[CML 015685] <テント日誌 3/12(月)>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2012年 3月 15日 (木) 00:04:15 JST


<テント日誌 3/12(月)―― 経産省前テントひろば184日目>
  テントひろばの持続性と先鋭的活動の弁証法
         ――ついに民意はテントを多数派として支えた!

 昨夜、朴 保バンドは、霞ヶ関から国会へ向けて、「もんじゅをとめよ!」他、既存のメディアでは聴くことのできない先鋭的なメッセージ性の濃密なレパートリーの一端を披露した。 
 アフリカン・ビートを伝えるアフリカのジャンベイスト、ユーラ、韓国のソプラノ・サックス奏者ケニー・オム(通常はアルト・サックス)、少壮ながら実力十分のベーシスト、大ちゃん、そして、飛び入りで、参加してくれた天才、スグル。約一名、正体不明のQというパーカッショニストもご愛嬌だった。ひそかに茨城のデイランさんも応援してくれていた。トーキング・ドラムで踊りこんできた青年もいた。
 闇の中で、敵とも味方ともつかぬ観衆相手、そのなかには、休日残業している官僚たちもいた。しかし、HさんのPAワークで、朴さんも演奏後、それほどの残念を表明してはいなかった。
限界状況でのノーリハぶっつけ一本勝負だったが、今までこの歌手を知らなかったことを後悔するという人々が少なくなく出現した。このライブの記録を拡散したい。
 問題は、そのメッセージ性に、過剰反応する人々の「苦情」だが、しかし、この日の夜まで、そのような人は、一人も現れなかった。演奏中に抗議され方は、よくある観衆のタイプで、音楽性の前にメッセージ性に鋭く反応する純粋政治言語派で、意外に、日本の風土によくある現代音楽知らずに過ぎなかった。しかし、反応してくれていることは、まずは、いいことなのだ。
 
 国会周辺、日比谷公園だけで、脱原発の示威行動は、2万人を超えていた。主力が、福島県郡山に行っていたのだから、この2万人は、貴重な人々だった。Hさんとは、ライブを宣伝しないで、ゲリラ的にやろうということにしていたのが、ちょっと問題だったかもしれない。それもこれも排外主義集団にライブをつぶされないためのことだった。世界連帯の可能性を占いたかった。
 この日の東京新聞は、フランスの6万人、台湾の1万人の脱原発デモを横並びで報道した。
朴さんは、国際的なミュージシャン。あの「聖なる魂」のデニス・バンクス氏からもメッセージが届いていた。
 
 午後、第12回 原子力安全委員会臨時会議に駆けつける。「こうした大事故を阻止できなかったことをお詫びしたい。現在のところ、福島原発第一の事故の総括は現実にできていない。原子力発電の安全設計上の指針は重大な欠陥があることを認めなければならない。むしろ、積極的に、見直したい! 見直しの完了した時点で、また新たな取り組みがありうるだろうが、現在のところ、現実には、なんともいえない」
 これは、誰のことばでしょう? あの京大原発批判派のひとりのような・・・あっさりこういってのけたのが、ほかならぬ、安全委員会委員長斑目氏だったのです。結局、Kさんたちの委員会での傍聴席からの非難叱正は届いていたわけ。そして、この席でも、K氏は立ち上がり、斑目氏に、傍聴席を会議場現場から隔離すること、そして、二次評価の日程非公開を、詰問した。
 彼らは、こちらの熱誠を背中で軽く受け流す。あんな態度では、芸能界なら、三日と持たないだろう。悪名科学者として、歴史には、ポジティヴには残らない。三日天下科学技術者版にすぎない。このひとポジティブな人間の歴史を核分裂・爆砕させてしまったひどい犯罪的存在であるにもかかわらず、原子力業界で君臨した。そして、10分ほど、人間のようなメッセージをつらつらと述べて去った。また、なにくわぬげに第二の斑目が現れ、第二の福島事故を起こす。
 
 闘いは、先鋭にならざるを得ぬ。多数派となっても、1パーセントに属する権力派にとって、小生など、ノイズにもなってはいない。3月は、役人にとって、ヒット&ラン・アウェイのもっとも無責任を謳歌する頃合だろう。しかし、被害の累積は、桁違いに大きい。
この大きさは、USAに放射線を浴びせられる日本人被害者から、世界に放射線をあびせる加害者日本人に消される被害者日本人への変異であり、斑目氏ももはや、逃げ腰であることが、日々明らか。無責任なまま加害責任の椅子から逃げおおせようとする日本的ダーティ・ヒーローは、固有の悪から共同体の悪となって個人の罪から解放されることになる。
 さて、4月はもっとも残酷な月となるだろう!今までどおり始めれば、この国は終わる。                        (Q記)
★「福島と世界をつなぐ――第2回テントひろば応援の集い」
3月17日(土)午後6時半〜9時 スペースたんぽぽ 参加費800円(学生400円)
  ◎DVD「FUKUSIMA Never Again」上映
  ◎お話 椎名千恵子さん(原発いらない福島の女たち/子ども福島 世話人) 
   東京都フクシマ村村長として、「未来をはらむ女たちのとつきとおか行動」実行中 



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