[CML 017252] 小出先生、「炉心は手の付けられない相手、見えないところにある」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2012年 5月 24日 (木) 18:52:33 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元

小出先生の「たね蒔きジャーナル」5月23日分の転送です。引き続き、全国の原 
発訴訟を手掛け政府・経産省を刑事告訴している弁護士、河合弘之さ んのお話 
がありましたのであわせてお届けいたします。

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。
http://hiroakikoide.wordpress.com/

=======23日のお話=======

永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、 
毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。トラ 連敗脱出 
で水野さんも近藤さんもウハウハです(笑)。

原発のニュース、全国の電力会社が、利益の7割を、使用量が4割の家庭から上げ 
ていることがわかりました。2006年度から企業向け6割、家庭用 は4割なのに、 
利益は企業向けからは3割、7割は家庭なのです。しかし、家庭は電気を選べない 
と、水野さんのコメントがありました。各社、家庭に 依存して いるのです。家 
庭の料金は電力会社が決められ、東電にいたっては家庭の利益が9割!なので 
す。東電、企業の利益が圧迫されたと言っています。東電 の値上げ は論議され 
そうです。政府にも批判が来そうで、近藤さん、地位の乱用、今考えると、原子 
力村、原発の交付金も我々が支えていた、馬鹿にするなとコ メントさ れまし 
た。コスト削減して、これだけの料金と、行政が指導すべきなのです。年間2万 
円上がるのは増税と同じといわ�!�ました。

震災瓦礫、静岡の島田市で、木材だけでなくコンクリートも入っており、人の動 
かせない大きさで処理ストップです。北九州で試験焼却開始です。一 般ごみと 
混ぜて燃やして、セシウムを計測する予定です。反対の市民50人が座り込みで 
す。セシウムを99%取り込む漆喰を近大が開発し、ゼオライ トを混ぜ て作り、 
水中のセシウムを99%取れるのです。


そして、久々に小出先生のお話、福島1号機、格納容器の中に水がどれだけある 
か、水位が問題で、核燃料が水に漬かっていないと大変で、ところが水 位が今 
まで1.8mあると言っていてたのに(推定)、安全基盤機構が解析したら40cmしか 
なく、これは問題が「分からない」ことであり、東電も 基盤機構 も計算で、測 
定値に合うようにしたもので、カメラで見たわけでもなく、2号機は水が入って 
いると思いカメラを入れたらなかった、60cmしかな かったので す。今回も、東 
電は1.8mと「希望」していたのに、基盤機構の40cmは合っているかも知れない 
が、見ないと分からないのです。

毎時6トンの水を入れているのに、穴があれば出てしまい、基盤機構は40cmしか 
たまらないところに穴があり、圧力抑制室に穴があると推定さ れ、小出先生も 
そこがやられていると思われます。GEが格納容器を作ったときから弱点と分 
かっていたのです。GEはこれでいいと設計し、日本に売 り込むの はこれしか 
なく、しかしGEでも問題視されて、別の格納容器が作られたのです。

基盤機構、中の温度は30度で燃料は冷やされているというのは「不適当」であ 
り、核燃料は格納容器になく、温度が上がらなくて当たり前なので す。格納容 
器の温度で安全という基盤機構は、保安員の下請け期間で、原子炉メーカーから 
精鋭部隊の集まったものだが、原子力を進める部隊であるの です。今 まで調べ 
ていたところが調べられる立場です。近藤さん、2,3号機について聞かれて、小 
出先生分からない、炉心がどこにあるかは、下手したら10 年以上か かるかも知 
れないのです。

状況は変わっておらず、「手のつけられない相手が、見られないところにある」 
のであり、基盤機構が冷やされているというのは、国民に安心感を植 え付けた 
いためであり、しかし核燃料がないなら工程表は意味がなく、東電も遮水壁を作 
るというのですが、小出先生1年まえから言っているのです。

中を知るすべはなく、火力なら見られるが、相手が放射能で近寄れない、測定器 
で推察するしかなく、事故を想定せず、測定器もない、断片的な測定 値を見て 
計算、推測しても、それが正しいかは分からないのです。
原発事故は今も続いており、近寄れないのです。分からないのが最大の恐ろしさ 
なのです。
小出先生のお話をお届けいたしました。


=======原発訴訟の弁護士、河合弘之さんのお話=======

永岡です、たね蒔きジャーナル、続いて、大阪府市エネルギー戦略会議のメン 
バーで、原発訴訟を手かげておられる弁護士の河合弘之さんのお話があ りまし 
た。河合さん、たね蒔き2度目の登場です。前回は原発訴訟のお話でした。大阪 
府市のエネルギー戦略会議、大飯再稼動のキーを持つと近藤さん 言われま し 
た。河合さん、お電話での出演です。

