[CML 015631] 核のない世界のための韓国キリスト者信仰宣言

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2012年 3月 12日 (月) 09:03:50 JST


みなさまへ    (BCCにて)松元

3・11の諸集会、お疲れさまでした。
核兵器と核発電に絶縁状を突きつけているこの宣言こそ、「脱原発」中心の日本の3・11一周年にもっともふさわしい精神と思い、朝鮮3・1独立運動の記念日に宣言された「核のない世界のための韓国キリスト者信仰宣言」を紹介させていただきます。(重複失礼)

日本にも仏教界やキリスト教界の声明がありましたが、現実を見つめた徹底性において、ひときわ格調の高い宣言です。異なる信仰者であってもこの苦難を乗り越えるために手をつないでいただきたいと思いました。

●出典:韓国YMCA
http://ko-kr.facebook.com/note.php?note_id=331953920190542

=====以下、全文転載(改行あり)=====

'핵없는 세상을 위한 한국 그리드소인 신앙선언' 일본어 판,
核のない世界のための韓国キリスト者信仰宣言
작성: YMCA 생명평화센터 2012년 3월 6일 화요일 오전 12:42 •

3.1 발표된 "핵없는 세상을 위한 한국 그리스도인 신앙선언"이 일본어로 번역되었습니다. 3월 
11일, 일본 시민사회와 그리스도인들에게 보내는 한국 그리스도인들의 평화의 편지와 함께 전달할 
예정입니다. SNS을 통해 많은 일본의 이웃들과 나눌 수 있기를 기대합니다.

■核のない世界のための韓国キリスト者信仰宣言

韓国キリスト教は国家と民族が危機に瀕するたびに、信仰の立場を表明し、それに基づいて行動する伝統を持っている。1919年には3.1独立運動に加わり、民族の解放による新しい天地の生命秩序を待望し、70年代には軍事独裁に抵抗しながら苦難を強いられている民衆と連帯し、80年代には朝鮮半島の統一と東北アジアの平和が信仰上の課題であることを表明し、献身してきた。

いま私たちはこのような誇るべき信仰告白の伝統の上に立ち、再び時代の兆候を見る。今日私たちは3.1独立運動の93周年を向え、日本の植民地支配に立ち向かい非暴力万歳運動により朝鮮の自主独立を各方面に宣言したように、朝鮮半島と東北アジアだけでなく全世界で「核からの独立」を成し遂げることがこの時代のキリスト者に与えられた信仰の課題であると考え、これに対する私たちの立場を以下のように表明する。

2012年3月11日は福島原発事故から1年になる。また3月26日~27日にはソウルで「核安保サミット」が開催される予定である。このような重大な局面で韓国のキリスト者たちは、核とキリスト教信仰が両立できないということを宣言する。核は自然を征服しようという科学技術テクノロジー体制と大量殺戮の軍事武器および無限の成長による地政学的覇権と利潤極大化を企む世界資本主義経済体制の融合としての地球のあらゆる生命体を威嚇する権力体制だ。

このような核は神の存在なくこの世界を支配しようという「統治者と権勢者たち」(コロサイ2:15エフェソ6:12)の絶対的な権能への欲望であり、科学と技術の名の下、宇宙全体への「神の主権」(使徒行伝 9:6, ヨブ 25:2, テモテ6:15)を拒否しようとする現 
代版「禁断の果実」であり、また神が創造され愛した地球上のすべての生命体を絶滅させうる「死の権勢」 (詩篇 49:15)だ。

●被爆者の立場に立って

韓国のキリスト者は「被爆者」の立場に立ち、核に対する私たちの考えを表明しようと思う。1945年、広島と長崎に落とされた原爆の被害者の10分の1が韓国人だった。彼ら・彼女らは日本の植民政策によって強制的に日本に連れて来られた人たちだった。しかし広島平和公園にある原爆博物館には韓国人犠牲者に対する記録がたったの1行もない。

