[CML 020465] インドネシア関連講演会(2件)のご案内(転載)

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2012年 10月 16日 (火) 03:39:32 JST


紅林進です。

東ティモール独立10周年記念連続講座と、インドネシアについての講演会
のご案内をPARCとパルシックの会員MLより転載させていただきます。


【以下、転送・転載歓迎です】
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東ティモール独立10周年記念連続講座
「東ティモールの独立が私たちに問いかけるもの」

◆ 第4回 インドネシア~資源開発と人権から見直す日本~
日 時:2012年10月26日 (金)18:30~20:30 (18:00開 場)
講 師:佐伯奈津子(インドネシア民主化ネットワーク)

  第4回は、インドネシア。東ティモール問題の当事者であるインドネシアです
が、今回はインドネシア民主化支援ネットワークの佐伯奈津 子さ んをお呼び
し、アチェという地域を中心に「資源開発と人権から見直す日本」というテーマ
でお話いただきます。

  2004年末に起きたスマトラ沖地震・津波の震源地にもっとも近く、約17万人
の死者を出したアチェ。この地域が3世紀にわたって紛 争地 であったことを知
る人は、あまり多くありません。
  19世紀末からオランダによる植民地化に激しく抵抗し、インドネシア共和国
独立戦争(1945~49年)にも多大な貢献をしたアチェ は、 その後もインドネ
シア中央政府に対し、独自の歴史や文化などへの配慮を求めつづけました。
1970年代後半、自由アチェ運動(GAM)がインドネシアから の独立を宣言する
 と、インドネシアは国軍を投入。以来、2005年に和平合意が結ばれるまで、
軍事作戦下のアチェでは、治安部隊による殺害、拷問、強制失 踪、レイプなど、 
深刻な人権侵害が報告されてきました。
  このアチェにおける軍事作戦と人権侵害には、わたしたちの暮らす日本が深
く関与しています。講座では、アチェ紛争への日本の荷担、そ こか らみえるイ
ンドネ シア=日本関係についてお話を聞いた後、原発輸出や新規エネルギー開
発への日本の関与といった今後の課題について会場のみなさんと一緒に 考えて
みたいと思 います。

【講 師】佐伯奈津子(さえき・なつこ)
1973 年生まれ。インドネシア民主化支援ネットワーク。インドネシアの資源開
発と紛争、人権問題について、とくに日本の関わりを中心に調査 し、 提言活動
をおこな う。とくに紛争地だったアチェにおいて、人権侵害被害女性の聞き取
り調査や自立支援のほか、スマトラ沖地震・津波被災者への支援活動を実 施し
ている。
主 著に『アチェの声:戦争・日常・津波』(コモンズ、2005年)、『インドネ
シアを知るための50章』(明石書店、2004年)、 『見え ないアジアを歩く』
(三一書房、2008年)、『現代インドネシアを知るための60章』(明石書店、近
刊)など。

【場 所】東京麻布台セミナーハウス(東京メトロ日比谷線「神谷町駅」1番出口
徒歩約5分)
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html

【資 料代】500円(東ティモールのコーヒー1杯付き)

※ 参加ご希望の方は、できるだけ事前にお申し込みください(当日参加も可能で
す)。

【主 催】東ティモール独立10周年記念連続講座

【お 申し込み・お問い合わせ先】
URL:https://sites.google.com/site/timor10thleste/home
E- mail:tl10th-lecser at hotmail.co.jp <mailto:tl10th-lecser at hotmail.co.jp>
Tel:080-1053-6654 <tel:080-1053-6654>(高橋直太)

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【転送歓迎】
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*インドネシア民衆組織の破壊:1965年9月30日事件の余波*

講師:エルリーナ氏(インドネシア社会史研究所研究員)

日時:2012年10月22日(月) 19:00-20:45

会場:東京麻布台セミナーハウス

地下鉄日比谷線神谷町駅1番出口 港区麻布台1-11-5 電話:03-5545-7789
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html

言語:インドネシア語(日本語逐次通訳)

会費:無料

 1965年の9・30事件以降、インドネシアでは半年間に50万人とも言われる人び
とが国軍の主導 によ り殺害され、さらに多くの人たちが裁判もなしに政治囚と
して何年にもわたって基本的人権を奪われていました。釈放後も、社会の中での
差別や不利益が続いています。このような大事件にも拘わらず、日本をはじめ西
側諸国では一般にはほとんど知られていません。この 事件 をきっかけに、スハ
ルト独裁政権が成立し、国内各地における人権弾圧、さらには東ティモール侵攻
と続きました。民主化後のインドネシ アでも、依然として非常にセンシティブ
な問題であり続け、加害者側と被害者側には深い溝が横たわっています。

 今回お話していただく、エルリーナ氏はインドネシア社会史研究所の研究員と
して、 被害者からの聞き取りをはじめとする調 査を行い、事実の解明とその影
響を調べています。

 インドネシア独立後からスカルノ初代大統領の下で、女性、農民、労働者、芸
術家な ど民衆がそれぞれ組織化して活発な活動 をしていました。しかし、事件
後に実権を握ったスハルト将軍は、陸軍を指揮して軍事作戦を展開し、これらの
団体を徹底的に壊滅しました。 その後も、1998年の崩壊まで30年以上にわたっ
て、スハルト政権は各 地で 人権を抑圧しながら開発独裁政権を維持しました。

参考図書:ジョン・ローサほか編、亀山恵理子訳『インドネシア 九・三〇事件
と民衆の記憶』(アジア現代女性史5)明石書店、2009年。

エルリーナ(Th. J. Erlijna)氏プロフィール

1975年ジャカルタ生。インドネシア国家 女性人権委員会の報告書『ジェンダー
に基づく人道に対する罪』(2006年)共著者。現在は『1965~2001年インドネシ
アにおける強制失踪』を分担執筆中。

問い合わせ:高橋茂人(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員)
takahashi.shigehito[at]vega.ocn.ne.jp

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