[CML 020992] 【朝日放送キャスト公式サイトより】 脱原発を目指す女性たちの闘い

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2012年 11月 14日 (水) 23:21:12 JST


朝日放送キャスト公式サイトより
http://webnews.asahi.co.jp/cast/feature/121113.html

脱原発を目指す女性たちの闘い

激しい雨と寒空のもと集結した、大勢の人々。関西電力めがけ鳴り響く「原発反対」の声。そこには、強い意志を持った女性たちが参加していました。

女性参加者たち
「地震列島のこの国で、原発稼働は危ないと証明された。じっとしていられない」
「誰かが何とかしてくれるという気だったが、今までのままでは子どもたちに申し訳ない」
「今声を上げないと、止められないのでは・・・」

政府は2030年に原発ゼロの方針を打ち出しています。8月に朝日新聞が実施した世論調査によると、「原発をやめるとしたら、いつごろが適切か?」との質問に対し、6割以上が「10年以内」でした。

京都市の長谷川さんは、大学院で環境学を研究していましたが、3.11後に「一刻も早く原発をやめるべきだ」と訴え続け、各地のデモに参加しています。

長谷川さん
「もともとデモには否定的だった。やったからといって、世の中が変わるのかなと思っていました。よくよく考えると、脱原発とか原発賛成とか、自分の意思を示す機会が意外に少ない」
この夏、全国で繰り広げられた脱原発デモ。大飯原発の前にも人の壁ができました。警察とデモ隊が衝突するなか、長谷川さんは叫びました。しかし・・・。

野田首相
「国民生活を守るために、大飯3・4号機を再起動すべきというのが私の判断であります」
抗議の声を押し切って、政府は大飯原発を再稼働させました。「わたしたちの声が、今の政治には反映されていない」。再稼働決定に至る政治のプロセスは、長谷川さんにとって到底納得できるものではありませんでした。

7月、再稼働からまもなく、「既存政党には任せられない」と誓い合った人たちが、自らの手で脱原発を実現しようと新たなグループを作りました。長谷川さんは、この「緑の党」の共同代表に就任しました。

長谷川さん
「デモはもちろん必要だと思うが、それだけでは世の中は変わらない。受け皿となるような、実際に政策を変えるところが必要」

日本ではなじみの薄い「緑の党」ですが、世界にはおよそ90の国や地域に存在していて、女性も活躍しています。「2022年までに全原発を停止する」と決めたドイツでは、「緑の党」が中心となって自然エネルギーを普及させ、40万人の雇用をつくり出したといわれています。

ドイツ「緑の党」ヘーン議員
「日本人は、福島の事故が福島の地域に限られることではなく、日本全体の問題だと実感し始めている。認識していないのは、国会議事堂の中にいる政治家たちだけではないでしょうか」

8月、福井県美浜原発を視察したドイツ「緑の党」の議員は、脱原発を主張する滋賀県の嘉田知事とも面会しました。

嘉田知事
「万一事故が起きたら、関西で琵琶湖の水が飲めなくなり、人が住めなくなる。大変大きな危険です」

脱原発政策で先を行くドイツの事例は、ひとつのお手本。『次の世代に何を残すか』。その意見交換の場に長谷川さんも同席し、熱心にメモを取っていました。

今、長谷川さんら「緑の党」のメンバーは、各地でPR活動に奔走しています。原発の停止、女性の起用、民主主義をこの手に取り戻すこと。訴えたいことは山のようにあります。母親世代を中心に、京都だけで会員は100人を超えました。

長谷川さん
「脱原発にどうアプローチするのか、わかりやすいパンフレットを出そうということで、原稿の締め切りが過ぎているんですが、今書いています(笑)」
難しい原発の問題を、党の代表として一般の人にどう語りかけていくのか。いつも頭を悩ませます。ただ、同じ「脱原発」の目標をかかげていても、橋下代表率いる維新の会とは全く思いが違うといいます。

長谷川さん
「緑の党は英雄が必要ではなく、一人ひとりの力で議論していく事が必要。そこが維新との大きな違い。橋下さんの方はテレビを見ていても女性がいない」
脱原発への道のりは長い。それでも女性たちは小さな一歩を将来への大きな一歩に繋げようとしています。


動画
https://www.youtube.com/watch?v=P6X9aDUgyxw

 		 	   		  


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