彼ら・彼女らとその子孫は今日も人々の忘却と無関心の中で苦痛を受けながら生きている。私たちはまた、この30年あまりこの地に建てられた数多くの原子力発電所から多くの被曝を受けてきた。さらにこの地に核兵器が配置されていたという経験も持っている。これが今日韓国キリスト者が核に対する信仰の立場を表明する生の場であり状況だ。私たちは核保有国の目ではなく被爆者の目でこの問題を見ようと思う。科学技術の観点からではなく生命の観点から見ようと思う。そして私たちの世代だけでなく後に生まれる数多くの世代のことを考えながら、後の世代の立場からこの問題に取り組もうと思う。さらに人間だけでなく自然を包括する全宇宙的生命共同体の観点からこの問題に対処したいと思う。

●核は平和と両立できない

私たちはまず核兵器は軍事用で原子力発電は平和用だという虚偽の区分に同意をしない。原子力は初めから軍事的利用、つまり原子爆弾開発のために始まった。原子炉は普通発電を連想させるが原子炉とは本来ウランの大部分を占めるウラン238を核兵器の原料となるプルトニウム239に変化させるため考案された装置だ。原子核が持っているエネルギーを瞬間的に発散させるものが核兵器で、それをゆっくりと発散させ、電気エネルギーに変えるのが原子力発電だ。もとは核兵器も原子力発電も根は同じだ。事実多くの国が民間の原子力発電を口実に核兵器を開発した。このように原子力発電は核兵器への欲望の上に立っているようなものだ。

したがって私たちは「原子力の平和的利用」というスローガンに同意しない。原子力発電と核兵器はコインの表と裏だ。核は決して平和とは両立しない。原発が増えれば増えるほど平和がより脅かされる。原発に対する軍事的あるいはテロの危機が増すからだ。原発は現代の非対称戦争において攻撃目標の筆頭だ。それだけでなく核は原料を生産する地域の平和も脅かす。アフリカ各国ではウラン不足が数十年前から紛争の火種となってきた。さらに悪いことにはウランはずっと前から投機の対象であり、それをめぐる戦争は石油をめぐる戦争のように世界平和を脅かしてきた。

核は武器であろうが発電であろうが決して平和と両立し得ない。したがって核兵器の全面的廃棄と原発の完全な終結を要求する。核の傘による防御であれ、核攻撃による防御であれ、核による安保であれ真の意味で安保ではない。各国政府はこれ以上の新規原発の建設を中断し、寿命を終えた原発を完全に閉鎖しなければならない。そして原子力体制をこれ以上拡大せず、これに依存してもならない。

●原子力発電は地球温暖化克服のための代案ではない

世界の原子力産業は、1979年に米国・スリーマイル島原発の爆発と1986年チェルノブイリ原発の大災害の後、急速に衰退しているようだったが、地球温暖化を口実に再び息を吹き返した。しかし我々は、原子力が気候変動の代替エネルギーではないことをはっきりと宣言する。原子力は、温室効果ガスを排出しない低炭素クリーンエネルギーでは決してない。たとえ発電部門に限って原発が二酸化炭素の発生量を抑制する効果があるとしても、原子力発電の全過程で、特にウランの採掘・加工および濃縮の過程で膨大な温室効果ガスが発生する。発電部門においても原子力発電は、浪費がひどい、非常に非効率的なエネルギーである。

物理的に原子力発電の過程では、核分裂で放出されるエネルギーのわずか3分の1だけが電力に転換され、残りの3分の2は、摂氏30度を超える温排水の形で海に捨てられ、生態系を汚染する。さらに悪いことには原子力発電は、電力消費を助長する、極端に柔軟性のないエネルギーである。原子力発電は一度稼動させると、電力需要に合わせて出力を調整できない。昼夜を問わず、夏でも冬でも、1年中同じ出力で、いつも最高の消費量に合わせて電気を生産しなければならない。そのため原子力発電にはいつも「余った電気」という問題が発生し、これを解決するために、いわゆる「深夜電気」の使用を推奨してきたのである。しかしこれは結局、一つの社会のエネルギー消費全体を過度に押し上げ、むしろ地球温暖化に寄与するものだ。

