[CML 014671] 滋賀県知事宛の要望書/大飯原発3・4号の運転再開反対表明を(1月30日)

MASUDA Tetsuya masuda at osaka.email.ne.jp
2012年 1月 30日 (月) 21:26:59 JST


大阪の増田です。
美浜の会HPより
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●滋賀県知事宛の要望書(1月30日) 

  「立地並み」の安全協定締結が実現する前に
  大飯原発3・4号の運転を再開することには反対だという意思を 明確に表明してください。 

  保安院に県民への説明会開催を求めてください。

  1月30日、滋賀県庁で申し入れを行い、関西びわこ集会実行委員会は、知事への要望書を提出しました。

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要   望   書

「立地並み」の安全協定締結が実現する前に
大飯原発3・4号の運転を再開することには反対だという意思を
明確に表明してください。

保安院に県民への説明会開催を求めてください。

滋賀県知事 嘉田 由紀子 様

 安全協定締結に向けて、関西電力が「立地並み」を拒否しようとする中でも、貴職が、「琵琶湖を抱える滋賀県としては関西全体に対する責任という意味で、立地自治体並みということを求めていきたい」との考えを表明され、協議の場においても、あくまでも「立地並み」を要求されていることに心から敬意を表します。

 政府は、大飯原発3・4号の運転再開に向けた準備を急ピッチで進めています。18日には、傍聴者を閉め出し、反対派委員が出席しないなかで、原子力産業界から寄付を受けていた委員などの出席だけで「ストレステストの意見聴取会」を開催し、大飯原発3・4号のストレステストについて「妥当」との判断を出しました。23日からIAEA(国際原子力機関)が来日し、31日には評価を発表し、その後原子力安全委員会の評価、福井県とおおい町の事前了解、総理を含めた4大臣の政治判断と、「運転再開ありき」のスケジュールが進められています。
 事故が起これば重大な被害を受ける滋賀県や小浜市など周辺自治体の意向を踏まえずに、運転再開の動きが進んでいます。また、福島原発事故の実態も原因も明らかになっていません。私たちは、このような状況に強い危惧を抱いています。

 私たちは、1月26日に、全国95団体の呼びかけで集めてきた「原発さよなら署名」(一次集約と合わせて136,673筆)を提出し、原子力安全・保安院や安全委員会と交渉を行いました。そこで確認してきた点についてお伝えし、大飯原発3・4号の運転再開に反対されるよう要望します。

◆福島事故で地震によって配管が破損した可能性は否定できない
 交渉で保安院は、福島第一原発事故において、地震によって配管が破損した可能性は否定できないとの考えを示しました。配管が破損したかどうかを確認するには、現地調査が必要であることを認めました。事故の原因もまだ明らかになっていないのが現状です。
 また、保安院は、大飯原発3・4号のストレステストに対する判断は、福島原発事故での配管が破損した可能性や、老朽化の影響、また大飯原発近傍の3本の活断層の連動については考慮せず、現在確認されている知見に基づいて出したものにすぎないということを認めました。配管破損の可能性、老朽化の影響については調査・審議中であり、活断層連動については、27日にようやく検討を行うことが指示されたという段階にあります。
昨年12月には、国会に「福島原発事故調査委員会」が設置され、事故の調査・検証が進められています。6月頃に結論が出される予定です。この調査・検証を尊重すべきです。

◆要望があれば、原発からの距離に関係なく、説明に行く
 また、交渉で保安院は、「要望があれば、原発からの距離に関係なく、説明に行く。再稼働については、説明をした自治体と住民の理解を得る必要がある」との考えを示しました。これは、滋賀県の求めがあれば説明に行き、運転再開については、滋賀県及び県民の理解が必要だと保安院が認めているということです。
 福島原発事故後、滋賀県をはじめ関西の市民は若狭の原発への不安を高めています。大飯原発3・4号の運転再開にあたって、琵琶湖を守り抜こうとする貴職の意思が反映されること、滋賀県が事前了解の権限を含む「立地並み」の安全協定を締結することを多くの市民が望んでいます。滋賀県として、是非、保安院に県民への説明会開催を求めていただきたいと思います。

 また、関電が、福井県の「暴力団排除条例」に違反して、暴力団と関係している会社と契約を結び、その会社が大飯原発の工事で偽装請負をしていたことが明らかになりました。しかし、関電はいまだこの問題について一言の謝罪すらありません。関電の社会的責任が厳しく問われる問題です。そのような関電に、原発の運転再開を語る資格はありません

要 望 事 項

1.「立地並み」の安全協定締結が実現する前に大飯原発3・4号の運転を再開することには反対であるという意思を明確に表明してください。

2.地震による配管破損の可能性を含め、福島事故の実態と原因の解明が優先されるべきこと、国会設置の事故調査委員会の調査結果が重視されるべきことを表明してください。

3.運転再開にあたっては県民の理解が必要なことを表明し、原子力安全・保安院に対し、公的な場での説明を求めてください。


2012年1月30日

大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!2月4日関西びわこ集会実行委員会

連絡先団体:
  暮らしを考える会 滋賀県野洲市小堤184-1 TEL:077-586-0623 FAX:077-586-1403
  グリーン・アクション 
    京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
  美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 
    大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581

(12/01/30 UP )

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転載元:美浜の会HP
http://www.jca.apc.org/mihama



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