[CML 020715] 区政の現状と課題を考える懇談会Part2

hayariki.net info at hayariki.net
2012年 10月 29日 (月) 23:26:33 JST


新しいせたがやをめざす会は2012年10月27日、「区政の現状と課題を考える懇談会Part2」を東京土建世田谷支部会館で開催した。世田谷区が表明した「施設利用料・保育料の値上げ」「学童クラブ利用料の新設」「高齢者紙おむつ助成の削減」などへの反対意見を表明した。 

最初に事務局の中村重美氏から状況説明がなされた。保坂展人区政では再生可能エネルギーの活用促進など区民の願いに沿った運営の萌芽が随所に見られる。その中で利用者負担の見直しが降ってわいた。これは熊本哲之前区長時代の指針を踏まえたものである。 

世田谷区が「膨らむ行政需要」として列挙する子ども関連経費、高齢者関連経費、生活保護費は地方自治体の基本的な仕事として、税金によって賄うべきものである。利用者負担の考え方は負担できない人々を公共サービスから排除する論理である。 

利用者負担増の前提である財政危機は根拠がない。特別区税は減収だが、特別区交付金は増額である。これは法人所得の増加を反映したものである。世田谷区の財政見通しでは財源不足は存在しない。平成23年度決算では一般会計の5パーセント近くが使い残しになっている。加えて土木費は前年度比約5パーセント増加となっている。世田谷区の土木関係予算は他の区と比べて大きい。世田谷区で道路が足りない、道路が少ないということはない。 

利用者負担の見直しを抜本的に見直すことが「区民の暮らしと健康を支えること」を生かす道になる。区民の暮らしを優先する区政に転換するために利用者負担の見直しを抜本的に見直すことが必要である。 

次に事務局から取り組みの説明がなされた。「「利用者負担等の見直し」の中止・抜本的見直しを求める陳情」を世田谷区議会に提出した。陳情は項目毎に担当する常任委員会で審議される。他の団体からも使用料値上げ撤回を求める陳情が出されている。委員会で陳情が審議させる。区議会の傍聴を呼びかける。区民の願いを叶える方向に世田谷区を転換させる取り組みとしてご協力をお願いする。一人でも多くの人の参加を求める。 

続いて会場からの意見が求められた。 

年金者「去年は気づかないうちに健康診断やガン検診が有料化されてしまった。今年は早めに動いた。陳情した。紙おむつ以外のサービスは見直しを撤回させた。入院している人に聞くと紙おむつ代で二万円くらいかかっている。年寄りの紙おむつ代を取り上げることに怒っている。一緒に戦おう。」 

二子玉川再開発問題「個別の反対だけでは突破されてしまう。世田谷区の金の使い方を見直す中で広げていきたい。二子玉川ライズ補助金を止めれば値上げは不要というシンプルな論理で広めている。保育関係では国に資金を出すように世田谷の尻を叩く運動も必要。」 

年金者「世田谷区は区民の生活を守る立場になって欲しい。情けないことに区長が変わっても実現できていない。色々な組織を集めてやってほしい。脱原発でも杉並区や三多摩では集会があるが、世田谷には目立った動きはない。大きな力で運動を進めて欲しい。」 

女性団体メンバー「娘が幼稚園児の母親。区立幼稚園廃止の動きがある。保護者会有志で反対の動きがある。2千円の値上げで月1万円になる。かなり高い。誰でも幼稚園に行くから、誰でも通える条件にすべき。学童クラブ有料化で必要な学童が利用できなくなることが心配。区民施設利用者団体にも広められるのでは」 
http://hayariki.net/7/5.htm
東京土建「東京土建では区民施設を会議などで利用している。組合をあげて区に意見を挙げていきたい」 

堀江照彦代表「外郭団体への支出の精査は十分に行われたか」 

二子玉川再開発問題「最近は『保坂はダメだ。期待外れだ』という声を聞く。区の施設が値上げされたら、イベントができなくなるとの話を聞く。文化芸術に理解のない行政は行政ではない。値上げには一般の人々に色々な影響が出てくる。」 

年金者「我慢できないことが二つある。公平性を言うならば税金をなしにすればいい。介護保険を払っているのに使えない人がいる。区民が施設を利用して教養を高めれば区は損をするのか、そんなことはない」 

(林田力)

-- 
林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
http://www.hayariki.net/
http://hayariki.zero-yen.com/


CML メーリングリストの案内