[CML 020910] <テント日誌 11/7(水)――経産省前テントひろば 424日目>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2012年 11月 9日 (金) 10:05:38 JST


<テント日誌 11/7(水)――経産省前テントひろば 424日目>
      紅葉に染まり始めた木々を眺めながら
      11・11は賑やかに愉しく政治的意思表示を
 
 なかなか旅行に行けない憂さ晴らしというわけではないが、家では旅番組を見る事が多い。山々は紅葉に染まっていてやはり美しい。「美しい日本」という政治的言葉は嫌いだが紅葉に染まる山々はいいものだ。美しい風土も郷土も温泉も魅せるものがある。ある人の通信に飯館村も紅葉が綺麗だったとあったのを見つけた時は、あれこれ想像が入って胸が痛んだ。
 ここテント前でも木々が紅葉をはじめている。テント周辺では落ち葉の掃除が大変だが、時には変わりゆく季節の風景に浸り楽しみたいものだ。かつて国会周辺で座り込みをやっていた時、ギンナンを集めてパーティをやったことがある。いつかまたテントひろばでもやりたい。こんな場所でもいろいろと楽しみはつくれるものである。
 夜になるとそろそろ使い捨てカイロが欲しい。そういえば昨年は随分とお世話になった。多分、今年もまた、ということになるのだろう。季節のめぐりにくらべて、政治的動向は貧相である。政治的な「不況」は今年だけのことではないが、今年は各国で政治指導部の入れ替えや選挙などもあってことさら目立つようだ。アメリカではオバマの再選がなったがかつてのような迫力も期待感もない。彼の言葉に魅力がないし輝きもない。中国共産党大会はどうなるのか。こちらは不透明で暗い。
 我が国では12月16日の都知事選は確定しているが衆院選挙の日程をめぐっての政局が激化している。こうした絶望的な政治状況の中で11月10日(土)(再稼働阻止全国ネットワーク結成)11月11日(日)国会・霞が関大占拠行動がある。テントでもその準備が続いている。
 11月11日の国会・霞が関一帯の大占拠行動は毎週金曜日首相館官邸前の行動を仕切っている首都圏反原発連合の主催であるが、それに経産省前テントひろばや「さよなら原発1000万アクション」等が協力団体になっている。この日の行動は13時から日比谷公園に集まり周辺のデモが予定されていたが、これは中止とあいなった。15時〜17時までの国会や霞ヶ関一帯での行動は予定通りであるし、17時〜19時までの国会正門前・首相官邸前行動も行われる。
 日比谷公園のデモのために集会場としての使用不可は姑息な行為である。これまで何の支障もなく使っていたのだから使用不可決定は不可解である。彼ら《都側》が「表現の自由」などを考えもしていないことは明瞭だが、法律や制度を権力の側が自分たちの都合《統治の都合》のよいように使うことには改めて怒りと理不尽さを感じる。
 だが、考えてみよう。毎週金曜日首相官邸前行動も経産省前テントも集会やデモの許可の上にできているものではない。それを超えたところで成立しているのだし、そこのところを注目しなから行動を考えよう。制度や法律を自分の都合に合わせて使う面々を超える道は可能である。
 テントの中では11日の行動についていろいろ議論がなされたが、15時〜からの霞ヶ関一帯での行動については「かんしょ踊り」を中心に賑やかに愉しく政治的意志表示をしょうということになった。放射能汚染を抗議する「牛」のレプリカも登場する。サウンドデモもあるように、かつての「集会とデモ」のような型に囚われずに愉しく意志表示の仕方を追求しよう。お互いに響き会うものを求めたい。
 集会やデモも意志表示の一つであり、時にそういう方法もいいが政治的意志表示は多様であり自由奔放にやろう。政治的意志表示には体制や権力との緊張がある。それは片時も忘れることができないが愉しくやることは矛盾しない。時に工夫と知恵である。
 国会や霞が関の不毛な政治は復興事業の実態や未だに収束させられない原発事故、さらに明瞭な原発政策のない状況等を見るたびに感じている。それを超えるのは国民の政治的声(意志)が登場しその浸透で政治が変わって行くことにおいてだ。これは絶望に満ちた気分にさせられることが多く、希望はなかなか見いだしにくい。それでもやはり希望の湧いてくることもある。
 テントでは11日の行動についての議論が続いているがやはりまず行動しよう。久しぶりに会うのもいいだろうし見知らぬ人と出会えるのもいい。希望は行動の中からしか出てこない。週末は楽しみだ。 
                  (M/O)



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