[CML 016925] 挺対協声明

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2012年 5月 10日 (木) 11:00:40 JST


前田 朗です。

5月10日

転送です。

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日本軍「慰安婦」問題解決

知らずにできないのではなく知っていながら目をそむける

日本政府の狡猾な策略を糾弾する

13日中国北京で開催予定の日中韓首脳会談を目前にし、日本政府が日本 軍「慰
安婦」問題解決策提示を見送ることにしたと朝日新聞が報道した。日韓両政府は
今回の会談で日本軍「慰安婦」問題に対する解決策を示 すことを目指していた
が、事前調整で折り合えずこのような決定を下したとのことだ。

ところでこれに関連し、日本政府が「現段階では『韓国が具体的に何を求めてい
るかわからな い』と判断し、今回は正式提案を断念した」としているが、知っ
ていながら知らないと言い張るつもりなのか、その図々しさに呆れてものが言
えない。

昨年8月末の憲法裁判所の判決に従 い、韓国政府は日本政府に日本軍「慰安婦」
問題に対する二国間協議を2度にわたっ て提起した。しかし日本政府はこれまで
公式的な答弁さえせず、1965年の日韓請 求権協定で慰安婦問題は「完全かつ最
終的に解決された」という主張を繰り返してきた。何よりも、過去20年間、在韓
日本大使館前で被害者が最前列を守り数多くの人々が要求してきたことを日本
政府が知らないはずはないだろう。国連をはじめとした国際機構と各国議会が勧
告や決議採択を通じ求めてきた内容についても知らないふりを してきた日本政
府が、韓国政府の要求が何なのかわからず問題解決をできないというのは理にか
なわない真っ赤なウソに過ぎない。

世界史でも類例のない反人道的戦争犯罪である日本軍「慰安婦」に対し、日本政
府が明白にそ の責任を認め、国際法と人権の原則によって公式謝罪と法的賠
償、真相究明などのしかるべき措置を取ることが日本政府のやるべき仕事であ
る。[アジア国民基金]で 「道義的責任」と「人道的見地」をうんぬんし法的責
任を回避するための姑息な手段をとるのは、結局日本政府自ら不利な立場に追い
込むこと になり、国際社会の非難を受けるだけである。最近黒い金でロビー活
動を行いアメリカで建てられた「慰安婦」追悼碑を撤去させようとして逆 に恥
さらしとなったことは、このような現実を如実に表しているだけでない。日本政
府が真の解決策を知らずにできないのではなく、しようと する意志がないこと
を満天下に現しているのである。日本軍「慰安婦」問題の真実を隠すことに汲々
としているだけで、被害者が望む解決と正 しい戦争犯罪の清算は眼中にもない
日本政府を強く糾弾する。

韓国政府にも、密室外交やあいまいな態度で一貫し、日本政府に新たな弁明の口
実を与えるの ではなく、より明白で断固とした姿勢で日本政府の法的責任履行
を要求するよう求める。

北京で開かれる今回の日韓首脳会談で、日韓両政府が見せる解決への意志と努力
がどのような ものなのか、日本軍「慰安婦」被害者と国民の前が見守る中、再
び試験台にあがるであろう。すでに日本軍「慰安婦」問題はこれ以上両国政府
間の適当な妥協や密室外交で妥結し済まされる事案ではなく、世界の耳目が集中
した正義と人権の問題であることを両政府は直視しなければな らないだろう。

日本政府は、韓国政府が提起した二国間協議に応じることはもちろん、被害者の
人権回復と問 題解決のための法的・行政的措置を即刻履行しなければならな
い。韓国政府には、そのためにはっきりとした要求と断固とした姿勢で日本政府
に法的責任を要求し、問題解決を早めるよう再度求める。

2012年5月10日

韓国挺身隊問題対策協議会



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