[CML 016878] 【報告】第383日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2012年 5月 7日 (月) 07:05:41 JST


青柳行信です。5月 7日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第383日目報告☆
  呼びかけ人賛同 5月6日現在 総数2222名
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
                
《 核なき未来は今、ここから GOODBYE NUKES
    さよなら原発! 5・27 佐賀集会 》 
       賛同個人・団体登録↓  
  ホームページ http://bye-nukes.com/saga/ 
<ツイッター フェイスブック ↑あります。拡散お願い。>

  ★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
     <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
インターネットで 原発 ゼロ で検索すると、電力会社の宣伝の記事が並びました。
市民の運動で原発が止まったという現実を賞賛すべき記事が並ぶようにしたいものです。 

反原発の世論を 60%、70%にしていけば 原発を止め続けることが出来ると思っています。
原発を推進する政党を 追い落としましょう。

東京、大阪の曲者も、怪しい動きをしているようです。
チェック チェック です。
あんくるトム工房
原発 再稼動させない http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1836
三瓶で原発を語る   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1837 

★ 結城 さんから:
これから、もう2度と原発動かさせないよう頑張りたいとおもいます。

★ 佐賀の後藤 さんから:
お疲れ様です。
5月13日の集会情報です。
      ネット拡散よろしくお願いします。
○●○・原発なくそう!九州玄海訴訟 支援集会・○●○
   ジャーナリスト 岩上安身氏に聞く
      「隠されたフクシマの真実と教訓」
と き:5 月13 日(日)14 時〜16時(13時半開場)
ところ:佐賀市民会館ホール
チケット:700 円(当日800 円)
主催:原発なくそう!九州玄海訴訟原告団・弁護団
お問い合わせ:佐賀中央法律事務所 0952-25-3121
予約申し込み[メール]513@sagankai.jp [電話]080-1725-9735(後藤)

 岩上 安身(いわかみ やすみ)氏 プロフィール
1859 年東京生まれ。フリージャーナリスト、ノンフィクション作家、浅井企画所属のタレント。
早稲田大学卒業後、出版社勤務を経てフリージャーナリストとなる。『現代』『文芸春秋』『週刊
ポスト』『週刊現代』『週刊文春』『Number』『中央公論』『別冊宝島』『正論』など各誌に寄稿。
テレビのドキュメンタリー番組のレポーターやコメンテーターもつとめる。支援者からのカンパを
主な収益源とする株式会社「IWJ(Independent Web Journal:インディペンデント・ウェブ・ジャ
ーナル)」代表でもある。

※当日は、岩上氏講演に加えて「原発なくそう! 九州玄海訴訟」の裁判についての説明、
人見やよいさん(原発いらない福島の女たちの世話人)による福島の現状報告があります。
集会後は佐賀県庁まで“原発なくそう! アピールウォーク”(10 分程度)をおこないます。
どなたでも参加できます!のでぜひ一緒に、原発いらない!! の意思表示をしましょう!

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
きょうは、新聞は、休刊日です。
昨日、伝えられなかったしんぶん赤旗の紙面、「止めたぞ稼働 次は原発ゼロ」の大見出しを一面トップの筆頭に関連記事多数あり、それを切抜きすれば、ほとんど紙が残らないく
らいにたくさんある記事の中で、2つ紹介します 。
^賁眠爾猟衄峙事“潮流”のこの日のテーマは、原発問題を取り上げていて、原発が全部止まることで、「政府と東電が昨年出した中間報告を、・・・あらためて読んでみまし
た。」「・・・(その)報告書にはこんな記述があります。『本施設がなければ福島第一原子力発電所の対応は、継続不可能であった』。本施設とは免震重要棟のことです。緊急時
のために設置した免震構造をもつ施設で、自家発電設備や喚起装置を装備しているそうです。」「政府の再稼働基準では、この施設について、電力会社の計画さえだせば、よいとし
ているからです。政府が再稼働を急ぐ関西電力大飯原発の場合は3年先に設置すればよいと。理解できません。東電が“これがなければ事故対応ができなかった”と表明しているの
に、計画だけで安全対策はオーケーというのですから。政府の無責任さが際立ちます。しかし、経済産業省原子力安全・保安院の資料によると、『検討中』段階の原発が全国に少な
くないからです。各地の原発を再稼働させたい政府の姿勢だけがはっきりみて取れるのではないでしょうか。一事が万事です。備えのない原発に国民の安全を保証できるできるはず
もありません。」「・・・原発がすべて止まりました。原発ゼロへ新たな出発点としたい。」とあります。
この面震棟、九電の玄海、川内の二つの施設にもありません。いつぞや、新しく社長になった瓜生氏がどこかでポロッと「面震棟の建設も検討している」旨の発言をしたら、社内の
関係者から「再稼働の唯一の切り札だったのに」と、そのタイミングでもらしたことに苦言を呈していたことが西日本新聞に伝えられたことがありましたね。当然、その苦言の意味
は、「面震棟は、いまないけど作る予定だから、今すぐに再稼働させて」という条件にするとつもりだったということでしょう。・・・私たちはだまされません。
10面11面は、ほば全面を使って、各地の取り組みを紹介しています。福岡・天神での宣伝活動も、青柳さんや宇野さんのコメントもあります。さらに、記事に各地の発言が「」書
きで多数紹介されています。記事の終わりに、「きょうはお祝い。明日から再稼働させない本当のたたかいだと思います。日本の原発を廃炉にして、人間の強さを子どもたち見せた
い」、「原発のない社会のスタートラインのたったと思います」と。
・・・・そうです、全部止まったのは通過点にすぎません。野田首相は、アメリカでエネルギー政策に関連する事項で原発を継続させることになることに合意してきた、と指摘する
報道もテレビであっていました。
連休中にあらたな再稼働の策動の検討が進められていると考えてよいと思います。油断してはいけません。運動の手綱は緩めてはいけないのです。

