[CML 020653] Re: 埼玉県上田知事発言 【従軍】という言う言葉は英霊に対して失礼

泥憲和 n.doro at himesou.jp
2012年 10月 26日 (金) 09:33:19 JST


 英霊に失礼もなにも、軍は慰安婦に「無給の軍属」の身分を与えていたのだから、軍属なら従軍していたに決まっています。

 第058回国会 社会労働委員会 第21号
昭和四十三年四月二十六日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/058/0200/05804260200021c.html

 これはまだ従軍慰安婦問題が大きくなる前の質疑であり、メディアや外国の意見などの影響がない時代の認識を示しています。

 その答弁の中で、政府は「慰安婦に軍属の身分を与えていた」と語っています。
 軍属だったら、従軍していたのです。

 更に、「戦場で亡くなった慰安婦は援護法の対象である」と明言しています。
 援護法の対象になるのは「公務に従事して死亡した場合」に限りますから、慰安婦は公務に従事していたと認定されているのです。

 この扱いは、従軍看護婦と同じです。
 従軍看護婦も軍属認定されており、援護法の対象ですが、慰安婦同様、恩給からはずされています。
 だったら従軍看護婦と同様に従軍慰安婦と称するのは、何も間違っていないことになります。

 政府委員の答弁を要約すると、つぎのようになります。

1.戦地の慰安婦に宿舎の便宜を与えていた。
2.慰安婦には軍属の身分を与えていた。
3.戦地で銃を取って戦ったり従軍看護婦の役割を果たした慰安婦もいる。
4.戦場で死亡した慰安婦は援護法の対象になる。
5.海上輸送中に沈められた慰安婦も軍属あるいは準軍属として、援護法の対象である。 

6.政府として慰安婦の人数など実態を調べたことがない。
7.立場として申し出にくい場合があるだろうし、法律を知らずに泣いている人もあるだろう。
8.一人残らず救うために努力したい。

↓ 質疑応答の要約

○後藤委員 まず第一番にお尋ねいたしたいと思いますのは、大東亜戦争当時、第一線なり、いわゆる戦場へ慰安婦がかなり派遣されておったと思うのです。 いま申し上げましたような、この慰安婦に対する現在の援護法の適用の問題でございます

 先ほど申し上げましたような犠牲者が、全部うまく把握されて援護法の適用をされておるかというと、そこまではいっておらないと私は思います。

○実本政府委員 いま先生のお話にございますいわゆる慰安婦と申しますか、そういった人々の問題につきましては、(中略)実は何らそういう面からの実態を把握いたしておりません。

たとえば昭和二十年の四月以降のフィリピンというような状態を考えますと、もうそこへ行っていた慰安婦の人たちは一緒に銃をとって戦う、あるいは傷ついた兵隊さんの看護に回ってもらうというふうな状態で処理されたと申しますか、区処された人たちがあるわけでございまして、そういう人たちは戦闘参加者あるいは臨時看護婦というふうな身分でもってそういう仕事に従事中散っていかれた、

…軍はそういった意味で雇用関係はなかったわけでございますが、しかし、一応戦地におって施設、宿舎等の便宜を与えるためには、何か身分がなければなりませんので、無給の軍属というふうな身分を与えて宿舎その他の便宜を供与していた、こういう実態でございます。

戦闘参加者なり、あるいは臨時看護婦としての身分でなくなられた人については、当然請求をしていただいて裁定する、こういうことに相なります。

ある前線からある前線へ大量の人を輸送船で運んでいた。それが海没したような場合につきましては、はっきりそういう人たちのケースがわかっておりますので、ほんとうに先生がおっしゃられるような準軍属なり軍属として取り上げてもいいような人たちについては、おおむねそういうケースとして処遇してきたつもりであります。

あるいはまだほかにそういったケースも、知らないために眠っている、あるいは泣いているという方があることが考えられます。

一人でも漏れのないようにしていくということをやっておるわけでございますので、そういう際には、こういうケースは必ず徹底するように運んでいく、いまの段階ではそういうことを考えております。

