[CML 021848] 【報告】第620日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2012年 12月 30日 (日) 08:29:54 JST


青柳行信です。12月 30日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第620日目報告☆
    呼びかけ人賛同者 12月28日現在 総数2685名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。
     
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★ 
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 橋本左門さん<無核無兵・毎日一首> から:
 ☆浪江町真言宗の長安寺 納骨までも除染を待てる(左門 12・30−156)
  ※プロメテウスの罠 12・30より。原発事故は、幽冥界を超えてまで
    平穏な生活を妨げています。新政権は、放射能を更に増産すると
    意気込んでいる。元々、プルート(ニウム)は黄泉の王であったのだ! 

★ 真砂 さんから
青柳様
2012年のテント座り込みお疲れ様でした。
かえる屋さんが訪問された際もテントの皆様にいろいろお世話いただきました。
ありがとうございます。

2013年も値上げ、再稼働...テントもフル稼働ですね。
あぁ、テントを撤収して青柳さんに安らぎの日々が訪れるのはいつのことか!
なんて思ってしまいますが、九電本店前ひろばテントは原発とめよう!の灯台です。
2013年も、灯台守としてご活躍いただきますようよろしくお願いいたします。

木村(福岡県原水協)さんから:
青柳 さん
 お疲れさま。
年末年始、ゆっくり休養してください。
身体の不自由な小生、テントに赴くことはできませんが、
みなさんの粘り強いたたかいには大いに励まされています。
ありがとう。

★ 潮流詩派の会 小野進一 さんから:
     行く年来る年も仕事
近所の熊さんは
朝4時半に起床
 午前6時から10時くらいまでして
一部24円のメール便の配達を4・5時間やります

