[CML 015756] Re: 安斎育郎さんの考え/小出裕章さんの考え

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2012年 3月 18日 (日) 10:32:24 JST


田島さんの下記の反論は失礼ながら反論というにはあまりに愚かな反論といわなければなりません。

田島さんは田島さんの先の「安斎育郎さんの考え」の紹介記事を私が「間違いである」と「否定」しているかのように書いて
いますが、私は先に発信したメールに次のように書いていました。

「下記の田島さんの安斎育郎さんの講演のレポートのうち(1)の「『瓦礫分散処理』には反対である。『現地処理』が
原則」という発言のレポート部分は「がれき問題」に関する安斎さんの考え方の一部(一般論)をレポートしたもので
あり、この問題についての安斎さんの考え方の全体を伝ええていないように思います。」 


読まれればすぐにわかるように私は田島さんの「安斎育郎さんの考え」の紹介記事を「間違いである」と「否定」しているわ
けではありません。がれき問題に関する「安斎さんの考え方の全体を伝ええていないように思います」と田島さんの上述
記事の偏頗性を指摘しているだけです。偏頗性を指摘することと「間違いである」と否定することとは違います。

さらにもう一点。田島さんは「1月の新聞記事ではなく、生身の3月の安斎育郎さんに聞いてください」などとたった2か月
や3か月で人の意見が変わるかのような愚かなことを書いていますが、人の意見というものはそうやすやすと(それもた
かだか2か月や3か月そこらで)変化するものではありません。長年の人生の経験と思索、あるいは研究などなどに裏打
ちされた意見であってみればなおさらです。安斎さんが1月の段階で話された(あるいは書いた)ことであれば3月の段階
でも同様の見解を保持していると見るのはあたりまえすぎるほどあたりまえなことです。 


なおまた田島さんは「(安斎氏の発言は)『汚染瓦礫ではないから』なのか、『大した汚染ではないから』なのか、が微妙で
あり」などとも書いていますが、安斎氏の上記中日新聞発言の「放射性物質の処理は拡散させずに閉じ込めるのが原則
だが、島田市が受け入れる1キロ当たり13ベクレルや40ベクレルというのは、自然界の放射線よりも低い」という前段
部分の発言を見ただけでも、全体の発言の流れ(文脈)から「放射性物質の処理」、すなわち「汚染瓦礫」の処理につい
て語っていることは明白です。「電話から引用」だから「安斎さんの回答が忠実に反映されているかも微妙」、というがごと
き言い条はためにするための議論以外のなにものでもないといってよいでしょう。中日新聞の安斎氏発言部分の記事が
不正確であれば安斎氏は当然訂正を求めることができるのであり、同紙はその求めに応じて訂正記事を書く必要があり
ます。そうしたあれこれを考えると同紙は最善の注意を払って安斎氏発言を掲載している、と見るのがふつうの見方です。
また、安斎氏が中日新聞に訂正を求めた、という話も聞きません。

さらにもう一点。田島さんは「たとえ0.1mSvでも拡散させない、封じ込める」というICRPが50年以上も前から提唱している
放射線管理の大原則(国際原則)を持ち出して島田市のがれき受け入れに反対されているようですが、この点から見ても
今回の島田市の被災地のがれきの試験焼却では集塵器入口では放射性セシウム(合計値)が0.70Bq/㎥N検出されたも
のの、最終的な排出口としての煙突部分からは放射性セシウムは不検出だったわけですからこのICRPの放射線管理の
国際原則にも違反しているとも考えられません(「試料名:排ガス(2号炉)」7頁)。 

http://www.city.shimada.shizuoka.jp/kankyou/sisetu/gareki_08.jsp
http://www.city.shimada.shizuoka.jp/mpsdata/web/7576/kekkaichiran.pdf

ほかにも田島さんの「小出裕章さんの考え」の紹介など同氏の曲解と思える節々がありますが、長くなりますのでここでは
取り上げないことにします。ただ、必要に応じて反論することもありえます。

最後に。

はっきり申し上げて田島さんの論にはほとほと嫌気がさしておりますのでよほどのことがない限り基本的に反論する意思は
ないことも申しあげておきます。

東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/


From: T. kazu
Sent: Sunday, March 18, 2012 5:48 AM
To: CML ; 「平和への結集」市民の風 ; 市民社会フォーラム
Subject: [CML 015749] Re: 安斎育郎さんの考え/小出裕章さんの考え

東本さま
みなさま

先に、私が聞いた安斎育郎さんの話を、1月の新聞記事をひいて、
否定しようとする試みがありましたが、それはどうか、
1月の新聞記事ではなく、生身の3月の安斎育郎さんに聞いてください。
下記が間違いであるかどうか?

