[CML 014284] 【報告】第268目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2012年 1月 13日 (金) 07:42:53 JST


青柳行信です。1月13日。

【転送・転載大歓迎】
原発とめよう!九電本店前ひろば第268日目報告
呼びかけ人(4月20日座り込みから1月12日現在総数1983名)
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】1月12日4名。
    中原ミツノ 川田厚子  匿名1名 未確認1名

     <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>
 ★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★

横田つとむ さんから:
青柳様
お疲れさまです。
今日の風は 冷たかったですね。
九電の中で、取締り役会で 会長、社長の辞任が決まったようですが、
国民、住民無視、反省無しの決定ですね。
原発 絶対に 動かさせないぞ、と思いました。
あんくるトム工房
今日も抗議は続く   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1665

岡崎 誠(福岡県歯科保険医協会事務局長) さんから:
青柳さんへ
先だってから有り難うございました。
本年も宜しくお願い申し上げます。

仰木塙壱(おおぎこういち)さんから:
こんばんわ。
はじめまして。
わたしは、北九州市立大学大学院の社会人学生です。
申東愛先生の指導を受けて、今年修士論文を完成させます。
もろもろの情報をお送りくださいましたら幸いです。
不躾なお願いで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。

ひろば 上條さんから:
今日は風がなかったので、昨日より寒さを感じませんでした。
昼頃、男性が西山進さんの原発事故のパネルをじっと眺めていました。
みやま市の女性が署名。

赤旗の記者が九電の記者会見の前にテントを訪れました。
記者が九電にいつ記者会見をやるのかを問い合わせたところ、やるかどうかわか 
らないと言われたそうです。
ぎゃーさんからインスタントコーヒーと水の差し入れがありました。越冬のとき 
の写真を見せてもらいました。

今日も夕方から人が多く集まってきました。
以前テントにきた若い男性が友だちを一人連れてきました。二人は何回か脱・反 
原発集会に参加したそうです。

青柳さんと石尾さんが九電の松尾会長と眞鍋社長の辞任についてRKBの取材を 
うけていました。
私も少ししゃべりました(夕方のテレビで青柳さんが映っていました)。
Tさんは逆取材をしていました。
マスコミの社会的責任を意識させるようにやっていましたが、その人たちは嫌 
がってさっさと帰りたそうにしていました。
本日の17時からの信念会(新年会)の打ち合わせをしました。どれだけ集まる 
のか楽しみですね。

田中輝子 さんから:
青柳さま
いつもありがとうございます。
避難の方の住居について、
福岡県の借り上げ住宅の情報を見つけました。
条件があり、期限も過ぎているようですが、問い合わせをする価値はあるかと思 
いお知らせまで。
http://www.f-takken.com/kariage/

木村真三さんが、12日午前にNHKラジオ第一ラジオビタミンに出演されたのを、 
聴くことができました。
(NHKホームページも参考にしました)
木村さんは「市民科学者」。福島第一原発事故後、事故現場へすぐに向かおうと 
する行動を止められたため、厚労省の研究機関に辞表を出し、頻繁に現地で計測 
をしてホットスポッ
トを発見したり、今もあちこちで辻説法をしているそうです。
「人のためになる仕事をしたいと思って研究者になったのに、これじゃなんのた 
めの研究なのかわからない」と思ったそうで、良心を失っていない人と感じました。

リスナーからの質問で、この頃セシウムの数値が上がっていることについて、 
「政府が言う収束は何をもって収束なのかはっきりしていない。そのような中で 
また放射性物質が多く
検出されることはあり得る。そうした情報を取って、自分で考えてどうすべきか 
判断するのが重要」とも語っておられました。

木村さんからのリクエスト曲として、「原発ブルース」遠藤ミチロウがオンエア 
されたのに驚きました。
普通、放送では耳にしないタイプの音楽と言ったらいいのか、日頃は「放送禁 
止」とまではいかなくても「放送自粛」になっていそうな・・・
こうしたことからも、NHK(の全部ではないのかもしれませんが)が原発関係の 
情報を提供すべく努力しているように感じました。

「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)
ホームページ:http://no-genpatsu.main.jp/index.html
 原告・サポーターを募集しています。(九州以外の方もO.k)

問い合わせメールへの回答(椛島弁護士さんから)

Q)なぜ、たくさんの原告が必要なのか。ですが、
  この訴訟は、九電と国を相手に、「玄海原子力発電所の運転をとめよ」
という裁判です。一人の原告でももちろん、この裁判は起こせますが、
一人で裁判を起こすより、これだけ多くの人間(例えば、1万人の人)が
「玄海原子力発電所の運転を止めよ」と言って、裁判を起こしたぞと
裁判所に認識させることが、重要だと私たちは考えています。
裁判提訴の力を示すこと、これが第一ですが、
私たちは、「裁判で原発が止められる」「だから、裁判に勝つことがすべてです」
という立場で、裁判を起こそうとしているわけではありません。
 