現在全世界で稼動中のすべての原子力発電所が生産する電力は、全世界の総エネルギー需要のたかだか2%にしか満たない。一方、再生可能な自然エネルギーは、今日の世界のエネルギー消費量の約13%を占めている。結局、派手な修飾語にもかかわらず、核はニッチな技術に過ぎず、気候崩壊を防ぐことができる代替エネルギーではないのだ。数多くの研究や事例は、既に再生可能な自然エネルギーで人類のエネルギー供給を100%まかなうことができることを示している。世界が化石燃料と原子力から脱却し、再生可能な自然エネルギーの時代を開くことはすでに技術的にも可能である。

私たちは、神が見返りなく与えたもうた太陽の光や風や地熱や波などの自然エネルギーが私たちに残された唯一かつ最善の道であること確信している。原子力発電はむしろ再生可能な自然エネルギーへの転換を妨害し、電力の浪費をあおり、未来の持続可能なエネルギーシステムのための投資を抑制するものだ。原子力と再生可能な自然エネルギーは両立できない。原子力は再生可能な自然エネルギーへと至る架け橋ではない。核兵器が世界平和のための間違った解決方法だったように、原子力発電も地球温暖化に対する誤った解答である。

●放射性廃棄物による地球汚染と生命破壊は創造の秩序の破壊であり神聖への冒涜罪である

人類は、放射性廃棄物をどのように処理するかの対策も立てず原発を建ててきた。しかし、たった1グラムの放射性廃棄物も安全に処理されない。いわゆる使用済み燃料棒の再処理は、より多くの放射性廃棄物を作り出すだけだ。人類はまだ放射性廃棄物の最終的な保管を技術的に解決できていない。放射性廃棄物は100万年もの間、放射線を出し続けるが、それを生態系から隔離するドラム容器の寿命はせいぜい40年に過ぎない。今日まで、高レベル廃棄物を安全に最終的に保管できる場所は地球上のどこにも発見されていない。現在、韓国の原子力発電所内にある水槽には、ウラン約1万1370トンの使用済み燃料棒が「一時的に」保管されている。2016年には、その保管容量が限界に達する。

しかし、まだ私たちはこの使用済み燃料棒をどこでどのように保管するか議論すらしていない。再び放射性廃棄物処分場の問題をめぐり、韓国社会が深い分裂と痛みを経験するだろう。結局私たちは、子孫に膨大な放射性廃棄物を残すことになるだろう。しかし子々孫々の生命と安全に脅威を与える行為は、無責任で非倫理的であり正義に反する行為だ。神が造られた美しい創造の世界を汚染させることは、それを造られた方への冒涜である。現在および将来のすべての生命は、健康で安全に生命の祝福を享受する権利がある。それを否定することはすべての生命を愛のもと造られた神の神聖さへの冒涜である。

●エネルギーへの貪欲と消費主義に基礎を置く核文明から脱しなければならない

今まで私たちは原子力発電所が生産した電力を思う存分使う贅沢を享受してきた。事実、韓国で原子力発電所が9基だった1991年、2312kWhであった1人当たりの電力消費量は、2005年には7403kWhへと3倍も増加し、すでに日本、ドイツ、イギリス、イタリアを上回った。2010年には4倍にもなる9493kWhの電力を消費している。この過程で政府や国民は「核の生産」「核の消費者」さらには「核の加害者」になった。

しかし今「宴」は終わった。これから私たちは、原子力発電所の閉鎖という予告された問題と直面しなければならない。今まで私たちは、原子力発電を通じた電気の豊かさという「甘味」を味わったとすると、今から我々は原子力発電所の閉鎖と、核廃棄物の処理という「苦味」を味わわなければならない。1950年代に始まった人類の原子力発電は、現在どこでも、寿命を終えた原発の廃棄の問題を議論しなければならない「高齢化時代」に入った。

