[CML 016854] Re: 質問ですRe: Re: 芝田進午氏の復活−核時代第二期の芝田進午

櫻井 智志 sa104927 at yahoo.co.jp
2012年 5月 5日 (土) 18:56:35 JST


野口宏之様
 
(これは私信かも知れませんが、公的な内容であることと、若い世代には
ベトナムと中国の問題そのものが歴史的過去の史実認識程度かも知れ
ませんね。改めて考えた末に、CMLとして発信させてください。)

ご質問をありがとうございます。
 

以下の点について、どうぞ調べてみてください。
1 戦後にベトナムは、フランス、ついでアメリカによって植民地主義のもと
  支配されています。
  ベトナムは、どのように侵略を受けていたでしょうか。
  「ディエンビエンフーの闘い」が熾烈に闘われました。
  それはどのような事実だったのでしょうか。
 

2 ベトナムは、北ベトナムと南ベトナムに分割されていました。
  アメリカはあらゆる兵器を駆使して戦争を行いました。
  アメリカによる戦争犯罪は、アメリカ兵士の人心をもむしばみ、なによりも
  アメリカ本土でベトナム反戦運動が激しくまきおこりました。
  それはなぜでしょうか。
 

3 北ベトナム軍は南ベトナムの首都サイゴンにまで進軍し、
  南ベトナムにいた民族解放戦線はベトコンと呼ばれていましたが、
  北ベトナム軍と合流しました。統一ベトナムはベトナム民主共和国と
  よばれました。
  戦争に勝利したとはいえ、全土のほとんどがアメリカ軍による様々な
  爆弾や生化学兵器などによって荒廃をもたらされました。
  しかし、ベトナムと中国との国境で中国による戦争が仕掛けられ、
  ベトナム中国戦争は、革命に勝利したベトナムに国力の低下を
  よびおこし、建設途上の国家復興を妨げました。
  現在はどうか知りませんが、中国共産党が統治する中華人民共和国
  は、果たして社会主義なのかという不信と疑問を世界中に呼び起こし
  ました。芝田進午氏は、中国は社会帝国主義であって社会主義とは
  いえないと発言していました。
  さて、貴兄が質問なさる中国の人民、華僑に対するベトナム共産党政
  府による弾圧とは、いつ、どこで、どのような実態なのでしょうか。
  なお、芝田氏ご存命のころに、ベトナムによる華僑弾圧の事実そのも
  のは、ジャーナリズムとして伝えられていなかったと認識しています。
  芝田氏は、2001年3月14日に御逝去されています。
 
  事実の提起が、問題の本質を把握する上で欠かせません。

ご質問に対して質問を致しましたが、よりよい認識を相互が得るために
実りあるやりとりができたらと考えて、屋上屋を重ねるような質問をした
次第です。すぐにとは言いませんので、調べる機会があったら、いつか
また教えてください。なお、私がベトナム問題をまなんだ資料を提示しま
す。
●芝田進午著『ベトナムと思想の問題』   青木書店1968年12月初版
●芝田進午著『ベトナムと人類解放の思想』大月書店1975年9月初版

 
                               櫻井 智志拝

--- On Sat, 2012/5/5, trockij at mail.goo.ne.jp <trockij at mail.goo.ne.jp> wrote:



はじめまして。質問です。

2012/05/05 (Sat) 13:09, "櫻井 智志" <sa104927 at yahoo.co.jp> wrote:
> 櫻井wrote                 
> たしかにおっしゃるとおりですね。
> 芝田氏がベトナムに学者の行動範囲としては極めて実践的な勇気ある行動に
> 出たきっかけは、1965年に東京大学学生の頃から文通のあったアメリカの平
> 和運動家アリス・ハーズ夫人の焼身自殺があります。『われ炎となりて』はその
> 書簡をまとめた書籍ですが、弘文堂、文理閣、青木書店などから出版されて
> います。
> ベトナムに戦争犯罪調査にいった経緯と様子を芝田先生は、新日本出版社
> から『ベトナム日記』1969年に出版されています。
> 特筆すべきは、有名な『ベトナムと思想の問題』はその前年1968年に青木書
> 店から出されています。さらに1975年に大月書店から『ベトナムと人類解放の
> 思想』を刊行しています。

芝田氏は、ベトナム共産党政権による人民抑圧、とくに華僑・華人に対する徹底した民族差別的抑圧について、何か発言されたことはあるのでしょうか?



野口宏之


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