[CML 020765] 【南西諸島派兵阻止情報】 第18号 2012・10・31

加賀谷いそみ qzf01055 at nifty.ne.jp
2012年 11月 1日 (木) 22:10:56 JST


〜転載歓迎〜

【南西諸島派兵阻止情報】  第18号  2012・10・31  

  本「情報」前号(9・26付第17号)を発信してから1カ月ちょっと経ちま
した。その間に米海兵隊によって普天間飛行場へのオスプレイ12機の配備が強
行され、それに対し沖縄の人びとの怒りが沸騰しているさなか、米兵によるレイ
プ事件が起き、より一層の憤激が沖縄全県に広がりました。
  そのいきさつはみなさんがご存じと思うので、今号では触れません。上述のよ
うな〈オール沖縄〉対日米両政府の全面的対立が激化しているにもかかわらず、
防衛省・自衛隊による南西諸島への自衛隊配備計画は進められています。
 とりわけ「尖閣諸島」の領有権をめぐる日中間の緊張を政治的に利用して派兵
を正当化する世論工作はきわめて執拗におこなわれています。
  さらに警戒すべきは「ガイドライン」(日米防衛協力の指針)の見直し作業が
始まっていることです(10・29付産経記事)。国会での審議・批准を経るこ
となく安保条約を改定する企みが日米両政府によって進められています。編集部

●南西諸島への派兵に反対する2つのブログを紹介します。いずれも豊富な資料
に満ちていて、非常に役立ちます。どうかご覧になってください。

 ▼チョッキンと与那国 http://t-chiyoki.no-blog.jp/ 
与那国町議会議員、田里千代基さんのブログです。田里さんは与那国への自衛隊
配備に反対している与那国改革会議の事務局長です。自己紹介に「与那国命の情
熱家です」とあります。

 ▼軍隊のいない「八重山」とアジアとの共生を
  http://teyata.blog.ocn.ne.jp/blog/
 
谷田部光昭(やたべてるあき)さんのブログです。プロフィールで次のように自
己紹介されています。
 〈川崎と沖縄西表島に住んでいます。日本の最南西端「八重山」の「平和・人
権
・環境」に関する情報を皆さんへより多くお送りしたいと考えています。八重山
の
情報は普段皆さんが接していない地元の新聞などから平和・人権・環境に関する
記
事をご案内します。また、近隣アジア各国の平和・人権・環境に関する情報も併
せ
てご案内します。〉
 

〔以下、解説と情報〕  
  ※ 日本経済新聞の記事が含まれますが、それらは会員限定でWEBでは読む
ことができません。しかし図書館などで読む場合の参考用に見出しを記し
ます。

〔ガイドラインの見直し始まる〕

◆中国念頭に日米協力重視 防衛ガイドライン見直し着手 10・29
 産経新聞
 平成9年に改定した「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)の見直し
に向け、日米両政府が実務的な調整作業に入ったことが28日、分かった。中国
の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発、2001年の米中枢同時テロなど戦略
環境の変化を踏まえ、日米防衛協力を強化することが狙い。外務、防衛当局の日
米課長級協議をすでに開始、当面は再改定を視野に現行ガイドラインの問題点を
洗い出す。
 森本敏防衛相が8月の訪米時にパネッタ米国防長官とガイドラインについて
「今後日米で研究し、議論していくことが重要」との考え方で一致。防衛省は省
内に作業チームを発足させており、早ければ来年春にも具体的な結論を出すこと
を目指す。……
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121029/plc12102908120008-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121029/plc12102908120008-n2.htm

〔与那国派兵計画への反撃〕

〈解説〉前号で詳報したように自衛隊基地誘致に関する住民投票条例案は9月2
4日、不当にも与那国町議会で否決されましたが、与那国改革会議やイソバの会
はただちに反撃を開始しました。以下は関連情報です。編集部

◆[住民投票条例否決]住民間の対話の道探れ  9・26 沖縄タイムス・社説
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-09-26_39466
◆与那国住民投票否決 島分断の責任は重い 9・26 琉球新報・社説
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-197335-storytopic-11.html

