[CML 015990] 沖縄戦の歴史わい曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会抗議声明

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2012年 3月 27日 (火) 13:23:39 JST


前田 朗です。

3月27日

転送です。

****************************

沖縄県知事

仲井真 弘多 様

2012年3月25日

沖縄戦の歴史わい曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会

第32軍司令部壕説明板設置を強行したことに抗議します

新聞報道にもある通り、県は3月23日に第32軍司令部壕説明板を首里城公園
内に設置しま した。検討委員会の開催、了承を得ないまま、検討委員の作成し
た文案から「住民虐殺」「慰安婦」の文言を検討委員の了承もなく削っての設
置でした。文言削除そのものに検討委員だけでなく各種団体や県民から疑念の声
があがり、県議会においても問題となってきました。その中で 十分に県当局が
説明責任も果たさないまま説明板の設置を強行したことは、学術的な研究成果を
軽視し県民の沖縄戦認識を軽視するものであ り、強く抗議します。

文案にある「住民虐殺」「慰安婦」という文言は、「軍隊は住民を守らない」と
いう「沖縄戦 の本質」を示すもっとも重要な文言であることを多くの識者が指
摘しています。その「住民虐殺」「慰安婦」を説明板から削除したことは、
「沖縄戦の本質」「軍隊の本質」を隠蔽する意図があるとしか思えません。検討
委員会でも多くの証言が検証され文案が作成されたことは、情 報公開によって
得られた資料からも明らかです。識者、体験者の意見に耳をかさず、議論の場さ
えも設けずに説明板設置を強行したことは、何 か政治的意図をもった行動であ
ると疑わざるを得ません。学術的研究の成果を踏まえ、審議を尽くした上で作成
された説明板を、県民そして日 本中、世界中から首里城公園に訪れる人々にみ
てもらうことが、あの悲惨な地上戦を繰り返さないためにも必要不可欠なことで
あると考えま す。

また、新聞報道によれば英文の文法ミスや「捨て石」を翻訳していない、日本語
の説明でも重 要な部分を翻訳していないなどの問題が指摘されています。この
ような点からも、沖縄から平和な社会に向けて発信する説明板としては不適切
なものと言わざるを得ません。

以上のことから、私たちは次のことを求めます。

一、検討委員会と文案(翻訳文を含む)に ついて検討し直し、学術的研究に
添った説明板をつくるための議論の場を設定し、議論すること。必要であれば検
討委員会を次年度まで継続し てすすめること。

二、このままでは、沖縄県民のみならず多くの見学者に沖縄戦の実相が伝わらな
いので、現在 設置された説明板を撤去すること。その上で、上記の見直し内容
に基づいた新たな説明板設置を行うこと。



CML メーリングリストの案内