★ 吉田典子 さんから:
原発は停まったものの、あまり喜ぶ気になれない私です。
「原発は廃炉が当たり前の筈…。
なのに、反対してないと、再稼働になりそうなのは、何故?」
と思うからです。
『90の尼さんにハンストを決心させるほど、原発事故に無関心な世間って、どうよ?』
とも思います。
一方で、
『仏の目には、この世は完璧に見える』
という言葉も、思い出すのです。
この世の事象は、人の心の在りようを、完璧に映していると、いう意味で。
だとすると、もしかしたら、人間は心の安らぎや安楽な生活を求めている訳では、ないのかもしれない、と思います。
アダムとイブは、何もかもが与えられるエデンの園で、退屈してたのかもな、と思うのです。
どんな体験も感情も、例え、それが不快なものでも、自分のものとして味わってみなければ、どういうものか判らないのです。
不自由が判らなければ、満たされているありがたさも、本当には判らないのでは、ないでしょうか?
だとすると、不自由も不満も不快も、それらをもたらす者も、この世には必要なもの。
それらは、なくなれば良いものではなく、変化しなければならないものかもしれません。
心のままに。
理解して受け入れた時が、お互いに変化する時なら、対する者を非難する事に向けているエネルギーを、ひたすら理解しようとする方に向けた方が、効率はいいかもしれません。
誰かを何かを理解しようと努力するのは、また自身の心が何をどう感じているのか、より深く知ろうとする事なのかもしれません。
そう感じる価値観が、一体何から発しているのか知ろうとすると、見えてくるものも、あるかもしれません。
瀬戸内寂聴さんは、今、より多くの人が、より多くのものを理解できるように、と祈っていらっしゃるのかもしれません。
原発も放射性物質も、人の心に必要な変化が生じれば、その形を変えるか

★ 黒木 さんから:
「原発ゼロ」。再稼働を許さず全原発を廃炉へ。
ブログ「ここでトヨさん出番です!」
長崎市議会議員 井原東洋一  2012-05-06 11:17より転載

2012年5月5日。こどもの日の素晴らしい贈り物。
42年ぶりの「原発ゼロ」。
「フクイチの負の教訓」を生かさなければならない。
「全原発廃炉へ国民の足並みを揃えよう!」。
しかし、民意に背く政府は「安全神話」の崩壊を取り繕いも出来ないどころか、
原発事故の制御が出来ないままに「収束宣言」し、臆面もなく裏付けの無い
「新安全神話の創作」に腐心している。
「日本は最高の原子力発電所技術の国だ」とうそぶき、発展途上国へ危険を輸出しようとする。
何がなんでも原発再稼働にシフトしようと躍起な「政、財、官、学、マスコミ、
司法、御用労組、暴力団の原発8族」。「電力独占企業」。
「東芝、日立、三菱の御三家」の動きには、「潜在的核抑止力」の国家戦略がちらついている。
国民の命を護り、自然環境を護り国をまもり、地球をまもるには、核の廃絶は必須である。
確信を持って、原発廃炉、核兵器禁止への足並みを揃えよう。

★ 清水@グルントヴィ協会 さんから:
青柳さん、こんばんは。
原発関連情報48をお送りします。
全部は協会のHP(http://www.asahi-net.or.jp/~pv8m-smz/index.html)で見られます。

1,みなさんが報告しているように、5日のこどもの日、夜11時、日本のすべての原発が停まりました。画期的なことです。しかし、原発は止まっていても核燃料があるかぎり、危険
なものだということを私設原子力情報室が指摘しています。
http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/05/05/6435442
廃炉しても使用済核燃料や汚染された格納容器などの処分の問題が残ります。いったん動かした原発は止めたとしても、百パーセントの安全がないというのが原発なのです。

2,原発ゼロの日は、海外の方がより注目していたようです。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120505/amr12050523310007-n1.htm
アメリカの反応がおもしろいですね。ドイツの反応はこの記事と近いでしょうか。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012050502000107.html

3,再稼働について九州の周辺自治体首長への毎日新聞のアンケートでは、慎重論が増えているという記事です。夏のピーク時を原発なしでのりきれば、ますます増えることでしょ
う。
http://mainichi.jp/area/news/20120506sog00m040002000c.html

4,どうしても電気が足りないと産業界がいうのであれば、発電用ガスタービンの設置が選択肢としてあります。
http://blogs.itmedia.co.jp/serial/2011/03/post-473a.html
同サイトの指摘するように、企業用自家発電もあります。
http://blogs.itmedia.co.jp/serial/2011/03/bloom-energyene-2065.html
 前回の報告に、大分の佐藤さんの危惧がありましたが、技術論的に見れば、発電用ガスタービンは航空機などで使用され、原発よりははるかに成熟した技術といえます。つまり改
善は可能ということです。もちろん、どんなもの、たとえ再生可能エネルギーでさえも巨大集中管理では危険なものです。

5,「原発の危険から子どもたちを守る北陸医師の会」が、ドイツ放射線防護協会、核戦争防止国際医師会議ドイツ支部による「チェルノブイリの健康被害、原子炉大惨事から25年
の記録」を翻訳しました。すばらしいことです。
http://isinokai.blogspot.jp/2012/05/health-effects-of-chernobyl-25-years.html

6,100ミリシーベルト以下ではガンの発生の事実は確認できないから大丈夫という御用学者たちのプロパガンダを否定する事実が、御用学者の依拠する放射線影響研究所の論文で発
表されました。今後、彼らは何というでしょう?
http://sakuradorf.dtiblog.com/blog-entry-262.html

7,原子力村の人々は全然反省もないと、原子力学会に参加した毎日新聞記者が報告しています。
http://mainichi.jp/area/news/20120502ddf012040026000c.html

8,前経産省官僚で、大阪府のエネルギー戦略会議の委員である古賀茂明氏の個人ブログです。関西電力のいいかげんな安全対策、銀行、株主救済だけを目的とした東電救済など批
判しています。
http://sun.ap.teacup.com/souun/7421.html

9,テレビ朝日・モーニングバードの「そもそも総研」では、関西電力のための大飯原発再稼働だということを明らかにしています。書き起こしと動画です。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1835.html

10、漫画家萩尾望都さんの作品集「なのはな」が評判を呼んでいます。福島原発事故をモチーフにしたものです。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4091791352.html

★ 木村幸雄 さんから:
原発はすべて止まりました。
ここに来て、テレビでは、すべてのものには、ベネフィット(便益)とリスク(危険)があり、例えば雨は生き物をはぐくむが洪水を引き起こすと。 原発も同じだといっていま
す。これは、文科省の「放射線副読本」にも書いてある論理です。そして、原発の危険性は仕方なく、より少なくすることが大事だというような言い草です。けれども、原発の危険
性は「取り返しのつかない」危険性であり、そのことには触れません。
まして、便益と危険性をみんなが受けるように言ってますが、ある意味では、最終的な便益を受けるのは一部の人たちで、危険をこうむるのは民衆であることを言いません。いわば
言葉のトリックにかかってはいけないでしょう。
問題の立て方が間違っています。高橋哲哉さんが言う、「共同体全体の利益のために、誰かを『犠牲』にするシステムは正当化できるのか!」。この論理立てが正しいと思います。
テレビではこのことに触れません。
  *高橋哲哉 東大大学院教授 著書「犠牲のシステム  福島・沖縄」(集英社新書)「靖国問題」(ちくま新書)福島県生まれ
私たちは再びだまされてはいけない。だまされた私たちにも責任があることを肝に銘じて。