◆署名簿紛失 八重山署に刑事告発 与那国改革会議「事実を明確に」
  10・10 八重山毎日新聞
 与那国島への「自衛隊基地建設」の民意を問う住民投票に関する条例制定請求
の署名簿から5ページ分(25人分)が抜き取られていた問題で、署名活動を行
っていた与那国改革会議の崎原正吉議長、同会議の安里與助顧問、イソバの会メ
ンバーの稲川宏二さんらは9日夕、公用文書等毀棄(きき)罪に当たるとして、
事実を明確にするとともに厳罰な処罰を求めるため、被告人不詳のまま八重山署
に告発状を提出した。 
 同署では告発状を預かり、検討する。回答の時期については定めていない。
 縦覧は有権者523人分の署名が書かれた署名簿のコピー2冊分を今年8月1
3日から同19日まで、与那国町役場1階で行われたが、18日午前、閲覧に訪
れた町民が2冊のうちの1冊で名簿の一部が抜き取られていることに気づいた。
 同町選挙管理委員会(玉城孝委員長)から連絡を受けた八重山署が関係者から
事情聴取したが、原因は分かっていない。……
 ※ 記事は編集部が入力したものです。

◆懸念される対立の泥沼化  10・10 八重山毎日新聞・社説
住民投票否決、自衛隊配備進む与那国
http://www.y-mainichi.co.jp/news/21053/

〔南西諸島の自衛隊レーダー基地〕

〈解説〉
  南西諸島の北端は鹿児島県南部の島じまです。その一つ、下甑(しもこしき)
島に航空自衛隊のレーダー基地があります。奄美の沖永良部(おきのえらぶ)島、
沖縄島の与座岳、久米島、宮古島にもレーダー基地が置かれています。つまり南
西諸島にはすでにレーダーサイトが連なっているのですが、防衛省は与那国にも
「必要に応じて」配備される移動式警戒管制レーダーの基地を造ろうとしていま
す。編集部

◆防衛相 高性能レーダーを視察  10・23 NHKニュース
森本防衛大臣は、鹿児島県薩摩川内市を訪れて、日本に向けて発射される弾道ミ
サイルなどを探知するため設置されている高性能レーダーを視察し、「わが国の
安全保障を巡る環境は厳しさを増し、任務は極めて重要だ」と訓示しました。…
…
<http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121023/k10015961541000.html>

〔宮古島 下地島空港の軍事利用問題と自衛隊情報保全隊による違法な市民監視〕

〈解説〉宮古島市での自衛隊情報保全隊による違法な市民監視問題はきわめて重
大です。自衛隊はこの種のスパイ活動を全国で行なっていますが、自衛隊配備が
深刻な問題になっている南西諸島ではとりわけ集中的に行なわれているはずで、
暴露された宮古での例は氷山の一角でしょう。
 これに関連して、10・21付中国新聞記事「尖閣警戒で沖縄に部隊派遣へ 
警視庁や神奈川県警など」にもご注目ください。大量の警察派遣は「尖閣」警備
を名目にしていますが、天皇訪沖警備が主眼でしょう。また自衛隊配備に反対す
る人びとを恫喝することも目論まれていると見るべきでしょう。編集部

◆県議会代表質問: 9・28 沖縄タイムス
質疑詳報  
■下地島空港
軍用想定せず
 宮古島市の下地島空港の軍事利用の可能性について、當銘健一郎土木建築部長
は「『屋良覚書』や『西銘確認書』で、やむを得ない事情を除き、民間航空機に
使用させる方針で管理運営することが確認されている」と指摘。「同空港の運営
方針は第一義的に設置管理者の沖縄県が決める。(覚書は)米軍機についても当
然及ぶもの」と軍事利用は想定していないと強調した。……
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-09-28_39546

◆自衛隊が情報収集 宮古の労組反対集会、前田県議資料示す 10月19日
 琉球新報 
 共産党の前田政明県議は18日の県議会決算特別委員会で、2010年12月
に宮古島市で開かれた米海軍第7艦隊音楽隊の演奏会に対する労働組合などの反
対集会の内容を自衛隊情報保全隊が記録し、内部資料を作成していたとする資料
を示した。
 イラクへの自衛隊派遣に関連した集会などの活動に対し陸自の情報保全隊が県
内も含め監視活動をしていたことが07年に明らかになっている。東北6県の市
民らが監視活動は憲法違反に当たると訴えた訴訟で、仙台地裁は12年3月、違
法とし、賠償を命じている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-198223-storytopic-3.html