こういう人たち並びにその御遺族の人は、何といいますか、外へ出たくないというようなグループですから、特にそういう面についてはそういう観点から、遠慮しないで出ていらっしゃいというような導き方といいますか、引き出し方をするように指導してまいりたいと思います。

----- Original Message ----- 
From: "石垣敏夫" <motoei at jcom.home.ne.jp>
To: "上田知事の歴史認識を問う県民連絡会" <spc-net at freeml.com>
Sent: Friday, October 26, 2012 8:54 AM
Subject: [CML 020651] 埼玉県上田知事発言 【従軍】という言う言葉は英霊に対して失礼



埼玉県上田知事発言「『従軍』と言う言葉は英霊に対して失礼」

2012年10月17日埼玉県知事定例記者会見(埼玉県平和資料館の一部民間委託に関わる件他)

産経新聞記者の質問に対する回答。



産 経

これまでの「埼玉県平和資料館」の運営協議会のメンバーの中に、いわゆる反戦団体とされる人たちがたくさんいて。

その人たちがどういうふうに展示内容にかかわってきたかちょっと不明ですけど、知事が県議会で従軍南京大虐殺・・・

知 事

何度も言いますが、私は「慰安婦」としか言いませんので。「従軍」という言葉は英霊に対して失礼なんで。

できるだけ「慰安婦」と言っていただければありがたいと思います。

もしくは、「いわゆる」と言っていただければありがたいと思います。
 私、こだわっていますので。言葉に。



「埼玉県平和資料館を考える会」の見解

知事は過去2006年6月27日の埼玉県議会で、平和資料館の展示について「東西古今、慰安婦はいたが従軍慰安婦はいなかった。

こういう間違った記述は修正されなければならない」という見解を述べました。

翌年2007年11月に埼玉県平和資料館は「1991年従軍慰安婦問題などの日本の戦争責任論多発」という年表記述を

「戦時中の慰安婦問題など日本の戦争責任論多発」と『従軍』という文字を削除しました。

この問題は史実の記載問題で現在でも埼玉県平和資料館運営協議会で継続議題となっています。



「私は慰安婦ではありません」イヨンスハルモニ

韓国人で「元日本軍・従軍慰安婦」にされた李容洙(イヨンス)さんは2007年3月1日知事と面談をされました。

(通訳含め15分間)その席で李容洙さんは知事に「私が見えますか」と尋ねましたが返事はありませんでした。

李容洙さんは「私は日本軍人に台湾に連れて行かれ性奴隷にされました」「私は慰安婦ではありません」と述べたところ、

知事は「お気の毒でした」と述べました。「お気の毒」とは謝罪ではなく、第三者に対する言い方です。

知事が「従軍」という言葉を用いたくなければ、「日本軍慰安婦」と述べるべきでしょう。 




「従軍慰安婦・拉致」どちらとも国策です

「従軍慰安婦」問題は戦時中の国策で、日本軍が慰安所を建て、管理を行いました。

しかし、人集めは国際法上の問題(拉致・誘拐・人身売買)となるのでほとんど民間業者に請け負わせ証拠を残さないようにしてきました。

但し、募集は軍が書面で行っていました。

拉致問題では、北朝鮮政府は関与を認め謝罪しました。(2002年9月小泉純一郎首相訪朝)

従軍慰安婦・拉致問題の本質は同じです。二度とこのようなことを起こさない為、史実を後世に伝える為、

平和資料館として取り上げることは大切だと考えています。



今求められているのはアジア近隣諸国との友好・相互理解です。

今回の産経新聞記者に対する回答と「従軍慰安婦」という表現について、

特に被害を受けた当事者「従軍慰安婦」韓国・朝鮮・中国・オランダ・フィイリッピン等々多くの方々は深く傷ついています。

謝罪と発言の撤回を求めます。



以上は上田知事に2012年10月25日に文書で申し入れました一部です。

連絡先TEL 048-686-7398  埼玉県平和資料館を考える会(世話人)石垣敏夫





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