[CML 020857] 【報告】第567日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2012年 11月 7日 (水) 07:23:36 JST


青柳行信です。11月 7日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第5617日目報告☆
    呼びかけ人賛同者 11月6日現在 総数2636名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】11月6日2名。
        岡部晃博 匿名1名
★さよなら原発! 11・11福岡集会
  http://bye-nukes.com/fukuoka 

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★ 
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
 青柳さま
お疲れさまです。
東京では 知事候補の選択に苦労なさっているようです。
湯浅 誠さんの辞退の弁 を読みました。 
情勢分析がすごいです。
ブログに載せましたので リンクから入ってください。

11月11日も目前です。お天気が心配ですが たくさんの方が
参加されることを望みます。
あんくるトム工房
11月11日は 冷泉公園に  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2129
湯浅さん 知事選辞退   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2128

★ 橋本左門 さん<無核無兵・毎日一首> から:
☆山路きてなにやらゆかし」ものおもひ我が国民に取り返さまほし(左門 11・6−102) 

★ ギャー さんから:
新しい歌ができました。まだ詞が変わるかもしれませんけれども、とりあえず・・・
(1)オンリーワンよりナンバーワン/まわりの人間蹴落として/世界のトップに立つために/きらわれたってへっちゃらさ
(2)人の物はおれの物/おれの物はおれの物/世界のすべてを手に入れたい/人の心ははなれてく
(3)オンリーワンよりナンバーワン/きれい事はうんざりだ/トップの座をうばうため/「せこい奴だ」と名が売れる
(4)世界を手玉に取れるなら/虫けらなんか踏みつぶせ!/オンリーワンよりナンバーワン/悪名高きナンバーワン
(5)オンリーワンよりナンバーワン/日本男児と生まれたからにゃ/文句のある奴ぁかかってこい/強がりだけは世界一〓
(6)だけどおいらにゃボスがいる/天皇陛下にゃさからえない/いくら「ワンワン」吠えたって/ナンバーワンよりオンリーワン
以上でぇす。(笑)

★ 黒木 さんから:
長崎の元九電労働者の集まり、全九電同友会のニュースです。
「各位
● 久し振りに全九電同友会ニュースNO15を発行しました。
 
● 九州電力が10月30日電気料金値上げを表明しました。来年4月値上げを
軸に、家庭用は10%前後、企業用はこれを上回る幅で検討、11月末にも
経産省に申請し認可を求める予定である。
 
原発に余りにも依存し過ぎた経営の失敗は認めず、原発存続、再稼働を前提
とした値上げであることを瓜生九電社長は強調。「原発の長期停止による火力
燃料費の大幅増加で業績が悪化した」との、責任転嫁の値上げ表明は、断じ
て容認できません。
 
● 火力燃料費や購入電力費の増加負担以外の、寄付金等膨大な原発マネーのバラ
撒き、東電福島原発事故賠償負担金(年150億円)、安全対策追加投資(既
に約500億円投入さらに増加)、停止中の維持管理費(半年で610億円)、
原発建設費回収の原価償却費、莫大な原発積立金・引当金(5000億円超)
および核燃料費の長期購入など、巨額の放漫な原発経費を透明化すべきである。
単に火力燃料費の大幅増加だけを理由とした値上げ説明はウソと騙しである
と指摘せざるをえない。
 
● しかも、当面の赤字を黒字化するとの目先の利益を追求するだけでは、脱原
発の世論はもう騙されない。原発ゼロ社会実現に向けての経営方針の転換が大
前提である。
フクシマ事故で「原発は安い」の神話は崩壊した。事故リスク試算では原発
   コストが火力より高くなることが明確になった。使用済み核燃料処分は未決で
   管理・処分費用は超巨額、核のゴミは増え続け、核燃サイクル費用も増大の一
途。さらに東電フクシマの事故対策・賠償・除染・廃炉費用など損害額は数十
兆円?100兆円とも想定され、9電力の東電損賠負担、安全対策投資も莫大
になる。
高レベル廃棄物、使用済み燃料の保管・最終処分および廃炉など、将来の致
命的原発リスクは知らんふりをして、原発存続・再稼働ありきの当面する大幅
赤字対策のみの料金値上げを単純に市民へ押し付けることには納得できない。
 
