[CML 021640] 取調拒否権の思想(4)

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2012年 12月 19日 (水) 10:32:42 JST


前田 朗です。
12月18日

浜田さん

申し訳ございません。

次回はもう少し読みやすくなるはずです。

*****************

法学の世界には「民主主義科学者協会法律部会」という学会があります。戦後つ 
くられた学会で、「民主主義科学者協会」という横断的な組織があ りました 
が、大半がなくなりましたが、法律部会は存続しています。毎年2回、学術総会 
を開き、機関誌『法の科学』(日本評論社)を出版してい ます。(その表紙と 
イラストは私のところの学生の手によるものです。)

民主主義科学者協会法律部会の刑事法分科会は、私の言葉では「批判的刑法学」 
の牙城です。

刑法・刑事訴訟法・刑事施設法とは、権力が市民をつかまえて「犯罪者」と烙印 
を押して監獄にぶち込むための法律です。もちろん、殺人や防火の 犯人を捕ま 
えることは社会的安全のために必要です。しかし、権力は、同時に、気にいらな 
い者、抵抗する者を、でっち上げ、弾圧、不当逮捕、不 当勾留し、拷問・虐待 
し、自白を強要し、冤罪で拘禁し、最後は処刑します。これを正当化するのが御 
用刑法学です。

御用法学は御用学者と検事・裁判官によって頑丈・強固につくられているため、 
難解、壮麗、かつご立派なものとなっています。

批判的刑法学は、御用法学による弾圧と闘うことを使命とします。御用法学を批 
判するためには、御用法学の言葉と論理を用いざるを得ません。

もっとも、市民が一読して容易に理解できる刑法学をめざさなくてはなりませんね。




> 前田先輩、渾身の解説シリーズ最新版、ありがとうございますm(_ _)m
>
> しかし、回ごとに難しくなってませんか?
> ついに、読めない漢字、熟語まで出てきて、漢和辞典、国語辞典を数年ぶりに 
> 引っ張り出しました。
> ど近眼な上に老眼の僕は、辞書の小さい字を見るのがつらい。
> これです→「浩瀚な」
> 「瀚」を最初、漢和辞典の最後の総画索引で調べるのに、20画と数え間違って 
> いて、ないなあ、ないなあと悩み、も一度、画数を数え直して、な んや、19 
> 画やないか、・・・で、さんずいのところを探して、やっと発見。読みが「か 
> ん」。で、国語辞典で「こうかん」を調べて、「こうか ん」たくさんありま 
> したが、やっと見つけて、
> で、(こうかんな:大部なという意味:注by浜田)という注を挿入させていた 
> だき、めでたくブログへアップ完了しました。
>
> しかし、民主的な法の施行を願って努力されている諸先輩のご努力に、ホント 
> に感謝します。
>
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