[CML 019808] <テント日誌 9/9(日)――経産省前テントひろば 365日目――>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2012年 9月 13日 (木) 22:55:07 JST


 <テント日誌 9/9(日)――経産省前テントひろば 365日目――>   
    規制委員会人事案、オスプレイ、ACTA、TPP、
    主権者の声を無視するこの国の政府はもはや常軌を逸している 〜 

  この日は、13時に日比谷公園を出発する予定になっている反ACTA(アクタ)デモに参加する予定にしていたために家を出るまで、自宅でオスプレイNO!国会包囲のインターネット中継を見ていた。
午前中から真夏のような日差しが照りつける国会周辺には、本当に多くの人達が集まっていた。メインのスピーチエリア以外にも沖縄の衣装で抗議する人達、歌を歌って抗議の意思を表す人達などがいらして、思い思いの形で抗議が行われており、オスプレイ配備問題は、沖縄だけの問題ではなく、国民の多くが反対する問題であると言う事が伝わって来た。
 その後、13時〜反ACTAデモに参加し、14時〜秋葉原で開かれたACTA抗議集会に参加した。マスコミが報道しないで、ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、ACTAは、「模造品・海賊版拡散防止条約」という著作権・知的所有権の護をうたった国際条約ですが、TPPの知的所有権分野をほぼそのまま抜き出した様な内容で、憲法21条で認められている表現の自由を著しく侵害する可能性がある条項が含まれている悪法です。
 日本に先だって採決が行われたEUでは250万人のデモが起こり、議会で圧倒的多数で否決され、メキシコでも否決されました。日本では8月から毎週木曜日に首相官邸前で抗議集会が開催され、先週は議員へのロビイ活動や議員会館前で抗議集会が行われましたが、問責決議案が可決された後、衆議院の外務委員会・本会議で、野党が審議拒否をする中採決が行われ、世界で初めて日本が批准をする事が決まってしまいました。 
 国内法の上位に位置づけられ、発効すると、国内法を変更される可能性がある国際条約がほとんど議論されないまま可決されてしまうという本当に恐ろしい状況ですが、6カ国が批准しなければ、効力が発効しないので、何とか、脱退に向けて運動を大きくしていきたいと思っています。(ACTAついてはYouTubeに解説動画がありますので、ご覧下さい) 
 秋葉原を出て、21時頃にテントに着くと、Uさん、Yさん、Oさんがいらした。後から、国会包囲行動に参加されたKさんも差し入れを持って来て下さり、昼間の状況をうかがった。抗議集会には1万人に位の人が参加し、ほぼ一周を包囲する事が出来たと言う事であった。沖縄の県民大会には10万人の人が集まったと言う事だったが、KさんとYさんは、「沖縄の人に連帯を表明する事が出来た」と喜ばれていた。
 原子力規制委員会人事案、オスプレイ、ACTA、TPPなど多くの国民が反対の声を上げる中、この国の政府・官僚は、民主主義のプロセスを無視する形で、無理矢理に進めようとしている。最近抗議に参加している方達から、無力感からか「少し疲れてきた」という声を耳にするようになったが、今我々が抗議の声を上げなければ、この国は67年前の反省を無にする形で、暗い過去と同じ道を歩んでしまうかもしれない。疲れている時には、無理をせず、諦めずに、これからも民主主義を実践するために活動していきたい。
             (Toku-san) 

 オスプレイ反対国会包囲行動のためにトラメガ等を用意するということで、朝8時20分頃にテントに到着。参議院会館前に行くと、スタッフが数十名集まっている。そこから国会正門前に移動。晴れ上がった空、暑い日射し、10時を過ぎると続々と人が集まってくる。テントから水・氷が運ばれてくる。11時の開始時には正門前の歩道は黒山の人で埋まった。三線のメロディやエイサーの音が響き渡る。
 12時前から国会包囲に移ったが、官邸前のあたりでコールをしていると、1万人超の参加で包囲は完成したと伝えられ 、歓声が上がる。 
 今日の包囲行動には若い参加者が目立った。そして脱原発金曜行動の参加者とかなり重なっている。福島原発事故によって、そしてそれによってもたらされている福島の現実を目の当たりにすることによって、人々は沖縄を、沖縄の基地を直視し始めたのだろうか。また、毎週の金曜行動によって行動し声を上げる事へのハードルがなくなってきているのだろうか。ともかくオスプレイ反対の行動を執拗に持続させ、一層大きくしていきたいものだと思う。
 午後から、日比田図書館のコンベンションホールで椎名さんの訪米報告と金子さんの、カリフォルニアでの原発をめぐる状況と反原発運動の報告がおこなわれた。参加者は100名弱であったが、DVD上映もあり、とくに金子さんの丁寧で熱の籠もった報告に、共通の課題を見出しながら、熱心に聴き入っていたという。 
 川口市民フォーラムが主催した加藤登紀子コンサートに友人がチケットを用意してくれ、数人で連れ立って参加した。双葉町からの避難者や井戸川町長が招待されて参加されていた。休憩時間と帰り際に井戸川町長に挨拶して少しだけお話を伺うことができた。 
 町長は「隠蔽はよくない、真実が明かされねば、私は報道管制されているが・・・」と強調されていた。双葉町から港区に避難されているKさんから伺っていたことではあったが、町長は大量に被曝され、甲状腺に嚢胞ができているそうだ。また以前は毛深かったのに今は手足に毛が無くなってツルツルだとズボンの裾をたくし上げてお見せになった。
 別れ際に頑張って下さいと言うと、逆に、体を壊さないようにして頑張って下さいと励ましていただくことになった。 早朝から夜まで、多くのことがあった一日だった。            ( Y・T )

★9月14日(金) 「ひるまず福島原発事故の責任を問う」 武藤類子さんのお話を聞く会[福島原発告訴団第二次訴訟 説明会] 
 午後1時
  衆議院第一議員会館地下第一会議室(入館券を12時30分から13時まで、ロビーで配布) 資料代 300円
★9月19日(水) テント全体会議 午後7時 日比谷図書館4F 小ホール 

 


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