脱原発も自民党も関係ないところで
生きています
熊さんの周りには
生活保護同然の工場労働者が沢山います

格差で喘ぐ
底辺で働く人々は
自民党も民主党も脱原発も
関係無いところで生きています

鋼鉄のように張り付いた
日常の原発容認のバリアを
さて
九電本店前のテント村の
日常がいかに
2013年突破するか

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日の穏やかな晴天と一転して、今朝は雨になりました。
いつものネットの記事を見ていきます。
1.「福島・茨城・関東南部で地震活動続く」NHK12月29日 14時35分
⇒http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121229/t10014521841000.html
記事「・・・・遠田教授は『巨大地震で各地の地盤にかかる力のバランスが変わってしまって地震活動が活発になっている。さらに、関東では、陸側の地盤がのったプレートが東へ
ゆっくりと移動する変化が起きているため、特に活発になっている』と分析しています。そのうえで、遠田教授は『余震は次第に減っていくが、地震の大きさが小さくなるわけでは
ないので引き続き余震には注意してほしい』と指摘しています。」
・・・・福島第一は大丈夫かと、思ってしまいます。
その福島の事故現場を見た人がこんなことを、
2.「『希望を政策にしない』 安倍首相、原発ゼロ見直し表明 福島視察」産経新聞 12月29日(土)19時2分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121229-00000542-san-pol
・・・なんという厚顔無恥な人でしょう、過去「安全対策を行っている」と答弁したことのある人がこんな態度です。次の記事をご覧ください。
3.「原発事故の『A級戦犯』の暴走を許すな 官邸前行動 志位委員長が訴え」しんぶん赤旗12月29日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-29/2012122901_02_1.html
記事「・・・2006年12月に・・・・・・政府は、それに対する答弁書で、何と答えたか。『ご指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しております。こうし
て『安全神話」をふりまき、まともな安全対策を何一つやってこなかった。この答弁をしたのは誰か。安倍晋三首相です(『えーっ』、『許せない!』の声)。そして、このときに
原発推進の旗振りをやった経済産業大臣をやっていたのが、甘利明氏です。この2人がいま、第2次安倍政権の中枢ではないですか(『ふざけるな!』の声)。安倍首相と甘利大臣
は、福島原発事故を引き起こした『A級戦犯』だといいたい。』」
そして、いつも金曜日の官邸前では、
4.「原発推進の安倍政権に抗議 官邸前行動 ゼロが民意」しんぶん赤旗12月29日
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-29/2012122901_01_1.html
記事「反原連のミサオ・レッドウルフさんは『(安倍首相)官邸へようこそ。再稼働させる気満々でいると思うが、私たちも迎え撃つ。私たちの声を聞け』と訴えました。」
4’.「新政権へ『命守れ』 発足後初 脱原発デモ」東京新聞12月29日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122902100003.html
記事「デモに来たのは四、五回目という千葉県習志野市の保育士渡辺順子さん(62)は、故郷を追われた福島県からの避難者を心配する。『自分のふるさとに帰れない人たちがも
う二回目の年を越してしまう。何もできないけれど、来年もここに来続けたい』と話した。」
被災地フクシマ 福島民友では、
5.「富岡町長、再稼働優先を批判 『県民の心傷つける』」(12/29 10:15)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news8.html
記事「・・・・全町避難している富岡町の遠藤勝也町長は28日、環境省の2副大臣と会談、『政府に原発の再稼働を優先するような姿勢が見えるが、福島県民の心を傷つけるも
の。国民の議論による合意形成がない限り、政府だけで再稼働を決めるのは福島県民は絶対反対だ』と述べ、安倍政権の原子力政策にくぎを刺した。」
・・・当たり前です、おごり高ぶった政権の勝手は許さない。
6.「入所高齢者の死『3倍増』 避難区域・34施設」(12/29 09:35)
⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news2.html
記事「・・・調査結果をまとめた論文が公衆衛生のイギリス専門誌「Public Health」に掲載された。調査は、避難区域にあった特別養護老人ホームや介護老人保健施
設など34施設で行った。」
・・・・なぜ、日本国内メデイアでは明らかにされないのでしょう。
7.「『復興元年』成果は 被災市町村、仕事納め」(12/29 10:15)
 ⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news9.html
・・・井戸川町長の無念の言葉が・・・・。
8.「福島復興局の機能拡充 副大臣と政務官を配置」(12/29 10:15)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news10.html 
9.「帰還困難区域」先送り 大熊町の除染計画」(12/29 10:15)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news11.html
・・・・除染作業の問題は深刻です、このままでよいのか。まやかしではないか。 
10.「県内工場立地が倍増 5年ぶり100件超」(12/29 09:55) 
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news5.html
・・・お金で釣って大丈夫なのか?
11.「搬入、処分で独自基準 小野町、放射性物質含む産廃」(12/29 09:55)
⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news6.html
・・・・なんともいえない・・・大変な線量だと思います
12.「帰還加速への取り組み追加 県が第2次復興計画決定」(12/29 09:55)
 ⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news7.html
 13.「営農再開に基金創設 根本復興相、前向き検討」(12/29 08:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1229/news1.html
・・・政権が変わったからか、帰還・営農復活などと放射性物質の飛散が止まっていない中でこうした動きが進行する記事が多くなっているような気がします。
他紙では、
14.「仮設暮らし 再興期す『会津っぽ』 事業の足掛かり得る」河北新報
⇒http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121229t15017.htm
記事「根っからの自民党支持者の阿部さんだが、気掛かりなことがある。「2030年代に原発ゼロを目指す」との民主党政権時代の方針が、日に日に後退している。『この苦しみ
は原発被災者じゃないと分からない』」
・・・これだけ足蹴にされても、まだ自民党に投票する? なぜか分からない、でもこういう人もいることを踏まえて脱原発の運動を進めないと、次の選挙の結果を変えるために
も。
15.「特例で2年ぶり 自宅での年越し 福島4自治体の一部」東京新聞12月29日
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122902100004.html
記事「事前に登録した住民は最長五泊六日、二年ぶりに自宅で年越しをすることができる。政府によると、南相馬市で二百二十一人、飯舘村で二百三十六人、川内村で十六人、田村
市で五十二人の計五百二十五人が登録した。」
・・・自分の家に帰るのに他人の許可が要る、この人たちの健康は誰が保証する?
15’.「福島の避難区域で年末特例宿泊 ふるさとで2年ぶり乾杯 」西日本12月29日 20:53
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/341267
原発立地問題では、
16.「大飯原発「活断層」見解一致せず 規制委、結論は長期化も」西日本12月29日 19時55分
⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122901001689.html
記事「年明けに評価会合を開き、議論するが、5人全員が一致した結論を出すのは困難な見通し。最終的な取りまとめは長期化する可能性もある。」
・・・・そうしている間におおきな地震がくるかも・・・。