● また、電力労働者の大幅な給与カットを含むリストラ策に大なたが振るわれ
ることが必至の情勢。九電の労働者は2000年からの自由化第一弾の大合理
化に続き、さらに重大な正念場に立たされる。労働条件の大幅ダウンに歯止め
をかけるためにも、電力事業存続のためにも、労働者・市民の信頼を得るため
にも「原発維持に固執」せず、「脱原発」への大胆な方針転換が急務であると、
九電労組幹部、組合員にも警告を発したい。
 
● 長崎新聞によれば、「原発停止の長期化理由の値上げに反発する声や経費削減を
 求める「長崎県民の意見」があったと報じている。

   ▲ 安全はお金に代えられない。再稼働反対が第一。電気を使わないわけにはい
     かず、節電に努めるしかない。(松浦市鷹島町 自営業)
   ▲ 原発ありきでしか考えられないのか。国に守られてきた電力の体制を根本か
     ら変えなければ意味が無い。政治を変えるしかない。(長崎市 サラリーマン)
   ▲ 際限のない値上げは許されないが、今より高価になっていい。節電でカバー
     する。(佐世保市 店員)
   ▲ 原発は無くした方がいい。値上げは困るが、脱原発につながれば仕方がない。
     (新上五島町 店経営)
   ▲  九電の赤字が過去最高では仕方がない。一方的値上げではなく、経費削減など
     努力する姿勢を最初に見せるべき。(口之津町 自営)
 
 なお、全九電同友会としては「原発ゼロ社会、脱原発社会実現」の基本的視点で
 「電気料金値上げに対する正しい見解と理解しやすい反論」を早急にまとめる必要
 があると考えています。 皆さんのご意見等も待っています。全九電同友会 M.K 」

