はついてこない」と語った。

 生活保護問題に関する議論では、橋下氏が大阪市で生活保護受給率が高い西成区で税減免などの特区構想を掲げていることに関し、林氏が、自民党で生活保護問題のプロジェクトチームを立ち上げたことにふれ、「これとこれだけ(大阪市の)権限でやらせてほしいと(要望を)いただければ、すぐ法案にまとめられるよう厚生労働省と議論する」と協力を約束した。

(張り付け終わり)

 このように、橋下は自ら代表を務める政治団体である「大阪維新の会」を使って近畿一体に比例区の候補を中心に200人近くの候補者を立てると言われているが、既成政党である自民党・民主党が官僚機構に骨抜きにされて、野田佳彦首相を始めとする現政権の執行部がこの景気情勢を考えずひたすら増税路線に突き進めば、近畿ではある程度議席を取るかもしれない。

 橋下は、「国家の自立と個人の自立を確立するために、国家の統治機構の大改造を行う」などとまるで小沢一郎の『日本改造計画』の中にあるような事を演説でよく言う。小沢一郎自身、朝日新聞のインタビューなどでは、「『自立する個人、自立する地域、自立する国家』という主張は全く同感。我が意を得たりだ」と語っていることもあり、一見、この二人には共通点があるように見える。ただ、橋下のこの主張がいつ頃からのものかはわからないし、小沢の主張をうまく取り入れただけという可能性もある。


小沢一郎

 また一方で小沢は、橋下については、「彼は小泉純一郎的な大衆を引き付ける力と、小泉氏にない理念的なものを持っている」とも同じインタビューで評しており、橋下のパフォーマンスぶりに小泉純一郎元首相と同じものも感じているようだ。ただ、この二人は小沢が岩手の政治家であり、橋下が大阪という都市の政治家であることからもわかるように、政治目的とするところはだいぶ違うように私には思える。ただ、可能性は少ないにしても、消費税と政治制度改革というテーマで、二人が一時的に手を組むということは考えられる。


小泉旋風を一時的巻き起こした小泉元首相

 アメリカの大統領選挙でも候補者の政策が似通ってしまって、これは借用・盗用ではないかと揶揄されることはよくある。橋下の主張が小沢や他の政治家から学んだものであるにせよ、そうではなく元からの主張であるにせよ、いずれにせよ、小沢と橋下が、ともに官僚主導政治に対する国民の反感という時代性をうまく捉えていることは間違いない。

 橋下はまるで全方位外交ともいうべき形で、自民、民主、それから小沢一郎から石原慎太郎まで、異なるタイプの政治家に会いに行っている。これについても後で述べる。しかし、一番、これから影響を受けそうなのは、渡辺喜美の「みんなの党」だろう。


みんなの党の渡邉喜美と橋下徹

 一方で、敵に対しては容赦がない。自らを批判する左翼系の知識人たちに対しては、容赦なく罵倒にちかい批判を行う。山口二郎や香山リカ、内田樹といった知識人たちは、橋下に批判された知識人たちの代表格だ。彼ら自身の橋下に対する批判も、あまり頭のいいものとは思えないが、要するに橋下は自分が上回っていると思える相手には強くに出る一方で、そうではなく、今後連携が可能と見る政治家たちにはできるだけ下手に出る。


平松邦夫前大阪市長と評論家の内田樹(右)

 私は、4年前に『アメリカを支配するパワーエリート解体新書』(PHP研究所)という本の中で、オバマという全く無名の政治家がいかにして短期間で大統領にまで成り上がっていったのかということの秘密について、それをオバマの周辺の支援人脈を手がかりに、オバマがそれらの支援する人脈(パワーエリートネットワーク)による「作品、プロジェクト」であると論じた。大統領というのは国民皆の代表というのは実は「幻想」であり、その大統領としての人事は大統領を選挙で支援した、財界人たちの周辺の利害を反映する形で分配される。これがアメリカの大統領選挙の政治であり、猟官政治(りょうかんせいじ)というものである。

 今後、●日本が官僚主導の政治から脱していく場合、否応なしに、この猟官政治というかアメリカ型の「政治任用制」(ポリティカル・アポインティー)の採用という形で、財界の影響が強まる政治体制になることも考えられる。あるいは政財官のトライアングルが、これまでの単なる「天下り」方式ではなく、●アメリカ型の「回転ドア」方式で、政府の一定位以上の高官が民間から登用されていく可能性もある。そこで、私はこの橋下徹という政治家の周辺を見ていくことで、オバマ大統領を生み出したような、財界のネットワークがあるのではないかと思ったのである。

 オバマ大統領を誕生させるにあたって重要であったのは、オバマの地元シカゴにおける財界人による「シカゴ・ハイドパーク人脈」であり、地元の電力会社の名士の息子である元左翼過激派のウィリアム・エアーズとのつながりであった。シカゴの名士の中に中央につながる人物がおり、このネットワークをきっかけにオバマ大統領は地方の州選出の上院議員から、合衆国上院議員へ、そしてやがて本命であったヒラリー・クリントンを打ち破って、大統領の座を射止めた。

 もう一つ、オバマにとって重要であったのは、民間の重鎮からなる政策ブレーンの存在であった。アメリカの様々なシンクタンクや研究所から前の民主党政権であったクリントン政権時代に活躍した人物たちが、オバマ政権入りしている。

 このように、「地元人脈」「ブレーン」という観点で私はオバマ大統領の誕生について、前掲の『アメリカを支配するパワーエリート解体新書』の中で論じてきたわけだが、それ以上にオバマがアメリカだけではなく世界に股をかけたエリート集団である「ビルダーバーグ会議」の主要メンバーによっても注目されてきたことを、そのメンバーであり、シカゴ財界とつながりを持つ、ヴァーノン・ジョーダンという弁護士・企業家を例に出して解説もした。

 そこでこのような要素を橋下徹の周辺に見出せないかと思い調べた。すでに述べたとおり、●橋下自身が、09年のダボス会議でのグローバル・ヤングエリートに選ばれており、ダボスといえば日本の総代表(ダボスのボードメンバーの唯一の日本人)が●竹中平蔵である。竹中の意向がダボスに参加するメンバーの選定に大きく働いているだろう。また、その竹中と関わりが深い、●パソナの南部靖之が「大阪府の就労支援サービス」などの外注を受けていた関係で、大阪府とつながってもいることもわかっている。

 官僚主導政治を打破するということは一方で、こういう「憂鬱」な問題も抱える。すなわち財界が政治を支配するという構図である。興味深いのは  (略)

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