[CML 016785] 大飯原発定検終了証仮差止め訴訟 不当な申請却下決定

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2012年 5月 2日 (水) 10:32:05 JST


前田 朗です。

5月2日

4月24日に大飯再稼働訴訟が大阪地裁で開廷しました。

他方、4月27日に大飯原発定検修了証仮差し止め訴訟で、大阪地裁は原告住民
の申請を却下 しました。この期に及んで、小手先のごまかし法解釈に逃げ込む
司法です。

※※※大飯再稼働訴訟 大阪地裁で開廷※※※

【 京都新聞 2012年04月24日15時00分】

 関西電力大飯原発(福井県)3、4号機の再稼働をめぐり、滋賀県や京都府な
どの住

民が国を相手に、定期検査終了証を関電に交付しないよう求める行政訴訟の第1
回口頭

弁論が24日午前、大阪地裁(田中健治裁判長)であった。国内の原発訴訟で唯
一、運

転差し止め判決を出した元裁判官で原告側代理人の井戸謙一弁護士(彦根市)が
「国の

暴走を止められるのは司法しかない」と訴えた。

 井戸弁護士は意見陳述で大飯原発再稼働の動きに言及。「原発に都合の悪いこ
とに目

をつぶってきた報いが福島の事故。素人の政治家が安全だと決めつけるのは政治
の暴走

」と述べた。これまでの原発訴訟で訴えをことごとく退けてきた司法を批判し、
「市民

の信頼と期待に応える判断を」と訴えた。

 井戸弁護士は2006年、石川県志賀町の北陸電力志賀原発2号機の運転差し
止め訴

訟で、金沢地裁の裁判長として差し止めを認める判決を出した。

 国側は「定期検査終了証には原子炉の使用制限を解除する法的権限はない」な
どとし

て訴えの却下を求める答弁書を提出した。

※※※大飯原発定検終了証 仮差し止め申請却下. 大阪地裁※※※

【2012年4月29日読 売新聞】

 政府が再稼働を目指す関電大飯原発(福井県おおい町)3、4号機を巡り、大
阪、京

都、滋賀3府県の住民ら12人が国を相手取り、通常運転前に関電に渡す「定期
検査終

了証」の交付差し止めを求めた訴訟の仮差し止め申請について、大阪地裁(田中
健治裁

判長)が27日付で、「訴えは不適法」として住民側の訴えを却下する決定を出
したこ

とが、訴訟関係者への取材でわかった。

 田中裁判長は、終了証交付を「経済産業相の判断結果を通知するもの」と認定
し、電

気事業法で終了証交付まで運転が制限されると明文化されていないことを理由
に、終了

証交付が行政訴訟法で訴えの対象となる「処分」(公権力の行使)に当たらない
とした

。原告側の弁護士は「訴えの適法性の段階で却下と判断されており、このままで
は本訴

も争えない」と話している。



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