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
重大ニュースです、なんということでしょう、もういい加減にしてほしいです。しかも、よりによって九電です。
1.「規制委、拡散予測また訂正=玄海・川内原発、九電ミスで」時事通信 11月6日(火)20時42分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000139-jij-soci
記事「・・・九電が気象データを間違って伝えていた。拡散予測の訂正は3回目。」
・・・・組織の構図が変わっても、もたれあいの関係は変わっていないようです。規制する側が規制される側の情報を鵜呑みにして資料を作成してミスる。なんにも変わっていない
ですね。
2.「東電、第一原発作業員を3倍で発表…故意は否定」読売新聞 11月6日(火)20時37分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00001216-yom-soci
記事「東京電力は6日、福島第一原発の作業員数を実際の約3倍の人数で発表していたことを明らかにした。」「今年5月時点の従事登録者数を約2万4300人と表記。だが、東
電福島地域支援室によると、実際に5月時点で登録していたのは約8000人で、表記の人数は原発事故後に同原発で従事した作業員の累計だった。実際に作業したのは5500〜
6000人としている。」
・・・・・・この記事も解せません。東電はいったい何の目的でこんなことをしているのでしょう。
さて、きょうも被災地の動きから、福島民友では、
3.「『脱原発』世界に発信 郡山で12月に国際会議」(11/06 10:20) 
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1106/news11.html
・・・・これは全国規模の記事です。 脱原発首長会議開催にあわせて、反原発の運動をここに結集しようというこころみです。
4.「15日から申請受け付け 県内自主避難世帯に補助」(11/06 10:20) 
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1106/news8.html
記事「・・・・子どもと妊婦がいる世帯に限って補助する。しかし対象外の一部避難者からは疑問の声が上がっている。」
5.「被災地道路の早期整備を 知事、国に要望「帰還へ必須」(11/06 10:20)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1106/news9.html 
6.「『現場判断で除染加速』 長浜環境相が訓示」(11/06 10:20) 
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1106/news10.html
7.「問診票の記入を支援 健康調査で相談コーナー設置」(11/06 09:20) 
 ⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1106/news2.html
8.「政府が出荷停止指示 旧玉井村、旧富久山町のコメ」(11/06 09:20) 
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1106/news4.html
・・・・・大玉村の旧玉井村、郡山市の旧富久山町−福島第一から50〜70キロに位置。
9.「18年に本県で『全国植樹祭』 森林再生、除染へ弾み」(11/06 08:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1106/news1.html
・・・・6年後に果たして、森林の除染が進んでいるであろうか?
他紙では、
10.「母乳に放射性物質「検出されず」 福島の378人分朝日新聞デジタル 11月5日(月)23時1分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000040-asahi-soci
記事「10月末までに相談があった703人のうち378人について母乳検査を実施。放射性セシウムが検出できる限界(1キロあたり2ベクレル)未満だったという。」・・・
「県は、県内で生まれる新生児を年間約1万8千人と見積もり、約1万人分の母乳検査ができるよう約1億円の予算を組んでいる」「検査は無料。」
・・・・希望者が伸び悩む理由は? 検査して検出されたときのショックに不安がなるのではないか?
11.「福島・大熊の4世帯 自宅帰還できず東電に賠償請求」河北新報11月6日
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121106t63004.htm
・・・・今の基準での補償では、他地域で生活しようにも新しい家も確保できない・・・。
12.「『仮の町』移転希望、2割のみ=福島県大熊町で住民意向調査−復興庁」時事通信
⇒http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012110600450
記事「『仮の町』を設置した場合の居住希望を聞いたところ、『居住する』は22.8%だったのに対し、『居住しない』が24.2%、『現時点で判断できない』は50.8%
だった。」
東京都知事選、
13.「脱原発で都知事候補擁立へ 宇都宮弁護士らグループ」河北新報11月6日
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/2012110601001380.htm
記事「・・・・宇都宮弁護士は『反石原都政で一本化すべきだ。ほかに候補に挙がった人たちが辞退して、私が推されることになれば、その時は検討する』と話した。」
13’.「都知事選 宇都宮氏、出馬に含み 反貧困、脱原発求める声明」東京新聞11月6日夕刊
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012110602000230.html
節電のこと、
14.「関電管内、今冬6%の節電要請へ 関西広域連合」 西日本11月6日 13:20
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332763
記事「・・・松井知事は『大飯原発の敷地内にある断層がどうなるかによっては(数値が)大きく変わる』とも述べ、断層が活断層と判断され原発が停止した場合は、数値を見直す
考えを示した。」
・・・「関電」ではなく、関西広域連合がです、裏返して言えば、大飯再稼動容認ではないですか。
15.「最大手のJCOMが電力小売り 電気料金1割安く 」西日本電子版11月6日 10:58
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332730 
・・・・この新聞では有料ページです。
記事「ケーブルテレビ最大手のジュピターテレコム(JCOM)は6日、特定規模電気事業者(新電力)と組んでマンション向けに電力の小売りを始めると発表した。放送、通信と
セットで提供して電気料金を電力会社より最大約10%安くする。」「マンション向けの電力供給は、NTT子会社のNTTファシリティーズが先行している。JCOMによると、
放送や通信とセットで電力を提供するのは同社が初めて。」
こちらの記事が少し長い。
15’.「JCOMが電力小売りに参入 セット契約で電力会社よりも1割安く」産経新聞 11月6日(火)12時34分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000532-san-bus_all
原発施設では、
16.「浜岡でタービン羽根にひび割れ 4号機に15カ所 」西日本11月7日 00:50
記事「中部電力浜岡原発4号機(静岡県御前崎市)の『低圧タービン』の一部にひび割れの疑いが出ていた問題で、中部電は6日、抜き取り検査した72枚の羽根の15カ所に、ひ
び割れや亀裂が見つかったと発表した。」