★ 近藤ゆり子 さんから:
木村さま
 >リスクベネフィット論のウソ
ウソというより、「イデオロギー」のような気がします。
そしてこのリスクベネフィット論は、もともと公害反対運動に心を寄せて実際に運動した良心的科学者が唱え始めた。
もちろんそのときは「こんなにリスクが大きいのにベネフィットはわずかだ」
「リスクはこんなに多くの人が負うのに、ベネフィットを受けるのは一部だ」というふうに使うためだったのです。 

ところが、この「リスクベネフィット論」は論の根本に、「共同体全体の利益のために、誰かを『犠牲』にするシステムを正当化する」イデオロギーが入り込んでいます。
そして数字の操作は「彼ら」にとっては得意中の得意。データのねつ造など日常茶飯事。ばれなきゃ良い。
だから結局は「公害反対運動の理論に使おう」とリスクベネフィット論を唱えた科学者まで、(自分ではそうと気づかず)御用学者の席に鎮座ましますことになってしまうのです。
「良心的な人」が悪魔の手先をやってしまうことがある・・・・歴史は繰り返しそういう事例を教えています。

★石垣敏夫 さんから:
 <テント日誌5・4★ 5.5全原発停止は歴史的意義があります>
みなさん
お疲れさま
このテントひろばを提唱された方、
そしてこれを維持しているみなさんに厚く御礼申し上げます。
若い女性が太陽光発電で灯りを保障しているとか。
古いとされている言葉、階級闘争がここに生きています。
過去の水俣窒素本社前のテント、沖縄辺野古のテント、反貧困村のテント等々、
それぞれ命がかかっているので権力者も簡単に手を出せないようです。
澤地久枝さん瀬戸内寂聴さんまで、ここに来て声をあげ
さすがにNHKも朝日新聞も取り上げざるを得なくなりました。
人類を破滅させる犯罪行為、これは核兵器と原発です、
ヒロシマ・ナガサキ・フクシマを繰り返させないこの闘いは資本主義の末期を
飾る、日本民衆の闘いであり、世界史的意義があります。
2012.5.5原発全停止は原発全廃炉に向けての第一歩であり、
世界平和を目指す民衆の道です。(さいたま市 石垣敏夫)

★  Kimura-m さんから
<テント日誌 5/4(金)――経産省前テントひろば237日目>
     集団ハンスト行動最終日程=18日目に 
     外国からの取材、激励訪問が相次ぐ  
 5月4日(金) 曇り時々晴れ 午後一時雨
 今日の正午をもって、集団ハンスト行動もいよいよ最終日程の18日目に入った。
7日間のハンストを継続していた淵上代表は無事終了した。石橋上人は7日目に入る。81才の長老、佐久間さんは5日目に。
  最終日程とあって、ハンスト実行者は15人となり、テント前に鈴なりに並んでいる。
大阪や福島から駆けつけてきている。ハンスト登録者は119人となったそうである。

 午後、沖縄から伊波洋一さんが激励に来訪される。第1テントで懇談のあと、ハンスト中の人々の間に入って一緒に記念撮影。
 第1テントの奥では、フランスのジャーナリストが熱心に取材。今日急遽大飯から戻ってきていたQさんが流暢な英語で説明。

 今日は午後5時から朴保(パクポー)さんのライブが予定されているが、2時頃から降り出した雨は上がりそうでなかなか上がらない。ライブができるのか気をもむ。
 それでも4時半頃には雨も上がり、無事開演へ。セットの準備時間に明日のカンショ踊りによる経産省包囲に向けてそのワークショップをおこなう。
 パクポーさんのライブは、「Monju」「今こそ流れを変える時」「それでおしまいかい」「雨に咲く花」「HIROSIMA」等、全12曲を演奏。パワフルな歌声から強いメッセージが伝
わってくる。

 いよいよ明日は、集団ハンスト行動の終了日であり、泊3号機が止まり、42年振りの全原発停止・稼働原発ゼロの日を迎える。そのセレモニーに向けて準備も着々と進み、全国
の原発現地で闘い続けている人々からのメッセージもたくさん届いている。
明日は晴れるだろうか・・・。( Y・T )

★ 黒鉄好@福島 さんです。
テント日誌(番外編)〜ついに“全原発停止”へ〜歴史的記念日、子どもたちの未来のために
経産省前テントひろば
2012.5.5(こどもの日) 第238日目 天気・快晴(東京:最高気温26.2度/最低気温16.0度)

「子どもとは、その社会が今後も存続してよいことを示す天からの贈り物である」

インターネット検索でも出てこないので出典は不明だが、以前、何かの本でこんな言葉を見た覚えがある。この言葉のとおりなら、いま、日本は社会存続に黄信号がともっている。
「こどもの日」に合わせて総務省が4日発表した、日本の15歳未満の子どもの推計人口は1665万人で、31年連続の減少。1950年以降の統計で過去最少を更新した。総人口に占める子
どもの割合はわずか13.0%。米国(19.8%)、中国(16.5%)、ドイツ(13.4%)などを下回り、最低水準という。年齢区分で見ても、12〜14歳357万人、9〜11歳347万人、6〜8
歳325万人、3〜5歳321万人、0〜2歳316万人と、年齢が下がるほど減少しており、これは、今後も日本では右肩下がりに人口が減少し続けることを意味する。

子どもの数がこんなにも減少してしまった原因は、言うまでもなく若者(特に女性)が苦境に立たされていることにある。この国の女性たちは、社会の意思決定から徹底的に排除さ
れ、国家・企業犯罪の被害だけを一方的に押しつけられてきた。今、沖縄でも福島でも東京でも、女性が先頭に立って激しい抗議を繰り広げている原因は単に放射能汚染だけではな
い。女性に差別と忍従だけを強いてきた「犠牲のシステム」の破たんを3.11が明らかにしたからである。

とはいえ3.11はそれを露見させた単なるきっかけに過ぎない。5月1日に内閣府が発表した自殺対策に関する調査結果によれば、「最近1年以内」に自殺を考えたと答えた人は
20歳代で36・2%、20歳代女性に限定すると44・4%にも上った(読売新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120501-00001517-yom-soci)。20歳代女性の半数近
くがこの1年以内に死を考えたことになる。3.11があってもなくても女性たちの抗議の始まりはいずれ避け得ない歴史的必然だったと思える。若者たちをこれほどまでに絶望の
どん底に突き落としている社会体制と今闘わなくていつ闘うのか?