 私たちは、すべての原子力発電所の運転を本当に止めるためには、
国の政策を変えさせなければならない問題である、そのためには
裁判所内の法廷闘争だけの闘いではなく、裁判外での広範な世論
(国民の過半数の支持)と運動の盛り上がりが必要だと考えています。
この世論作りや運動の点では、署名や集会の開催、デモへの参加などは
有力な手段であり、いずれも大切にしなければならない行動だと考えています。

国と九電を被告にした「原発止めろ」の裁判では、
この訴えを無視ないし放置すれば、国や九電は裁判に負けて
原発を止めなければならなくなるので、必死なって反論をしてきます。
裁判では国や九電はこちらの主張を無視できないのです。
この点が国や九電にとって、「署名」、「デモ」、「集会」等と
違うところだと考えています。私たちは、このような裁判闘争が、
裁判所外の署名行動やデモ、集会などと連携し合って、相乗効果を
発揮して、更に世論と運動が高揚してきて、
裁判所をこちらの味方に着けることが出来る、そして始めて原発を止める判決を
勝ち取ることができる、それがさらに「原発止めろ」の世論を不動のものにして 
行く、

そして、最終的に、国の原子力政策を変えさせることが出来ると、
私たちは考えています。

付随的なことですが、1万人が原告になって裁判を起こすと、
裁判所も裁判の進め方や裁判の内容も、
丁寧にかつ慎重にならざるを得ませんし、
こちらの主張に真摯に耳を傾けるようになります。
 
 これまで、先進的に原発裁判で闘われた方方も、もちろん集団で
闘われてきましたが、原子力安全神話のもとで、どうしても原告数に限りがあり、
また、裁判外での運動も数の面などで弱かったこと、
現実に東京電力福島原発事故のような過酷事故が起こらなかったために、
裁判所は原発の危険性よりも、原発を差し止めることによる経済的な影響や
短絡的に電気が足りなくなるなどと考え、これらを優先させて、
差し止めを認めてきませんでした。

 このため、私たちは、1万人の原告数で私たちのいうことが「多数の世論」で 
あり、

「常識」であることを示し、裁判所が勇気ある判決ができるように後押しをする。
これが「国の原子力政策を変える判決をしてください」という、ビッグな要求を
裁判所に請求する私たちの責務であり、勝利する条件であると考えています。

Q)原告になったら何をすべきか。
 最低限、原告費用の5000円が必要です。これは、差し止めの裁判を起こす時に
裁判所に収める印紙代にまず充てられます。
一人のだけの原告だと、印紙代だけで1万4千円かかりますが、原告数が多くなれ
ばなるほど、一人当たりで裁判所に収めなければならない印紙代が安くなり、
原告数が5000名になれば原告費用の5000円から印紙代でけでなく、原告 
の方への通信費や
原告団弁護団の運動費用も出てくることになります。
このほかには、1.さらに原告や支援者を増やしていただく、2.裁判がある日 
に法廷
傍聴に参加するとか、3.原告団集会に参加していただく等のことが、ありますが、
これらは義務ではありません。

Q)原告になることで日常生活に変化がありますか。
 これは、「ありません」。
もっとも、原告になられたことで、原発は止めなければならないという意識を、
自覚的に強くもたれるようになると思います。
 
Q)家族に迷惑がかからないか
 そのようなことはありません。 原告になられている個々人を弁護団が外部に公表
することは絶対にしませんので。
ただし、かっては、九電のような大企業を相手にしての公害裁判などで、少人数 
の原告で、
原告団の団結や連帯が弱いと、相手側から原告つぶしのような嫌がらせがあり、 
一人二人の原告の人が原告団から離れて行かれたことはありました。しかし、
この裁判は、すでに1000名を超える多数の人が原告になると名乗りを上げてい
ますので、そのようなことはやってもまったく意味がないので、やらないと思い 
ます。

この意味でも、できるだけ、多くの方に原告になってもらいたいと強く希望する 
ものです

松本 さんから:
みなさまへ  
京都の諸留さんが、「ストレステスト意見聴取会で 何が議論されているか」に 
ついての詳細な報告に続き、井野博満東京大学名誉教授の「ストレステストにつ 
いての意見」の詳細
文を井野氏の了解のもとで公表しています。

