[CML 014073] Re: 宗教とフェミニズム

hagitani ryo liangroo at yahoo.co.jp
2012年 1月 5日 (木) 19:11:31 JST


熊田さん、落ち着いて読んでください。
上野さんを持ちだしたのは前田さんで、私は前田さんに答えているのです。
板東さんに対する熊田さんの批判そのものについても、私はおおむね賛成なので
なんとも言っていません。
それを日本のフェミニズムの一つの代表例としてあげることは、不当ではない
か、フェミニズムはフェミニズムでも板東なんか便乗フェミニズムじゃな いの
かと申し上げてるのです。

私は宗教学者ではありませんので、宗教は本質において性差別的だと考えます。
支配者に都合のいい倫理観、価値観を宣布し、もって民衆を支配するこ とであ
り、その最も効果的な手段として、女性の劣等性、邪悪さを強調して男が女を支
配しやすいようにしているのです。
本の紹介ありがとうございます。そのうちに読むことになるでしょう。
ただし、イエスは女性に対して非常に開かれた態度を取っていましたが、パウロ
はそれを逆に引き戻しました。彼の書簡が物語る通りです。
釈迦は女性の弟子を取りましたが、彼の死後に起こった仏教なるものは、女性に
悟りは開けないなどと言っており、瀬戸内寂聴もそういう「大乗」的な 誤情報
を宣布して恥じるところがありません。女を差別するほうが、「大乗」つまり、
大衆性をもちうるのでしょう。

(12/01/05 17:18), 熊田一雄 wrote:
> 萩谷さま・みなさま
>
>  私は、「フェミニズムのエリート主義的な部分」「日本のフェミニズムの一
> 部」と評しているだけで、坂東さんが(あるいは上野さんが)「日本 のフェ
> ミニズムを代表する」なんて一言も言っていません。言ってもいないことを批
> 判されても、返答しかねます。しかし、私は20年来日本女性 学会に所属して
> いますが、坂東さんに対する批判は、少なくとも日本女性学会では表に出てき
> ません。それで、あえてあのブログ記事を書いたので す。それから、「宗教
> とフェミニズム」については、近年世界的に実証研究の蓄積が進んでおり
> (ex.田中・川橋(編)「ジェンダーで学ぶ宗教 学」世界思想社、2007年)、
> 「宗教はその本質において性差別的である」と考えているプロの宗教学者はも
> うひとりもいないと思います。
>
> 熊田一雄
>



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