日本に残る最後の稼働原発、泊3号機が止まる5月5日、こどもの日。空はこの歴史的記念日を祝福するかのような快晴だ。午前中から温度計の針はグングン上がり、夏日間違いな
しと思わせる。デモ隊は脱水症対策が必要だ。

正午。4月17日から続けられてきたリレーハンストが終了し、最後のハンスト終了者におかゆ、子どもたちに柏餅が振る舞われる。「原発いらない福島の女たち」の椎名千恵子さ
んが「原発は止まったのではなく止めたのだ。そのことをみんなで確認し合おう」と挨拶した。もちろんその通りである。原子力村が危険を安全と言いくるめるようなでたらめ体質
だったとしても、そのことだけで原発が止まるほど甘くないことは、この42年間一度も原発の電気が送電されない日がなかったことが証明している。彼らのでたらめ体質を暴き、
この日を迎える原動力になったのは間違いなく運動の力なのだ。

「原発いらない福島の女たち」に続いてデモ出発点となる芝公園に移動する。午後2時半過ぎ、デモ隊が公園を出る。過剰警備が指摘される東京の集会・デモだが、今日は警備の人
手が足りないせいか、デモ隊から警官が離れ、いなくなる時間帯もあった。福島と比べて街が混雑していることを除けば、この解放感は悪くない。

途中、右翼が街宣をしている場所もあった。相変わらず大音響でみずからの低脳ぶりをさらけ出している。警察は、騒音規制に違反しているので街宣を止めよという警告板を掲げる
のみ。こんなもので規制しているつもりになっているのだから、右翼と警察は共闘していると一般市民に疑われても仕方がないし、警察への一般市民の支持も離れるに違いない。

1時間半にも及ぶデモを終えた後、小集会を開いて再びテント前に移動する。会津に伝わる庶民の踊り「かんしょ踊り」を女性中心に参加者一同で踊り、経産省を包囲する。この踊
りはマスコミの注目を集めたようで、フジ、テレ朝、TBSの3社が熱心に取材していた。うちフジ、TBSは短時間だが放映もされた。やはり、文化・芸術運動は重要だ。

ここで、かんしょ踊りについて少し触れよう。かんしょとは会津地方の方言で一心不乱、無我夢中になる様子を意味する。会津地方では盆踊りとして一般的に踊られているが、江戸
末期に、民衆が過酷な年貢の取り立てに抗議して踊ったのが起源だ。あまりの情熱と激しさのため江戸幕府から禁止された。

現在では「会津磐梯山」に乗せて踊るスタイルになっている。「会津磐梯山」は1934年、日本ビクターが売り出したばかりの蓄音機の販売促進のため、売れっ子作家の長田幹彦
に作詞させ、芸者歌手の小唄勝太郎に歌わせたキャンペーン曲で、会津民謡「玄如節」がルーツだ。「玄如節」は歌詞が30番まである長いものだが、「会津磐梯山」のレコードが
発売される時点では162番までに膨れあがった。

戦後に入ると、やはりその民衆の抵抗のパワーを恐れたのか、GHQ(連合国軍総司令部)からも禁止の憂き目に遭う。「ハイロアクション・福島原発40年実行委員会」の武藤類子さ
ん(今日はシカゴ遠征中のため不在)によれば、「かんしょ」は権力に対する抵抗を表す踊りなので、お行儀悪く踊るほどいいのだという。民衆が「お上」に対する抵抗を踊りで表
現するという意味では、いわば福島版「ええじゃないか」運動といえる。そういえば、幕末には川柳も大流行した。川柳と福島版「ええじゃないか」である「かんしょ踊り」の流行
は、ひとつの社会体制が倒れる予兆かもしれない。あらためて、私たちは時代の変わり目に立っているのだという思いを強くする。

江戸末期に生まれたこの激しい踊りがその後も廃れることなく現在まで引き継がれた背景に、地元の人たちの郷土芸能保存のための努力があったことはもちろんだが、私は会津地方
が置かれてきた歴史を抜きにして語ることはできないと思う。江戸幕府が倒れ明治政府へと至る時代、会津は討幕派の薩長土肥に対し、佐幕派(幕府支持派)の急先鋒として「朝
敵」の汚名を着せられた。まだ10歳代の少年たちが白虎隊として組織され、その多くが戊辰戦争で散っていった。120年経った現在でも、会津には倒幕派(とりわけ旧長州藩)
に対して複雑な感情が残るとされる。

明治維新後も、「朝敵」とされた会津地方はほとんど新政府の支援を受けられなかった。会津藩は青森県・下北半島に強制移住させられたが、会津の人たちはあきらめなかった。子
どもたちを会津の明日を担う貴重な財産と位置づけ、学校さえなかった下北半島から全国各地の学校へ留学させた。留学先には不倶戴天の敵であったはずの旧長州藩も含まれてい
た。白虎隊に属しながら戦火の中を生き残った山川健次郎は、長州藩の奥平謙輔の書生となって勉強し、旧薩摩藩の黒田清隆の推薦で渡米、エール大学に留学の後、東大総長とな
る。どんな苦境にあっても子どもたちを財産と捉え、その未来のために何ができるか自分たちの頭で考え行動する。未来のためには子どもたちをかつての敵にさえ預ける。会津人の
努力、独立独歩の精神をそこに見ることができる。

福島は今、戊辰戦争に勝るとも劣らない苦難の中にある。現在の国や佐藤福島県政に、会津藩のような長期展望、未来を見通す慧眼は備わっているだろうか。子どもたちを高汚染地
域に閉じこめ避難もさせず、自主的に避難した家族への援助さえことあるごとに打ち切りを狙う佐藤県政にそうした資質があるとはとうてい思えない。

佐藤雄平知事は会津の出身だと聞く。明日を担う子どもたちを宿敵の長州藩にさえ送り出した会津の先達のように、いまこそ子どもたちを避難によって守り、明日の福島復興の担い
手として育てるべきではないだろうか。私の見る限り、「朝敵」であったが故に政府の支援を受けられず、独立精神もお上への反骨精神も旺盛な会津の人たちの中にこそ、住民本位
の福島復興を目指すカギがあるように思われるのだ。それに、福島県民以外にはあまり知られていないが、県内でも会津地方の放射能汚染度は東京都心並みで済んでいる。福島復興
が必要なら、汚染度の低い会津地方に除染も人的資源も集中させ、きれいで安全になった会津を福島県の中心に据えることも検討の余地があると思う。