◆尖閣警戒で沖縄に部隊派遣へ 警視庁や神奈川県警など  10・21
 中国新聞
 新型輸送機オスプレイの配備や米兵による集団強姦ごうかん致傷容疑事件の対
応で尖閣諸島への警備が手薄になる恐れがあるとして、不法上陸の警戒などのた
め、警視庁や神奈川県警、大阪府警が近く部隊を沖縄県へ派遣することが20日、
複数の警察関係者の話で分かった。沖縄県警が応援要請した。
 警察庁によると、管轄外の警察が尖閣諸島の警戒・警備に当たるのは初めて。
警察関係者によると、沖縄県警や海上保安庁と協力し、周辺の島や海保の船舶か
ら有事に備えてパトロール活動に当たる。……
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210210042.html

〔●資料 オスプレイ配備と米兵による女性暴行事件に抗議し、離島の軍事化に
反対する声明  宮古平和運動連絡協議会〕

〈解説〉宮古平和運動連絡協議会が10月23日午後、宮古島市で記者会見し、
下の声明を発しました。10・23付共同通信が〈日米両政府が沖縄県渡名喜村
の無人島「入砂島」で計画していた自衛隊と在日米軍による共同の離島奪還訓練
を断念したことが22日、判明した。〉と報じましたが、中止された訓練はなお
続く日米共同訓練の一部にすぎません。同通信の記事も「訓練そのものは、沖縄
本島の近海で模擬演習を実施する方向で調整している」と伝えています。
 ですから声明は連絡協議会があくまで「離島奪還軍事訓練」と離島の軍事化に
反対することを表明しています。編集部

●オスプレイ配備と米兵による女性暴行事件に抗議し、
                離島の軍事化に反対する声明

 復帰40年のこの年に、沖縄の基地負担はますます増大しています。去る9月9
日、10万人を超える県民の結集で反対の意思を一丸となって示したにもかかわら
ず、日米両政府は、普天間基地の固定化の上に、欠陥機オスプレイを強硬に配備
し、初日から市街地の空を飛び、何ら「安全のための合意」などは守られていま
せん。
 好き勝手にふるまう米軍に対し、沖縄県民の側に立ってものを言わない、言え
ない日本政府。そうして16日、米海軍兵2名はまたもや沖縄県内の女性を襲い、
集団強姦致傷事件を起しました。8月には米兵による強制わいせつ致傷事件が起き
たばかりです。復帰後〜現在に至るまで在日米軍犯罪は5790件に及び、その内、
性的犯罪は明らかになっているものだけで127件ですが、これは氷山の一角にすぎ
ません。まるで戦場か占領地さながらの沖縄ではありませんか。空からも陸の上
も、県民は日々、命の危機に晒され、人としての尊厳を奪われた生活を強いられ
ています。
 さらに、米軍と自衛隊は合同で、11月に渡名喜島周辺の無人島で、「離島奪還
訓練」を行うとの報道が先日ありました。「尖閣問題」を理由付けて、あたかも
離島が近隣の国から武力攻撃でも受けるかのような非現実的な想定をもとに訓練
するようですが、国境付近の島々では、これまで先人たちの培った努力の結果、
近隣諸国とは平和裏に友好的な関係を維持してきました。領土問題は、国境近く
の離島の生活圏内では何ら問題は起こっていません。問題を起こしているのは、
思惑を持った各国政府や、それを理由に軍事化を進めることに利害関係を持つ集
団や人々なのです。
 私たち離島の住民は、アジア近隣諸国に緊張を生み出すだけの「離島奪還訓練」
など望んではいません。島の軍事武装を望んではいません。平和な友好的な交流
と交易を望んでいるのです。
 与那国島への自衛隊新基地建設が進められようとしています。一方、宮古島・
石垣島への陸上自衛隊配備も取りざたされていますが、すでに明らかなように、
自衛隊は今や米軍の手先となってアメリカやグアムやホルムズ海峡で合同の訓練
をし、テニアン島には合同の基地も作られようとしています。今後の戦場では自
衛隊に米軍の肩代わりをさせようとしています。自衛隊と米軍は統合され、一体
化が進んでいます。南西諸島への自衛隊配備は、米軍の軍事戦略のもとに画策さ
れています。陸上自衛隊の駐屯基地ができれば、必ず米軍の共同使用があり、や
がて軍隊の本質である暴力による事件・事故が多発することになります。
 島人の、とりわけ女性の生命と人権は危機に陥れられ、尊厳が踏みつけにされ
るのです。
自衛隊は音楽会、航空ショーの公開、体験航海など宣撫工作をする一方で、住民
の監視や個人情報収集を暗に行っています。軍隊は住民を守らないことを沖縄県
民は血の犠牲の上に教訓として忘れることはありません。
 私たちは、沖縄全体が日米両政府と軍隊に蹂躙されているこの屈辱の状況を決
して許さず、自衛隊新基地建設・配備強化を認めず、以下のことを要求します。

