[CML 017066] 【速報】大飯3・4号機再稼働をめぐる15日の政府交渉の確認点

杉原浩司(Koji Sugihara) kojis at agate.plala.or.jp
2012年 5月 16日 (水) 02:52:46 JST


東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。

15日、大飯3、4号機再稼働に関する政府交渉が約130人の参加で行われ
ました。確認点の速報をご紹介します。相変わらずひどい答弁が連発され、
再稼働が論外であることがますます明らかになりました。さっそく原子力安
全専門委員、自治体、報道機関など福井県の関係者に確認点を伝えるこ
とになりました。ぜひご一読ください。[転送・転載歓迎/重複失礼]

<政府交渉の質問事項>
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-4392.html

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みなさま

本日(5月15日)、再稼働問題について、市民団体12団体主催で参議院議員
会館にて政府との交渉を行いました。参加されたみなさま、お疲れ様でした。
その場で確認された点は下記のとおりです。

(以下、拡散歓迎)
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大飯3・4号機再稼働をめぐる政府交渉 確認点(速報)
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・「耐震安全性評価も、避難ルートの複線化も、斜面崩落の安全性評価も、
再稼働の前提ではない」
・経産副大臣が約束した雇用・生活保障については、「未だ具体化せず」。
市民側から具体的な計画を求める
・「小浜市での説明会では理解は得られなかった」と認めた

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1.規制庁の発足前に動かそうとしていることについて


政府側:「再稼働は4大臣が4月に決定した判断基準に基づく。
→この4大臣の判断基準と安全審査指針の関係については答えられず。

政府側:安全審査指針に合致しなければ運転することはできない。しかし、耐震
バックチェックは再稼働の前提ではない。安全審査指針は福島原発事故を踏ま
えて、見直しが必要とされている。


市民:安全審査指針が事実上ない状況で何を根拠に確認するのか
→何を根拠に安全を確認しているかについては答えられず。
→再稼働と安全審査指針を切り離す理由については答えられず。

2.大飯3・4号機の基準地震動と耐震安全評価について

政府側:制御棒の挿入時間が評価基準値2.2秒を超える場合は、なんらかの手
当(補強工事など)をしなければ運転することはできない。しかし、その安全評
価はこれからで、まだ報告も受けていない。

3.避難ルートについて


<避難道路の複線化について>
政府側:避難道路の複線化は再稼働の前提ではない。必要だと思っているが、
不断の改善をしていく。


<通信機器・防護服など>
政府側:EPZテレビ電話・ファックス・衛星電話・防護服などを2012年度の予算
で手当てしている。時期がいつかについては不明。これらも再稼働の前提で
はない。


<青戸大橋の耐震補強工事>
政府側:これについても再稼働の前提ではない。

<SPEEDI>
市民側:シミュレーションを実施・公開するまで大飯原発は再稼働をさせない
ように求める。

政府側:持ち帰って、上に伝える。


<30キロ以内の防災計画が完成する前になぜ再稼働>
政府側:必要だと思っているが、不断の改善をしていく。
政府側:新しい規制庁のもとに新しい防災指針ができてから、滋賀県にもシ
ミュレーションをわたす。


<MACC2>
政府側:原子力安全基盤機構が施設ごとに近く実施し、関係道府県に提供
する。

4.原発の停止に伴う雇用や生活の支援・補償について


政府側:不安を受け止める責任はある。

市民側:4月26日の副大臣の「雇用調整助成金のような制度をフル活用して
省庁の枠を超えてできるだけの努力をさせていただきたい」という答弁に対
して、具体的に何をやっているのか。実態調査はやっているのか。


政府側:実施調査はやっていない。(具体的に何をしているのかについては
答えられず。雇用と地域経済に対する支援や補償についても、答えられず)


市民側:いつ、何をやるのか文書にて回答してほしい。

政府側:了解。

5.地元合意


政府側:小浜市での説明会では、地元の理解が得られなかった。それにつ
いては4閣僚にも伝えた。説明会については尊重したい。滋賀県や京都府
など30km圏内の意見については耳を傾けたい。

市民側:小浜市の住民の理解が得られていないのであれば、理解がえられ
るために具体的に何をするのか、文書にて回答してほしい。


政府側:了解。

6.斜面の安全性について

政府側:意見聴取会で審議している。保安院として評価書を出す予定。時
期は未定。安全評価は終了していない。

市民側:大飯原発の斜面の安全評価が終了しておらず、1、2号機の斜面
が崩落する恐れがあるため、2014年度から工事を行う計画であることにつ
いて、福井県原子力安全専門委員会・福井県知事・おおい町長・おおい町
議会に至急報告することを要望。

政府側:持ち帰って検討したい。

<政府側>
資源エネルギー庁 電力・ガス事業部
          原子力立地・核燃料サイクル課 係長 佐藤正也
          原子力政策課 係長 松田明恭
          電力基盤整備課 企画調整一係長 宮崎芳人
原子力安全・保安院 耐震安全審査室 上席安全審査官 御田俊一郎
          原子力防災課 企画班長 中島義人
文部科学省 科学技術・学術政策局原子力安全課 防災環境対策室係長 岡村圭祐

<主催団体>
 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
 グリーン・アクション
 原発設置反対小浜市民の会
 プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会
 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
 国際環境NGO FoE Japan
 グリーンピース・ジャパン
 福島原発事故緊急会議
 再稼働反対! 全国アクション
 ふぇみん婦人民主クラブ
 原発を考える品川の女たち
 日本消費者連盟

連絡先:グリーン・アクション
〒606-8203 京都市左京区田中関田町22-75-103.
Tel: 075-701-7223  Fax: 075-702-1952


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満田夏花 MITSUTA Kanna <kanna.mitsuta at nifty.com>
携帯:090-6142-1807
国際環境NGO FoE Japan/tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219
メコン・ウォッチ/tel: 03-3832-5034 fax.03-3832-5039 
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