午後6時前、「泊3号機が停止作業に入ったことが確認されました」と告げられると、テント前に詰めかけた人たちから歓声が上がる。ジュースで乾杯し、各地の反原発運動を闘う
仲間からのメッセージが読み上げられる。福島で毎日被曝しながら過ごしている身としては、もちろん全原発停止は嬉しいけれど、それを素直に喜ぶことができない。原発が止まっ
ても福島の放射能汚染の状況が好転するわけではないし、子どもたちが毎日激しい被曝を続けているのだ。子どもたちをどうやって救うべきか、避難をどうやって実現すべきか。唯
一、その決断ができる政治はもうずいぶん前から「全停止」しており、即効的な処方せんは誰も持ち合わせていない。刻一刻と迫る健康被害の恐怖の中で、福島県民の苦悩はま
すます深まっている。

そして、今日この瞬間にも、我々の不倶戴天の敵である原子力村は虎視眈々と再稼働を狙っている。今日の全原発停止はささやかな緒戦の勝利に過ぎない。これからはもっと激し
く、もっと大規模な死闘が私たちを待ち受けている。もう一度繰り返しておきたいが、これは原発が人類を殺すか、人類が原発を殺すかを巡る最終戦争なのだ。どんなに血みどろに
なっても勝たなければならない。未来のために、子どもたちのために。

深夜、ツイッターを久しぶりに覗いてみると、「こどもの日とは、子どもたちのために何ができるかを考えて行動する大人たちの日なのかもしれない」とのつぶやきが投稿されてい
た。せめて私たちだけでも、明日を担う「天からの贈り物」を安心して社会に送り出せるよう、できることはなんでもしたい。

午後11時、ついに泊3号機の発電量がゼロになった。今日の記念日が歴史的なのは単に原発が止まっただけではない。平和的な手段で行動する国民ひとりひとりの政治的意思が、
初めて現実の社会の政策決定に影響を与えたという意味においてこそ歴史的なのだ。

昨年9月、私は明治公園6万人集会の報告の最後にこう記した――『戦後66年を経ても閉ざされ続けた民主主義への扉。過去何度か開きかけては閉じ、また開きかけては閉じるを
繰り返してきた、厚くて重い、錆び付いた扉。その扉が今日、ほんの少しだけ、開いた。「まだ希望はある」。そう思わせてくれるに十分な6万人の人波だった。もう一度、東京と
福島が力を合わせて、今度はこの扉を力いっぱい開きたい』と。

今日、私たちは「厚くて重い、錆び付いた扉」を力いっぱい開くことができたと思う。体中を民主主義の風が吹き抜ける。
五月晴れの空に向かって。 高らかに、さわやかに、今こそ誓おう。「私たちは、もう後戻りしない」と。(文責:黒鉄好)

★ 内富 さんから:
【京都新聞 社説】全原発止まる  「生き方」考え直す契機に
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

 福島第1原発から20キロ圏内にある南相馬市小高区を4月20日、地元の人の案内で訪ねた。

 事故発生後「警戒区域」とされ立ち入り禁止となっていたが、この4日前から住民の一時帰宅などが認められる「避難指示解除準備区域」に再編されたばかりだ。

 無人となったまま1年以上も放置された街は、時間が止まったようだった。住宅は傾き、つぶれた土蔵が通りをふさいでいた。

 津波の直撃を受けた海岸近くは数十センチも地盤沈下し、水田だった広大な農用地は海水につかっていた。人の手が入らなくなった田畑も枯れた雑草に覆われていた。

 前日の19日、福島第1原発1〜4号機は電気事業法に基き、廃止となった。法的には原発が存在しない街の荒廃した光景。「除染しても復興に何年かかるか」。地元で聞いたつ
ぶやきが耳に残った。

 国内に50基となった原発は、泊原発3号機(北海道)の定期点検入りで、きょうから稼働ゼロとなる。全原発の運転停止は、草創期を除けば初めてのことだ。

 ただし、政策変更や法改正によるゼロではない。定期点検を終えた原発が、地元などの反対で再稼働できないにすぎない。

 原発が止まっても、原子炉や核燃料がなくなるわけではない。危険性や代替エネルギーの在り方に関する重い議論はこれからだ。

 図らずも実現した「原発のない社会」は、日本人にとって原発とは何かを考える格好の機会だ。再稼働の是非が、単なる電力需給問題だけで片付けられないことに、多くの人は気
づいている。

 政治、経済も含めた社会システム全体を問い直すことが必要だ。その際、レベル7という空前の事故に苦しめられている福島の現状を、常に心に留めておきたい。

「危険な社会」は継続

 原発に関しては、エネルギー政策や地域との関わり、政治の意思決定など多くの論点がある。10年以上前からそうした課題を検証していたのは、他ならぬ福島県だ。

 東京電力による県内原発のトラブル隠しなどを受け、有識者を交えて国の原子力政策や原発への疑問点を多角的に検証していた。

 2002年の冊子「あなたはどう考えますか? 日本のエネルギー政策」は、原発立地県の「肌感覚」ともいえる問題提起の書だ。

 原発政策が行政府だけで決められている、知りたい情報が公開されない、責任の所在が不明確−。これらの指摘は、現在直面している問題とも重なる。立地県の疑問に耳を傾けな
かった国の体質が、大惨事を招いたともいえる。

 あれだけの事故を経ても、政府は福井県の大飯原発の再稼働を急ぐために甘い安全基準を認めた。今夏の電力不足を強調しながら十分な根拠も示せていない。

 再稼働ありきで、関係自治体や国民の声を聞く姿勢が欠けていては、原子力政策そのものの議論は進まない。賛否それぞれの意見がかみ合わないままの状態が続くのなら、「原発
のない危険な社会」が延々と継続するだけだ。

核燃サイクルは破綻

 もはや、脱原発依存社会へかじを切ることは避けられない。その中で、将来のエネルギー政策をどう描き直すか、仮に原発を維持するなら安全性をどう担保するか。

 具体的で透明性の高い議論を進め、国民的合意を得なければならない。そのための議論の場をつくる責任が、政府にはある。

 次世代への負の遺産となる放射性廃棄物の管理や核燃料サイクルへの展望を示すことも、冊子に盛り込まれた重要な視点だ。

 政府は、使用済み核燃料を再処理してプルトニウムなどを取り出して再利用する核燃料サイクル計画を進めてきた。しかし、中核となる高速増殖炉もんじゅはトラブルが続き運転
が止まっている。

