[CML 020973] 生方幸夫様:「緊急事態」の効用ほか

OHTA, Mitsumasa otasa at nifty.com
2012年 11月 13日 (火) 20:35:24 JST


環境副大臣 生方幸夫様

原子力規制委員会人事の国会同意、議員定数の是正などに言及された11月9日付「今日の一言」に関連して。

生方幸夫「今日の一言」
http://ubukata.news.coocan.jp/cgi-bin/blog2/diary.cgi?no=451

政府は「緊急事態」を理由に原子力規制委員会の人事について国会に同意を求めていません。憲法に「緊急事態条項」を入れる改憲の危険性が先取りされた事例といえます。「緊急事態」は政府がとんでもない事を可能にする方便です。

現状は緊急事態どころかゆるゆる事態です。「緊急事態」なら大飯原発3、4号機を止め、年間20ミリシーベルトは撤回して健康被害防止の緊急対策をお願いします。

選挙区間1票格差(地域代表性格差というべきで純粋な1票格差でない)について「違憲状態判決」が出でいます。選挙区間1票格差が問題なら、小選挙区制などによる生票・死票間1票格差がより問題です。

2010参院選の結果を基に、比例区定数を80削減した場合の衆院比例区選挙をシミュレーションすると、社民党議員1人の当選に要する票数は、民主党議員1人の当選に要する票数の4.98倍となります。

1票の格差とは何か
http://kaze.fm/wordpress/?p=381

許される選挙区間1票格差の相場が衆議院で3倍、参議院で5倍と、まさに格差を設けているのはふざけた話ですが、衆議院における比例区定数削減後の1票格差の例4.98倍は、この3倍をはるかに超えています。これを「違憲状態」ではないと主張できる根拠があるでしょうか。

「総選挙を今すぐにした方がいいのかどうかは、国民の皆様の判断に従うのが一番いいと思います」と環境副大臣は語られますが、選挙制度改正をこそ国民に任せてください。


太田光征



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