(3/15 at青山学院大学)

> > 私は安斎育郎さん意見に注目していましたが、
> > 1)「瓦礫分散処理」には反対である。「現地処理」が原則
> > 2)被曝の影響範囲を広げないということは、放射線防護の「大原則」だからである
> > 3)放射能は出来るだけ少なく、であって、「少ないから」「ここまでは大丈夫」という許容値は
> > 人間の体にはない
> > 4)自然放射線も、立派な「生命を害するものである」。
> > 5)除染が大切である。福島の汚染地の現状は、そこに踏みとどまる人がいるかぎり、
100年除染を続けなければならない。

なお、島田市の件で新聞が電話から引用した内容は、「汚染瓦礫ではないから」なのか、 

「大した汚染ではないから」なのか、が微妙であり、
もとの安斎さんの回答が忠実に反映されているかも微妙です。
また、インタビューした記者のデータ提示も、豊島さんが仰るように微妙です。


世の中には、
「一人年100mSvまでは『汚染』とか『被曝』とかいわない」
とか
「一人年1mSvまでは『汚染』とか『被曝』とかいわない」
とか
様々に、汚染瓦礫分散処理を肯定する人がいますが、
これはすでに、国際放射線防護委員会ICRPの、
ALARAの原則にすら反しているのです。


もし、焼却場境界地で年当たりに換算して
線量計が1時間当たり=0.0057μSv/h振れたら、

これは1年あたり50μSv/yです。

これを計測した時には、平時の原発の運転基準である、
<線量目標値>を超えることになります。


※意味は<線量目標値>もしくは<線量拘束値>を検索すればお分かりになります。


また、焼却灰の管理はどうするのか、
分散処理を≪絆≫と考え、政治的唱導をなさる人たちは、

どのような提案をしているのでしょうか?

河野議員の話も、≪すでに汚れてしまった身なのだから≫という、
まるでお女郎さんの譬えに聞こえます。


放射線管理の大原則は、たとえ0.1mSvでも拡散させない、
封じ込める、なのであって、それがどうしてもできない場合は、
拡散を不可避とする相当な理由が必要なのです。
この原則は、ICRPが50年以上も前から提唱している、国際原則です。


小出裕章さんも、週刊金曜日の最新号で、再度その原則を語っています。
あたかも<瓦礫分散処理>浪花節的主唱者のように歪曲されて伝えられることに、
大変迷惑しているとも。

※週刊金曜日316号「私たちは放射能とどう闘えばよいか」
(スキャナーの修理、機嫌がなおったら、記事のその部分を追送します)

・本来は焼却場は現地に作るべきこと

・それをいっさい政府がやろうとしてこなかったこと

・政府の不作為をしりぬぐいしなければならない緊急性からやむを得ず受け入れたとしても

・バグフィルター設置はかならず。もちろん事前試験は前提。

・バグフィルターが役不足ならもっと厳しいセラミックフィルターにすること。

・灰は福島第一原発が引き取るべきこと

・灰を受け入れ地で処分することは絶対に不可



東本さん、あなたは、小出さんがあげたこれらの要件を、
きちんと承認していらっしゃいましたか? 単に心情の部分を
トリミングしてきただけじゃあありませんか?
《自分は科学に弱いから》を理由にして。