 何の成果もないまま9400億円もの開発費が投じられ、今も年間200億円の維持費が必要だ。

 もんじゅの営業運転を前提とした青森県六ヶ所村の使用済み燃料再処理工場も、着工から19年経過したが完成していない。すでに2兆円以上が費やされた。

 内閣府の原子力委員会は、再処理を中止した場合、青森県がすでに受け入れている使用済み核燃料を発生元の原発に返送することになるため、大半の原発で燃料が収容しきれなく
なり、15年度末までに50基中39基の原発が運転不能になるとの見通しを示している。

 核燃料サイクル推進への「脅し」と受けとめる関係者は多い。

 その一方、同じ原子力委員会の小委員会は4月、再処理にかかる総費用の試算を初めて公表した。燃料を再処理せず全量を地中に埋める直接処分のほうが、再処理より低コストに
なるとの結果だ。

 ただ、20年に原発をゼロにして全量埋め立てる最も安いケースでも8・6兆〜9・3兆円かかる。埋め立て方法も確立されておらず放射性廃棄物の影響は数万年以上も継続す
る。金額的、時間的に、気が遠くなりそうなテーマだ。

脱原発後の未来図を

 これまで議論されてこなかった原発をめぐる問題が、私たちの目の前に一気に投げ出されている。

 福島第1原発の廃炉には、人類が経験したことのない困難な技術開発が不可欠だ。福島の復興はもとより、原発を縮小・廃止した後の原発立地地域の経済的再生をどう進めるかも
重要な課題である。

 日本の未来をかけた大事業だ。地道に話し合いを重ねて骨太の将来図を描き、その実現へ具体的な道筋を示さなくてはならない。

 全原発が稼働ゼロになる日は、日本人の生き方そのものをゼロベースから考え直すきっかけになる日ととらえたい。
[京都新聞 2012年05月06日掲載]


【琉球新報 社説】
全原発停止 再稼働なき安定供給追求を 2012年5月6日

 日本の商業用原発50基のうち、唯一稼働していた北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)が5日深夜、定期検査のために停止した。稼働原発がゼロになるのは1970年以来、
42年ぶりとなる。

 東京電力福島第1原発事故から約1年2カ月。原発の安全神話は完全に崩壊したが、政府のエネルギー政策は原発依存体質から抜け出せないでいる。結果として国民の不安は一向
に解消されず、政府や電力会社への信頼は失われたままだ。稼働原発ゼロの事態は当然の帰結と言える。

 政府は全原発停止を回避するため、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を目指していたが、安全対策への疑念などから、滋賀県や京都府など隣接する周辺自
治体が反発。関電の筆頭株主である大阪市の橋下徹市長も政府批判を強めている。

 野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚が、原発の再稼働に関する新たな安全基準を決定したのが4月6日。首相が新基準作成を指示してからわずか3日後だった。さら
に首相らは同13日、新基準に照らして大飯原発の再稼働を「妥当」と判断した。

 独立性が高く、安全対策を専門的かつ客観的に担う原子力規制庁の発足のめどは依然立たず、再稼働に同意が必要な地元の線引きも棚上げされたままだ。「再稼働ありきの拙速な
やり方」との批判が出るのはもっともなことだ。

 一方、原発ゼロが想定されていたにもかかわらず、電力の安定供給に向けた取り組みは後手後手に回っている。沖縄電力を除く電力9社の需給予測は、このまま原発が再稼働せず
に猛暑となった場合、北海道、関西、九州の3電力管内で電力不足に陥るとした。

 関電に至っては、「大飯原発を再稼働しても安定供給は困難」(岩根茂樹副社長)との見通しだ。具体的な積算根拠も示さず、いたずらに電力不足を言い立てるのは極めて不誠実
だ。再稼働を急ぐ余り、消費者に脅迫観念を植え付けるような電力会社や政府の態度は言語道断だ。

 原発ゼロに伴う発電コストの上昇など、止めるリスクは確かに小さくないが、節電を促す具体的な方策をはじめ、電力各社の供給力にはまだ改善の余地があるとの指摘もある。政
府と電力会社は再稼働ありきではない電力の安定供給を真剣に追求することで、何よりも国民の信頼回復を急ぐべきだ。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-190849-storytopic-11.html

【沖縄タイムス 社説】[全原発停止]ふらつくな対策たてよ 2012年5月6日 09時34分 (5時間40分前に更新)

 国内で唯一、稼働していた北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)が5日深夜、定期検査のため停止した。これで国内にある50基の原発がすべて止まったことになる。

 「3・11」前、誰がこのような事態を予測できただろうか。

 東京電力福島第1原発事故が発生するまで、日本では、原発の数を今以上に増やしていくことが国策だった。

 2010年に策定された国のエネルギー基本計画は、当時稼働中の54基に加え、20年までに新たに9基を新増設する方針を掲げていた。

 それだけではない。30年までにさらに原発を増やし、日本全体の発電電力量に占める原子力の構成比を07年時点の26%から30年時点で53%まで引き上げる―ことを打ち
出していた。

 今から考えればぞっとするような話だが、政府は事故の前まで、電力の過半を原発で賄うという「原発超大国」の将来像を描いていたのだ。

 国内の54基の原発のうち事故を起こした福島第1原発の4基は、4月に廃止された。残る50基がすべて停止したことで、政府、経済界を中心に電力不足を危惧する声が高まっ
ている。関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の早急な再稼働を求める声も少なくない。

 しかし、現段階で「原発回帰」に舵(かじ)を切ることになれば、事故の教訓は生かされず、元のもくあみになりかねない。

 原発ゼロの事態を「脱原発依存社会」を実現するための第一歩と位置づけ、当面の対策を早急に具体化すべきだ。

 経済産業省や電力会社が相次いで夏場の電力需給見通しを明らかにしているが、各種の数字は果たして信用できるのだろうか。再稼働という結論を導くための作為が働いているの
ではないか、との疑いが消えない。

 事故の調査結果にせよ、新たな規制組織の設置にせよ、原発再稼働に必要だとされる条件は、依然として満たされていない。安全確認が不十分なまま夏場の電力不足への懸念を理
由に強引に再稼働すれば、事故で沸騰した政府や電力会社に対する不信感をいっそう高めるだけである。

 政府は原発ゼロの状態を前提にした「最適化」の具体策を早く公表すべきだ。

 個人、企業・団体の節電を推し進める。特にピーク時の電力消費量を減らすための具体策を打ち出す。あわせて電力会社間の電力の融通態勢を構築する。決して不可能な対策では
ないはずだ。

 戦争に敗れ旧植民地を失った戦後日本は、資源小国の生きる道を「貿易立国」「科学技術立国」に求めた。

 戦後日本の高度成長と産業構造は原発を前提にしたものだった。従来の産業構造を前提にした成長重視の経済政策を進めようとすれば、原発大国から抜け出すのは難しい。

 エネルギーの将来像は日本社会の将来像に直結する。福島第1原発事故で問われているのは、将来の社会像をどのように描くかという射程の長い課題である。転換が必要なこの時
に政府がふらついていては、未来は開けない。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-06_33381/?

