[CML 014842] 福井・高浜町副議長、原発工事を受注 再開意見書提案 朝日新聞(8日)

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2012年 2月 8日 (水) 05:39:04 JST


関西電力高浜原発を抱える福井県高浜町の粟野明雄・町議会副議長(62)が経営する鉄工会社が、2010年度までの3年間で同原発の関連工事を少なくとも約2億6千万円分、関電から直接受注していた。粟野副議長は、町議会が可決した原発の再稼働を求める意見書の提案者だった。 

 この鉄工会社は粟野鉄工所(高浜町)。以前は鉄骨工事を主に扱っていたが、現在は原発のメンテナンスを中心に事業を展開している。 

 同社が福井県に届け出た工事経歴書によると、関電から受注した原発関連の工事は08年度が約1億1200万円、09年度が約7300万円、10年度が約7700万円。内容は、復水タンク周辺の塗装修繕工事や屋外油タンクの手すり修繕工事などだった。協力会社などから受注した原発敷地内の工事も含めると、受注額は約3億8千万円にのぼる。 

 高浜原発は1、2、4号機の3基が定期検査で停止中。残る3号機も今月20日に定期検査に入り、関電の原発全11基が停止することになる。再稼働にあたっては、県と町の同意が必要になる。 

 高浜町議会は昨年9月、町財政や雇用への影響が大きいとして、定期検査を終えた原発の再稼働や堅持を国に求める意見書を可決した。粟野副議長は町議会の原子力対策特別委員会の委員として、この意見書の可決に中心的な役割を果たした。意見書は「福島の事故があったとはいえ、原発は供給安定性や経済合理性などを併せ持つ基幹電源」としている。原発を推進する民間団体「福井県原子力平和利用協議会」の高浜支部事務局長も務めている。 

 粟野副議長は03年に町議に初当選し、現在3期目。昨年5月から副議長を務めている。取材に対し、「元々原子力は日本に必要との立場で、原発関連工事は議員になる前から受注している。受注は施工能力アップのための設備投資と営業努力の結果だ」と語った。(


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