1 私たちは、オスプレイの撤去はもとより、沖縄県民を犠牲にする日米安保体
制に反対し、すべての軍事基地の撤去を要求します!
2 私たちは、集団暴行した米兵の厳正な処罰と、被害女性への謝罪と誠意ある
救済を求めます!
3 私たちは、自衛隊と米軍の合同「離島奪還軍事訓練」と離島の軍事化に反対
します!

 2012年10月23日

 宮古平和運動連絡協議会 共同代表 上地照子・星野 勉 

〔石垣島〕

〈解説〉石垣島で市のスポーツ施設を自衛隊が長期にわたって宿泊所として使用
するため、市民が閉め出されるというトンデモナイ事態が起き問題になっていま
す。
 同市の中山義隆市長は今春のPAC3配備の際に自衛隊に積極的に協力したり、
石原都知事(先日辞任)の都による「尖閣諸島」3島購入の動きにもろ手を挙げ
て迎合するなど、極度に保守的な人物で改憲派です。
  今回の動きにも「尖閣」をめぐる日中間の緊張を追い風に石垣に自衛隊を誘致
しようという魂胆が透けて見えます。

◆フットサル、19日間利用できず 自衛隊が通信訓練で使用  
 10・27 八重山毎日新聞
 自衛隊の通信訓練として石垣市のサッカーパークあかんまのフットサルアリー
ナ(1386平方メートル)が11月2日から20日までの19日間、隊員の宿泊所として使用
される予定になっていることが26日、分かった。市が自衛隊の依頼を受け、予約
を行うなど協力した。スポーツ施設の長期使用に利用者らからは「何のための施
設か」と反発の声が挙がっている。
 訓練は全国を網らした通信訓練とみられ、石垣島以外でも行われるようだ。通
信訓練の規模など詳細について市総務課は「向こう(防衛省)が発表していないの
で明らかにできないが、小規模」と述べるにとどめた。
 フットサル愛好者の米盛佳織さん(41)は10月10日ごろ、11月4日と同18日の予約
を済ませた。しかし、市の予約が決まった24日、あかんま側から「市が予約して
利用できない」との連絡を受けた。その他にも3件の利用を予定していたが、断念
せざるを得ず、「フットサルをやっている女性は子どもを含めて50人いる。なぜ
20日間(近く)も利用できないのか」と怒りを露わにする。……
http://www.y-mainichi.co.jp/news/21174/

〔島嶼・離島防衛強化の動き〕

〈解説〉米政府の新「国防戦略」はアジア・太平洋地域における中国の軍事的台
頭を牽制することを主眼とするものですが、そこで打ち出されている「島嶼防衛」
あるいは「離島防衛」は南シナ海から東シナ海にかけて中国を弧状に包囲する動
きです。自衛隊の南西諸島派兵はその一環です。ですからグアムでの日米共同訓
練や米比合同演習は南西諸島の要塞化計画と連動する動きととらえるべきです。
以下、それを踏まえて情報を紹介します。                 
                  編集部

◆離島防衛の強化急ぐ 防衛省、中国念頭に 米軍と訓練促進  
 10・9 日本経済新聞
<http://www.nikkei.com/article/DGXDASFS08015_Y2A001C1PE8000/>

◆南シナ海臨む島で米比演習 中国けん制、在沖海兵隊も  
 10・8 中国新聞・共同通信
<http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210080140.html>
◆米比合同演習にオスプレイ不参加 普天間配備の遅れで  10・13
 北海道新聞
<http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/411446.html>