今届いた西日本新聞の一面トップは、もちろんこの記事、
17.「九電放射性物質拡散予測データ誤る 風向き逆に報告」 西日本11月7日 02:00
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332839
記事「規制庁 3度目の訂正・・・・・」
3面、関連記事が続きます、
18.「初歩的ミスなぜ 九電誤データ報告 」西日本11月7日 01:58
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332840
見出し「外部からの指摘で判明 社内基準の記述 誤解生む」「陳謝、他原発も再点検へ 規制庁」
記事「・・・何度か気付くチャンスがあったのに、外部から指摘されるまで国も電力会社も気付かないというおそまつさだった。」
さらに31面に、
19.「失態再び 不信底無し」「九電 誤データ報告 混乱拍車に憤り 周辺自治体『防災計画に影響』」西日本11月7日02:00
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332838
20.「沈痛 『残念で済まぬ』九電会見 『責任はわれわれに』九電副社長謝罪」 西日本11月7日 00:20
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332841
・・・・まさに「やらせ問題」と同等のレベル、、とんでもない。もう何も信用できません。
27面に、
21.「福岡県の『脱原発宣言』24市民団体が要請」
記事「・・・2日、県庁を訪れ、『脱原発福岡宣言の実施を求める要請書』を提出した・・・」
他に、29面に、16.の記事、12面に、15.の記事があります。

★ 宇野朗子(うのさえこ)さんから:
おかげさまで、福島原発告訴団は、11月4日現在で、告訴人
 12000人を超えました。
ただ今、全国10の事務局で、取りまとめているところです。
私は昨日、九州事務局に届いた陳述書にすべて目を通させて
いただきました。・・・九州の人々、九州へ避難してきた人々の
心の声、叫びが響いてきて、胸が熱くなりました。長崎の原爆、
水俣の公害、沖縄の戦争と基地・・・九州の地が経験してきた
数々の試練と人々の闘いがあり、また、川内原発と玄海原発
をもち、原発立地や処分場などにも闘ってきたからこそ、今進
行している福島原発事故を見過ごしにはできないと共に戦って
くださるのだと、感じました。また、遠くへ避難してきた方々の
苦しみ・悔しさ、背負わされた困難の大きさも感じ、怒りを新たに
しました。
告訴人となってくださったみなさま、ご支援ご協力をいただいた
みなさま、本当にありがとうございました。
11月15日の第二次告訴に行ってきますので、またご報告させ
ていただきます。
引き続きのご注目を、よろしくお願いいたします。

さて、この動きと合わせて、原発事故子ども・被災者支援
法に関する動きも、九州ではじまりました。
今月21日に支援法福岡フォーラムを開催します。
みなさまのご参加をお待ちしています。
 -------------------------------------------------
   知ろう 学ぼう 広げよう!
原発事故子ども・被災者支援法 福岡フォーラム
---------------------------------------------------
東日本から避難・移住してきたみなさん、支援者のみなさん。
知っていますか?
今年6月に成立した、「原発事故子ども・被災者支援法」。
 福島原発事故の被害者救済に熱意をもつ議員さんたち、
被災者・支援者たちの努力によって成立した、画期的な法律
です。
  原発事故が起きて1年8か月がたちますが、放射能汚染に
苦しむ地域の住民も、避難した人々も、ほとんど何の国の支
援を得られないままにいます。避難・移住したい。故郷で暮ら
したい。それぞれの選択が尊重され、かつ生活再建の支援
が受けられる。健康確保のための検診や医療費減免なども
整備される。今、私たちが本当に必要な支援を実現するため
に、まずは、この法律について学びませんか?
避難者、支援者の皆さまのご参加をお待ちしています。

と き:2012年11月21日(水)午前10時半〜14時
(終了後、同会場にて交流会があります)
ところ:TKP天神シティセンターアネックス
参加費:無料

第一部
講 演「原発事故子ども・被災者支援法を活用しよう!」
河〓健一郎弁護士(SAFLAN共同代表)
  九州避難者の現状報告
第二部 ワークショップ「本当に必要な被災者支援を考えよう!」

主催:原発事故子ども・被災者支援法福岡フォーラム実行委員会
shienhou at goo.jp
後援:福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク
原発事故子ども・被災者支援法市民会議