韓国は1978年、プサン・キジャン郡にコリ原発を作りつつ18カ月ごとに1基ずつのペースで今までに21基の原子力発電所を建ててきた。今、18ヶ月ごとに莫大な費用をかけて1基ずつ原発を撤去していかなければならない。原発1基あたりの撤去解体費用はなんと6000億ウォンに達するものと推計される。このような現実の前で今私たちが享受している偽りの豊かさの基礎を冷静に振り返らなければならない。産業化のためのエネルギーの過剰な使用は、根本的に人間の貪欲さを満たすための無限の経済成長と利潤の極大化から始まった。これらの体系は、エネルギーの過剰消費と消費主義に帰結された。今、私たちは終わりのないのエネルギーへの貪欲と消費主義に基づく核文明から脱しなければならない。

2011年3月の福島原発事故は、人類が核から早急に文明史的転換を図らなければならないという人類への大いなる警鐘であった。当面の消費指向的な生のために、社会と自然に害悪を及ぼす道は「滅亡へと至る広き門」である。一方、節制と忍耐で再生可能な自然エネルギーを促進しようとする努力は「生命へと至る狭い門」である。(マタイ7:13-14)私たちはその門へと進まなければならない。

●韓国政府は原子力発電中心の似非グリーン政策を放棄しなければならない

韓国政府が打ち出している「グリーン成長」の核心は、不幸なことに原子力発電である。韓国政府は、電力エネルギーの増加に備えるため、2030年までに約40兆ウォンという莫大な費用をかけて追加的に原子力発電所の建設を進めている。それだけでなく、現政府は2010年に原発を戦略的輸出産業に指定し、2011年の福島原発事故を契機に、今後20年の間に全世界に80基の原発を輸出することでアメリカ、フランスに次ぐ世界3大原発先進国になろういう構想を立てている。また、2014年に期限切れになる韓米原子力協定の改正を控えて、日本のように核燃料再処理の権限を持とうと努力している。このような流れの中で、来たる3月26~27日ソウルで核安全保障サミットが開かれる。しかし原子力発電はグリーン発電ではなく、核安保は生命の安全保障がではないことを私たちは宣言する。

核兵器は国家や世界の安全保障をもたらすのではなく、むしろそれを脅かす。真の安全は核保有国の安全はなく、全地球生命共同体の安全でなければならない。それはまさに「地上が与える平和」ではなく「キリストが与えたもう平和」(ヨハネ14:27)となるだろう。真の安保は核ではなく、天地を造られた神からもたらされる。「私は山へと目を向けよう私の助けはどこからくるか私の助けは天地を造られた主からだ」(詩篇121:1-2)。

原子力発電は決して安全ではない。原発事故は毎日起こりうり、実際毎日起こっている。原子力発電は、ミスのない人間を求めるが、そのような人間はこの世にいない。核は決して安全なエネルギーではない。核はむしろ社会と国家、そして地球全体の生命安保を脅かす自滅の道である。私たちは、韓国政府が原子力発電を中心とした疑似グリーン政策から脱して、再生可能な自然エネルギーに基づく真のグリーン政策に転換することを要求する。

●世界最大の核密集地域である東北アジアで生命の連帯が急務である

国際原子力機関(IAEA)によると、現在全世界では計441基の原子力発電所が稼働中で、557基が新たに建設中か今後建設される計画だ。韓国は1978年に初の原子力発電であるコリ原発がプサン・キジャン郡に建てられて以来、現在21基の原発が稼動中であり、原子炉の運転台数で韓国は世界5位だが(米国が104基で1位、フランスが58基で2位、日本が54基で3位、ロシアが31基で4位)、原発密集度においては世界1位だ。日本は54基もの原子炉をすでに稼働中で、中国は現在14基を稼動中だが福島原発事故以後も、東シナ海沿岸に27基の原子炉を追加で建設している。

