[CML 014357] 「日韓市民運動交流会 in 川崎 〜世界の「核発電」反対!子どもたちに緑色の未来を」のご報告(転載)

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2012年 1月 16日 (月) 09:10:22 JST


紅林進です。
   
  一昨日1/14と昨日1/15、横浜で「脱原発世界会議」が開催され、
  2日間で延べ約1万名の方々が参加され、さまざまな会議や
  イベントが行われましたが、この「脱原発世界会議」のため
  来日した韓国からのゲストを迎えて、一昨日1月13日(金)に
  川崎市の溝の口で開催されました「日韓市民運動交流会2012」
  の佐藤和之氏による報告を、「政治の変革をめざす市民連帯」の
  会員MLより転載させていただきます。
   
  なお本日1/16(月)は東京でも「日韓市民運動交流会 in 東京 
  〜世界の『核発電』反対!子どもたちに緑色の未来を」が四谷
  で開催されます。
  詳細はhttp://www.labornetjp.org/EventItem/1326095610173staff01
   
   
  (以下転載)
  
  「日韓市民運動交流会2012」報告
 
2012年1月13日夕方、川崎市の「てくのかわさき」において、「日韓市民
  運動交流会2012」を開催しました。ゲストは「脱原発世界会議」のため
  来日した金賛寿さん(韓国歴史教師会・全教組)と李大洙(韓日100年
  平和市民ネット)さん。日本に到着したお二人は、まず「平和教育登戸
  研究所資料館」を見学し、「旧陸軍登戸研究所の保存を求める川崎
  市民の会」と交流。その後の「日韓市民運動交流会2012」では、日韓
  の原発問題を中心に活発な討論がなされ、翌日からの「脱原発世界
会議」の成功にむけ、脱原発国際連帯を強めていくことが確認され
  ました。資料館の見学会は10名、交流会は21名の参加でした。
 
また、交流会主催者(日韓市民連帯の会有志)による基調提起は、
  以下の通りです。
 
「日韓市民運動交流会2012〜世界の<核発電>反対!子どもたちに
  緑色の未来を」
 
2011年の3・11フクシマ以降、今も日本は危機的な状況下にあります。
  そうした中、「脱原発世界会議」のため、訪日してくださった方々に
  対しては、真の友人として心から歓迎したいと思います。そのうち3人
  の方が、本日、韓国から川崎へ来てくださいました。
 
  既に日中、韓国の方々には、「旧陸軍登戸研究所」をご案内させて
  頂きました。その資料館は、明治大学と市民の手によって、設立・保存
  されたものです。調査段階では、川崎の高校生の研究活動が、大きく
  貢献しています。
 
また、川崎は在日コリアンの街でもあります。戦前から、日本鋼管近辺
  や多摩川の河原に、「在日」の方々が集住した歴史があるからです。
  そして1970年から、この川崎南部を拠点として闘われたのが、日立就職
  差別裁判闘争です。この日立闘争は、当時の韓国の民主化闘争からも
  支援をうけ、画期的な勝利をおさめました。
 
そして現在の日本では、所謂「つくる会」系の社会科教科書を、各自治体
  から採択させるといった、許し難い策動があります。なぜなら、この教科書
  は、歴史を歪曲し平和憲法を否定し原発を是認するという、問題の多い
  ものだからです。
川崎ではこの間一貫して、この教科書の採択を阻止しており、明日もこの
  会場で集会が開かれます。
 
ところで、日韓関係を考えるとき、昨年8月の韓国憲法裁判所の決定に、
  言及しない訳にはいきません。そこでは、1965年の日韓基本条約に伴う
  「請求権協定」をめぐって、韓国政府が日本政府と再び協議すべきことを
  訴えています。具体的には、日本軍「慰安婦」の問題と在韓被爆者の
  問題です。
 
日本軍「慰安婦」問題に関しては2009年、川崎の友好都市である富川
  市市議会が、解決を求める決議をあげました。「韓国併合100年」である
  2010年には、日本の多くの自治体でも「意見書」が採択されました。
  そして昨2011年は、金学順ハルモニが決起して20年、水曜デモは1000
  回を数え、日本側でも運動を強めています。
 
在韓被爆者問題に関しては、明日からの「脱原発世界会議」でも、取り
  上げる予定です。そして、日本のフクシマの事態をうけて、在韓被爆者
  とその2世が多く住む陜川から、「2012 非核・平和大会」が提起されて
  います。私たちはこの呼びかけを、重く受け止めねばなりません。
 
最後に触れておきたいのが、昨年、韓国で展開された韓進重工業闘争
  です。京浜工業地帯の一部である川崎でも昨今、企業によるリストラが
  強行され、特に非正規労働者が希望を見失っています。そうした中、
  キム・ジンスクさんの高空籠城と、「整理解雇のない世の中、非正規職
  のいない世の中のための希望のバス」による闘争勝利は、日本の労
  働者・市民にも、希望と勇気を与えてくれました。
 
以上、テーマは多岐にわたりますが、本日は大いに交流して、明日
  からの「脱原発世界会議」の成功につなげていきたいと思います。



 


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