*託児あります。無料。2歳以上。保護者氏名/当日の携帯番号/お子様の名前(ひらがな)
・年齢・性別・アレルギーの有無を、yo-ya-ku at goo.jp
まで、必ず件名に「11/21託児予約」と書いて、お送りください。
*本フォーラムの、賛同団体・個人を募集中です。shienhou at goo.jp までご連絡ください。

★ sohdas さんから:
おはようございます。
大分県九重 地熱発電所見学されたきっこさんのブログです。
 この八丁原発電所には1号機と2号機があって、どっちも出力は5万5000KWだってことを書いたけど、実は、ここの敷地内には、もう1つ、一番新しい「八丁原バイナリ―
発電所」ってのがある。あたしは、ホントはこれを一番見たかったんだけど、残念ながら、まだ見学コースは設定されてなくて、一般には公開されてない。だから、今回は見ること
はできなかった。
「バイナリ―発電」は、「ぬるめの蒸気でも発電できるシステム」だ。

「ぬるめ」って言っても、マグマの近くから湧き上ってくるんだから触ったらヤケドしちゃうほど熱いけど、それでも、通常の地熱発電には温度的にイマイチな場合に、その「ぬる
めの蒸気」で「沸点の低い媒体」を温めて、そこで発生した蒸気を使ってタービンを回すって方式だ。

通常の地熱発電には、だいたい150度以上の蒸気が必要で、ここ「八丁原発電所」の蒸気井からは、約160度の蒸気が噴き出してる。でも、長いことずっと利用してたら、中に
は、ジョジョに奇妙に蒸気の温度が下がってきた蒸気井もあって、低いものは130度くらいになった。そこで、「八丁原発電所」では、日本で初めて、この「バイナリ―発電」を
導入してみることにした。

自然エネルギーとか再生可能エネルギーとかエコエネルギーとかって呼ばれてるものには、今回、あたしが見学してきた地熱発電の他にも、太陽光発電、風力発電、小水力発電、バ
イオマス発電など、いろんな自然エネルギーがある。

だけど、こうした自然エネルギーは、日本全体で見ると、総電力の3%ほどしかカバーしてなくて、97%は火力発電、原子力発電、水力発電に頼ってるのが現状だ。
もうちょっと細かく言うと、日本の総電力の69%が火力発電、22%が原子力発電、6%が水力発電で、残りの3%ほどを、地熱発電だの風力発電だので補ってるワケだ。

だから、「原発さえなくなれは、あとはどうでもいい」っていう無責任な考え方じゃなくて、原発をなくすのは当然として、その後もできるだけ「火力の割合を減らしてく」ってこ
とが重要になってくる。そして、そのためには、自然エネルギーの割合を増やしてかなきゃならない。

「97%は火力、原子力、水力で、自然エネルギーは全体の3%だけ」って聞くと、原発をなくす上に火力まで減らしてくのは至難の業、とても現実的には不可能な話‥‥って思う
かもしれない。だけど、この数字は、あくまでも「日本全国の合計」なのだ。47都道府県別に集計した自然エネルギーの割合を見てみると、全国1位なのが大分県で、ナナナナナ
ント!大分県で消費されてる総電力の31%もの量を、地熱発電を始めとした自然エネルギーで生産してるのだ!

ちなみに、全国2位が秋田県の26%、3位が富山県の23%、4位が岩手県の20%で、47都道府県の中で自然エネルギーの割合が2割を超えてるのは、この4県だけだ。
一方、東京都や大阪府などの大都市は軒並み1%以下で、これらをぜんぶ足したものが、「自然エネルギーは全体の3%だけ」っていう数字なのだ。

自然エネルギーの割合の多い上位4県を見てみると、富山県以外の3県には、すべて複数の地熱発電所がある。大分県には5ヶ所もあるし、秋田県には3ヶ所、岩手県には2ヶ所あ
る。ちなみに、富山県は、地熱発電はまだ研究段階だけど、太陽光、風力、バイオマスに力を入れてる。それが、全国3位という結果を生んでるってワケだ。