一言で言えば、朝鮮半島と東北アジアは世界で最も危険な「核地雷原」である。万一これからまた原発事故が起きれば、それは東北アジアで起こる確率が最も高い。中国と北朝鮮はすでに核兵器保有国であり、日本は非核兵器保有国でありながら、この地域で唯一、核燃料再処理施設を持っている。日本はすでに2000年当時で約30トンもの莫大な余剰プルトニウムを保有し、約1000発の核爆弾を製造できる能力を持っていた。私たちは、このような東北アジアの中心に立ち、核保有国の既得権の安保ではなく、人間と生命の安保が急務であることを力説したい。今、朝鮮半島と東北アジアで生命の連帯を作り上げることは、世界平和にとって核心的な課題だ。

●核とキリスト教信仰は両立することができない

核兵器と原子力発電は権力と暴力の象徴である。それは大国になろうとする国々の欲望の出発点であり終点である。それは「おいしそう」でもあり、「見栄えもよい」禁断の果実のである。絶対的力の禁断の誘惑である。このような核で人間は征服と貪欲の体制を作り、その体制は地球生命共同体全体を絶滅させうる戦争と被爆と汚染の問題を生んだ。このような体制は、キリスト教の信仰と両立できない。

科学者たちは、CP-10という名の世界初の人工原子炉を米国シカゴ大学の運動場に建て、人間がまさに創造主の領域に踏み込んだと自負する。しかし神は預言者エゼキエルを介してこう言われる。「あなたの心が驕慢になり、曰くあなたは自分が神だと言い、海の真ん中で神の座に居座っているというが、あなたは心の中で神になったとうぬぼれていようと、あなたは人間であり、神ではない」(エゼキエル28:2 )。ア 
ウグスティヌスの言葉通り、罪とは私たちが神ではないということを認めようとしないという形の傲慢である。ある神学者の言葉のように「人間は神の栄光を簒奪し自ら神になろうとする。このような混同の中で、罪人は自分を偽り神を装う」。

したがって、我々は核とキリスト教の信仰は決して両立できないことを宣言する。キリスト者でありながら、核兵器を支持したり、原子力発電を支持することはできない。なぜなら、この二つは矛盾した語法であるからだ。核は、神なしにこの世界を支配しようとする「支配者と権勢者」(コロサイ2:15、エフェソ6:12)の絶対的な力への欲求であり、科学と技術の名前のもと全宇宙の「神の主権」(イザヤ9:6、ヨブ25:2、テモテ6:15)を拒否しようという現代版禁断の果実であり、また、神がお造りになられ(創世記1:1)愛された(ヨハネ3:16)すべての地球の生命体を絶滅させるうる「死の権勢」(詩篇49:15)である。

核兵器はヨブ記41:1-34に出てくる「リヴァイアサン」を連想させる。地球のところどころに時限爆弾のように仕掛けられた原子力発電所は「滅びの憎きものが立つべきでないところに立ったこと」(マルコ13:14)を連想させる。世界教会協議会(WCC)第6回総会の決議通り、核は創造主である神を裏切るものであり、生命の神を否定するものである。それはこの世界を力で統治しようとする執権者たちの前で奉仕と分かち合いと愛の道を示してくださったイエス•キリストの道と真理を拒否するものである。自ら死への愛(necrophilia)に耽るものであり、正義と平和の実を結びなさった生命の霊を拒否するものである。

●キリスト者の行動綱領

今、私たちは「核兵器と原子力」に基づいた総体的な生命の危機の前に立っている。まさに私たちは核中心のエネルギー過剰消費社会に進むのか、それとも再生可能な自然エネルギーを中心の持続可能な社会へ進むのかの岐路に立っている。40年間の荒野生活の後、イスラエルの民がヨルダン川を渡る前に、神は「生と死、祝福と呪いをあなたたちの前に差し出した」と言われながら「あなたたちとあなたたちの子孫が生きようと思うなら、生を選びなさい」(申命記30:19)と命令された。十字架の上で被爆者の苦しみと死を分かち合ったキリストは私たちにとって真の生命と平和の道におなりになった。聖霊はすべての被造物とともにお嘆きになり(ローマ書8:22)すべての生命の安寧と安全のために働き下さる。私たちはこのような信仰にのっとり、次のように行動する。

