[CML 017381] 小出先生、「4号機の使用済み燃料のセシウム、広島原爆5000発分!」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2012年 5月 31日 (木) 19:43:16 JST


みなさまへ    (BCCにて)松元


小出先生の「た ね蒔きジャーナル」5月30日分の転送です。引き続き、大飯再稼
動の住民説明会の取材の話 があり、5月28日には、神戸大教授の山内知也さんの
お話がありましたので、あわせてお届けいたします。


小出先生、「4号機の使用済み燃料のセシウム、広島原 爆5000発!分もある」。
4号機は依然、予断を許さない状 況。


そして重大なこ とは、キセノン、クリプトンという希ガスが検出されていたこ
と。もともと燃料棒の中にあるキセノンが津波以前に出ていたことがネイチャー
誌に掲載され海外では広く知られていた ことを、山内教授が紹介しています。
つまり津波以前に、地震で原発が事故を起こしていたことが科学的に裏付けられ
たことになります。

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。
http://hiroakikoide.wordpress.com/

=====5月30日のお話=====


 永岡です、毎日放送のたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日
新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されまし た。

 原発のニュース、大飯再稼動に野田総理、3大臣を集めて8時から会合 で、自
治体の理解を得られたと、再稼動させると言っているのです。福井、おおい町の
判断により、最終的に野田氏が判断すると言うので す。関西広域連合は別の模
様です。


  今日は、細野氏が関西広域連合に行き、大飯に副大臣を置くと提案し、鳥取
での会議で、橋下氏はインターネットでの中継、再稼動の安全 基準を細野氏が
言い、 しかし各知事は反発で、松井氏は万全ではないと言うと、細野氏、安全
に万全はないと再稼動すると言うのです。常に高いレベルを目指す と細野氏は
言っています。特別な安全体制を敷き、規制庁が出来れば、再稼動の後で評価を
やり直すと言うのです。関西広域連合は適切な 判断を求めると、日本語になっ
ていない対応 です(泣)。政府の判断は暫定的、期間を区切った再稼動ならい
いと言う模様で、その期間は不明(泣)。井戸氏、政府の判断を受け止め る
と、容認しているの です。橋下氏、動かしたとしても、期間限定は譲れないと
言うのです=期間限定ならOKなのです。


  近藤さん、一昨年菅氏が国の責任と言うものの,菅氏に謝れても仕方ない。
その後任が責任を取ると言うものの、リスナーも責任は取れな いと指摘し、前
任者が 責任を取ると言っても、野田氏に責任は取れない。総理大臣云々で事故
は制御できない。事故の原因も調査中であり、菅氏は脱原発と言っ た、その中
で、整合性 のなさに唖然、国は何を学んだのか!


副大臣の常駐で事故は防げない、そういう話でないと菅氏は認め、万全でないと
分かっており、自治体も分からない。暫 定的とは2,3ヶ月の 稼動なのかと近藤
さん突っ込み、2,3ヶ 月ならいいと言う反応に国が付け込んだと近藤さんは言
われました。これが落としどころかと言うのです。橋下氏、民主党は相手にしな
い と反応しており、河合 さんが本気で言っているのではないと言うのですが、
言葉がスコンと落ちないと近藤さん言われるのです。暫定的と、命がどうかと、
一緒 にならないのです。経 済の要請と言ったら分かる、互いに責任のなすりあ
いと近藤さんは言われました。

 そして、小出先生のお話、4号機について、ずっと使用済み燃料に警告をさ
れ、そういう報道が各メディアで行わ れ、大きな余震で崩れたらおしまいであ
り、4号機、東電が保管している燃料を2体、7月前後に試験的に取り 出すと言う
のですが、プール内の使用済み燃料+まだ使っていないもの1535体、 これは未
使用が204体、使用済み1331体、 セシウム137が広島原爆5000発! 分があるので
す。これまで、福島事故で大気中に広島188発分、しかし、4号機にこれだけあ
り、未使用の分は放射能はないのです。


 未使用の燃料はプールに置かず、空気中でもOKですが、ウランはアルファ
線、ガンマー線 も出し、水の中に入れたほうがいいのです。204体の未使用分
は、使用済みは 取り出すし、新しいものを入れないといけない、交換作業は同
じプールにしておくと、このプールの中で着けたまま移動し、空気中に出し た
ら、使用済みを空気中に出すと、周囲の人は即死、未使用もプールに入れるのです。