そして、全国を47都道府県じゃなくて、さらに細かく市町村単位で分けてみると、この「八丁原発電所」がある大分県玖珠郡九重町は、自然エネルギーの割合が3000%を超え
る。つまり、九重町で生産してる自然エネルギーの電力総量が、九重町の電力使用量の30倍を超えてるってことだ。

これは、「柳津西山地熱発電所」がある福島県河沼郡柳津町もおんなじで、ここも3000%を超えてるし、他にも、風力発電が盛んな青森県下北郡東通村や、小水力発電に力を入
れてる群馬県吾妻郡中之条町などは、1000%を超えてる。燃料を使わずに、環境に与える影響を最小限に抑えた自然エネルギーだけで、その土地に暮す人たちの必要とする電力
の何倍もの電力を作り出してるのだ。

このように、自然エネルギーによる発電だけで、その土地の電力需要量を供給量が上回っている自治体は、全国に76市町村もある。日本中の市町村がすべて独立国になったとした
ら、この76市町村だけが「原発が廃止になり化石燃料が枯渇したあとも生き残れる自治体」ってワケだ。

日本には18ヶ所の地熱発電所があって、その内わけは、北海道に1ヶ所、東北に7ヶ所、東京(八丈島)に1ヶ所で、あとの9ヶ所はすべて九州にある。で、この分布を見ると、
東北や九州は温泉が多いから地熱発電所の数が多いのは分かるんだけど、それなら、北海道にも北陸にも関東にも中部にも関西にも温泉は日本中にある!‥‥て思う人も多いだろ
う。

東京の真ん中の新宿区や港区にだって、ちゃんと地下から湧いてる温泉はある。もちろん、東京の真ん中に地熱発電所を造ることは無理だとしても、周りに何もない北海道の山奥な
ら‥‥て思う人も多いだろう。だけど、これが日本に地熱発電所がなかなか造られない原因の1つになってるんだけど、日本で地熱発電所を造るのに適した場所のほとんどが、国立
公園や国定公園になってるのだ。

燃料費はタダだし、環境に与える影響もほとんどないし、いいことづくめみたいに思える地熱発電だけど、日本国内で地熱発電所の立地に適してる場所の8割が国立公園か国定公園
の中なので、なかなか許可が下りない。これは、政治による法改正で簡単に変更することができるんだけど、日本政府は半世紀も「原発ありき」で突き進んできたから、原発以外の
発電のための法改正なんて興味ゼロで、未だに40年前の法律で規制されたままなのだ。

そして、残りの2割の場所は、どこも温泉地なので、「地熱発電所なんか造られて大量に温泉を使われたらお湯が枯渇しちゃうんじゃないか?」っていう不安から、それぞれの自治
体がなかなか首を縦に振らない。大分県の場合は、数々の温泉に大量のお湯が湧き続けてて、湧き続けてるお湯のうち9割を海に捨ててる状態なので、少しでも有効利用したいって
いう気持ちがあって、それが地熱発電所の建設へとつながったんだけど、実際、湯量の少ない温泉地などでは、ヘタに地熱発電などに手を出したら死活問題に発展してしまうケース
もあるかもしれない。

そして、もう1つは、建設費の高さだ。蒸気井を1本掘るのに平均で5億円も掛かる上に、温泉とおんなじで100%成功するとは限らない。5億円掛けて井戸を掘っても、何も出
て来ない場合もある。「八丁原発電所」の2号機は、総工事費が230億円も掛かってる。でも、「八丁原発電所」は成功したので、現在は7円/KWhの発電コストを実現して
る。
地熱発電に関する日本企業の技術は非常に高くて、世界の地熱発電所の7割が日本企業、「三菱重工」「東芝」「富士電機」によるプラントだ。つまり、日本は、世界的に認められ
るだけの地熱発電の技術を持ち、よその国には地熱発電のプラントを売り込んで稼いでるのに、その素晴らしい技術が、カンジンの自分の国ではほとんど生かされてない‥‥ってワ
ケだ。
温度の下がった蒸気を有効利用するために、「八丁原発電所」は、イスラエルの「オーマット社」のバイナリ―発電の設備を輸入した。日本企業が素晴らしい地熱発電の技術を持っ
てるのにも関わらず、原発以外には目もくれない政府によって自然エネルギーはナイガシロにされてきたため、こうしてイザという時には実績のある海外企業に頼るしかない‥‥っ
てなワケで、「八丁原バイナリ―発電所」は、平成15年に工事に着工し、平成18年に試験運転を開始し、平成20年から営業運転が開始され、今も2000KWを出力してる。