ここではその重要性にかんがみ、当日の配布資料から井野博満教授の「意見」詳 
細文のみ紹介させていただきます。

前者「ストレステスト意見聴取会で 何が議論されているか」の冒頭に諸留さん 
の次のような導入と井野教授の紹介が掲載されていますので、その部分だけ以下 
に紹介して、その
後、上記井野氏の「意見」を転載させていただきます。

======冒頭の導入文=======

今週1月9日(月)に大阪市内(エル・おおさか)で、レベッカ・ハームス氏(女 
性)と、ゲオルギ・カスチエフ(男性)、及び井野博満東京大学名誉教授3名に 
よる、「ヨーロッパの
ストレステスト、ドイツなどヨーロッパの脱原発政策」及び「日本のストレステ 
ストの問題」の講演が開催されました。

ゲストのレベッカ・ハームス(女性)とゲオルギ・カスチエフ(男性)の二人の 
報告は別途に回し、現在、焦眉の問題となっている、日本政府が原発再稼働を射 
程に入れた、ストレ
ステストを、原発再開の口実にしようとしている緊急性を鑑み、井野博満東京大 
学名誉教授よる、「ストレステスト意見聴衆会で何が議論されているか」「そこ 
にはどんな問題点が
あるのか」の、極めて重要な指摘と報告もなされたので、以下に報告します。

 今回の1月9日の大阪での講演会終了直後に、私(諸留)が、井野博満氏が当 
日の会場で配布及び説明なさった資料の電子文字化と、そのインターネット上へ 
の掲載を、井野博満
氏より、私(諸留)が御承諾を得ましたので、以下に掲載します。

○井野博満氏の紹介
国立大学法人東京大学 名誉教授。柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者 
の会代表。主な著書:『福島原発事故はなぜ起きたか』(編著、藤原書店、2011 
年6月刊)、『徹底検
証21世紀の全技術』(現代技術史研究会編、責任編集、藤原書店、2010年10月 
刊)。なお井野博満氏は、後藤政志氏と共に、原発即停止の立場から「ストレス 
テスト意見聴衆会」の
委員にて参加しています。

■「ストレステストについての意見」
井野博満 東京大学名誉教授
========================

1・従来枠組みのままでのストレステストの審議でよいのか

 福島原発事故は、これまでの安全審査に不備があったことを如実に示した。す 
なわち、福島原発事故を防ぐことが出来なかった立地審査指針、耐震設計審査指 
針、安全設計審査指
針、安全評価審査指針の内容的不備、および、これらに基づいて行われた具体的 
安全審査の不備を示すものである。これらの不備な内容の安全指針類の検討がな 
されない状態で、位
置付けの不明なストレステストを実施することは安全性評価を混乱させることに 
なる。

 加えて問題なのは、ストレステスト評価の枠組みが、事業者がストレステスト 
を実施・評価し、その結果を保安院が意見聴取会での検討を経て確認し、安全委 
員会がその妥当性を
確認するという従来の安全審査と同じ枠組みになっていることである。このスト 
レステストに関する意見聴取会を進めるに際して、まず重要なことは、原発に批 
判的な考えをもつ市
民や地元住民をメンバーに加えるべきことである。現状では、メンバーがいわゆ 
る専門家に眼られている。メンバー構成の根本的な見直し・拡大を求める。

2・市民・住民の参加がなぜ必要か

 今回の原発事故により、安全神話が崩壊し、原発のリスクがゼロでないばかり 
か過小評価されてきたことが明白になった。ストレステストが、リスクゼロ、す 
なわち、大事故は絶
対に起きないことを証明するものでないことは明らかである。とするならば、ス 
トレステストの結果が再稼働の条件として適切なものであるかどうかについて意 
見を述べ判断する主
体は、被害を受ける可能性のある地域住民であって、いわゆる専門家はその助言 
をする立場であると考えるべきである。この意見聴取会のメンバーに市民・住民 
の参加を求めるゆえ
んである。

 加えて、今まで安全審査に関わってきた専門家は、事業者の立場を代弁し、安 
全でないものを安全だと判断し、ときにはごまかしの論理を組み立ててきたとい 
う「実績」がある。
公正な立場で安全審査に携わってきたとはみなされていない。そういう負の歴史 
を踏まえる必要がある。

 以上の理由から、ストレステストの審議プロセスに住民参加は不可欠である。 
意見聴取会のメンバーに市民・住民を加えるとともに、保安院のまとめ作成に際 
しては、公正な運営
のもとでの公聴会を開催する必要がある。

