[CML 014943] <テント日誌 2/10(金)>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2012年 2月 12日 (日) 14:39:40 JST


<テント日誌 2/10(金)>
   夜、保安院前での静かな、熱のこもったアピール
   ―― 経産省前テントひろば 152日目 ――

2月10日(金)晴れ 小春日和

 最近の朝の「散歩」は、Fさんとゆく。噴水の氷がなければ、今日は温かい、Fさんの皮膚感覚は、よごれものを洗うところからくる。温かければ、仕事がはかどるということになる。

 8日のテント日誌の衝撃と波紋をテント周辺でどう伝えるべきなのか、悩む。反・脱原発の天下国家を真正面に論じるべき次元に、経産省もある。それが彼らの任務だ。しかし、その露払いに、’ZTK'をオマネキするとは! たとえ、貧しいテント暮らしとはいえ、問題をここまで矮小化するとは! そう叫びたい気持ちの人々が、これから迎えるだろう、次元の低い「交渉」を思うと滅入ってくる。
 こうした矮小化は、日本の国際的威信と尊厳をひたすら、ますます損なうことにしかならない。ドイツやロシアのジャーナリズムは、テントにまず来て、福島に向かった。原発阻止の闘いは国家レヴェルであり、日本のこの一年、とりわけこれからの福島は、人類の未来が問われる人類史レヴェルにあるという認識のもとに、であった。テントの意義を消す弾圧の方法として、こんな陋劣な指揮を執る日本の国家官僚の「やりてばばあ」ぶりにあきれかえってものもいえない。

 国家や企業の犯罪性がむき出しになる。権力者の無法性を裁判所に訴えたところで、司法が権力に弾圧されていれば、さきのばしに、犯罪性は拡散しつづけてゆくことにしかならない。暗黒街としての核開発シンジケート!
 こうした鬱屈にこたえるように、この日、トゥイッターデモ@samioさんは、単独で、トラメガを携え、経産省別館前に立ち、官僚の矜持と威信にかけて、脱原発へ、再稼動阻止へのかじを切れ! と冷静かつ知的に訴えた。
 国家官僚の正しい道義心というべきものを反省すべきだ、と訴えた。権力の知性破壊に抵抗するみごとなスピーチだった。公務員試験に受かる知力があるならば、なぜ、核開発の犯罪性を納得し、政府権力の無反省を転換できないか、Sさんは諄々と説いた。
 科学技術が人間の知性を抑圧していないか、科学技術をもって、ひとびとの人間性を破壊していないか、経産省はまるでブローカーやエージェントのように、コンピュートピア帝国の人間支配に臆面もない。核開発のためには、福島原発事故がまるでなかったかのような情宣活動を生徒たちにする。
 いまこそ、法による規制をかけなければ、国土あって国民のいない寡頭支配の国になる。Sさんの単独抗議の意義は深い。いつしか、20人に及ぶ共感の渦に取り巻かれていた。そして次々に自分の思いを経産省の官僚達に静かに、熱をこめて訴える。ここが暗黒列島になりきらぬよう全面的抵抗運動を展開しなければならないとつくづく思う。
                                              (Q記) 

★テントでのイベント予定
●2月12日(日) 18時〜20時  ライブ; 栗原優(ボーカル)&鈴木峻(サックス)
●2月13日(月) 15時〜17時  反原発テント談話室「共生の思想を語ろう」 第3回                      課題提起 川本 祥一さん
●2月14日(火) 12時〜14時 「原発廃止へ!日本&ドイツ交流会。ドイツ左翼党、ドロテ・メンツナーさんを迎えて」 


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