1. 私たちは、核が与える幻想と誘惑、そして核に対する私たちの貪欲と執着から脱却する霊的覚醒がこの時代の信仰的課題であることを認識する。そのために私たちは核の実像を正確に伝え、被害者の痛みを分かち合い、被爆者の苦痛を慰労し、治癒するために先頭に立つ。

2. 私たちは核に関する情報と意思決定が少数に独占されている状況の中で核関連情報の秘密なき公開と透明性の確保のために努力し、私たちの生存と未来がかかったこのような重大な問題が、民主的手続きによる社会的決定を介して解決されるように最善を尽くす。

3. 私たちは韓国政府が原子力発電を中心とした誤ったグリーン政策を放棄し、原子力発電所の部品を輸出する核取引からも抜け出せるよう努力する。私たちは原子力産業と原子力利用産業に国民の税金を基にした国庫からの支援と、世界で唯一韓国だけに存在する原子力広報機関である韓国原子力文化財団に国民の電気料金3.7%を一括割り当てすることに反対する。

4.  私たちは各政党が脱原発政策を立案し、採用するように積極的な運動を展開する。また私たちは、韓国の企業が原子力産業と原子力利用産業への投資を撤回し、再生可能な自然エネルギー産業とそれを使用している事業に投資するよう求める倫理的で社会責任を果たす投資の動きを積極的に展開する。

5.  私たちは今回の核保有国の首脳の集まりである核安保サミットが、真の生命の安保のために全世界的に、自国が保有している核兵器の全面的撤廃と核開発の完全な終結を核心課題として扱うことを要求する。

6.  私たちは韓国の市民社会が原子力と決別し、再生可能な自然エネルギーを通じた共助の生活を送ることができるよう「脱原発エネルギー転換運動」の先頭に立って行く。

7. 私たちは朝鮮半島と東北アジアが世界で最も危険な核の密集地域であることを認識し「核のない世界」を達成するための東北アジアのキリスト者の生命の連帯を積極的に推進する。

8. 私達は生命の知恵を保持しているすべての宗教・文化・思想を取り入れ、組み合わせながら新たな生命文化の創造に乗り出す。特に核のない世界のために近隣の宗教との生命の連帯を積極的に模索する。

9. 私たちは科学のない宗教が迷信に陥ることがあるように、宗教のない科学が凶器になりうることを認識する。私たちは技術万能的で功利主義的な科学倫理を批判しながら、核問題に対する宗教と科学間の対話を提案し、実行する。

10. 私たちは2013年にプサンで開かれる世界教会協議会(WCC)第10回総会の招致国として、この歴史的な総会が世界で最も危険な核密集地域で開催される総会であることを全世界のキリスト者たちに喚起しようと思う。これに基づき、私たちは「核兵器と原子力」の問題がWCC第10回プサン総会の核心議題として採択されることを要求し、総会期間中、プサン・キジャン郡のコリ原子力発電所からの電気使用を最小限に抑えるため「電気のない礼拝」など象徴的で、実質的な取り組みを構想し、実行することを提案する。

                                                     2012年3月1日

韓国キリスト教教会協議会・生命倫理委員会/韓国YMCA全国連盟/韓国教会女性連合会/韓国キリスト青年協議会(EYCK)/聖書韓国/全国牧会者正義平和協議会/脱原発キリスト者連帯
(メソジスト平和行動、キリスト教環境運動連帯、イエスサルギ、非暴力平和の波、生命平和マダン、アヒムナ(代案学校)、キジャン郡生命宣教連帯、キジャン郡生態系運動本部、生命平和医療マダン、平和ヌリ、ヒャンニン教会、ともに開く教会)

번역 : TAKANO SATOSHI

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