今届いた朝刊では、一面下方に16.の記事、2面に、その活断層問題の解説記事、その横に2.の関連記事があります、
17.「首相、廃炉加速を支援 福島原発を初視察 」西日本12月29日 18:09
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/341232
18.「森少子化相が福島視察、就任後初 屋内遊戯施設の充実に努力」 西日本12月29日 11:33
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/341226
18面社会欄下方に小さい記事、
18.「震度4の地震相次ぐ 福島と岩手 」西日本12月30日 00:43
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/341246

★ 宮原孝博 さんから:
青柳行信様
こんばんは。
先日は大雨が降る中、今年最後の九電本店前での座り込みの取り組み大変
お疲れ様です。

私は、今月26日(水)の原発労働裁判から参加させていただき、自分と同じく
国などの権力を相手に訴訟で争っておられる梅田さんや弁護団、支援者の皆
さんによる取り組みについて知ることができ、大分県職員免職処分取消請求
事件と公務災害認定請求事件の解決に向けて、大きな力をいただきました。

私が所属していた大分県水産試験場の当時の所属長たちが私の自宅へ来て
両親に対して「おまえの息子はアスペルガー症候群だ。障害者なんだ。」などと
恫喝し、その復命書が存在するにもかかわらず、大分県人事課や大分県知事は
卑劣なやり方で隠蔽していることは、梅田さんの裁判で国などが労災認定の
根拠となる証拠を隠し通していることと同じ構図であると思いました。

私も原発労働裁判や九電本店前座り込み行動などに参加しながら、自分の2つの
訴訟で勝訴するためのヒントが得られたらよいと考えています。今後とも、ご指導を
よろしくお願いいたします。

★ FoE Japanの満田 さんから:
すでにお伝えした通り、原子力規制委員会は、現在急ピッチで、
原発事故がいざ生じたときの防災計画策定のための避難基準を
検討しています。

ところが、現在の案では、事故後数時間は毎時500μSv(7日間50mSv)、
その後は毎時20μSv(年20mSv)と高い避難基準が設定されています。
(メディアは、規制委の説明をうのみにして、IAEAの異常に高い基準、
すなわち毎時1000μSv、7日間100mSvと比較して、
「国際基準より厳しく」などと報道していますが、
これは比較する方が誤りでしょう。)規制委が踏まえなければ
ならないのは、IAEAの異常な基準ではなく福島の実情そのものです。

防災計画を策定する範囲のUPZ(緊急防護準備区域)は30kmの
ままですが、これはあまりに狭すぎます。計画的避難区域とされた
飯館村は福島第一原発から40〜50kmでした。同村に避難指示が
出されたのは、事故後一カ月以上たったときであり、その間、
村民の方々は、事故後もっとも高い線量を示した期間、
無用の被ばくを強いられました。

さらに、政府が定めた年20mSvという基準により、多くの方々が
「自主的」判断のもとでの避難を余儀なくされています。
このような実状は、今回の避難基準には何一つ反映されていません。
それどころか、防災指針で問題の多い年20mSvを正当化して
しまいます。
この問題を追及していくいくことは、うやむやにされている
福島原発事故による住民の被ばくの責任の追及でもあり、
原発の存在の根本そのものを問うことになると思います。