◆陸自若手幹部が海兵隊で研修  10・13 NHK/沖縄
<http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095716131.html>
◆3MEFで研修開始  陸自幹部 関係強化に初の試み  10・25付朝雲新聞
  ※ 「朝雲」は自衛隊の準機関紙
<http://www.asagumo-news.com/news/201210/121025/12102509.html>

◆ウェッブ氏「尖閣、米軍の重要性証明」  10・25 沖縄タイムス
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-25_40642

〔沖縄での離島奪還訓練の企画と断念〕

〈解説〉日米両政府が11月に予定していた自衛隊と在日米軍による離島奪還訓
練(実動演習)は、沖縄県の渡名喜(となき)村に属する無人島(入砂島、いり
すなじま)で行なわれることになっていました。同島は米軍に射爆撃場として提
供されていて立ち入り禁止区域になっています。
 去る9月6日、提供施設の区域外、渡名喜島の北側沖合約400〜500メー
トルのリーフに米軍が使用した模擬爆弾の破片が散乱していることが明らかにな
り、上原渡名喜村長が「一歩間違えれば、大惨事をひき起こしかねない」として
沖縄防衛局に抗議しました。そこに入砂島での離島奪還訓練が降ってわいたので
10月17日、上原村長は沖縄防衛局に訓練の中止を求めました。入砂島周辺は
渡名喜村民の漁場です。
  しかもオスプレイ配備強行と米兵レイプ事件によって沖縄の怒りが爆発し、中
国も演習に激しく反発することが予想されたため、演習は結局中止されました。
 注目すべきは同訓練が「日米共同統合演習」、すなわち日米それぞれが日本側
は陸・海・空3自衛隊、米側は同じく3軍と海兵隊を動員して実施する1万人参
加の巨大な実動演習だったことです。それは日米両軍にとって沖縄で初めて行な
う実戦的離島奪還訓練でした。
 それだけに訓練の中止は両軍にとって大きな打撃だったでしょう。沖縄民衆の
闘いが巨大実動演習を止めたのです。編集部

◆渡名喜沖で誤爆か 米軍、訓練域外に部品散乱  9・8  琉球新報  
 6日午後、渡名喜島の沖合約400〜500メートルの地点で爆弾とみられる
複数の物体が約100メートル四方に飛散しているのを住民が発見し、役場に届
け出た。
発見場所は米軍の訓練水域外とみられ、物体には「MK82 FIN」の文字が
確認できたほか、海域近くには直径約2メートルの穴もあり、米軍が使用する低
抵抗通常爆弾MK82(227キロ)の可能性もある。近くには入砂島(米軍出
砂島射爆撃場)があり、上原昇村長は「演習区域外の完全な誤爆ではないか」と
指摘している。……
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196645-storytopic-111.html
◆渡名喜村が抗議 琉球朝日放送 9・12 18時35分
 訓練域外に米軍部品散乱6日、渡名喜島の沖合でアメリカ軍が訓練中に使用した
模擬爆弾の破片が提供施設区域の外で見つかった問題で、渡名喜村長などが12日
に沖縄防衛局を訪れ、再発防止などを求め抗議しました。……
http://www.qab.co.jp/news/2012091237943.html

◆離島奪還訓練:沖縄で実施へ…自衛隊と米軍  10・13 毎日新聞
.http://mainichi.jp/select/news/20121013k0000e010209000c.html

◆日米で離島奪還訓練 尖閣意識 来月、沖縄の無人島  10・14 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012101402000087.html

◆沖縄の無人島で来月、離島奪還訓練…日米が調整  10・13 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121013-OYT1T00785.htm

◆離島奪還訓練、沖縄でも 日米が11月演習、中国を牽制  10・14
 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/1014/TKY201210130589.html

◆日米訓練に渡名喜困惑  10・14 沖縄タイムス
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-14_40187

◆アジアでの紛争回避 中国の軍拡は座視せず  10・16 日本経済新聞
<http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1504B_V11C12A0EA1000/>

◆離島奪還訓練:米司令官「日米相互運用の能力高める」  10・16 毎日新聞
<http://mainichi.jp/select/news/20121017k0000m030104000c.html>

