[CML 019657] <テント日誌 9/3(月)――経産省前テントひろば 359日目>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2012年 9月 5日 (水) 21:19:36 JST


<テント日誌 9/3(月)――経産省前テントひろば 359日目>
 皆が目の前の問題を一つ一つ、出来る範囲ですることの大切さ
        まさにエンデの「モモ」の掃除人のように・・・

 土曜に引き続いて夕べも泊まり番。昨日の早朝は吃驚するくらいの土砂降りでした。天気予報では今日から気温が下がるようなことを言っていましたが、昨夜に続いて朝方雨が降って、これが秋の清々しい季節を呼んでくるのだろうか。
 昨夜は久方ぶりに関西から北海道に行き戻ってきたQさんと共に夜の泊まりメンバー、来客とミニコンサートをしました。彼とのコラボは5ヶ月ぶり、最初はさすがに戸惑ったがしばらくすれば以前の息が戻ってくるのでした。それにしても5ヶ月も彼の居ないテントで生活していたのだと思うと、感慨深い面持ちです。大飯に一緒に行き、その後テントのメンバーになったTさんとトクさんがジャンベを叩いてくれ、S女史が僕らの歌声に合わせて踊っている。まるで霞ヶ関の混乱が嘘のような、平和な時間が流れるのです。 
 意外だった(失礼)のはトクさんがジャンベを手にしたこと。音楽好きな彼であることは以前から知ってはいましたが、静かに潜めていたその感性が目を覚ましたのでしょうか?テントブラザースもいよいよ3人体制か(嬉)
 本格的な夏も終盤を向かえ、残暑も予想される9月ではありますが、関電が大飯原発3号、4号基を再稼動させた根拠が全くの嘘であったことが証明されたとも言えます。そもそも八基の火力を止めたことで、その根拠が電力不足ではなく経営の問題だったことは皆さんももうご承知のことと思います。
 久しぶりなので午前中、図書館にQさんと行きました。彼は今やテントひろばの隠れたベストセラーになった「オキュパイ大飯の乱」の編者でありますが、昔取った杵柄はさすがです。黙々と調べ物をしながら思考の世界に入っていましたが、続編?への期待が高まります。
 テントに戻り、正清さんとAさんと三人で議員会館に向かいました。「原発・国会議員意見聴取プロジェクト」の一環で国会議員に面談するためです。
 先に国民の生活が第一・森ゆう子参議院議員事務所に行き、8月20日の活動の御手配を頂いたお礼と今回の趣旨の説明を正清さん自らするために関熊秘書にご挨拶いたしました。更に本来の目的であった約束との行き違いがあって時間が空いたので、参議院会館102会議室で行われていた「福島原発告訴団」の会見に参加することにしました。
 議員会館ロビーで福島の森園さんが入館証渡しをしていました。連日の東京でのロビー活動、抗議集会の参加、全く頭が下がります。大飯原発ゲート前で聞いた『愛するものを残し、福島の現状を訴える日々です』、あの言葉とその響きが思い出され、胸が自然と熱くなります。決して強い身体ではないのに・・・。ご自愛下さればと思うばかりです。
 結局、30分遅れで共産党・紙参議院議員とお会いすることになりました。約束の時間にお訪ねできなかったばかりか当初の時間を延長して、次のスケジュールぎりぎりまで私たちの声を聞いて下さったことには、党派・主張を越えて敬意を覚えます。党やご自分の意見のみを披瀝するのではなく、我々の声を自らが聞くという姿勢は大切です。
 話は原発のみならず、TPP、ACTA等広範囲に亘り、現政権・野田首相の常軌を逸した暴挙を許してはならないとの一致と今や国民の声として盛り上ってきた「脱原発」を確かなものにするためには国会議員の役割が今こそ大事であるし、そのための取り組みであるとの理解をお願いしてきました。もっと書きたいことはあるのだけど言いながら議員は既に書いてあった書面を手渡ししてくれました。
 今僕に何ができるのか?9月11日はテントが立ち上がって一周年です。当日は盛り沢山なイベント満載です。更に9月から10月に掛けて催しが予定されています。しかし何より大切なことはテントが中心になって、福島とあらゆるものとの接点となる活動が出来るかを再確認することです。
それは意外と簡単にはいかないものであると思うのです。
 しかし、目の前の問題から少しずつ解決していくしかありません。まるでミヒャエル・エンデの小説「モモ」に出てくる掃除夫ペッポの言葉にあるように。ペッポはモモにこう語ります。『いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。
いつもただつぎのことだけをな。』そして最後に『するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらにゃあだめなんだ。』
 以前、この話を椎名さんと福島原発告訴団の杉並集会でした時、『目の前にはだかる福島の悲劇とその救済を阻む国・東電という大きな力との闘いに勝利するには一歩ずつ前へ進むしかないよね。モモに出てくる掃除人の言葉を鮮明に思い起こされるのよ』。そして『思えば良くここまで来たんだな』と。道程は遠いけれど一歩一歩と足を進めるしかありません。
今まさに福島の集団告訴という大きな取り組みが全国に広がっていく中で、テントは選挙に向かいあらゆる手を多くの人々、団体と結んでしていく必要性を強く感じています。
 その意味で911以降、新たなステージにテントを押し上げるお力を皆さんにお願いするものです。そして福島と全国の原発立地地域と連携を深める役割を果たして行きたい。その上で、今何ができるか?この命題を胸に行動をし、答え探しをしていきます。テントがその答え探しをする上でも重ねてテントへのご支援とご協力を重ねてお願い申し上げます。
今僕に何ができるか?
明後日、おおいに行きます。闘う仲間のもとへ!そしてフクシマのために!      
               ( F記)



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