[CML 015461] IK原発重要情報(82)

河内謙策 kenkawauchi at nifty.com
2012年 3月 4日 (日) 21:04:12 JST


       IK原発重要情報(82) [2012年3月4日]

  私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)

弁護士 市川守弘、弁護士  河内謙策

連絡先  [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号 河内謙策法律事務所(電話03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi at nifty.com

脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html

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大飯原発 伊方原発 柏崎刈羽原発 配管破損 連動型地震 

 野田首相が、原発運転再開問題につき、自分が直接自治体の説得に乗り出すことを明らかにしました。今後、各自治体への有形無形の圧力は相当なものになると予想されます。脱原発を願う人々の、自治体の首長や議員への激励・説得を一段と強める必要があるのではないでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120304-00000005-mai-pol

 福井県では、5日に県議会の全員協議会が開催され、そこに保安院が出席して説明がなされる予定です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120303-00000267-mailo-l18
  おおい町議会では、福島第一原発事故の検証を踏まえた適切な安全対策がとられるまでは町長が再稼動に同意しないよう求める請願が採択されました。
http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/e04245c7dc2b00a9b1735457dae2eea7

  保安院は、伊方原発のストレステスト(1次)の結果を妥当とする方針を固めた、と報道されています。中村愛媛県知事は、
県議会で4連動地震の影響の検証の必要性を認めています。中村知事は運転再開に同意する可能性が大きい、と言われていますから、運転再開に反対する運動の強化=九州や瀬戸内海沿岸、そして四国全体の総決起が緊急に求められていると思います。
四国の皆さん、頑張ってください。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E0E2E0E38DE2E0E2E1E0E2E3E09F9FEAE2E2E2

 現在の経産省を先頭とする運転再開の圧力は、大飯原発や伊方原発だけではありません。柏崎刈羽原発にも確実に政府の圧力が及んでいると思います。柏崎市長が条件付再稼動容認に転じたようです。一方、住民の運転差し止め訴訟の準備も進んでいます。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/32808.html
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120304ddlk15040028000c.html

 福島第一原発事故の原因については、津波によるという考え方(津波説)と地震・津波・ヒューマンエラーなどの総合的ファクターによるという考え方(総合説)が対立しているということは、すでにご存知と思います。
 地震により1号機の非常用復水器系配管が破損した可能性が大きい、ということを裏付ける決定的な証拠が、12月9日、原子力安全基盤機構から提出され、12月19日の美浜の会らとの交渉で、保安院もその可能性を認めました。
 まず、事態の経過については、以下のサイトにアクセスしてください。
http://rengetushin.at.webry.info/201112/article_9.html
 次に、12月9日の保安院主催の技術的知見に関する意見聴取会に提出された以下の資料を見てください。とくに29頁の「漏えい面積0.3平方センチメートル以下の場合は、原子炉圧力、原子炉水位の解析結果と実機データとに有意な差はない」という文章に注目してください。つまり、0.3平方センチメートルの小さな穴が開いたとしてシュミレーションをすると、実際の原子炉圧力、原子炉水位のデータと、ほぼ一致する、といっているのです。
実際のデータとほぼ一致するのだから、0.3平方センチメートルの小さな穴が開いたことが真実である可能性が大きい、と言えるのです。0.3平方センチメートルの小さな穴と言っても、1時間に7.2トンの水があふれだす(13頁)ということにご注意ください。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/28/004/231209-3-2.pdf
 保安院が市民団体との交渉で、以上の論理を認めたことについては、以下のサイトにアクセスしてください。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/gov_neg20111219_kakunin.pdf
 この証拠に基づけば、津波説に立つストレステストは、吹っ飛んでしまうでしょう。
 私たちが、このニュースを皆様にお知らせするのが、遅れたことをお詫びするとともに、自治体首長の説得や、訴訟での証拠としての提出など、大いに活用していただきたいと思います。

 複数の地震が連動して発生した場合に、巨大地震になる可能性があることは見やすい道理です。今回の東北地方太平洋沖地震は、この連動型地震と言われています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E5%8B%95%E5%9E%8B%E5%9C%B0%E9%9C%87
 保安院は、3.11以降設置した、地震・津波に関する意見聴取会での審議をふまえて、従来は、活断層と活断層の間(距離)が5キロ以上であった場合は、連動型地震の可能性がない、としていたのを改めるようです。それで、各原発に連動型地震の可能性がないかどうかの調査を指示したようです(正確な情報はまだ入手していないのです。お許しください。)
 大飯原発の場合は、従来から、住民の方が連動の可能性に警告を発していました。たとえば、以下のサイトを見てください。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/activefault_rep20120204.pdf
しかし、関西電力は、考慮する必要が無いという報告をまとめたようです。これは、今後大きな議論を呼ぶことは必死です。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120229-OYT8T01032.htm
泊原発の場合は、保安院も大いに懸念していると言われ、北海道新聞も徹底的な調査を求める社説を発表しています。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001202290005
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/354248.html
東海第二原発については、日本原子力発電と原子力研究開発機構が、活断層の連動の可能性を認めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000895-yom-sci
そのほか、玄海原発、川内原発、伊方原発、志賀原発、島根原発、浜岡原発、柏崎刈羽原発、でも問題になっています(その外にも連動の可能性が問題になっている原発もあると思いますが、私たちの調査が及んでいません)。各地の脱原発運動は、この問題を重視し、従来から相談にのってもらっている地震学者との連携を強めるとともに、各電力会社に対し保安院に提出した報告を住民にも見せることを要求し、さらに自治体等にも自治体独自の調査等必要な申し入れをする必要があると思います。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120301/sag12030102370000-n1.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120301-00000299-mailo-l38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120301-00000217-mailo-l17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120301-00000260-mailo-l32
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3179175_6926.html
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001203010003

 最後に、うれしいニュース。浄土真宗大谷派が全原発廃炉を求めることを宗議会で決議しました。
http://d.hatena.ne.jp/byebyegenpatsukyoto/20120301/1330573228

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                        以上















 





 
 



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