3・ストレステストの位置づけについての疑問

 枝野・海江田・細野三大臣署名の文書「我が国原子力発電所の安全性の確認に 
ついて(ストレステストを参考にした安全評価の導入)」(平成23年7月11日)によ 
れば、一次評価は、定
期点検中の原発の運転再開の可否についての判断のために行い、二次評価は、す 
べての原発を対象に運転の継続または中止の判断のために行うとしている。しか 
し、これは論理的に
矛盾している。福鳥原発事故を受け、安全審査の瑞疵が問題になったのであるか 
ら、本来ならばすべての原発の運転を停止し、一次・二次の区別なく検査を受け 
るべきである。

 また、一次評価・二次評価の実施計画(保安院7月21目、参考3)において、二次 
評価の事業者報告は本年内(2011年12月末)を目処とするとされているが、一次評 
価の報告が11月初め
においていまだに大飯3号機1件であることを考えると、一次評価と二次評価の時 
期は重なってきている。一次評価・二次評価は内容的に見ても連続しており区別 
して実施する意味は
ない。

 そもそも、ストレステストが原発の運転の可否を判断するためのものであるな 
らば、個別の原発ごとに可否を議論・判断するのでなく、運転継続を求めるすべ 
ての原発についての
ストレステストが出そろったところで、横並びにして議論をすべきなのではなか 
ろうか。そのようにして初めて、各原発の安全評価上の相対的位置が理解できる 
と考える。っまり、
すべての原発に危険性があると考えている私流の表現を使えば、「非常に危ない 
原発」と「かなり危ない原発」との位置関係が理解でき、廃炉にすべき原発の緊 
急性の順序が評価で
きると考える。

 浜岡原発については、運転停止の措置が取られたが、同様の措置が必要と考え 
られる原発が数多くある。照射脆化の著しい玄海1号機などがその一例である。

4・ストレステストの判断基準が明確でない

 このように一括して議論・判断すべきと考えるのは、ストレステストの審査基 
準・合否の判断基準はどこにおいているのか、まったく不明確だからである。明 
確な判断基準がない
状態では、合否の判断が窓意的・主観的なものにならざるを得ない。そのような 
判断はすべきでない。1・で述べたように、安全指針の見直しが先行されるべき 
であって、それに基
づいて安全基準が新たに作られるべきである。別の恣意的・主観的安全評価がな 
されるべきではない。ストレステストは、せいぜい、各原発の評価結果の比較を 
行うことにより、ど
の原発がより安全か(より危険か)という相対的な判断に役立つことでしかない。

5・福島原発事故原因についての知見を反映させることの必要性

 政府の「事故調査・検証委員会」(畑村委員会)が調査を継続中であり、その中 
間報告が本年中にも出されると言われている。その中間報告で解明された事態を 
踏まえて、ストレス
テストは実施されねばならない。事故原因としては、津波による被害とともに、 
サイトをおそった地震動によって配管切断や機器の損傷があったのではないかと 
疑われている。原子
炉圧力容器の水位計指示や格納容器の圧力上昇の時間推移などがその可能性を強 
く示唆している。ストレステストはそれらの知見を踏まえねばならないと考える。

 保安院の実施計画(7月21目、別添2)では、福島第一、第二原発についてはスト 
レステストの実施計画から除くとしているが、東北地方太平洋沖地震で被災した 
原発もまたストレス
テストを実施すべきである。なぜならば、それら被災した原発についてストレス 
テストを実施することは、事故原因解明に寄与しうるとともに、ストレステスト 
の有効性を検証する
ことになる。すなわち、ストレステストの結果が福島事故の現実を(完全ではな 
いにしても)再現できるものでなければストレステストの意味をなさない。その 
意味では、これら被災
原発に対するストレステストが、ほかの原発に先駆けて行われるべきである。東 
京電力、東北電力、目本原電各社に対し、それぞれ、福島第一・第二原発、女川 
原発、東海第二原発
のストレステストを早急におこなうよう保安院は申し入れるべきであると考える。

6・耐震安全性評価(耐震バヅクチェック)見直しの必要性

 東北地方太平洋沖地震の誘発地震といわれる4月11目の福島県浜通りの地震 
(M7.0)の際、福島県の湯ノ岳断層が動いた。活断層とは認定されていなかったこ 
の断層が動いたことを受
けて、保安院は事業者に対し全国各地の原発近傍の断層についての調査を命じ 
た。その結果は、いずれも活断層と認められないという回答であったが、その根 
拠は十分であろうか。
住民を納得させるに足るものであろうか。これら断層が活断層である可能性を考 
慮してストレステストの前提となる基準地震動の大きさを見直し、再評価すべき 
ではなかろうか。

