[CML 014197] Re: 追伸: <occupy>という言葉とその現象についての太田昌国氏の考察、そして私の若干のコメント

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2012年 1月 10日 (火) 16:06:51 JST


i0615田島です
私はどうもこういった meta by metaが嫌いです。
 
<occupy>という言葉とその現象が、
打ち上げ花火的な<祝祭>的なもので、あだ花に過ぎない、
本質的な欠陥は<理念がない>ことだと仰るならば、
それはそうでしょう、
 
だったら、
運動に理念を付与すべく東本さんが努力すればいい、
としか申し上げようがありません。
 
もし仮に、東本さんが<理念ある運動>をになっていて、
<理念なきoccupy運動>を批判しているなら、
東本さんの文章も、文章の目的意図も感じられて、読みやすいのですが、
そうでもないらしい。
 
ということは、これ、
俗にいう<自家発電>なのでしょうか?
御自分が創作した<脱原発原理主義者>という<言葉>に批難を投げかけたことと
相通ずるような気がします。議論のための議論・・・
 
私(及び東本さん)のような旧世代の若いころに、
運動家の間には<大衆行動>言う言葉がありました。
その<大衆運動>は<前衛>に指導されなければ烏合の衆になってしまう、という派と、
そういう指導は、<スターリズム官僚主義>だ、という派が対立していました。
 
いま、ニューヨークの<occupy>運動と、わが日本での<脱原発>運動、
これって、40数年ぶりの街頭的<大衆運動>の再燃です。
しかしここには、指導部もなく理念もありません。
そうした特徴は、最初から分かっていました。
こういう自然発生的な運動に、
<理念>を注入して天下をとろうという政党も思想団体も、
日本やアメリカには存在しなくなってしまったのです。
 
とはいえ、単純で明快で、特筆すべき大きな事実は、
<理念ある指導者>や旧来の運動家、あるいは東本さんが行動を呼びかけても
決して集まらなくなってしまった大量の人々が、集まっていることです。
脱原発運動では、放射線計測器をもって空間線量を測りまわる、
ヤンママや若い母親たちも、そうです。
 
このこと抜きに、それらを批判することは、
<反動政治家>が葉巻をくゆらしながら、それを批判することと、
全く変わらないと思います。
 
ほおっておけば、その大勢の理念なき民衆は、
沈静化と共に独裁の秩序の中にまた
押し花のようにたたみこまれてしまうでしょう。
ですから、私はそうならないようにと、
烏合の衆を元気づけるにはどうしたらよいかを、
必死に考えようとしています。
 
すこしでも長く持続していくうちに、
烏合の衆が<新しい理念>生みだすかもしれませんし。
だれか女神かキューピットかが、
デモの隊列にすばらしい<理念>の花束を、投げ込むかもしれないではありませんか。
 
ni0615田島直樹拝
安禅不必須山水
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list/   > From: higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> To: cml at list.jca.apc.org
> Date: Tue, 10 Jan 2012 14:52:47 +0900
> Subject: [CML 014196] 追伸: <occupy>という言葉とその現象についての太田昌国氏の考察、そして私の若干のコメント
> 
> 標記の投稿記事で私が引用しているいくつかの新聞報道に記載されている「事象」について、米国に在住
> されている小山エミさんという方からあるメーリングリストを通じて「これらの事象を運動内部の『矛盾
> と対立』の結果(すなわち『占拠』運動が生み出したもの)として扱うのは、『占拠』運動を否定するた
> めに各自治体が持ち出した論理ですが、根本的に間違っていると思います」という反論のコメントをいた
> だきました。
> 
> 彼女のその反論のコメントは下記で読めます(真中当たりより下段)のでご参照ください。
> http://macska.org/article/396
> 
> フェミニズムやホームレス問題を含む現在の米国の諸事情に詳しい彼女の論は<occupy>問題を考える上でも
> とても参考になります。私の下記の応答は応答として一読に値するように思います。ぜひご参考になさってください。
> 
> さて、下記は、その小山さんのコメントに対する私の応答です。
> 
> 標記のメールで問題提起した私の意図を誤解されるのは残念ですので、その誤解を解くためにも転載させ
> ていただこうと思います。
> 
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
> 小山さん、コメントありがとうございます。
> 
> 私が引用した新聞記事中にある「事象」を「運動内部の『矛盾と対立』の結果(すなわち『占拠』運動が
> 生み出したもの)として扱うのは、『占拠』運動を否定するために各自治体が持ち出した論理ですが、根
> 本的に間違っている」というご指摘は、私も同記事及び関連記事を読んだときからそのように感じていま
> したし、異議はありません。
> 
> しかし、私は、同事象を「運動内部の『矛盾と対立』の結果(すなわち『占拠』運動が生み出したもの)
> として扱」っているわけではありません。
> 
> その点は小山さんの読み誤りです。
> 
> 私は先の便で「occupy現象の中にある下記のような事態は私にはその内包する『矛盾と対立』のひとつの
> のっぴきならないあらわれのように見えます」と書きましたが、同文中の「その内包する『矛盾と対立』」
> とは「99%に含まれる人びとの内部に存在する政治・社会上の矛盾と対立」のことです。「矛盾と対立
> の<結果>すなわち『占拠』運動が<生み出したもの>)」とは書いていません(<>内は強調)。
> 
> 「99%に含まれる人びとの内部に存在する政治・社会上の矛盾と対立」の一端、すなわち小山さんが指
> 摘されている「自殺をするほど追い詰められている人や、精神的に不安定な人、麻薬やアルコールに溺れ
> て問題を起こす人、オーバードースを起こす人」たち、必ずしもそうではない人たち(その他のさまざま
> な困難を抱えている人たち)の間に<もともと伏在>していた「政治・社会上の矛盾と対立」が「占拠」
> 運動で可視化されている、という意味で、新聞記事に出てくる事象を注意深く読み込む必要があるのでは
> ないか、と注意を喚起したということです。
> 
> 各自治体が持ち出している論理を肯定しているわけではありません。
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
> 
> 
> 東本高志@大分
> higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> http://mizukith.blog91.fc2.com/
> 
 		 	   		  


CML メーリングリストの案内