[CML 015237] Re: フランス政府のマドモアゼル廃止を歓迎:林田力

hagitani ryo liangroo at yahoo.co.jp
2012年 2月 25日 (土) 23:56:16 JST


林田さんはいつも冷静ですね。
東本さんや前田さんから、お前もちょっと見習えと叱られそうです。
どうぞ,私の非礼は存分に非難くださって結構ですが、ぜひ林田さんの発言は理
解いただきたいと思います。
                                    萩谷

(12/02/25 23:36), hayariki.net wrote:
> そもそも今回は行政文書からマドモアゼルをなくし、企業でも同様にするように呼びかけるだけです。
> 未婚者と既婚者を区別する必要がないところで、区別するような表現を使うことを止めるだけです。
> 言葉が失われると騒ぐような話ではありません。
>
>> 東本さんがそうでも私は驚かないが、それに、今回に限りすり寄ってる国際刑事
>> 法学者はけしからんですよ。
> 私も似たような驚きを覚えました。
>
> 少年時代に観た数十年前の映画でしか仏語を語らないような人物が、どのような意見を言ったとしても、フランスの現実とはかい離したものです。既に指摘されている「現場の視点のない」意見に過ぎません。
>
> 厳密に言えば「今回に限り」でもないのですが、国際的に活躍されている方の考えとしては意外感がありました。
> 未婚者と既婚者が区別されているのに、成年と未成年の区別にすり替えている点も、らしくないと感じました。
>
> 林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
> http://hayariki.net/
> http://hayariki.zero-yen.com/
>
> (2012/02/25 23:11), hagitani ryo wrote:
>> 東本さんは、大山さんより正直なようです。
>> 「やっと」と書く一方で「苦笑」などと書くより、一貫性はあるでしょうね。
>> しかし、単語のひとつやふたつで言葉が貧しくなったり、豊かになったりするん
>> ですか?
>> いろんな意見があるのを否定しないと書きながら、否定するところが、やっぱり
>> 東本さんなのでしょう
>> 東本さんがそうでも私は驚かないが、それに、今回に限りすり寄ってる国際刑事
>> 法学者はけしからんですよ。
>>
>> (12/02/25 22:52), higashimoto takashi wrote:
>>> まあ、ご意見はいろいろあろうかと思いますが、そして、それを私は否定しよ
>>> うとも思いませんが、「マドモアゼルとい う
>>> 言葉を失うことは、言葉の豊かさを失うことに気づいていない」という前田さ
>>> んの肝心のご指摘がおわかりになっていな
>>> いように私としては思います。
>>>
>>> 萩谷氏、林田氏両氏ともに、です。
>>>
>>>
>>> 東本高志@大分
>>> higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
>>> http://mizukith.blog91.fc2.com/
>>>
>>> -----Original Message----- From: hayariki.net
>>> Sent: Saturday, February 25, 2012 9:51 PM
>>> To: 市民のML
>>> Subject: [CML 015228] フランス政府のマドモアゼル廃止を歓迎:林田力
>>>
>>> フランス語は未婚女性の敬称をマドモアゼル、既婚女性の敬称をマダムと言う
>>> が、フランス政府はマドモアゼルを廃止し、マダムに統一すると2月 21日に決
>>> 定した。行政文書を対象とするが、民間企業にも呼びかける。男性は未婚・既
>>> 婚に関わらず、ムッシューで統一されているが、これまで 女性は未婚と既婚
>>> で区別されていた。平等の立場からマドモアゼル廃止を歓迎する。
>>>
>>> 英語でも未婚女性はミス、既婚女性はミセスと分かれていたが、差別というこ
>>> とで既婚・未婚関わらず、ミズが政治的に正しい表現として定着して いる。
>>> フランス政府の対応は「今更」の感がある。実際に英語でコミュニケーション
>>> する場合、ミズでないと非常に不便である。未婚か既婚か分か らず、そもそ
>>> もコミュニケーションの性質上、未婚か既婚かは全く問題ない場合も多い。ミ
>>> スかミセスかとなると間違えたならば失礼であり、無駄 なところで気を遣っ
>>> てしまう。
>>>
>>> マドモアゼル廃止は女性団体が求めていたものであり、それに対しては伝統の
>>> 破壊、言葉狩りなどの反発も予想される。日本でもマドモアゼル廃止 の
>>> ニュースに対して言葉の豊かさが失われるとの反発がなされた。この種の反発
>>> は進歩的な立場からも共感される。中には昭和30年代の少年時代 に観たフラ
>>> ンス映画でマドモアゼルという言葉にトキメキを覚えたとし、それが同年代の
>>> 男性の共通感覚でないかという意見まである。
>>>
>>> 私にとってマドモアゼルはミスと同じく、ありふれた言葉でトキメキは感じら
>>> れない。一方で私にとってフランス語以上に馴染みの薄いドイツ語の 未婚女
>>> 性を意味するフロイラインという響きにトキメキに似たようなものは感じられ
>>> る。
>>>
>>> それ故にマドモアゼルという表現にトキメキを感じる人がいることは理解可能
>>> であるが、特定世代の共通する感性として押し付ける考えはいただけ ない。
>>> 全共闘世代など自分達の世代的価値観を押し付ける体質が、社会意識ある若年
>>> 層を右傾化させてしまう要因になっている(林田力「若年層右 傾化の背景と
>>> 限界(下)」PJニュース2010年10月18日)。
>>>
>>> http://www.pjnews.net/news/794/20101014_9
>>>
>>> 「ミス」「ミセス」や「マダム」「マドモアゼル」が差別になる理由は女性だ
>>> け未婚と既婚で分けられるためである。このためにマドモアゼル廃止 を惜し
>>> む立場からは男性も未婚と既婚で敬称を分ければ差別にならないとの発想が生
>>> じるかもしれない。しかし、これは未婚者と既婚者の区別を残 存・増大させ
>>> てしまう。
>>>
>>> 英語にミズが登場し、フランス語がマダムで一方化されたとしても、敬称の悩
>>> みは終わらない。相手が男性であるか女性であるかで敬称を使い分け なけれ
>>> ばならないためである。この点で「さん」で統一する日本語は中立的である。
>>> 日本は男女平等の後進国であるが、それは主として近代に作ら れたものであ
>>> り、日本語には平等を実現する豊かな可能性がある。



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