[CML 015153] 京都市の門川市長「エネルギー政策の大転換必要」+改めて再稼働反対、山田知事 関電原発停止で+滋賀県の嘉田知事「再稼働へのハードル高くなった」

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2012年 2月 22日 (水) 14:36:21 JST


【原発停止】
京都市の門川市長「エネルギー政策の大転換必要」

2012.2.20 20:07

 関西電力が保有する11基の原発全ての運転停止について、京都市の門川大作市長は「原発に頼らないエネルギー政策の大転換を早期に実現する必要がある」と述べ、当面は市民ぐるみで省エネの機運を高める必要性を強調した。

 「脱原発依存」に向け大阪市とともに行う関電への株主提案については、火力発電の強化や情報開示を求める方針を示し、「発送電分離だけでなく、再生可能エネルギー促進の具体的な提案をしていきたい」と述べた。

 原発の再稼働に関しては「電力会社がもっと情報公開を行い、エネルギーの需給状況がどうなのか、国民にわかりやすく説明する必要がある」と指摘。「安全性、地元の合意、必要性がそろわなければ、再稼働すべきではない」と慎重な構えをみせた。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120220/trd12022020080023-n1.htm



関電原発 全基停止 知事「安全性証明を」
2012年02月21日

定期検査に入る高浜原発3号機(手前)=福井県高浜町

 関西電力の高浜原発3号機(福井県高浜町)が停止し、管内で稼働中の原発がゼロになる日を迎えた。府内の関係者は、再稼働の条件や電力不足への懸念などについて複雑な思いで受け止めた。

              ■京都市長 「情報の開示、不十分」■

 高浜原発から30キロ圏にほぼ全域が入る宮津市。井上正嗣市長は「安全面を考えると停止はやむを得ない。脱原発と自然エネルギーへの転換を目指していくべきだ」とコメントした。

 やはり30キロ圏に全域が入る舞鶴市の多々見良三市長は、再稼働の条件として福島での原発事故で得た知見を反映した「新たな基準による安全確認」を挙げ、「現状ではそのような状況にない」と指摘する。

 30キロ圏に3分の2が入る綾部市の山崎善也市長は、朝日新聞の取材に「再稼働には慎重にならざるを得ない」と話す一方、経済への影響の懸念も吐露する。「停止が長引けば企業の空洞化を招く。ものづくりの街として企業を誘致するには不安要素だ」

 山田啓二知事は記者団に「安心安全が優先。政府と事業者はしっかりと(安全性を)証明していかなければならない」と語り、新たな安全基準ができるまで再稼働は認めるべきではないとの姿勢を崩していない。

 京都市の門川大作市長は朝日新聞の取材に「省エネだけでまかなえるのか再稼働が必要かを判断するには、今の関西電力の情報開示では不十分だ」と注文をつけた。

              ◆空調を停止・夜間操業継続 企業◆

 企業は、節電策で電力不足に備えつつ、原発の再稼働へ向けた動きを見守っている。

 半導体製造装置メーカーの大日本スクリーン製造(上京区)では午前11時〜午後1時にエアコンを止めるといった節電策に取り組んでいる。本社玄関前には、前年と今年の電力使用量を比べたグラフを掲げ、社員の節電意識の高揚を目指す。

 三菱自動車の部品生産拠点、パワートレイン製作所・京都工場(右京区)は、昨年12月から夜間操業による節電を続ける。「夏にはいっそうの電力不足が見込まれる」として、休止中の大型発電機を新年度から再稼働させることも検討中だ。

 京都商工会議所の立石義雄会頭はこの日、「原発を再稼働しなければ産業界への影響は必至。国には、夏場に向けて再稼働への道筋をつけていただきたい」などとするコメントを出した。

              ◆「生活に影響は」「経済より人命」 府民◆

 府民の見方は様々だ。
 
「原発は必要」という東山区の主婦(76)は「急に止めて生活に影響が出たら困る」と心配する。一方、原発事故による放射能の影響を心配して東京都から京都市に避難してきた主婦(41)は「経済より人の命が大事。原発ゼロで持続可能な社会を考えてほしい」と訴える。

 高浜原発から5キロ圏の舞鶴市杉山で農業を営む女性(66)は、福島の農家が米を捨てる様子をテレビで見て泣いた。一方で、先月に地区で発生した停電では朝夕の寒さに悩まされた。「電気のない生活はすごく不便。近くの原発を無くしてほしいけれど、どっちがいいのか分からない」。左京区の女子大生(21)も「電力をまかなうために原発が本当に必要なのか、もっと情報がほしい」と語った。

 琵琶湖の環境問題などに詳しい研究者ら185人は20日、「若狭の原発の再稼働を拒否し、琵琶湖の水を守って」と訴える要請書を、近畿圏の首長に手渡したり郵送したりした。

 要請書への署名を呼びかけたNPO法人市民環境研究所(左京区)の石田紀郎代表(71)は「原発が停止すれば電力が足りなくなるという関電の主張はうそだと思うが、電力を湯水のごとく使う今の社会のあり方を見直すきっかけにしたい」と語った。

http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001202210001



関西電力:原発全停止 嘉田知事「再稼働ハードル高い」 琵琶湖軸に意見発信へ /滋賀

 関西電力管内の原発全停止を受け、嘉田由紀子知事は20日、「再稼働のハードルは高くなった」と語り、現状での原発再稼働に否定的な見解を示した。今後、琵琶湖の安全確保を基軸に、関西広域連合で意見を発信する考えも示した。

