[CML 015175] 【YYNews】■[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]より[四:上に立つものの心得]

山崎康彦 yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
2012年 2月 23日 (木) 13:32:26 JST


 杉並の山崎です

いつもお世話様です。

西郷隆盛は[自分で自分を世に残す]ことをしたがらなかったために、著書を一
冊も残していません。[西郷南洲翁遺訓]は幕末の戊辰戦争で薩摩軍と戦った
庄内藩(言山形県)の元藩士たちが明治になって西郷隆盛との交流の中で彼が
語った言葉をまとめたものです。

今日お届けする[西郷南洲翁遺訓][四:上に立つものの心得]の最後に、
徳川政権を打倒して明治政権の高官に出世した薩摩と長州出身者達が
[豪勢な屋敷を持ち、服を飾り、妾を囲って、おのれのフトコロに財を貯めこむこと
ばかり考えている]状況を嘆き[我が国から理不尽な利権を吸い尽くそうとする西洋の
思惑を、跳ね返すため、人々の平穏な暮らしを、これからも久しく守るために、
そのためにこそ、あの徳川との闘いはあったのだ]と西郷さんが泣く場面があります。

戦後60年以上に渡る米国と自民党による独裁体制を打ち破り、初めて[国民生活
が第一]を掲げて[政権交代]を実現した最大の功労者小沢一郎元代表を座敷
牢に閉じ込め、最高裁事務総局に働きかけて[魔女狩り裁判]で小沢氏を有罪に
して政治生命を奪おうと画作する野田首相、岡田副総理、仙石由人民主党政調
会長代理を始めとする現民主党政権執行部の連中は、西郷隆盛が言っているよう
に[上に立つ者として道を踏み誤っ ている傲慢ぶり]なのです。

*■[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]より[四:上に立つものの心得]*

万民の上に立って仕事をする者は、何時いかなる場においても、4つの心構えで
過ごさねばなりません。

*一つには、おのれを慎んで品行を正しくすることです。*

何も、四六時中”しかめっ面”をして方苦しくしていろ、と言うのではない。人
間、酒を呑んでようこともあれば、大口を開けてゲラゲラ笑うこともあ る。男
ならば、女子の色香を歓ぶこともある。

それでも、です。何時いかなる所においても節度を守ることが肝要なのです。

女であれ、酒の席居るどんな小物であれ、相手に対して、[人の礼]を尽くすこ
とです。誰も要らぬところにあっても、神仏に対して恥ずかしく無いよ うな態
度を守ることです。それが、本当の正しき品行というものです。

*二つには、贅沢を戒めて倹約に務めることです。*

食うものや着るものを我慢しろということではない。仕事をするには、しっかり
食わねばならぬ。厚さや寒さを避けるためには、清潔な衣服で身を包ま ねばな
らぬ。とうz年のことです。

しかし上に立つ者は、それ以上は望んではならぬ。
誰とて贅沢はした過労。しかし、だ。上に立つ者こそ、その贅沢が許されるのは
最後の最後なのです。下のもの達の暮らしが贅沢に手の届かぬという時 に、上
に立つ者が先駆けて贅沢を求めては、決してならぬのです。

お国が多いに栄えてその民が過不足なく暮らせて、誰もがほどほどに贅沢を楽し
める様になったら、それでようやく、上に立つ者も贅沢を楽しんでよろ しかろ
う。上に立つ者の仕事とは、[万人の暮らしを幸福にすること]なのだから、そ
の仕事を成し遂げて初めて、贅沢を楽しむ権利も生まれるという わけです。

*三つには、仕事に精を出す己の姿を下の者に示し、下の者の模範となることです。*

民は、よく見ている。上の者の働きぶりを、きっと見落とさぬ。
上の者が怠ければ、きっと軽蔑し、[こんな者の下で頑張る気になれない]と、
意欲を失います。上の者が卑劣な態度をもって仕事に臨もうとすれば、 きっと
幻滅し、[こんな者が上に立つようでは、この国は立ちゆかない]と、お国への
愛を失います。

上の者は、常に誠実に仕事に剥げばねばならぬ。それを見せることで、下の者
に、[この人についていけば、きっと未来は明るい]と希望を持たせるこ とです。

*4つには、下の者の労苦を気の毒に思うことです。*

誰もが、与えられた仕事・果たさねばならない勤めを、らくらくとやって居るわ
けではない。誰もが仕事に辛さ・苦しさを感じながら、日々の勤めをし ている
のです。上に立つ者は、それを、[当然だ]などと、つっぱねてはならぬ。[辛
かろう。苦しかろう]といたわる気持ちを、常に持たねばなりま せん。

いたわりの気持ちは、きっと下の者に伝わります。下の者は[上は解ってくれて
いる]と感じられるだけで、その労苦に立ち向かう勇気が生じます。上 と下の
互いの理解といたわりが、本物の一致団結を産んで、お国の歩みを進ませるのです。

しかるに、である。

かっての徳川の世を葬り、新しき国造りの苦しみをすべての者が背負わねばなら
ないーというこの時世に!薩摩や長州の連中は、豪勢な屋敷を持ち、服を飾
り、妾を囲って、己のフトコロに財を貯めこむことばかり考えている。このよう
では、我が国はどうなってしまうのか?

あの徳川との壮烈な闘いで勝ち取ったご維新お目的は、このままでは到底果たさ
れぬのだ。お国滅びてしますであろう。

我が国から理不尽な利権を吸い尽くそうとする西洋の思惑を、跳ね返すため、人
々の平穏な暮らしを、これからも久しく守るために、そのためにこそ、 あの徳
川との闘いはあったのだ。

なのに、である。こんにちの政府高官どもの、分不相応の贅沢ぶり、上に立つ者
として道を踏み誤っている傲慢ぶり。

あのような態度を世間が見れば、きっとこう言うであろう。すなわち、[あの戦
いは、薩摩・長州がおのれの欲望のために人々の血を流しただけの話ではないか!]と。
そして、激しい非難を寄せるであろう。

そうなっては、天にも、命を落とした同士にも、全く顔向けが出来ぬ。ーと、西
郷先生はこのようにおっしゃって、我々の前でもはばからず、しきりに 涙を流
されました。

(引用終わり)





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