[CML 014811] Re: 脱原発国民投票は絶対にいけません

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2012年 2月 6日 (月) 11:39:56 JST


前田 朗です。

2月6日

萩谷さんが複数のMLに投稿され、それぞれ別の反応が出ています。萩谷さんに
賛成意見も出ています。

ただ、論点が整理されていないため、生産的な議論にはつながらないと思います。

第1に、国民投票そのものについての意見と、「原発国民投票」についての意見
の区別整理が不可欠です。

第2に、原発国民投票に関する意見についても、原発国民投票そのものに関する
意見と、「現時点での原発国民投 票」対する意見。

第3に、原発国民投票における「設問」の在り方をめぐる議論。投票者が具体的
に何を判断する形なのか。投票に 至る間の運動への規制(日本はこういうとこ
ろが極めていやらしいので)。投票の拘束力。

第4に、国民投票と住民投票の差異が考慮される必要があります。萩谷さんは
「国民投票、市民投票」と一括して います。これまで/現在、一方で国民投票
論がありますが、具体化されたのは、上士幌、大阪、東京などの、原発条例を求
める直接請求運動 や、原発住民投票を求める直接請求運動です。住民投票につ
いては地方自治の本旨、住民主権の問題が考慮される必要があります。ここでも
「設問」の在り方も議論になります。

第5に、現在進められている住民直接請求運動の具体的あり方に関する意見も
ありえます。事前の準備、取組みの在り方など。



> 萩谷様 
>
>  市原市の永野 勇です。
>
> 私は昨年の5月に「原発問題についての国民投票に反対する」というメールを出し
> ましたが、30人くらいの方から返信がありました。
>
> そのうち国民投票に賛意を表したのは3通に過ぎませんでした。もちろん萩谷様は
> 国民投票に反対の立場を明確にしました。
>
> そのとき私が一番大きな反対理由としてあげたのが、今国民投票を実施したら、
> 国民投票で原発容認派が多数を占める危険性が高くその結果既存の原発を固定化
> することになるからというものでした。
>
> 既存の原発が地方に存在し、その電気の使用者が大都市であることを考えた場合
> 国民投票で原発容認派が多数を占めることは、容易に想定できることである。
>
> 言い換えれば、現在沖縄にある米軍基地について、沖縄県民の反対の総意を、国
> 民投票により踏みにじる危険性が高いことをやろうとしているのが、今回提案の
>
> 国民投票なのである。これは、いかなることがあってもやってはいけないこと
> であります。と書きました。
>
> 今私は脱原発1000万人署名のため各個訪問をしておりますが、まだまだ
> 多くの方が、原発の立地により地方が苦しんでいることを理解していません。
>
> このような状況ですので、今国民投票を実施した場合、本当に原発容認派が
> 多数を占めてしまう危険性を肌で感じています。
>
> 今私たちが一番でなすべきことは、現実に原発を立地している地方に連帯し
> 原発反対の大きなうねりを作り出すために粘り強く行動することだと思います。
>
> 萩谷様の考えに賛意を表します。
>
> 原発の国民投票を提案した方、またそれを支持している方に、国民投票の本当
> の危険性についてようく考えてもらいたいものである。
>
>
>
> 2012/02/04 16:17:15 +0900にhagitani ryo <liangroo at yahoo.co.jp>さんに頂いた
> 「[CML 014767] 脱原発国民投票は絶対にいけません」への返事です。
>> 萩谷です。知人の方々にBCCでお送りしております。重複はご容赦ください。
>>
>> 街角で国民投票、市民投票をしているみなさん、
>> あなた方の活動は、たんなるお祭り騒ぎであるばかりか、脱原発の自殺行為だから、
>> ただちにやめてください。
>> 私はこのことを、国民投票を発案・推進している河内謙策弁護士に繰り返し理由
>> を説明して
>> 質問していますが、彼は一切答えていません。
>>
>> 1)フクシマのことはまずフクシマ に。フクシマに原発を押しつけて電力を
>> 使ってきて、石原 に投票した都民がフクシマ県民と同じ票の効力をもつとい う
>> のは不公平です。
>>
>> 2)フクシマのことは一国民だけでなく全世界の問題で す。
>>
>> 3)フクシマの放射能を浴びるのは在日外国人もいっ しょです。
>>  しかし、河内、今井両氏の推進する国民投票では、 外国人投票権は、認 める
>> のと認めないのの自由選択です。なぜはっきりと、 外国人にも投票権を与えよ
>> うと言えないのでしょう。こ れは外国人に対する侮辱だと思います。
>>
>> 4)国民投票は改憲のためにある制度ですから、 利用してはなりません。
>>
>> 5)イタリアでは国民投票で脱原発を決めたという例を引き合いにだして、日本
>> でも、と言っているひとは、イタリアについて、次のことを思い浮かべ てほし
>> いものです。
>> イタリア人は、ムッソリーニを自分達で捕 まえました。日本では天皇の退位す
>> ら実現しませんでした。
>> イタリア人は、ベルルスコーニもやめさせ ましたし、彼の出した有害な雇 用法
>> 改正案は毎日300万のデモで廃案に追 い込みました。イラク戦争反対も100万単
>> 位のデモが出 ました。イラクで左翼新聞の女性記者が人質になると、殺 さない
>> で、という嘆願デモが毎日数十万繰り出し、記者が無事帰還したときは、ベルル
>> スコーニですら、特別機で迎えに行って、彼 女を抱擁するという、心にもない
>> サービスをせざるを得なかったのです。日本では小泉首相が、3人の日本人が
>> ファルージャで人質になるといち早く 「テロには屈しない」と言って、率先し
>> て3人を危機に追い込みました。
>> ローマのコロッセオには超大型の照明装置があって、世界のどこかで死刑の減刑
>> や廃止があるとライティングをして祝います。人情味豊かで、さばけ た、人生
>> の楽しみを知る人たちの多いラテン文化の面目がよく現れています。
>>
>> 6) 直接民主主義は必要です。それでヨーロッ パでは、熟議の民主主義といっ
>> て、ひとつの課題に ついて1年以上かけて国民的議論をすることが、最近増えて
>> います。ところが今井、河内両氏は、去年の暮れに なってもまだ、今年の
>> 311に 間に合わせて国民投票などと言っていました。・・・ これでは、電力
>> 企業、政府、マ スコミ、財界、労組のデタラメな情報に騙 されている国民が原
>> 発についてま ともな認識を持つような時間はまったくありません。まったく杜
>> 撰です。自分達自身が熟議の姿勢を持っていま せん。
>>
>> 7) 国民投票の選択肢(稼働を認める /2022年までの段階的閉 鎖)ですが、
>> どういう根拠で10年待つのでしょうか。それ自体が国民的熟議の議題であるべき
>> ことを、勝手にジャーナリストと弁護士だけで 決めているのは、軽率だし傲慢
>> です。
>>
>>
>>
>>
>>



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