 嘉田知事は、福島第1原発事故の国会事故調査委員会を引き合いに「やり取りを見ていると、今になって根拠のない安全をばらまいていたと組織的に公言するのは、無責任体制そのもの」と国への不信感に言及。「政府の覚悟や事故の教訓はどうなのかを考えると、簡単に再稼働できないのでは」と語った。

 滋賀は今のところ再稼働への「同意権」を持たないが、嘉田知事は「琵琶湖に万一のことがあれば影響は計り知れない。感情ではなく、科学的にデータを持って意見を発信したい」と強調した。【姜弘修】

毎日新聞 2012年2月21日 地方版

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20120221ddlk25040465000c.html



【原発停止】
滋賀県の嘉田知事「再稼働へのハードル高くなった」

2012.2.20 20:08

 福井県と隣接する滋賀県の嘉田由紀子知事は20日、県庁で報道陣に、「今回の関電の決定でゼロ原発への実績ができ、今後の再稼働へのハードルが高くなった」と歓迎。「(福井の原発で事故が起き)琵琶湖の水に万一放射性物質が入れば、近畿全体が大変なことになり、リスクははかり知れない。(関電側も)福島事故の教訓などを考えると、今後そう簡単に再稼働とは言えないと思う」と予想した。

 嘉田知事はこれまでも定例会見などで、原発再稼働に批判的な発言をし、ストレステスト(耐性評価)を受けている大飯原発(福井県)について「安全性と社会的な合意なしで原発の再稼働は認められない」として、国や原発事業者に対し再稼働に慎重な姿勢をとるよう求めていく考えを示している。

 また、嘉田知事は「関電は、実際は電力が足りているのに不足していると危機感をあおっている」と痛烈に批判し、「100万キロワット節電すれば、原発1基分に相当する。どう節電すれば原発リスクから解放されるのか具体的な数字を出し、合理的な方法を示したい」と発言。滋賀県では関電が求めた冬の節電期間中、こたつなど伝統的な暖房器具を再評価し、家族団らんで過ごすことを呼び掛ける「節電ウォームライフ」も提唱している。

 一方、滋賀県は、県内市町と連名で、関電など原発事業者に原発立地自治体並の権限を盛り込んだ「原子力安全協定」を締結するよう要望。原発再稼働の際の同意権や原発への立ち入り調査権などを求めており、協議が続いている。

 滋賀県などの原発が立地しない自治体と原発事業者との安全協定をめぐっては、中国電力島根原発(松江市)について、鳥取県と同県境港、米子両市が昨年12月25日に全国で初めて中国電力と安全協定を締結したが、原発立地自治体並みの権限は盛り込んでいない。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120220/shg12022020300004-n1.htm



改めて再稼働反対、山田知事 関電原発停止で

 関電の原発が全て停止することに対し、京都府の山田啓二知事は20日、「電力の安定供給は必要だが、安心安全の面で譲る気は全くない」と述べ、国が新たな安全基準を示さない限り、再稼働に反対する姿勢をあらためて示し、夏季の電力不足への対応では「宮津市の火力発電所再開を関電に強く求めていく」と話した。

 滋賀県の嘉田由紀子知事は「原発がゼロでも社会や経済は動くという実績を作ることができる」として、「卒原発」の一歩になると期待を寄せた。再稼働には地元福井県の意向が第一とした上で、「琵琶湖を抱える滋賀県として、万が一のときのリスクを発信していく」と述べた。

 一方、京都商工会議所の立石義雄会頭は、大飯原発3、4号機のストレステストが妥当とされたことを受け、「国は自治体が求めている事故原因に基づいた暫定的な安全基準の策定を早急に進め、夏場に向けた再稼働の道筋をつけてもらいたい」とのコメントを出した。

http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20120220000128



大阪市長、京都市長に比べて神戸市長が原発問題に関して一番煮え切らない態度ですね。

【原発停止】
神戸市の矢田市長「安定供給体制を早急に」

2012.2.20 20:09

 関電が保有する原発すべての運転停止について、神戸市の矢田立郎市長は「再生可能エネルギーだけで現在の発電量をまかなうのは難しく、火力発電などによる安定供給体制を早急に構築する必要がある」と強調した。

 大阪市と京都市が次の株主総会で「脱原発依存」に向けた株主提案の行使を表明したことについて「性急な原発の廃止は現実的ではないが、原発に依存しない電力供給体制を段階的に構築する必要はある」と理解を示し、「まず関電の考えを聞き、説明が尽くされないのであれば(原発依存度の引き下げについて)株主提案することも選択肢の1つ」と含みをもたせた。

 再稼働の是非には「国や関電は地元住民だけではなく、広く国民の理解が得られるよう説明するべきだ」と述べるにとどめ、明言を避けた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120220/lcl12022020120002-n1.htm
 		 	   		  


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