[CML 017333] Fw: 京都市議会、大飯原発再稼働に関する意見書採択の報告

藤井 悦子 peace at tc4.so-net.ne.jp
2012年 5月 29日 (火) 14:39:48 JST


藤井悦子@京都です。(転送歓迎)
先日、京都市議会に再稼動反対の陳情書を746名の市民の連名で提出しましたが、
5月28日に、なんとか京都市会の大飯原発再稼動に関する意見書が可決されました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
以下、その後報告です。
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里中より皆様へ

本日(5月28日)、京都市議会最終日で本議会が開催され
「大飯原子力発電所3号機、4号機の再稼働に関する意見書」
が採択されました。
私達がお願いした「大飯再稼働反対」という文言は無理でしたが、
<安全性確保、国民理解は不十分>
<規制庁が出来る前の再稼働は疑問>
<安全性重視、国民理解優先>
という論調にまとまりましたので、以下、ご報告いたします。

これまでの経過として
3/22に京都府議会が意見書「原子力政策に関する・・・」
3/27に京都市議会が決議「原子力発電に依存しない・・・」
4/17に京都府市長会が決議「原子力発電所再稼働に関する・・」
をあげています。

意見書は、地方議会が地方自治法99条にのっとり
国に対して意見提出するものですので、
3/27決議より、この意見書はインパクトは大きいと思います。
何より、今回の意見書タイトルはこれまでのものと違い
「大飯原子力発電所3号機、4号機の再稼働に関する意見書」
と、この問題について敏感に反応している立場が明らかです。

市議会としては3/27決議との整合性もあります。
しかし、現時点での世論を見ながら、
<反対>とストレートな表現は出来なかったですが、
3/27にあった「必要最低限の再稼働を行う場合であっても」
という表現は消えていますし、
安全性を重視して素直に前進した文章となっているので、
大いに評価できると思います。
かつ「理解は十分得られてない状況」を自覚しています。
全体に、全会派一致を目指して調整した苦労のあとが見えます。

正式な全文は明日(29日)以後の早いうちに、
京都市議会HPにアップされますので、要点だけ書きます。
http://www.city.kyoto.jp/shikai/teirei/Teirei.html

・事故は今なお大きな爪痕
・本市に近い大飯が事故をなれば市民・経済生活に大きな影響
・15%節電要請があり厳しい状況
・原発に依存しない持続可能な電力供給体制、エネルギー政策転換、
 再生可能エネルギーの推進を国に強く求める

最後のセンテンスは重要だと思うので転記します。

「なお、原発の再稼働については、原発の安全性の確保と立地地域の住
民の同意を得ることが必要であるが、現時点では、原発の安全性や国民
の理解が十分得られていない状況であり、国においては、第三者による
専門的な機関による新たな安全基準を確立され、その安全性を徹底的に
確保し、国民の理解を十分得て行うなど万全の対応を強く求める」
(※本文は原子力発電所と表現していますが、略しました)

この内容で
衆・参議長、総理大臣、総務大臣、経産大臣
内閣府特命(原子力)担当大臣あてに出されます。

この意見書の提出者は、51人の市議で、
自民党市議団、日本共産党市会議員団、公明党市議団、
みんなの党・ 無所属の会 が共同で提出。
共産党はもっとストレートな原案を別に提出していましたが、
最終的にこの意見書に賛成してくれました。

賛成したのは、自民、共産、公明、民主、みんなの党で
反対は京都党のみ。(理由、詳細は不明)
今回は民主党がポイントでした。
野田首相が決断しない状態で、前原政調会長が「決断近い」と言い、
民主党中央の動きが見えないなかで、先週の段階では
民主・みらい議員団が賛成してくれるのはかなり厳しい状態でしたが
最終的に賛成してくれました。

今回、市議会には私達以外にもいくつかのグループが
「再稼働反対」の陳情書を提出していました。
それぞれを勘案して、文章の原案は自民党(寺田市議案)が
まとめるのに苦労した思います。

今回に至るまでの要請行動を報告します。
(主に要請行動をしたのは、小坂さん、藤井さん、里中)

面談した市議の方(敬称略)
14日:公明党(大道義知、湯浅光彦、国本友利)
16日:共産党(蔵田共子、山中渡)
18日:自民党(寺田一博)、民主党(中野洋一)、
    京都党(中島拓哉)、みんなの党(清水ゆうこ)
※これ以外にも、電話、メールで要請重ねる

市議会会議日程
14日:開会
21日:「くらし環境委員会」で、小坂さん、井坂さんが趣旨内容の 
    説明を申請したが、却下されて実現してません
23日:各党の意見集約、その後文案調整
28日:本会議最終日、意見書採択

市議会の意見書というのは妥協の産物に近いものがありますが、
それでも今回、会期が短い中、ギリギリの状況で
ここまでこぎつけたのは、成功だと思います。
多くの皆さんから今回の取り組みにご賛同いただき、
市議さん達に強い意思を示してくれました。
ありがとうございました。

今日、菅元首相は国会事故調で
「もっとも安全なのは原発を無くすこと」
「原子力ムラの解体を」と言っていますが、
野田首相は今だ、判断を先送りしています。
その一方で、関電八木社長は
「今、再稼働しても7月節電日程には間に合わない」
と言っています。

保安院は6/8まで定期の保安検査を大飯原発でしています。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG28006_Y2A520C1EB1000/
再稼働のための検査ではないそうですが、
少なくとも、6/8までは<再稼働出来ない>とみてよいのではと
思います。
この検査が本格再稼働のための検査かどうかは分かりません。
保安院って、まだ生き残るつもりなんですね。
新たな規制庁に横滑りなんてさせないよう、こちらの方も
チェックが必要です。

ひとまず、市議会意見書要請活動の報告でした。

さとなか

 
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