[CML 020381] グラミン銀行へのバングラデシュ政府の介入を撤回させるための国際署名(転載)

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2012年 10月 11日 (木) 09:13:57 JST


紅林進です。

レイバーネット日本の会員MLより、寺島栄宏さんの投稿を転載させていただき
ますが、貧しい人々に無担保・比較的低金利で少額の融資をするマイクロファイ
ナンス(マイクロクレジット)の世界的先駆けであるバングラデシュの「グラミン
バンク」(グラミン銀行)が、存続の危機にあるようです。

バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は、グラミン銀行法(the Grameen Bank
Ordinance)を「修正」し、政府によりグラミン銀行を買収(国有化?)し、グラミン
銀行の総裁に市民が選出した役員を退け、政府に都合のいい人事を行使する
権限を与えようとしているようです。

それを撤回させるための国際的署名も呼び掛けられているそうです。
署名AVAAZサイト、バングラデシュ首相:希望を奪わないで
  →http://www.avaaz.org/jp/save_the_world_best_bank/?bLXwEcb&v=18503

「グラミンバンク」とその創設者ムハマド・ユヌス(Muhammad Yunus)氏はマイクロ
ファイナンス普及の功績により、2006年度のノーベル平和賞を受賞していますが、
私自身は「グラミンバンク」やムハマド・ユヌス氏の展開する携帯電話「グラミンフォン」
事業や日本のユニクロなどとも提携するBOP(Base of the Pyramid)ビジネスに対して
ある種の懸念も持っていますが、またムハマド・ユヌス氏が政党を結成して、政権を
取ろうとめざしたなど、ハシナ首相がユヌス氏を政敵として見ることも理解できない
ことではありませんが(政府は、すでに「銀行法」に定める定年制に違反するとして、
ムハマド・ユヌス氏をグラミン銀行の総裁職から「解任」している)、政治権力を
行使して、市民事業に介入するやり方には大きな問題があります。(市民事業とは
いえ、「銀行」である以上、ある種の「規制」は必要とは思いますが・・・)

私もPARCのエクスポージャーツアーでバングラデシュのBRAC(バングラデシュ農村
向上委員会)というバングラデシュ最大の(規模でいえば、世界最大ともいえる)NGO
を訪れたことがありますが、バングラデシュでは、政府や役人が汚職と非効率であまり
有効に機能していない中で、BRACなどのNGO(バングラデシュにはBRAC以外にも
大きなNGOがいくつもある)が、それに代わる役割を果たしています。BRACは、貧しい
家庭の子ども向けの小学校などを運営しており、その学校数は公立の学校数よりも
多いとのことです。(最近の数のデータは知らないので、現在は違うかもしれないが)


(以下、レイバーネット日本のMLより転載)

皆さまへ
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グラミン銀行を存続させるために、行動を!!

 国際団体AVAAZは、緊急署名を世界中から集めるキャンペーンをしています。

 バングラデシュ女性首相が、政治権力を利用し、数百万もの人々の未来を
脅かそうとしています。

 どの金融機関よりも多くバングラディシュ女性たちを貧困から救ってきた、
グラミン銀行を廃業に追い込もうとしています。

 世界の私たちが行動を起こせば、銀行を存続させ、貧困に苦しむ人々に対する
理不尽な攻撃を終わらせることができます。

 署名AVAAZサイト、バングラデシュ首相:希望を奪わないで

  →http://www.avaaz.org/jp/save_the_world_best_bank/?bLXwEcb&v=18503

 詳しい事情が書かれています。拡散希望。

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以上、

 2012.10.11 寺島栄宏      


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