[CML 014618] 除染はイカサマ、効果なし、環境省の行程表が自白?

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2012年 1月 27日 (金) 20:07:33 JST


ni0615田島です

 


除染はイカサマ、効果なし、環境省の行程表が自白? 

 

東京新聞の1面に

「除染14年春までに終了」

という記事が掲載されました。

 

よく読むと、

年10〜20ミリシーベルトの地域、5〜10ミリシーベルトの地域は、

2年後の13年春までに半減させる。

 

1〜5ミリシーベルトの地域は、3年後の14年春までに半減させる。

 

いっぽう、20〜50ミリシーベルトの地域はやり3年後の14年春までに除

染して、20ミリシーベルト以下にする、

とのことです。

 

で、そこで除染キャンペーンは終了。

年50ミリシーベルト以上の地区は、「除染をするかどうかよく考えよう

」を、14年春まで行うそうです。

 

なんか、おかしくね。

 

 

 

次の表を見てみましょう。

半減期2年のセシウム134と半減期30年のセシウム137が、1年ごとにど

れだけ減少していくか、残るであろう量を%で示したものです。

 

 

表1:何にもしなくても、物理的半減期だけで減っていく放射性セシウム

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核     種|半減期|11年3月|12年3月|13年3月|14年3月|ーーー|21年3月|31年3月|

============================================

セシウム134|2  年|50  %|35.4 %|25  %|17.7 %|ーーー|1.56 %|0.049 %|

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セシウム137|30  年|50  %|48.9 %|47.7 %|46.7 %|ーーー|39.7 %|31.5 %|

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合    計|ーーーー|100  %|84.3 %|72.2 %|64.4 %|ーーー|41.2 %|31.55 %|

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※去年3月の福島第一原発爆発で放出された放射性セシウムは、

セシウム134とセシウム137がほぼ1:1なので、50%:50%としました。

 

 

これに、気象による自然減と除染効果を加えてみます。 

 

表2:物理的半減期に加えて、毎年、前年の10%が風や雨で自然減少、除染で5%減少すると仮定した場合

==============================================

核     種|半減期|11年3月|12年3月|13年3月|14年3月|ーーー|21年3月(14.3以降は除染無)※|

==============================================

セシウム134|2 年|50  %|27.9 %|15.5  %|8.65 %|ーーー|0.26  %|

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セシウム137|30 年|50  %|41.4 %|34.2 %|28.3 %|ーーー|11.31 %|

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合      計|ーーー|100  %|69.3 %|49.7 %|37.0 %|ーーー|11.57 %|

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※14年3月以降は自然風化の10%のみと仮定した場合、

 

 

なんと!!

 

除染効率わずか5%でも、

2年で放射性セシウムの量はほぼ半減するのです。

 

 

除染効率わずか5%では情けないので、10%にしてみますと、自然風化は年5%になります。

これは、環境省の目標値からの逆算です。

  

表3:物理的半減期に加えて、毎年、前年の5%が風や雨で自然減少、除染で10%減少すると仮定した場合

==============================================

核     種|半減期|11年3月|12年3月|13年3月|14年3月|ーーー|21年3月(14.3以降は除染無)※|

==============================================

セシウム134|2 年|50  %|27.9 %|15.5  %|8.65 %|ーーー|0.46  %|

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セシウム137|30 年|50  %|41.4 %|34.2 %|28.3 %|ーーー|16.7 %|

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合      計|ーーー|100  %|69.3 %|49.7 %|37.0 %|ーーー|17.2 %|

==============================================

※14年3月以降は自然風化の5%のみと仮定した場合、

 

 

10年たっても17%の年間被ばく量が残ります。

そして、発がんリスクにかかわるのは、10年間をぜんぶ足し合わせた

、被ばく量の積算量です。

 

 

では、除染の対象になりそうもない年50ミリシーベルト以上のところ

はどうでしょうか?物理的半減期と、1年当たり5%の風化で試算してみます。

 

表4:物理的半減期に加えて、毎年、前年の5%が風や雨で自然減少、除染なし

==============================================

核     種|半減期|11年3月|12年3月|13年3月|14年3月|ーーー|21年3月|31年3月|

==============================================

セシウム134|2 年|50  %|32.9 %|21.6  %|14.2 %|ーーー|0.75  %|0.011 %|

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セシウム137|30 年|50  %|41.4 %|34.2 %|28.3 %|ーーー|23.5 %|10.9 %|

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合      計|ーーー|100  %|74.3 %|55.8 %|42.5 %|ーーー|24.3 %|10.91 %|

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※14年3月以降は自然風化の5%のみと仮定した場合、

 

 

2011年が 年間50ミリシーベルトなら10年後の2021年になっても、12ミリシーベルト、

20年後の2031年になっても年間6ミリシーベルトが残ります。 

 

 

以上の結果を考えますと、環境省の行程表は、除染に殆ど効果がないか、自然効果と併

せて15%以下の削減効果しかないことを想定しているのです。

 

 

除染! 除染! と 踊らされている方々、

御気を付けめされよ

 

除染! 除染! と 踊らせている者どもが、

除染には本当は期待できないことを承知なのですから

 

 

 

除染のキャンペーンは、

 

除染利権に金をばらまいて、

「除染の努力をしました」

と政治家が虚偽の言い訳をするためのモノ。

 

住民の健康を守る努力には程遠いということです。

 

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東京新聞 2012年1月27日 朝刊

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012012702000032.html

 

除染 14年春までに終了 環境省工程表
 

 環境省は二十六日、東京電力福島第一原発事故によってまき散らされた

放射性物質を、政府自らが除染する「除染特別地域」の工程表を発表した。

住民の同意や汚染土の仮置き場確保など条件がそろった地域から作業を始

め、二〇一四年三月末までに終了。帰還が困難な年間五〇ミリシーベルト

超の地域を除き、早期の帰還ができるレベルにしたいとしている。


 
 政府は昨年十二月、現在の警戒区域と計画的避難区域に当たる福島県の

十一市町村を除染特別地域に指定。今後、年間の放射線量により、

(1)二〇ミリシーベルト以下(避難指示解除準備区域)

(2)二〇〜五〇ミリシーベルト(居住制限区域)

(3)五〇ミリシーベルト超(帰還困難区域)−の三つの区域に分ける。

 

 二〇ミリシーベルト以下の区域では、三月ごろから一〇ミリシーベルト

以上の場所を中心に除染を始め、来年八月末までに自然減を含め、昨年八

月末比で被ばく線量を半減させるのが目標。特に子どもは六割減を目指す。

 

 二〇〜五〇ミリシーベルトの地域は今年十月ごろから作業を始め、二〇

ミリシーベルト以下を目指す。

 

 五〇ミリシーベルト超の地域では、効果的な除染方法を探るため、環境

省などによる実証事業は行うが、区域としての除染を実施するかどうかは

未定。国が土地を借り上げたり買い上げたりする可能性もあり、それによ

って対応が異なるからだという。

 

 今年三月末までに関係市町村と具体的な進め方を調整し、除染実施計画

を作成。役場などの拠点施設や上下水道、常磐自動車道などの除染を先行

実施する。

 

 本格的な除染をするには、除染特別地域内の六万世帯と連絡を取り、説

明会や現地調査をして除染の同意を得る方針。避難中の世帯が多く、時間

がかかりそうだ。除染で取り除いた高線量の土壌などを仮置きする場所の

確保も課題となる。

 

 細野豪志環境相は「高線量の区域は除染のやり方にしっかりとした検討

が必要。除染を実施する方針に変わりはない」と話した。

 

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ni0615田島拝

安禅不必須山水

http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list/

  		 	   		  


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