なにも全てが、東本さんのトリミングのせいではないでしょうが、
貴兄におかれては、それを購読してよみ、
しかるべき謝罪をなすべきかと、



なお揚々たる貴兄の前途を憂いつつ、
御忠告申し上げます。


ni0615田島 拝






> From: hamasa7491 at hotmail.com
> To: cml at list.jca.apc.org
> Date: Sat, 17 Mar 2012 19:36:26 +0000
> Subject: [CML 015748] Re: 安斎育郎さんの考え
>
>
> (先に、返信に失敗したようなので再送します)
>
>
>
> 東本さん
>
>
>
> >下記の田島さんの安斎育郎さんの講演のレポートのうち
>
> (1)の「『瓦礫分散処理』には反対である。『現地処理』
>
> が原則」という発言のレポート部分は「がれき問題」に関
>
> する安斎さんの考え方の一部(一般論)をレポートしたも
>
> のであり、この問題についての安斎さんの考え方の全体を
>
> 伝ええていないように思います。<
>
>
>
> あなたが勝手にそう思いたいことを私はやめさせることは
>
> できません。しかし、私が数日前にきいたことを申し上げ
>
> たのであって、不満があるなら、あなたが自身が安齋さん
>
> 本人にお確かめなさい。
>
>
>
> 「東本がいってほしくないことを言ったのか。」と
>
>
>
> もしくは、3月15日のシンポジウムの記録を起こしてから
>
> 反論してくだるよう、お願い致します。智識人なら当然の
>
> 為すべきことなのですから。
>
>
>
> だいたい、1月の新聞での電話インタビュー(島田市に関す
>
> る)が、3月の生の話の否定
>
> になる、ってどういうことでしょうか? こういうことが平
>
> 気で出来るからこそ、時制を無視したパッチワークも不断に
>
> 可能になるということでしょうか?それとも、党首とか教主
>
> の過去の一言隻句が、いつまでもドグマとしてあがめられる
>
> 世界と、同等のところに東本さんはお棲いなのでしょうか?
>
>
>
> ni0615田島拝
>
>
>
>
> > From: higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> > To: cml at list.jca.apc.org
> > Date: Fri, 16 Mar 2012 11:12:55 +0900
> > Subject: [CML 015717] Re: 安斎育郎さんの考え
> >
> > 下記の田島さんの安斎育郎さんの講演のレポートのうち(1)の「『瓦礫分散処理』には反対である。『現地処理』が原則」
> > という発言のレポート部分は「がれき問題」に関する安斎さんの考え方の一部(一般論)をレポートしたものであり、この問
> > 題についての安斎さんの考え方の全体を伝ええていないように思います。
> >
> > 安斎氏は静岡県島田市のがれき受け入れ問題に関連してこの問題について次のように述べています。
> >
> > 「安斎育郎・立命館大名誉教授(放射線防護学)の話 放射性物質の処理は拡散させずに閉じ込めるのが原則だが、
> > 島田市が受け入れる1キロ当たり13ベクレルや40ベクレルというのは、自然界の放射線よりも低い。埋める基準の
> > 500ベクレルというのも相当低く、全くと言っていいほど問題はない。困っている被災地を助けようとの善意の支援で、
> > 良いことではないか。」(中日新聞 2012年1月28日)
> > http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120130151148519
> >
> >
> > 東本高志@大分
> > higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> > http://mizukith.blog91.fc2.com/
> >
> > From: T. kazu
> > Sent: Friday, March 16, 2012 8:02 AM
> > To: CML ; 市民社会フォーラム
> > Subject: [CML 015712] 安斎育郎さんの考え
> >
> > (文字化けなどがありましたので再送いたします)
> >
> > みなさん
> > おはようございます
> >
> > 昨日わたくしは、青山学院大学総合研究所主催のシンポジウムに参加しました。
> > http://www.ri.aoyama.ac.jp/index.html
> >
> > 私は安斎育郎さん意見に注目していましたが、
> > 1)「瓦礫分散処理」には反対である。「現地処理」が原則
> > 2)被曝の影響範囲を広げないということは、放射線防護の「大原則」だからである
> > 3)放射能は出来るだけ少なく、であって、「少ないから」「ここまでは大丈夫」という許容値は
> > 人間の体にはない
> > 4)自然放射線も、立派な「生命を害するものである」。
> > 5)除染が大切である。福島の汚染地の現状は、そこに踏みとどまる人がいるかぎり、100年除染を続けなければならない。
> >
> > とのことでした。
> > 私は4)には少し首をひねりましたが、「分散処理」についてのハッキリとした言葉を、
> > 安斎さんから伺うことができました。
> >
> > また、行政や政府と棲み分け協力している北九州市の絆プロジェクトの奥田 知志氏も
> > 6)「絆」という言葉の311以前からの提唱者である私だが、いまの「絆」流行には疑問がある
> > 7)「瓦礫受け入れ」や「福島産食品購入」だけが「絆」だろうか?
> > 少しも汚染されていない九州をキープして、
> > 少しも汚染されない食品を福島に送ることこそ「絆」ではないか?
> > 8)本来の「絆」は双方向である。いまの「絆」は「福島に何かしてあげる」で、 
> > 
> > じつは「拘わりあう責任」を回避して一方的に免罪符を得るための
> > キーワードとして使われているのではないか?
> >
> > と指摘していました。
> >
> > 以上ご報告します。
> > 私の聞き取り要約ですから、正確なことは、主催者による記録やご本人の文章などを
> > お確かめ下さるよう、お願い致します。
> >
> > ni0615田島直樹拝
> > 安禅不必須山水
> > http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list/ 



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