[CML 014372] Re: 【新政党「緑の日本」】 中沢新一氏、新政党「緑の日本」設立を発表

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2012年 1月 16日 (月) 16:00:14 JST


内富さん

もちろん「結社の自由」(憲法第21条)という自由権の行使に異を唱えるつもりはさらさらないのですが、中沢新一という
人の人物評価に関わりなく、革新・リベラルの側からのあらたな新党構想(「緑の党」も「緑の日本」も含みます)には先
に紅林進さんが危惧を表明されていた意味での危惧を私も感じます。

紅林さんは次のようにその危惧を表明されていました。

   「ドイツの脱原発において「緑の党」が果たした役割が大きいと思いますし、日本においてもそのような環境政党も
   必要かも知れませんが、日本の現実の政治状況において、それをどのように持ち込むかについては、期待するこ
   ともある反面、私自身は大きな懸念も持っています。/日本で「緑の党」を作るのはよいとしても、私はそれによっ
   て選挙で共産党や社民党などと票の食い合いをして共倒れすることを心配しています。もし作るとすれば革新政
   党間の選挙協力が絶対不可欠です。とりわけ小選挙区においては尚更そうです。比例区においても政策的に近
   いと思われる社民党などは現実に消滅の危機を迎えると思います。」(CML 013212)

革新・リベラルの新党構想の背景には共産党や社民党を含む既成政党批判があると思いますし、その批判の半分は
十分に根拠のあるものだとも思っています(ここで「半分」と言っているのは、その既成政党批判の中には「論理」という
よりも「反感」。その「主観」感情を基にした論理以前の問題としての根強い「反共意識」も多々含まれているように見受
けられるからです)。

しかし、「既成」ということは、「すでに試されずみ」ということでもあります。すなわち、「試されずみ」というある種安定感
のある評価はできるのです。たとえば「脱原発」の主張はほんものかどうか、などなどという。その点、新党には「試され
ずみ」という安定感はありません。逆に言えば、実際にはどこに突き進むのかわからない、という不安定感がつきまとう
ということです。つい最近にも革新無所属として出馬し当選した川田龍平氏が保守政党としてのみんなの党に鞍替えし
たという〈事件〉もありました。

また、当たり前のことですが、新党も一端立ち上げられてしまうともはや「既成」になるという事実も忘れてはならないこ
とのように思います。既成政党批判はやがて(というより近い将来)自らが立ち上げた政党を自らが批判しなければな
らなくなる諸刃の剣にもなりえるのです。

ともあれ紅林氏も指摘されるように、日本の現実の政治状況においては、革新・リベラルの側からのあらたな新党構想
は革新・リベラル同士の「票の食い合い」「共倒れ」に終わる結果になることは必至であるように私には思われます。

紅林さんもおっしゃるように、日本の現実の政治状況においては、私は、「革新政党間の選挙協力」を模索することこそ
革新・リベラルの重要な課題とするべきことだろうと思います。


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
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From: uchitomi makoto 
Sent: Sunday, January 15, 2012 9:02 PM 
To: tamatu3410 at yahoo.co.jp ; CML アドレス 
Subject: [CML 014349] Re: 【新政党「緑の日本」】 中沢新一氏、新政党「緑の日本」設立を発表 

さまざまな評価があるでしょうが、個人的には日本における「緑の党」設立には、一過的な流行現象的なイベントとしてではなく、過去のしがらみを一切超えて、若者中心にブラジルのPT(労働者党-共産党やさまざまな左派政党も解党して総合流、その結果、現在、政権獲得)やフランスのNPA(フィリピンの「新人民軍」ではありません。反資本主義主義新党のことです)のような本当に社会変革を担える政治勢力の構築を期待しています。そうした希望にどう応えてくれるのか、これまでさんざん「仲良しクラブ」的な自己満足集団を見てきた経験から、本気で社会変化を目指す政治勢力の構築に向けてどれだけ議論が尽くされ熟慮されているのか、かなり疑問ですがどうなのでしょうか?皆さまのご意見をお寄せ下さい。

-----Original Message----- 
From: uchitomi makoto 
Sent: Sunday, January 15, 2012 8:10 PM 
To: uchitomi makoto 
Subject: [CML 014345] 【新政党「緑の日本」】 中沢新一氏、新政党「緑の日本」設立を発表 

中沢新一氏、新政党「緑の日本」設立を発表 
人類学者で明治大学野性の科学研究所所長の中沢新一氏が、1月14日、15日にパシフィコ横浜で開催された「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」で、新政党「緑の日本」を設立することを発表。アカデミックな世界から現実の世界でアクティブな活動へシフトしていく決意を語った。14日に行われたトークライブで加藤登紀子、SUGIZO、手塚眞、ピーター・バラカン、マエキタミヤコ各氏とともに登壇した中沢氏が、かねてから構想を描いてきたエコロジーや多文化平和主義を掲げる政党の立ち上げについて報告した。中沢氏はトークのなかで、311以降、インターネットのなかの世論として8割が脱原発に動いていることを挙げ「バーチャルな世界で伝えられているものを現実の世界の力にしていかなければいけない」と、市民の声をマスコミや政府・官僚に伝えていく必要があると指摘。グリーン・アクティブというネットワークを作り、そのなかに新たに「緑の日本」を設立することになるという。すでに手続きを済ませ、2月の第1週か2週目に記者会見が行われる予定となっている。
http://www.webdice.jp/topics/detail/3395/
       


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