 今回は未使用のものを試験的に取り出すのですが、「簡単には 出来ない」、
200kgあり、クレーンがいるのに壊れていて、大変。しかし使 用済み燃料取出し
よりは楽で、1年間過酷な環境にあり、表面の腐食も知りた い、テストはしたい
のです。


 テストの後、来年12月から本格 的に取り出しをするのですが、「1日も早く
やってほしい」が、重さ100kgを超えるキャスクという容器を入れてプールの底
から引き上げられるようにす るのですが、これをやるには巨大なクレーンが要
り、それを支える建物もいるのです。が、そこに瓦礫が散乱し、4号機の建物を
東電は撤去してそこに頑丈な建物を作り、被爆する、作業員は大変なので す。

 来年12月 に本格的な作業なものの、使用済み燃料は空中に出せば周囲の人は
死ぬ、落としたら放射能が吹き出る、精密にやらないといけないので す。


 水を張ったプールはすべての原子炉にあり、地震が起きたとき の危険性は考
慮していなかった。沸騰水型80気圧、加圧水型で150気圧、それより使用済み
プールはましと思われていたのに、地震でこのプールが壊 れたらエライことです。


 近藤さん、4号 機だけで5000発なら、日本そのものの存続に関ると言われて、
小出先生、原 発はトイレのないマンション、たまったものを使用済みプールに
移して、それでも処置なし。再処理しても消えない。課題を先送りした始 末の
果てです。


 政府は再稼動させると言い、責任を感じていないのです。

 4号機の詳細をお知らせいたしま した(キーボードを叩く指が震えています
(泣))。


=====大飯再稼動の住民説明会の取材の 話=====

 永岡です。たね蒔きジャーナル、続いて、大飯再稼動問題、も うひとつの住
民説明会を上田崇順(たかゆき)アナウンサーが取材し、報告がありました。こ
れは住民の開いた説明会で、重要な話なので す。


 リスナーより意見が殺到し、政治家たちは期間限定なら天災は 来ないと思っ
ているのかと指摘があり、この説明会、4月は国が説明し、今回は 再稼動で本当
に安全なのかと、140人参加し(4月は546人)、こういうと ころに住民が来るの
は今までない、勇気を出して来たのです。


住民の質問に、京大の小林圭二先生(熊取6人 衆の一人、小出先生の先輩)が答
えるのです。小林先生、緊急時のタンクの質問を受けて、大井は平らなところが
少なく、免震棟を作るの にどこにすべきか決まっていない、タンクの設置は困
難なのです。小林先生、関電に問い合わせて、作る場所が見つかっていない。加
圧水 型は事故で挙動が複雑で作業員の判断ミスあり(スリーマイルの前科あ
り)、事故があったらどうか、福島の人の話もありました。


  大阪の人も参加して、大飯の人、別の方策がいると言われ、大阪の人は、大
飯が再稼動したら全国で続く、立地の人は生活があるのはどう かと、経済か命
かではないと言うのです。大飯の人、保安院が大丈夫と言うならいい、再稼動し
ないと生活が成り立たないと言うのです。 大飯でも再稼動は問題で、なかなか
録音させてくれない。作業員、事務、原発なしでどうやって食べるのかと言うの
です。


  上田さん、大飯町の人に聞いて、下請けは仕事がなく切られる。再稼動で大
飯町はやっていける、タクシーの運転手は、原発なしで仕事に ならない、安全
にこしたことはないが動いてもらわないと言い、また反対と言う人は勝手で、立
地地域の経済をこれからでは困る、原発な しで雇用はないという声もあるので
す。直接 の仕事のあるひとはこうなのです。


  しかし、小浜町の主婦の方は、小浜の町が寂れて、原発を動かしてもどうに
もならない。原発で小浜町が良くなるわけではない。工業団地 があればいい
が、と言うのです。地場産業として原発に関する企業がないと、潤わないので
す。関連する企業は都市にあり、根付いた企業 がないのです。大きな企業が来
ないとダメなのです。会社を起こす補助がないとダメで、原発があっても小浜市
は衰退しているのです。


 経済面について、関学の朴さんが原発なしでどうするかを語 り、福井商工会
議所の人は、40年間福井に原子力産業は育たず、孫受けばかり (全体で6割、製
造業はわずか4%)。 原発産業が地場産業にならず、地元が育っていないので
す。原発なしで仕事がなくなる。ではどうすればいいか、朴さん、「廃炉ビジネ
ス」に仕事があり、これを中継ぎに(アメリカ、ドイツ、フランスで70基解体
されている)、東海1号は廃炉2020年、930億円の事業になり、ふげんは750億 円
の廃炉事業があり、お金が動くのです。これを地場産業でやればと朴さんは言わ
れるのです。


