[CML 016868] IK原発重要情報(117)

河内謙策 kenkawauchi at nifty.com
2012年 5月 6日 (日) 13:38:26 JST


         IK原発重要情報(117) [2012年5月6日]

  私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)

弁護士 市川守弘、弁護士  河内謙策

連絡先  [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号
河内謙策法律事務所内(電話03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi at nifty.com

脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html

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             おおい町議会議長への手紙(案)

 既にご存知のように、福井県・おおい町では、明日から、おおい町議会の全員協議会を開催し、大飯原発3号機、4号機の再稼動について議論を開始します。私たちは、おおい町議会議長へFAXにより国民の声を届けよう、と呼びかけています。
 以下は、河内がFAXした文書です。長くなりすぎて、あまりいいものではありませんが、文章について迷っておられる方があれば、参考にしてください。よろしく、お願いいたします。

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          要  望  書

おおい町議会 議長 新谷欣也 様

                   平成24年5月6日
                    弁護士 河内謙策

 私は、東京で弁護士として活動している河内謙策と申します。
 私は、インターネット上で、おおい町議会が全員協議会を開催し、大飯原発3、4号機の再稼動問題について議論をするということを知りました。
 私は、以下の理由から、おおい町議会の議員の皆様が、またおおい町議会が大飯原発3、4号機の再稼動に同意を表明すべきでない、と考えますので、FAXで失礼ではありますが、よろしく御検討をお願いしたいと思います。

	言うまでもなく、町の主人公は町民です。したがって町と町民の将来に関わる重大問題については、町議会議員と町議会は、町民の意見を尊重すべきです。町議会議員と町議会が、なんでも自由に意見表明したり、自由に決めれるかのように考えるのは、憲法と民主主義についての誤った考えと言わざるをえません。この理解に基づけば、4月26日の住民説明会において多数の町民が再稼動についての不安・反対を表明しているのに、町議会議員や町議会が、再稼動について同意の見解を表明することが出来るはずは有りません。
	町議会の「福島事故後の大飯原発に関する決議」を見させていただきましたが、その決議に述べられている「安全性に妥協のない対策の確立を国に求める」立場に立てば、国の再稼動についての見解は誠に重大な問題をはらんでいると言わざるを得ません。
 斑目原子力安全委員長が、何回も言明しているように、原子力安全委員会は、再稼動についての安全を判断していません。原子力安全委員会が安全の判断していないものを、わずか4人の政治家が安全と判断することは無茶苦茶といわざるを得ません。
 新たな「安全基準」の問題点については、既に諸方面から指摘されております。とくに私が心配なのは、FoB-FoA-熊川断層の3連動の問題です。これについては、原発設置反対小浜市民の会や美浜の会らの4月5日および4月13日の要望書に詳しく述べられているとおりです。3連動の場合に、制御棒の挿入が2.2秒以内に収まるとの明確な回答とその根拠が関西電力からは示されていません。2.2秒内に収まらなければ炉心溶融に直結するという、この重大な問題については、保安院の審査も行われていません。また、この問題は重大な問題なので、新たな基準地震動を策定し、それに基づいて安全性評価を行うべきであると考えます。それゆえ、3連動問題一つとっても再稼動に同意することは論外であると判断いたします。
 私が強調するまでもなく、この安全問題での「拙速」な判断は、将来に禍根を残すだけでなく、町民の生命と財産の危険をもたらします。「安全神話」を信じてきた福島第一原発周辺が現在どのような状態に陥っているか、思いをめぐらせてください。決議で言われている「安全性に妥協の無い」態度が町議会議員の全員に求められていると思います。「仕方ない」ということで再稼動を認めることは、絶対にあってはならないのです。
	福島原発の事故は、私たちが祖先から受け継いできた国土の汚染と子どもたちへの重大な被害をもたらしました。私たちは、この事故の経験を通じ、私たちが祖先から子子孫孫へとつづく日本国民の一員であることを思い出させてくれました。私たちは、今後、私たちの行動を、この観点からコントロールすることを学んでいかなければならないと思います。この観点からすると、原発の再稼動に同意するということが、果たして御先祖様に胸を張って報告できることなのか、また私たちの子や孫に胸を張って説明できることなのか、非常に疑問に思うのです。

 以上、勝手ながら私見を述べさせていただきました。わたしの上記の見解に失礼な点があれば、ぜひ御寛容いただきたいと思います。
 最後に、末筆ながら、この重大な時期に町議会議長という重職を務められる貴方様の御健康と御活躍を心から祈念させていただきます。なお、私への連絡は下記の事務所へお願いいたします。
                          以上


〒170-0005  東京都豊島区南大塚3-4-4  オークビル203
             河内謙策法律事務所
      (TEL03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
                     弁護士  河内 謙策

 
 



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