これは私たち自身の問題です。

多くの声で、このようなでたらめな避難基準の見直しを求めて
いきましょう。署名運動を行っています。ぜひご協力ください。
※なお、現在の案では避難基準の他にも食物制限基準などが
記されています。これはこれで大きな問題だと思いますが、
今回は避難基準に焦点をあてた署名としました。
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【緊急署名】避難基準に福島原発事故の実態を!
7日間50mSv、年20mSvは高すぎる
緊急防護準備区域(UPZ)30kmは狭すぎる
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/750msv20msv-upz.html
----------------------------------------------
オンライン署名フォーム: https://fs222.formasp.jp/k282/form1/
補助フォーム: https://pro.form-mailer.jp/fms/6fd4c23135853
団体署名はこちらから: https://pro.form-mailer.jp/fms/87992e8335813
紙フォーム(添付):
https://dl.dropbox.com/u/23151586/121228_20mSv_shomei.pdf
一次締め切り:1月9日(水)23時
二次締め切り:1月15日(火)23時
三次締め切り:1月28日(月)朝10時
----------------------------

2013年1月  日
原子力規制委員会 委員長 田中俊一様      委員各位

【緊急署名】避難基準に福島原発事故の実態を!
7日間50mSv、年20mSvは高すぎる
緊急防護準備区域(UPZ)30kmは狭すぎる

要請事項:

1. 30kmのUPZの範囲を拡大すること
2. 7日間50mSv、年20mSvという緊急時避難基準、早期防護措置の
 一時避難基準を見直すこと。
3. 福島原発事故後に取られた避難政策を検証すること。
 このため、被災住民、避難者のヒアリングを実施すること
4. 防災指針や避難基準に関して、懸念を有する市民の声を
 広くきくため、公聴会を開催すること。
5. 拡散シミュレーションをやり直すこと

【背景および要請理由】
12月27日、原子力規制委員会の「第5回原子力災害事前対策等に
関する検討チーム」会合で、下記の基準が示されました。

・原発事故時の緊急時の避難基準として500μSv/時、
包括的判断基準として実効線量50mSv/週→数時間内を目途に
区域を特定し、避難等を実施
・早期防護の一時移転基準として20μSv/時、
包括的判断基準として実効線量20mSv/年→1日内を目途に
区域を特定し、1週間内に一時移転を実施。
(出典:12月27日開催「第5回原子力災害事前対策等に関する
検討チーム」資料4)
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/pre_taisaku/data/0005_04.pdf

原子力規制委員会は緊急防護準備区域(UPZ)を30kmとしており、
この範囲内の自治体は3月18日までに地域防災計画を
策定することとなっています。

しかし、福島原発事故後の現実や、被ばくの影響を考えれば、
この避難基準はあまりに高すぎ、30kmのUPZの範囲設定はあまりに
狭すぎます。30kmで不十分なことは、原子力規制委員会による
拡散シミュレーションからも明らかです※。

計画的避難区域とされた飯館村は福島第一原発から40〜50kmでした。
同村に避難指示が出されたのは、事故後一カ月以上たったときであり、
その間、村民の方々は、事故後もっとも高い線量を示した期間、
無用の被ばくを強いられました。
また、福島第一原発から60km以上の地点でも、
事故後20μSv/時以上(福島市で24μSv/時)を観測しました。
事務局が示した基準を前提としても30kmの外側についても
「避難」の範囲が及ぶことは明らかです。

さらに、今回の防災指針や30km圏の設定には、放射性雲
(プルーム)の影響は考慮されていません。

放射線管理区域の基準(実効線量が3月あたり1.3mSv)が
年換算5.2mSv、毎時換算0.6μSvであること、
チェルノブイリ事故後生じたさまざまな疾患を考えれば、
避難基準としての20μSv/時(年20mSv)は高すぎます。