どうしてバイナリ―発電が一般的な地熱発電よりも低い温度の蒸気で発電できるのかって言うと、ペンタン、アンモニア、フロンなどの「水よりも沸点の低い媒体」を利用するから
だ。「八丁原バイナリ―発電所」では、沸点が36度のペンタンを使ってる。水は100度にならないと水蒸気にならないけど、ペンタンは36度で水蒸気になるから、水よりも
ずっと低い温度でタービンを回すことができる。つまり、地下から噴き出す「150度以下」の蒸気や温水で「ペンタンの入った容器」を温めて、そこで発生したペンタンの蒸気で
タービンを回して発電し、冷えたペンタンは元に戻り、冷えた温水は地下へ戻される‥‥っていうシステムだ。

ちなみに、「バイナリ―」ってのは「2進数」のことで、「0」と「1」の羅列ですべてを表わすコンピューターのデータやファイルのことを「バイナリ―データ」とか「バイナリ
―ファイル」とか呼んだりするけど、この地熱発電の場合は、「水」だけじゃなくて「水ともう1つの媒体」という「2つの流体」で発電を行なうことから「バイナリ―発電」と名
づけられてる。

150度以上の蒸気が必要な通常の地熱発電だと、立地に適した場所も限られるけど、80度以上の蒸気で運転できるバイナリ―発電なら、立地に適した場所が全国に山ほどある。
たとえば、今までは「せっかく湯量が豊富で国立公園からも外れてるのに、湯温が90度しかないから地熱発電は無理」って言われてた場所でも、バイナリ―発電なら問題ない。経
済産業省の試算では、「日本全国にバイナリ―発電が普及した場合、原発8基ぶんの電力を半永久的にまかなえる」とされてる。

‥‥そんなワケで、ずいぶん堅苦しいことばかり書いてきちゃったけど、ここまでに書いたことが、今回、あたしが勉強したことだ。実際に「八丁原発電所」を見学して、美しい
山々に囲まれた中で地熱発電システムが電力を生み出してる光景を見たら、「これこそが人類の科学力だ!」って気持ちがした。自分たちの現在の生活のために、後世の人たちに負
の遺産を押し付ける原発なんて、事故が起こったら誰にも収束できない原発なんて、どう考えても「人間が手を出してはいけない悪魔の技術」だと思った。大地からの贈り物である
蒸気を使って、人間の暮らしに必要な電力を作り出す。こうして、美しい自然と共存する発電こそが、あたしは、本当の「技術」だと思った。

施設の見学が終わると、案内のお姉さんが正面の山を指さして、「夏の初めには、あのあたりの山々はすべてミヤマキリシマが咲き乱れてピンクに染まるんですよ。本当に美しいで
すから、今度はミヤマキリシマの時期にも来てくださいね」って言って微笑んだ。母さんとあたしは、静かに深呼吸をした。

○−−−−−集会等のお知らせ−−−−−○ 

● さよなら原発! 11・11福岡集会 ● 
 日 時:11月11日(日)
     14:00 集会開始 15:00デモ出発(サウンドデモ)
 場 所:福岡市・冷泉公園 
 主 催:さよなら原発! 福岡集会実行委員会 
★さよなら原発! 11・11福岡集会
  http://bye-nukes.com/fukuoka 

● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
    裁判開始:14:30 (301号大法廷)
支援カンパ: 郵便振替口座 01700−1−125911 
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○ 
     ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば★☆
 ツイッター フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
           午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
      ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
       青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
************************

----
青柳  y-aoyagi at r8.dion.ne.jp


CML メーリングリストの案内