 例えば、10月末に提出された関西電力大飯3号機の報告書において、前提とな 
る基準地震動についての説明が添付5-(1)-2にあるが、700ガルとされた基準地震 
動の信頼性やその評価
の幅についてなんら記述がなく、敷地近傍の2本の海底活断層に連続して陸側の 
熊川活断層が動く可能性の評価もなされていない。また、敷地内には多数の断層 
が走っている。

 これらが動けば重要設備・機器の支持基盤が喪失する怖れがある。ストレステ 
ストという以上、懸念されている最大の地震が起こった場合の言平価や断層が動 
いた場合の評価を
し、その後の設備・機器の応答と組み合わせて全体像を明らかにすべきではない 
のか。

7・経年変化(老朽化)の現実を反映させることの必要性

 ストレステストで実施される評価方法は、基本的に解析的手法(シミュレー 
ション)であって、現実の設備・機器がどのような状態にあるかについて、現時 
点での調査・診断がなさ
れないのではないかと懸念している。現実の原発は長期間の運転によって老朽化 
(高経年化)しており、運転開始時と同じ状態にあるわけではない。この現実を踏 
まえたストレステス
トでなければならない。

 実施計画書(前出の別添2)には、「評価は、報告時点以前の任意の時点の施設 
と管理状態を対象に実施する」という説明文が書かれている。これは設備;機器 
の現実を取り入れて評
価すると読めるが、「任意の時点」は「現時点」ではない。過去において実施し 
た検査を踏まえるということであろうが、それは現時点で新しく設備・機器の検 
査などは実施する必
要はないと言っていることになる。それは評価方法として不適当である。

 30年を超えて運転を継続することを望む原発については、事業者は「高経年 
化技術評価書」を提出し、老朽化の現実について評価を受けることになってい 
る。30年に満たない
原発においても材料劣化などは当然起こっている。それら設備・機器の現実を現 
時点で調査し、その結果をストレステストに反映させるべきであると考える。

 例えば、大飯3号機においては、2008年に原子炉圧力容器一次冷却水出ロノズ 
ルのセーフエンド溶接部に深さ20ミリを超えるひび割れが観測され、70ミリ厚の 
配管を工事認可申請
書の記載を変更して53ミリまで削って運転を再開した。このような劣化個所が現 
在どのような状態になっているかの現状把握は安全上欠かせないと考える。しか 
し、今回提出された
ストレステスト報告書には(見落としでなければ)この問題についての記述はない。

8・自然現象以外の外的事象も評価対象事象に加えるべきである

 上記別添2の実施計画では、評価対象として白然現象(地震、津波)および安全 
機能の喪失(全交流電源喪失、最終ヒートシンクの喪失)を挙げている。しかし、 
それ以外の重大な事
象として、航空機墜落や破壊工作、他国からの攻撃が懸念されている。そのよう 
な場合に大事故にならないための対策が必要である。

 欧州原子力安全規制部会の声明(2011年5月13日)では、これらに関連する事象 
をEUストレステスト仕様書(アネックスI)の範囲外としているが、同時に、安 
全保障上の脅威による
リスクに関しては、特別な作業部会を設けることをアネックスIIとして同声明で 
提案している。日本においても、これにならう必要があると考える。

9・過酷事故にともなう被害とその緩和対策について評価することの必要性

 過酷事故の可能性がゼロでない以上、その被害の大きさの評価とどのような被 
害緩和策が用意されているかの評価は不可欠である。その具体的予測が明らかに 
されて初めて、受忍
可能なものであるかどうか、地域住民・自治体の判断が可能となる。事業者は、 
過酷事故発生後の放射能汚染の評価をも加えた報告書を作成すべきである。

●○●○○○●○●○●○
《九州・沖縄・韓国に住む市民による さよなら原発ネットワーク》 
  ホームページ: http://www.goodbye-nukes.com

「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)
ホームページ:http://no-genpatsu.main.jp/index.html
 原告・サポーターを募集しています。(九州以外の方もO.k)

●○●○○○●○●○●○
「さよなら原発! 3・11 福岡集会」(仮称)実行委員会準備会のつどい。
日 時:1月17日(火)18:00から21:00
場 所:福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)
   http://jinken.city.fukuoka.jp/shisetsu/access.html
   福岡市博多区下川端町3番1号
   博多リバレイン リバレインオフィス10階
連絡先:090-1324-8588(ひろば現場)080-6420-6211(青柳)

●○●○○○●○●○●○
  ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば★☆
    Twitter フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
    午前10時から午後5時(土・日曜・休日は閉設)
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆(ひろば現場)の専用携帯番号 090-1324-8588 ☆★

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
         青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
************************












CML メーリングリストの案内