福島原発事故後、国が示した「年20mSv」という基準による
避難区域の外側では、多くの人々が自主的判断のもとでの
避難を強いられました。

今回の原子力規制委員会の検討はあまりに拙速です。
10月に策定された防災指針はパブリックコメントにすら
かけられませんでした。
原発事故によって、最も被害を受けるのは近隣の住民であり、
被害の範囲は全国民に及びます。
原子力規制委員会は、福島原発事故の実態をふまえるため、
被災住民からの聴き取りを行うとともに、広く懸念を有する
市民の声をきくべきです。

※原子力規制委員会による拡散シミュレーションでは、
100mSv/週という異常に高いIAEA基準でも30kmを超える地点が
多くあります。今回採用されようとしている
避難基準50mSv/週や20mSv/年の範囲が30km圏を大きく超えて
広がることは明らかです。予測される空間線量率上位3%を
カットする「規制庁方式(97%値)」ではなく、
「100%値」で試算すれば、このような地域はさらに広範囲に
わたります。このような視点から拡散シミュレーションを
見直し、やり直すべきです。
以 上 
※参考記事:
これでいいのか?防災指針
緊急時の避難基準…500μSv/時(7日間50mSv)、早期防護の
一時移転基準が20μSv/時(20mSv/年)、UPZ…30kmの矛盾
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/500sv750msv20sv.html

★ 松岡 さんから:
   <book12-75『敗残の記/玉砕地ホロ島の記録』(藤岡明義)>
藤岡明義著『敗残の記/玉砕地ホロ島の記録』(創林社、中公文庫)を読んだ。
いずれもアマゾンの古書で手に入れた。今、私は先輩のお父さん戦没地を調べて
いる。太平洋戦中の激戦地のフィリピンのホロ島がその地である。著者はホロ島
の生還者で、ホロ島では6030人が亡くなり、生還者は80人に過ぎなかった。
その敗走戦は、「飢餓と炊飯と雨(雨が降ると火が燃えず炊飯ができない)」に
苦しめられた悲惨極まるものであった。それは兵隊を消耗品と見る日本軍の体質
が多くの将兵の無残な死をもたらしたことでもあった。さらに驚いたことは、
「投降」自体が容易でないことだ。日本軍が投降を禁じていたこととジャングル
の中を投降指定地までたどり着くことが非常に困難なことだ。著者の非常に冷静
で理知的な態度がこの困難を乗り越えることを可能としたことが読み進めるうち
によく分かった。この本に続けて、大岡昇平の『レイテ戦記』(中央公論社)
『俘虜記』(新潮文庫)を読み続けてみようと思う。
このなかでイスラーム系のモロ民族の襲撃が頻繁に出てくるが、著者はモロ民族
の特徴を「排他性、兵器欲、貴金属欲」とし、随所にモロ民族への嫌悪感、憎悪
感、襲撃の恐怖が現れている。しかし、よく考えてみると、日本軍の侵略で土地
と食料、そして人命を奪われた彼らの怒りと抵抗は当然のことであろう。私の父
は中国河北省で戦死しているが、この著者の現地人への視線は、中国戦線での日
本軍の八路軍や国民党軍への視線、もしかして父の視線でもあったのではないか
とはたと気がついた。それともう一つ、モロ民族は鶴見良行の『マングローブの
沼地で』(朝日新聞社)や『海道の社会史』(朝日選書)では、「海洋系の交易
民族」として描かれているが、『敗残記』では「山岳系のゲリラ」とのみ見てい
る。この点については、鶴見さんの著者を読み直してみようと思う。
 
○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○ 
     ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
         今週、12月28日(金)まで。    
    来年、2013年1月4日から開始。
  ツイッター フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
           午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
      ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★

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       青柳 行信
電話:080-6420-6211
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