 近藤さん、なるほどなと言われて、それなしで生活できない人 が地元にいる
と思っていたが、地場の人が自力で儲かるものはないのです。廃炉ビジネスを国
がやるとなると、当面大丈夫であり、今まで 交付金はハコモノばかりで、維持
管理費が地方財政を苦しめて、ホテルの稼働率も3割 と苦しく、廃炉ビジネスで
次の産業に移行し、自然エネルギーを朴さん提案です。


 上田さん、こういう話をすることが大きい(原発賛成としか言えなかった)、
経済、原発な しの道を出さないと話にならないわけです。それを国はやってい
ないのです。

 なお、九州の川内原発差し止め訴訟が起きています。活断層が あり、今後の
稼動停止+慰謝料を求めています。


  リスナーより再稼動問題に意見があり、地元に目を向けず政府は再稼動と言
い、近藤さんも、基地経済と似ている、原発なしで立ち行かな いのではない、
政府の 関与ひとつで答えは変わり、福島原発は東京の問題(東京が潤う)、こ
の中で再稼動は考えられたと言われました。安全の保障なしで再稼 動に驚き
で、反核の新 藤監督が亡くなられ、女は生きる状況を選ぶと言われたと水野さ
ん紹介されました。

 上田さんのお話、興味深いものでした。これをお知らせいたしました。


=====5月28日、山内知也さんのお 話=====

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司
会、毎日新聞 ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。平野
さん、九州の鉄道をご覧になったそうで、ここは中国の富裕層の呼び込み をし
たい模様です。

  原発のニュース、国会の事故調査委員会に菅前総理が出て、最大の責任は国
にあると言い、聴取が公開されたのは初めて。対策を立てる組 織が不十分で、
情報は 事実と判明したら伝えるが、それでないと伝えないといい、「確定」を
いつするのか(原子炉の中を誰が見られるのかと水野さんのツッコ ミあり)。
前電源喪失 から緊急宣言まで3時間あったのに、対策室はあったの でOKと
言っています。 翌日に現地視察、東電から状況説明がなく、これが重要という
のです。海水注入へのドタバタは、海水で再臨界しない、東電の竹黒氏が指 定
した(実際は吉田所長が続けた)と言うのです。


  東電の撤退に関しては、海江田氏より全面撤退、最悪は国家の機能が崩壊す
るので、最も安全なのは脱原発と言っています。平野さん、枝 野氏は情報が集
約され ず、菅氏も言い訳で、この調査委の意図は不明、責任は問われるのかと
言われ、枝野氏もメルトダウンを発表せず、受け取りのズレとかい い、保安員
の審議官が メルトダウンに言及したら出てこなくなり、そこに行かず、報告書
を作る、政治家が国民を危機に追いやる、議員辞職ものであり、大飯の 話も、
変わらずにやっ ており、そのまま再稼動なので国民は信じていない。枝野氏も
国民の声を理解していないのです。


 関電の八木社長、大飯の再稼動は総理の判断で、英断をと言う のです。計画
停電は6月に区割りをするというのです。野田総理、延々と議論す る話ではない
と、そろそろ判断と言っています。福井の意向だけでいいと野田氏は思っている
模様です。


 大阪市、全原発廃止を提案し、大株主に提案への賛同の手紙を 書いていま
す。10万株以上の150社 が対象なものの、大阪・京都・神戸+150社でも過半数
にならないのです。


 福島、浪江町の男性が、警戒区域の自宅に行き、倉庫で自害し ているのがわ
かったのです。生きていても仕方ない、浪江に留まりたいと言っていたのです。
90歳 の方が「お墓に避難する」と自害され、事故は続いている。菅氏、原子力
村は戦前の軍部に重なると言い、村の構造を解体すべきと言うの に、大飯再稼
動、政官財が結束を強めて中央突破を図っており、事故を教訓とした行政と反対
で、自殺者が痛ましいと言われました。


 東北の牛肉を鹿児島産と偽った精肉店の人が逮捕です。放射能汚染で売れ行き
が悪く偽装 し、福島県産と表示したら売りにくいと言うのです。

 今日の特集は、原発事故直後の10日間の放射能汚染に関して、今になりようや
くわかった事実、おなじみ神戸大の山内 知也さんのお話がありました。国会の
事故調査委で十分なのか、避難をしないといけない、その指示に問題があり、山
内さん、お電話での 出演です。