★ 河内謙策 さんから:
  ――「原発ゼロ」の日の全国の取り組み 大飯原発の再稼動   
  昨日は、泊原発の火が消えて、歴史的な原発ゼロの日になりました。
 東京では、原発再稼動反対のパレード、経産省前での原発ゼロを祝うセレモニー、高円寺でのカウントダウンなどが取り組まれました。私(河内)も、経産省前のセレモニーに参
加させていただきましたが、参加者は全員、本当に晴れ晴れとした顔つきでした。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5021768.html
http://tanakaryusaku.jp/2012/05/0004251
http://tanakaryusaku.jp/
 北海道でも450人がデモに参加しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000007-mailo-hok
 岐阜では、再稼動の賛否を問うシール投票が行われました。
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120506ddlk21040011000c.html
 埼玉、長野、滋賀、京都、広島、佐賀、鹿児島でも、デモ行進が行われたり、チラシや風船で訴えるなどの取り組みが行われています。(そのほかの地域で取り組まれた皆さん、
紹介できなくて申し訳ありません。)
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20120506ddlk11040128000c.html
http://www.shinmai.co.jp/news/20120506/KT120505FTI090011000.html
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20120506ddlk25040260000c.html
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20120506ddlk26040275000c.html
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20120506ddlk34040306000c.html
http://mainichi.jp/area/saga/news/20120506ddlk41040228000c.html
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20120506ddlk46040262000c.html

 昨日の経産省前のセレモニーでも話されましたが、私たちは「原発ゼロ」を達成したことで有頂天になることなく、気を引き締めて前進しなければならないと思います。
 現在、日本の原発推進派は、大飯原発をはじめとする原発の再稼動へ向けて、猛烈な攻勢をかけてきています。現在の彼らの手口は、マスコミを使った電力危機・計画停電キャン
ペーンと経済界の総力をあげた圧力です。
 電力危機については、大阪府・市のエネルギー戦略会議で激論が交わされています。
http://mainichi.jp/area/news/20120505ddn003040017000c.html
  計画停電については、原発推進論者の中からも、「計画停電は、大飯原発再開に反対する橋下大阪市長への恫喝」だという批判が出始めました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120505-00000310-agora-pol
  野田首相らの暴走の背景に、経済界の「苛立ち」と経済界の圧力があることも明らかになってきています。
http://mainichi.jp/select/news/20120504mog00m020001000c.html
 このような状況のなかで大飯原発の再稼動をめぐる闘いが継続するのです。したがって、いささかの楽観も許されないといわなければなりません。
 私たちが訴えてきたように、おおい町の町議会の全員協議会がどのような結論をだすのか、おおい町長が全員協議会の結論を受けて再稼動につき同意表明をするかどうかが、当面
の焦点です。明日から全員協議会が始まります。このメールを読んだ方が、自分の思いをこめたFAXを町議会議長に、メールをおおい町町長にだしていただくようお願いいたしま
す。「自分が、自分の気持ちをFAXやメールで訴える」と考えてください。「誰かがするだろう」と絶対に考えないでください。
 おおい町議会議長 新谷欣也 様へのFAXは、町議会事務局気付で送信してください(FAX番号は0770-77-1289)
  おおい町長へのメールは、以下のサイトの下のほうの「原子力に関するご意見」をクリックして書きこむか、「お問い合わせ」の頁から意見を書いて送信してください(おおい町
役場の担当者は前者の方法を希望しています)。
http://www.town.ohi.fukui.jp/sypher/www/normal_top.jsp
https://www.town.ohi.fukui.jp/sypher/www/contact/input.jsp
 よろしく、お願い申し上げます。ここまできて、原発推進派の陰謀に負けるということでは、私たちの子子孫孫に会わせる顔がないと思います。
……………………………………………………………………………
          要  望  書
おおい町議会 議長 新谷欣也 様
                   2012(平成24)年5月6日  弁護士 河内謙策

 私は、東京で弁護士として活動している河内謙策と申します。
 私は、インターネット上で、おおい町議会が全員協議会を開催し、大飯原発3、4号機の再稼動問題について議論をするということを知りました。
 私は、以下の理由から、おおい町議会の議員の皆様が、またおおい町議会が大飯原発3、4号機の再稼動に同意を表明すべきでない、と考えますので、FAXで失礼ではあります
が、よろしく御検討をお願いしたいと思います。

