[CML 020502] FW: [ISL:01064] 朝日新聞社説『金融取引税―欧州の新たな挑戦』

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2012年 10月 17日 (水) 22:39:32 JST


田中哲二さんからの投稿を転送します。ATTACの思想の勝利ではないでしょうか・・・

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> Date: Wed, 17 Oct 2012 18:31:15 +0900
> From: tetsuji at jca.apc.org
> Subject: [ISL:01064] 朝日新聞社説『金融取引税―欧州の新たな挑戦』
> To: globaltax at ml.acist.jp
>
> みなさま、田中徹二です。
>
> 本日の朝日新聞に『金融取引税―欧州の新たな挑戦』と題した社説が
> 掲載されましたので、紹介します。
>
> その前に、社説では「焦点は、今回の課税が世界的な展望を示せるかど
> うかだ。世界に広がれば、金融競争の条件も対等になる」と書いていますが、
> これはきわめて政治的意思(理性的意思)によるのではないでしょうか。
>
> 例えば、英国では0.5%もの株取引税(印紙税)が課せられていますが、資
> 本逃避は起きていません。もともと金融セクターへの税率は他のセクターに比べ
> て過小です(消費税や付加価値税の免除)。そこに0.1%や0.01%課税さ
> れたとしてもほぼ市場活動には影響がないでしょう。
>
> 行き過ぎた投機マネーは許さないとする確固たる政治的意思、並びに(市
> 民に負担を生じさせない)新たな税収源を見出そうとする意思、そしてそれを
> 大いに支持する国民的世論がこれを後押しするでしょう。
>
> =======
>
> ■[社説] 金融取引税―欧州の新たな挑戦
>
>  欧州連合(EU)のうち、ドイツ、フランス、イタリアなどユーロ圏の11カ国が
> 金融取引税を2014年にも導入する。
>
>  参加国の金融機関が株式や債券、デリバティブを取引する際に、薄く広く
> 課税する。日本の金融機関も、導入国の金融機関と取引したら課税される。
>
>  EUや参加国の財源を増やして、経済危機への対応を円滑に進めるのが
> 狙いだ。
>
>  背景には、金融危機の際に銀行が税金で救済され、納税者の怒りを招
> いたことがある。続く不況対策でも出費が膨らむ。EUの取り組みは「危機を起
> こした張本人の金融界に相応の負担をさせる」という原則の確立に向けた挑
> 戦といえよう。
>
>  行き過ぎた投機を課税や規制でどう抑えるか。金融界があげる巨利をどう
> すれば危機対応の元手にあてられるか。一連のバブルと危機を受けて、世界
> 各国が模索している。
>
>  やっかいなのは、この種の税には、取引や金融機関が域外へ逃げ出し、課
> 税の効果も上がらないリスクがあることだ。
>
>  金融には、世界中どこでやっても変わらない取引があり、マネーは税金の重
> いところから軽いところへ移動する。
>
>  売りと買いの双方で十分な量が確保されないと、取引は円滑さを欠く。厚み
> のない市場は敬遠され、売買量の多い市場にますます取引が集中する。
>
>  これを避けるには、より多くの国が課税を共通化する必要がある。だが、同調し
> ない方が取引や金融機関を呼び込むには有利だと考える国もある。
>
>  こんなにらみ合いが金融取引税の普及を妨げてきた。世界では無論のこと、
> 欧州にもその縮図がある。11カ国の変則スタートになったのもこのためだ。
>
>  EUは当初、加盟全27カ国で導入を目指した。しかし、非ユーロの英国など
> 金融に依存する国々が強く反対。ユーロ圏の中でも、金融に力を入れるオランダや
> ルクセンブルクなどが拒み、有志国による部分的な税制として始めるしかなかった。
>
>  焦点は、今回の課税が世界的な展望を示せるかどうかだ。世界に広がれば、
> 金融競争の条件も対等になる。これは英国も認めている。
>
>  まずは先行11カ国できちんと機能する仕組みを構築するとともに、EUが域内
> の反対国を説得してほしい。
>
>  EUはG20参加国にも同調を求めている。金融界の影響力が強い米国は一
> 貫して反対しており、日本も消極的だが、ここは欧州の挑戦を重く受け止め、再考
> の契機とすべきだろう。
>
> http://www.asahi.com/paper/editorial20121017.html#Edit2
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