 今日は内部被爆の危険性について、事故直後、どんなことが分 かったのか、
今は食品、水であり、事故直後は空気中の放射能を吸い込むのが問題で、そこに
いて呼吸するだけで問題であり、間違いなく あったのです。


  本当なら、被爆を避けるべきなのに、計測して伝える人がいなかった。小出
先生が東京で測ったくらい、ヨウ素、臭素、テルルなど、事故 前は山内さんも
知らない、セシウムより寿命の短いものがあり、また希ガス(クリプトン、キセ
ノン)も出て、空気中にあったのです。希 ガスの存在は、ウラン235、プルトニ
ウム239の分裂のものであり、最も出やすいのが希ガス、次がヨウ素、セシウム
と気体にな りやすいものが出たのです。


 しかし、政府の発表で、キセノン、クリプトンは、ヨウ素、セ シウムの背景
に隠れて、しかし量は希ガスは多く、家に入れない、吸わない(反応性なし)な
らいいものの、そのためには屋内に入り、窓 を閉めよと言わないといけなかっ
たのです。しかし、枝野氏の退避勧告は3kmま でであり、屋内にいるべき時期は
あり、希ガスの出ているのが分かっている時期があり、3月15,16日には東京にも
飛んできており(小出先生の測定)、3号機の爆発により放射能が出て、関東に
来たのがその時期で、雨はなく、地面に降ら ず、空間線量は低かったのです。
汚染地図があり、色分けされているのですが、あれは地面の話で、地面がどれだ
け汚れたかで、空気中の 汚染は別なのです。


地面の汚染のみを言うと、空気中のことが忘れられ、内部被爆は考慮されないの
です。人間の頭の高さにあると吸い込み やすい、それがどの時期に多かったか
であり、20日過ぎは雨の後で地面が汚 れ、しかし、空気中は測られていないの
です。空気中に放射能が浮いており、20日 の雨で地面に落ちて、水がかかる
と、地面から剥がれないのです。単独に浮いていた時期より、水がついて地面に
落ちたら別の挙動になる のです。
 

  浮遊して、内部被爆のことは雨の振る前が高く、茨城の研究機関よりイオン
濃度が高いと出ており、電場を測り、大気のイオンが増えて、 宇宙線で電離し
た部分 もあるものの、今回は放射線の作用で、歴史的に初めて放射線を測定し
たものがあり、空気中の放射能を測るのは正しい方法なのです。


 しかし、データは公にならず、他のものから放射能の実態が見 えて、磁気を
測る研究が、事故に有益なデータになっているのです。ヨーロッパの学会で反響
を呼び、事故直後、10日後は内部被爆の恐れが高く、屋内にいるようにと言うべ
きで、大丈夫と言ってはい けなかったのです。


  チェルノブイリで認識した人もいたのに、チェルノブイリと同じことは日本
で起きないと言われ、安全委員会の事故時の対応も、チェルノ ブイリのような
ことは 起きない、希ガスとヨウ素を考えよ、セシウムは出ないとあり、しか
し、希ガスが出たら電離になりわかるのに、国は準備をしていなかったのです。


  取るべき対策、ヨウ素は出来た(ヨウ素剤)、近いところは屋内にいるべき
であったのに、日本で事故はないと封じてしまったのです。枝野氏も制度的にあ
あい うしかなかった(急性被害はミリシーベルトではなく、シーベルトの範
囲、枝野氏の言うこと(ただちに影響はな い)を山内さん震えつつ聞いておら
れたのです)。


  山内さん、事故は津波のせいか、地震のせいかであり、再稼動も津波を想定
しており、これについて、山内さんは原発の構造は専門外で、 しかし希ガスは
世界の データ、気流のデータを調べて福島からいつ希ガスが出たかを研究した
人があり、ネイチャーに載り、山内さんEUで講演して、EUの外務官はネイ
チャーで 知っており、「津波の前にキセノンが出ており」、キセノンは燃料棒
の中にあり、津波以前にキセノンは出ており、海外の人はそれを知っ ており、
外交官、大使 館の人、理系の人は知っており、日本の事故調査に疑問を持って
いるのです。地震で壊れたことをなぜ議論しないのかと思っているので す。


  津波の前にキセノンが出ていたこと、それが海外では広く知られていたと、
初めて知りました。これで、避難指示も大きいものであるのに、さらに世界の科
学者 が様々なデータを出しているのに、枝野氏、やる気がなかったのかと平野
さん言われました。今の事故調査に海外の人は疑問を持っている のです。津波
が何m、堤防が何mの 話ではないのです。責任を政治家、官僚は取っていないの
です。今日はこれをお知ら せいたしました。



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