	言うまでもなく、町の主人公は町民です。したがって町と町民の将来に関わる重大問題については、町議会議員と町議会は、町民の意見を尊重すべきです。町議会議員と町
議会が、なんでも自由に意見表明したり、自由に決めれるかのように考えるのは、憲法と民主主義についての誤った考えと言わざるをえません。この理解に基づけば、4月26日の住民
説明会において多数の町民が再稼動についての不安・反対を表明しているのに、町議会議員や町議会が、再稼動について同意の見解を表明することが出来るはずは有りません。
	町議会の「福島事故後の大飯原発に関する決議」を見させていただきましたが、その決議に述べられている「安全性に妥協のない対策の確立を国に求める」立場に立てば、
国の再稼動についての見解は誠に重大な問題をはらんでいると言わざるを得ません。
 斑目原子力安全委員長が、何回も言明しているように、原子力安全委員会は、再稼動についての安全を判断していません。原子力安全委員会が安全の判断していないものを、わず
か4人の政治家が安全と判断することは無茶苦茶といわざるを得ません。
 新たな「安全基準」の問題点については、既に諸方面から指摘されております。とくに私が心配なのは、FoB-FoA-熊川断層の3連動の問題です。これについては、原発設置反対小
浜市民の会や美浜の会らの4月5日および4月13日の要望書に詳しく述べられているとおりです。3連動の場合に、制御棒の挿入が2.2秒以内に収まるとの明確な回答とその根拠が関
西電力からは示されていません。2.2秒内に収まらなければ炉心溶融に直結するという、この重大な問題については、保安院の審査も行われていません。また、この問題は重大な問題
なので、新たな基準地震動を策定し、それに基づいて安全性評価を行うべきであると考えます。それゆえ、3連動問題一つとっても再稼動に同意することは論外であると判断いたし
ます。
 私が強調するまでもなく、この安全問題での「拙速」な判断は、将来に禍根を残すだけでなく、町民の生命と財産の危険をもたらします。「安全神話」を信じてきた福島第一原発
周辺が現在どのような状態に陥っているか、思いをめぐらせてください。決議で言われている「安全性に妥協の無い」態度が町議会議員の全員に求められていると思います。「仕方
ない」ということで再稼動を認めることは、絶対にあってはならないのです。
	福島原発の事故は、私たちが祖先から受け継いできた国土の汚染と子どもたちへの重大な被害をもたらしました。私たちは、この事故の経験を通じ、私たちが祖先から子子
孫孫へとつづく日本国民の一員であることを思い出させてくれました。私たちは、今後、私たちの行動を、この観点からコントロールすることを学んでいかなければならないと思い
ます。この観点からすると、原発の再稼動に同意するということが、果たして御先祖様に胸を張って報告できることなのか、また私たちの子や孫に胸を張って説明できることなの
か、非常に疑問に思うのです。
 以上、勝手ながら私見を述べさせていただきました。わたしの上記の見解に失礼な点があれば、ぜひ御寛容いただきたいと思います。
 最後に、末筆ながら、この重大な時期に町議会議長という重職を務められる貴方様の御健康と御活躍を心から祈念させていただきます。なお、私への連絡は下記の事務所へお願い
いたします。 以上
〒170-0005  東京都豊島区南大塚3-4-4  オークビル203   河内謙策法律事務所(TEL03-6914-3844、FAX03-6914-3884)   弁護士 河内 謙策

★ 映像屋 さんから:
    外野から一言申し上げます。
 今月後半のRKB情報番組の企画だそうですが、<原発が稼働していないので電力不足になっていますよ>が狙いではないのですか?
 ローカル局に誠実さがあるなら、電力事情に関して報道すべきニュースは、市民の節電方法より、以下のようなテーマだと思いますが。
1 玄海原発が止って半年も経つのに、稼働中マスメディアがこぞって喧伝していた電力不足など起きていないこと。なぜ、足りているんでしょうか。
2 脆性破壊温度以下に冷温化した玄海1号機が現在どのような状態になっているのか。燃料の取り出しはいつになるのか? それまで安心できないと思うのですが。

 昨年末RKBがドキュメンタリー『原発城下町に暮らす』を放送しました。反対する町民もいる一方で防犯カメラや無料の家庭教師の恩恵にあずかったなど、なんとも歯切れの悪い内
容で、ツイッターで「九電に怯えているだろ」と批判したら、RKBの報道記者から「九電が怖くて番組は作れるか」との勇ましい反論をいただきました。
 以下は、それを受けての返信です。ご参考までに。

「九電を恐れない」と仰るなら、我が子や愛する者たちの命を守るため、九電本店前抗議テントに止むに止まれず九州中から駆けつける市民や福島から命がけで避難した母親たちの
声を、RKBは<市民の立場で報道したこと>があるのかね?
 事故を起こせば、福島と同じ運命になりかねない、日本一ボロい老朽化玄海1号機や、灯油ストーブでガソリンを燃やすような、プルサーマル玄海3号機の危険性を、RKBは<科学
的に報道したこと>があるのかね?
 胸を張れる報道があれば、DVDを<原発止めよう!九電本店前ひろば>に持ってこい。みんなで有り難く拝見させていただく。洗脳の自覚もない御用記者には無理な芸当だと思う
が。
 原発マネーによって玄海町は毒物を漏らし続け、RKBなどローカル局はCM「原発はクリーンなエネルギー」の安全デマを視聴者家庭に数十年垂れ流した。結果福岡県民を欺き続ける
だけでは飽き足らず、局自らも洗脳にかかり、311以降も高給欲しさか覚醒したくないらしい。
 九電やNUMOの広告料が入ったRKBの30歳年収は805万円、業界内222社中堂々6位、総合で上場企業2895社中11位、なんと九州電力561万円より244万円も多
い。http://yoikaisha.com/contents/company/9407.html
http://yoikaisha.com/contents/company/9508.html
 そのRKBが玄海町の金まみれを危惧する? 目糞鼻糞とは、このこった。よそ様の心配より『原発マネー御用メディアで働いて』てな自己検証番組を制作し視聴者に謝罪する方が先
ではないのかい? できなければ報道記者なんて名乗るな。
 という訳で、テントにRKBからDVDが届くかも分からないので(半年待っても持ってきませんが)、みなさんお楽しみに。

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★ 原発労働者・梅田さんの第一回口頭弁論期日
  5月9日(水)福岡地方裁判所地図: http://bit.ly/qSdpTo 地下鉄赤坂駅から徒歩5分)
     門前集会:10:30 
     入廷行動:10:45 (301号大法廷) 
     裁判開始:11:00
   梅田さんご本人と弁護士1名の意見陳述
   報告集会兼記者会見: 11:30〜13:00ころまで
         (裁判所内 福岡県弁護士会館)

★   核なき未来は今、ここから
    GOODBYE NUKES
     さよなら原発! 5・27 佐賀集会 
日 時: 2012年5月27日(日)
              13:30 集会開始
        14:30 デモ出発
集合場所: どんどんどんの森公園 佐賀県佐賀市天神3−2
主  催:『さよなら原発! 5・27佐賀集会』実行委員会 
      ★ 賛同者を募集しています ★
    ホームページ http://bye-nukes.com/saga/ 
27日当日、 福岡市内発、貸切バスをチャーターする予定です。
    申し込み希望者は メールアドレス 0311.fukuoka at gmail.com
<ツイッター フェイスブック ミクシー メール、ブログなどで広めてください。>

★「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)
   ホームページ:http://no-genpatsu.main.jp/index.html
 原告・サポーターを募集しています。(九州以外の方もO.k)
 連絡先:090-9071-7963(椛島・かばしま弁護士)

★《九州・沖縄・韓国に住む市民による さよなら原発ネットワーク》 
  ホームページ: http://www.goodbye-nukes.com

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  ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば★☆
    Twitter フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
    午前10時から午後5時(土・日曜・休日は閉設)
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆(ひろば・テント 090-1324-8588) ☆★

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〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
        青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
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青柳  y-aoyagi at r8.dion.ne.jp


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