[CML 014638] 日本の左翼の先駆者

donko at ac.csf.ne.jp donko at ac.csf.ne.jp
2012年 1月 28日 (土) 13:56:39 JST


 坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 
 昭和を憎悪し、明治を愛した「国民的作家」司馬遼太郎が、書かなかった二人
の明治人です。
 
 幸徳秋水(1871年〜1911年)と堺利彦(1871年〜1933年)です。二人は、日本
の左翼の先駆者でした。
 
 司馬良太郎が賞賛した明治政府は、欧米のような強力な軍事力を持った資本主
義国家を目指しました。その結果日本は、すさまじい貧富の格差と肥大化した軍
事力を持つ帝国主義国家になりました。幸徳と堺はそれを激しく批判し、非戦と
平等を唱える社会主義を訴えました。幸徳はホブソンやレーニンに先駆けて帝国
主義の分析と批判をした『帝国主義』を著しました。またジャーナリストとして
明治政府の多くの汚職事件をスクープしました。そして二人は協力して英語版の
「共産党宣言」を翻訳し、日本のマルクス主義の出発点を作りました。
 
 二人の活動は当然弾圧の対象となりました。幸徳は1910年、明治天皇を暗殺し
ようとしたとして逮捕され処刑されました。国家によるでっち上げである大逆事
件です。
 「赤旗事件」ですでに獄中にいたために難を逃れた堺は出所後、日本初のコピー
ライターとなって生計を立てながら社会主義運動の再建につとめ、1922年の日本
共産党(第一次)建設にこぎ着けました。日本共産党を離脱した後も堺はマルク
スやエンゲルスの翻訳や社会運動を続け、日本の社会主義、共産主義運動の基礎
を作りました。
 
 日本の左翼の先駆者である幸徳秋水と堺利彦を、NHK教育の「日本人は何を
考えてきたのか」が、1月29日に放送します。
 
 NHK教育
 
 「日本人は何を考えてきたのか」
 
 第4回 非戦と平等を求めて〜幸徳秋水と堺利彦
 http://www.nhk.or.jp//nihonjin/schedule/0129.html
 
 放送日:1月29日
 放送時間:午後10時〜11時30分
 
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
======================================
「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
私も編集委員をしています(^^;)
定期購読をお願いします!
購読料は送料込みで1年間4320円です。
 


CML メーリングリストの案内