河合さん、原発訴訟を、浜岡差し止め、全国の裁判に取り組み、脱原発弁護団の 
代表で、法律家として原発に疑問を持ってきた人で、今は福 島の郡山 市に河合 
さんおられて、政府、経産省の刑事責任を問うべく、1000人を超える人が刑事告 
訴をする打ち合わせのために福島に行かれています (このこと、 ビッグイ 
シューの前号にありました)。告訴状は完成しています。
橋下市長の肝いりで、間接的に橋下氏の依頼(飯田さんがキーマンで、飯田さん 
と自然エネルギーの研究をやり、河合さん橋下氏とも会って いま す)。飯田さ 
ん先週たね蒔きに出られて、その際に脱原発依存の工程表ができたらというもの 
の、大飯再稼動も条件つきならOKと(10年後に原 発ゼロなら) 飯田さん言わ 
れて、これについて河合さん、飯田さんは朝日でも言っているが、原則的な立場 
は即時停止、危ないから止めろであり、しかし実際の 政治は理論ど おりにいか 
ず、必ず10年後に止めるなら、部分的に動かすのはOKと飯田さんは言われた。 
河合さんは原発は止めて、火力で全部足りる(余るく らい)、その 間自然エネ 
ルギーを開発し、放射能よりCO2はましというのが河合さんの立場で、橋下氏 
が夏1,2ヶ月いいというのは、橋下氏の戦略で、そう いうことを 言っても、夏 
が深刻なら動かせと言うと、関電・政府はそれを蹴る(実際藤村氏は蹴った)、 
政府、関電の本音はずっとやることであり、それを引 き出すために 橋下氏はあ 
あ言ったもので、政府・関電が夏が足りないから動かすというのは嘘で、原発を 
動かすために電力不足を煽ったわけであり、政府と関電 が原発をどん どん動か 
したいということを分からせたというのです。

近藤さん、関電が夏だけ動かすと言っても関電は飲まないかについて、関電も夏 
場と電力は関係ないと言っており、安全ならいつ動かしても いい、ス トレステ 
ストも終わり政府もいいと言う、それは夏が終わってもやるもので、国民をだま 
してきた。停電か原発かと脅して、前回までは大飯を動か しても足りな いと関 
電は言い、国民は大飯を動かすと足りると思っているのに、原発でも足りないな 
ら国民はだまされたと思うと河合さん言い、すると、原発で 電気は足りる と関 
電は言い出し(10日で)、関電は足りないから再稼動ではなく、原発をやらない 
と燃料がかかり赤字になる。ひとつの電力会社に原発を 50%もやるのは 経営者 
として失格と河合さん言われて、販売業でもお得意は1社だけでは危ないのに、 
それを関電はやらず、自分の首を絞めているのです。

近藤さん、夏だけ稼動してというものが一人歩きしていると指摘し、兵庫の知事 
も受け止めていると指摘され、河合さん、橋下氏は自分の理 解を超え た政治家 
で、橋下氏の読みがあると言われるのです。ぜんぜん違う向きにならないか懸念 
があり、つまり夏のみ原発を動かし、そして止まらなくな るということ にはな 
らないかと多くの人が案じており、河合さん、それなら心配だといわれて、水野 
さん、そのことを橋下氏に言ってほしいといわれました。し かし、関電は 目が 
釣りあがり夏は関係ない、安全にしたからやると言っており、それに関して河合 
さんは、なぜ安全と言えるのか、防波壁、免震棟、ベントフィ ルターは数年 後 
なのに、どう責任をとるかと問いただしたら、関電は答えられず。資源エネル 
ギー庁の人が安全にする方法をいい、福島の事故が起こったらと言 う問いに、 
「仮定の質問には答えられない」と言い=事故が起こらないと対策をしないわけ 
で、中心の部長クラスがそういうのです。傍聴者も唖然で、事故が 起きたら責 
任 の取り様がないと言う訳なのです。

大阪市は関電の筆頭株主で、脱原発を提案し、原発ゼロを目指していく、橋下氏 
もブレはないと河合さんは言われました。河合さん、橋下氏 と話して、使用済 
み燃料の始末もできないのに原発をやるのはおかしいと橋下氏言い、これは本物 
と河合さんは思ったのです。

リスナーより、関電も橋下氏も頭が良すぎて付いて行けない、駆け引きなしで 
やってくれとあり、そんな読み取り方はあるかと水野さん言わ れまし た。河合 
さん、橋下氏の入れ墨や職員条例をどう考えているかについて聞きたいと近藤さ 
ん言われました。限定された言い方しかしないから分かり にくいと近藤 さん言 
われて、リスナーの、「仮定の話に乗れない」に唖然、橋下氏や河合さんを信じ 
るしかないということでした。
今日は、エネルギー戦略会議の河合さんのお話をお届けいたしました。

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