◆中国、東シナ海で19日に演習 日米訓練に対抗か  10・18 日本経済新聞
 【北京=共同】中国海軍が19日、東シナ海で農業省と国家海洋局の船舶と合同
演習を実施することが分かった。国営通信、新華社が18日報じた。
 自衛隊と米軍が11月、沖縄県の無人島で共同の離島奪還訓練を実施する方向で
調整していることへの対抗措置の可能性がある。……
<http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM18075_Y2A011C1FF2000/>
◆中国海軍、東シナ海で19日合同演習 尖閣への介入鮮明  10・19 朝日
新聞
 【北京=峯村健司】中国国営新華社通信は18日、中国海軍東海艦隊(司令部
・浙江省寧波)が19日に東シナ海で合同演習をする、と伝えた。国家海洋局と
農業省漁政局の監視船も参加。「領土主権と海洋権益を保護するため」としてお
り、日本政府による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化に対抗する狙いがある。
…… 
http://www.asahi.com/international/update/1018/TKY201210180787.html

◆日米政府、離島奪還訓練見送りへ  10・20 沖縄タイムス
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-20_40420

◆日米共同統合演習で計画されていた沖縄県の無人島での訓練断念へ  
 10・19 FNNニュース
<http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00233790.html>

◆沖縄離島での奪還訓練断念 日米、地元反発で  10・23 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012102201002385.html

◆離島奪還訓練:沖縄での実施断念 女性暴行などで地元反発  10・25
 毎日新聞
<http://mainichi.jp/select/news/20121025k0000m010065000c.html>

◆日米共同訓練、11月5日から実施  10・30 日本経済新聞
<http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS3003D_Q2A031C1PP8000/>

◆来月5日から日米演習、正式発表 中国に配慮し公開せず  10・30
 中国新聞
 防衛省統合幕僚監部は30日、自衛隊と米軍による日米共同統合演習を日本周
辺の海域と空域で、11月5日から16日まで行うと正式発表した。……
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CO2012103001002300.html

〔日・米・中関係〕

〔解説〕「尖閣諸島」をめぐる日中間の緊張は強まるばかりです。米政府は同諸
島が日本の施政権下にあることを認め、安保条約第5条の適用範囲であるという
姿勢ですが、領有権については中立の立場です。したがって現在の緊張を緩和し
ようとしていますが、容易に展望を見出すことができないでいます。編集部

◆中国に外交的解決呼び掛け=尖閣問題で米国務副長官  10・17 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012101701036

◆尖閣「平和的解決を」=仏外務省  10・17 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012101701055

◆米元高官団が日中訪問へ=アーミテージ氏ら、尖閣沈静化で  10・20
 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012102000316

◆アーミテージ氏らと会談=野田首相  10・22 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012102200354

◆尖閣で冷静対応要請か 米元高官、首相らと会談  10・22 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121022/plc12102214570006-n1.htm

◆沈静化へ、米は関与を  10・28 日本経済新聞
<http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKDZO47777580Y2A021C1FF8000>

〔その他、「尖閣」警備など〕

◆中国国防省「軍艦航行は定例の訓練」 正当性を主張 10・16 朝日新聞.
http://www.asahi.com/international/update/1016/TKY201210160516.html?ref=reca
 

◆改正海保法施行 海洋国家の備えは万全か  10・22 西日本新聞・社説
<http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/330262>

◆【金曜討論】「領域警備法の制定」 荒木和博氏、水島朝穂氏  10・26 
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121026/plc12102608130004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121026/plc12102608130004-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121026/plc12102608130004-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121026/plc12102608130004-n4.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121026/plc12102608130004-n5.htm 

◆37道府県が意見書や決議 尖閣、竹島問題で抗議 10・28 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012102801001527.html

◆日曜に考える2 中国初の空母は脅威か 尖閣対応、あらゆる事態 視野に
  10・28 日本経済新聞
<http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKDZO47757460X21C12A0TY7000>

◆209回 上半期の空自の緊急発進 対中国機、7〜9月に急増  
 10・28  日本経済新聞
<http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKDZO47776980Y2A021C1NN9000>

◆10日連続で尖閣周辺に中国船 接続水域で4隻確認 
 10・29 琉球新報・共同通信
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-198595-storytopic-3.html

◆[日中関係]認識のずれ克服しよう  10・29 沖縄タイムス・社説
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-29_40793



CML メーリングリストの案内